2009年8月9日日曜日

フジ 3Dデジカメを見に行った

富士写真フィルムのFinePix REAL 3D W1
昨日発売になりましたので、上野のヨドバシまで見に行きました。
どうせすぐには買えないので、見るだけですがね。

フジフィルムのサイト
http://fujifilm.jp/personal/3d/camera/finepixreal3dw1/index.html

お店でまず目についたのが、3D画像を見るための専用モニター。
うむむ、これは、、ひどい。
静止画はまだ立体に見えなくもないけれど、動画となると、ほぼどの角度から見ても物が2重に見える。これって立体なの?
果たして5万円でこのモニター売れるのかな。まあ世の中にはお金持ちもいるようだし、複数人が同時に裸眼で立体画像を見るシステムは、この値段ではあまりないだろうから、ことによったら売れるかも知れない。

デジカメ背面のモニターはどうなのか。
これも立体には見えるけど、だからナニ、という感じ。
「へ〜え、立体なんだ〜」ぐらいには思われても、ショックというほどではない。

モニターの前にモノが浮かんで見える、それくらいの効果がひょっとしたら…と思っていたけど、まるでそんなことなかった。

これまでのビューワーを使った立体視では、立体視する事でよりよく見える(ような気がする)のに対して、
この3Dデジカメシステムでは、専用モニターにしろデジカメ背面のモニターにしろ、立体にするとかえってよく見えないですね。
モニターのドットのせいか、描写に限界があるようで。
これ、立体で見ない方がいいんじゃね?と、手にもって思いました。

それでも、ふつうのデジカメのおまけ機能としてあるなら、「ほら、立体にも見えるんだよ」「すげ〜!」てなやりとりにもなるだろうけど、
3Dがメインのような売り方で、この値段(6万円弱)、大きさ、低効果というのは。。
そりゃあ僕みたいな立体好きなら買うだろうけど、レンズが2つ、センサーが2つあって、同期もばっちり、それだけで価値があるけど、普通の人にとってはどうなんですかね。

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