2008年3月3日月曜日

愛聴サントラCD「アンダー・ファイア」under fire

ちょっと忙しくなるとブログを更新しなくなりますな。
自分の中でブログの優先順位をさほど高くしてはいけない、という戒めがありまして。
だって生産性・創造性が低いと思うのですよ。
こんなブログなんかやってていいのか?ぐらい思う。
そんな気持ちがあったからブログを始めるのには抵抗があったのです。やってみればそれなりに面白いけれど、他にやるべき事がある時は躊躇なく優先順位を下げます。
書く事はいっぱいあるんだけどね。

いっぱいあると言いながら、今日書く理由はなんもないの本日の投稿。
1983年のアメリカ映画「アンダー・ファイア」のサントラCDの紹介です。


日本公開は何年か後でしたね。
ニック・ノルティとジーン・ハックマンが、ニカラグアのアメリカ人ジャーナリストの役で出演してます。
そんなキャスティングだからアクション映画的な期待があったのだけれど、それほどでもなかった。
社会派映画としても、同時期のオリバー・ストーンの「サルバドル」の方がより強烈でした。
社会派映画でもアクション映画でもなく、人物の内面を描いた映画、とでも言いましょうか。
でもそういう映画だと思って見ないと、なんだか焦点が定まらない、ぼんやりした印象になってしまう、なってしまった。
そのぼんやり印象の劇場公開時以来見てないので、もうほとんど覚えてません。
だから今見たら違う感想かも。

映画そのものはロクに覚えてなくても、サントラCDはいまだに聴いてます。
かな〜り愛聴してます。
作曲はジェリー・ゴールドスミス。
ギター弾いてるのがパット・メセニー。
基本的にはゴールドスミスのサントラCDなのだけど、僕が持ってる1992年盤CDの解説はP・メセニーに寄ってて、世の中にゴールドスミスファンはいないかのようにゴールドスミスを紹介してます。ゴールドスミスファンとしては楽しくブーイングできます。

オーケストラ+シンセサイザー+ギター+バンフルートの4大要素がからみあって、名作を量産してるゴールドスミスのなかでもユニークな一枚ですね。

YouTubeにありました!ゴールドスミス好きな人が編集したんでしょうねえ。
百読は一聴にしかず。
Under Fire. Jerry Goldsmith Soundtrack


このダイジェスト版?には出てこないけれど、エド・ハリスも出演してます。
確かにあんまり出番ないけれど、10分もあるならちょっとぐらいエド・ハリス出せ〜!
「アンダー・ファイア」は僕が初めてエド・ハリスを見てかっこいいと思った映画でもあります。
単に"見た"のなら「ライト・スタッフ」の方が先かな。でも「かっこいい〜!」と思ったのは「アンダー・ファイア」です。
悶々とした世界の中で、己にストレートに生きる"傭兵"っぷりがいいのですよ!

女性ジャーナリスト役はジョアンナ・キャシディです。「ブレードランナー」でウロコつけてた人。
ジーン・ハックマンとは後に「ザ・パッケージ/暴かれた陰謀」でも共演してますね。(いい映画だ〜)

監督はロジャー・スポッティスウッド。
この後、僕のお気に入り映画「影なき男」と「007/トゥモロー・ネバー・ダイ」を作ってます。
どっちもアクション映画として秀逸なので「アンダー・ファイア」ももう一度見たらば評価が変わるか…いや、YouTubeを見た感じだとやはり、アクション映画というより社会派ぶった映画みたいなんだなあ。

ところでCDですが、国内盤はとっくに廃盤として、輸入盤は?
アマゾンで検索したら輸入盤中古が6000円!?
輸入盤も廃盤なのかな?と思ったらHMVで1300円で売ってるんですけど。
HMVジャパン

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