2008年9月16日火曜日

映画「ハムナプトラ3」the mummy:tomb of the dargon emperor

於TOHOシネマズ西新井

このシリーズ、一作目はわりと面白くて、二作目はわりとダメで、そうなると3作目は普通見ないんだけど、ジェット・リーとミシェール・ヨーが出てるので、見ておきましょう。

「ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝」
THE MUMMY:TOMB OF THE DRAGON EMPEROR
2008年 アメリカ映画
監督 ロブ・コーエン

ロブ・コーエンは、ハリウッドの雇われ監督の中では、まあ評価してる方かな。「ワイルド・スピード」「ドラゴン・ハート」あたりは僕好きですよ。
ハズレもあるけどね。
本作はう〜ん、いまいちだなあ。
ジェット・リーが甦って馬車で走り出してからのドタバタで寒々しいパンチくらいました。
ああいう「見せるためだけのアクション」をやるなら、シナリオでもっとうまく無理なく引っ張ってくれるか、もっとエキセントリックなキャラを出してくれるかしないと。

状況もキャラクターも、最初に提示されたままで、予想の範囲を出ない。
イェティ(雪男)が出てきたときはちょっと面白かったけど、CGまるわかりで言葉のコミュニケーションもなく、生命感があまりなかった。

主演ブレンダン・フレイザーのキャラクターが意味なく楽天的で、がんばってるうちになんとかなってしまうという、それはそれで嫌じゃないけれど、それなら他のキャラクターには、世界がそうならないような、楽天西洋人には厳しいはずの別次元のオーラがあったっていいよね。
でもすべてが、ハリウッドのあんちょくファミリーアドベンチャーにすっぽりおさまっている。
せめて息子のキャラクターを父親とまったく別のものにすればもっと面白いのに。
おさだまりの「父子の確執」も只ウザったいだけだった。

ひとつ、ジェット・リーとミシェール・ヨーの対決シーンがあったのが嬉しかった!
ミシェール・ヨーは今でもかっちょいい!

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