2007年12月16日日曜日

映画「バイオハザードⅢ」resident evil : extincion

於TOHOシネマズ西新井。

ラッセル・マルケイの新作っすよ〜!
僕が見るのは「スナイパー」以来だから10年ぶりぐらいですね。

「バイオハザードⅢ」
Resident Evil : Extincion
2007年 アメリカ映画
監督 ラッセル・マルケイ

ミラ・ジョヴォヴィッチのクローズアップ、厚化粧が気になりますな。
砂漠の強い日差しをガードするためのサバイバル仕様ですかね。

それはさておき、
ラッセル「ハイランダー」マルケイ再降臨!
おそらくプロデューサもやってるポール・アンダースンあたりはR・マルケイのファンなんじゃないかな。そんな世代ですよ。

いいですね〜アンデッドの強化バージョン。
ヘタなモンスター出すよりも数で攻められる方が恐いし、ジョヴォヴィッチのかっこよさも引き立ちます。
それだけに、後半になってドクター・アイザックがモンスター化するのはいまいち。
モンスター化するという事自体お約束でつまんない。
モンスター化する前のキャラクターの方が多少なりとも興味もてたし。(モンスター化する事でキャラクターが愚鈍凡庸になっている)
モンスターよりも強化アンデッドやカラスの方が新味がある。
これだけ並べ立てても、B級映画だから仕方ない、お約束やらない訳にはいかないのかな。

ディテールやイメージにこだわったりするのもラッセル・マルケイらしいが、微妙に燃焼しきれないのもラッセル・マルケイですかね。

深層的な精神抵抗で、アリスをコントールしてるはずの衛星のチップを焼き切るシーンがありましたが、あのような"中学生的発想でもパワーで強引に描ききる"そんなシーンがラストにも欲しかった。

それなりにおもしろい映画で、ラテン兄ちゃんの死に様とか(最近パンフレット買わないので、名前覚えられない)、かっちょいいシーンも多い。
けれど、クライマックスもオチもありきたりで映画の示すビジョンや方向性が感じられない。
せっかく「マッド・マックス」ばりの荒廃世界をちゃんと描いているのに、なんだかもったいない。

ラストのヘンな東京はサービスですか。

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