2013年10月31日木曜日

SIGMA 17-70mm MACROがやってきたので50mmマクロと比べてみる

SIGMAのレンズ 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM (2013モデル)を買いました。
同じ名前のレンズが以前からあって、今年になって新しいのが出たから、それを2013モデルと販売店で言って区別してるようですよ。

広角で撮れるマクロレンズが欲しかったのですよ。広角レンズは普通そこそこ寄れるけど、マクロと名がつくとまたいいんじゃないかと。
のみならず、手ぶれ補正もついてる、わーい!

欲しい、とは思ったけどなかなか手が出なくて、8月にフジのコンデジX10を買ったから、広角マクロで食べ物撮影するという望みはある程度かなってしまった。
色はもちろんコンデジより一眼レフの方がいいんだけど、X10でそこそこ撮れちゃうから。

ところが先日、常用レンズであるキャノンEFS 18-135mm F3.5-5.6が壊れてしまったのです。
なあんか振ると小さな音がする、小さな部品が筒の中をコロコロしてるようで、それが引っ掛かるのか、ズームリングが途中で止まってしまったり、ピントリングが動かなくなってしまったりする。カメラの向きを変えてコロコロさせるとリングが動く…
高級レンズではないし、何年も使ってるからねえ。
で、キャノン18-135mmレンズは新しいのも発売されていて、それは手ぶれ補正が強化されているらしいけど、焦点距離もF値も同じだから、それをまた買うっていうのも、なんだかそそらない。
ムービー撮影では18-135mmぐらいって、常用するのに丁度いいんだよねえ。

キャノン18-135の新型を買うか、シグマ17-70を買うか、しばし悩んで、ええい、欲しい物を買おう!
シグマ17-70を買いました。F2.8いいじゃな〜い。一番絞ってF22ですか、まあそれくらい絞れればいいかな。

シグマの50mm単焦点マクロ F2.8 EX DGも持っていて、食べ物撮影ではそれを一番使っています。
比べてみよう!

シグマ17-70mmマクロレンズの最広角、17mmで抹茶メロンパンを撮影
立体写真にすべく複数回撮って、ぴくぴく3D化

左右をトリミングしてるので、実際にはもっと広い範囲が撮れます。
カメラはキャノンEOS 7D、F値は20、シャッター速度は0.8/1秒、ISO640設定、ステレオベースは8mm
ステレオベースとは、立体写真となる2枚の写真を撮るにあたって、カメラ間(レンズの中心の間)の距離です。この場合は3枚の画像からGIFアニメ化してますが、右・中心・左のうち、右と左の間隔が8mmという事です。
カメラボディからメロンパンの最前面まで140mm、レンズの先端からだと60mmです。
もうちょっと寄れるといいんだけどなあ。これがピントを合わせられる一番近い位置です。これでレンズをズームするとにゅるにゅると筒が出て来るから、これ以上寄れないのは仕方ないのかなあ。

メロンパンがフレーム内で同じ大きさに見えるように、シグマ50mmレンズでも撮ってみました。

F値などは同じ、ステレオベースは24mm、カメラボディからメロンパンの最前面まで430mmです。
キャノンのRAW現像ソフトで補正をしています。上のふたつのGIFアニメ画像どちらも同じ現像レシピを適用しました。

見た感じの「揺れ具合」はこれで同じぐらいかな。
上の方が派手に揺れてる?白い紙の上部を見ると、下の画像もけっこう揺れてるのわかってもらえますか。

どっちの方がいいかって、好みにもよるだろうけど、やはり、より広角な方がダイナミックでいいなあ。

最望遠でマクロはどれくらい撮れるのかしら?
露出の設定は同じ、17-70mmレンズの70mm相当、メロンパンにはさまってる白い丸っこいのにピントを合わせました。ホワイトチョコチップです。

3Dではありません。ふつうの写真です。
カメラボディからホワイトチョコチップまで140mm、レンズの先端からは25mm。こ以上寄ってもピントが合いません。
RAW現像ソフトでの補正は行っていません。カメラで記録したJPEG画像を縮小してwebにアップしました。

単焦点50ミリマクロレンズで撮影、カメラボディから140mm、レンズ先端からは40mm

あらら、70mmよりも50mmの方が大きく撮れるの?ピントリングを回すとレンズがずいーっと出て来るから、ですかね。
レンズの構造の違いでしょうねえ。常識?
そう言えば50mmマクロレンズはセンサーと同じサイズに物を撮れる「等倍」なわけだけど、17-70mmレンズは1対2.8みたいですね。レンズに書いてある。
まあいいでしょ、広角で寄りたくて17-70mmを買ったのですから。

マクロの画像がぼんやりしてるけど、フードを付ければ改善されるでしょう。でもフード付けるとメロンパンに当たっちゃうから、絞りを開けるか、照明の配置をどうにかする必要が…今回は同じ条件で撮りたかったので、これでよしとしました。

17-70mmレンズはズームリングがやや重いです。あんまり軽いとカメラを下に向けたらするするとズームされてしまう(キャノン18-135がそうなのだ)、それもかっこわるいから、これくらい重くていいのかな。

動画がどう撮れるか、楽しみです。




nimslo 3Dカメラ作動せず

先日の記述でnimslo 3Dカメラが不調だったのが、電池を替えたら正常になった、と書きましたが、昨日からぱったり撮れなくなりました。シャッター動きません。
電池を100円ショップで買ったから?まさかそれでもこんなに早くは消耗しないだろう、と思いつつコンビニでまた電池を買って入れ替えてみましたが、ダメです。
露出警告灯が表示されないので、通電してません。でも電池のせいではない。
たまに撮れない、一部撮れないのではなく、まったく撮れなくなりました。
どこかで断線してしまったのかなあ。

最後に撮った写真がこれだ
小菅万葉公園の滝

多少水滴はかぶったけど、カメラの中に水は入ってない、と思うんだがなあ。

これだけ愛用してるカメラだから、もう一台買ってもいいんだけど、果たして日本に送ってくれる売り主がeBayに出品してるかしら。
してますね。今、数台のnimslo 3Dが出品されてるけど、珍しくみんな日本まで送ってくれるようです。
送料込みだと一万数千円になりますねえ。ハコと説明書いらないんだけどなあ、オレ。

2013年10月28日月曜日

nimslo 3D カメラのシャッター不調は電池消耗のせいだった

9月の23日に早稲田ZONE-Bでのイベント撮影をしまして、その時Sprocket Rocketも使ったんだけど(このブログ2013.9.29の記述)、もちろんnimslo 3Dカメラをメインに使用したのです。
ところが、nimslo 3Dカメラで撮った写真の1/3ぐらいが、まっくらで何も撮れてないのです。
これはどういう事?ストロボはちゃんと光ってたんだけど、ストロボが純正品じゃないから同期がとれてない?まさかね、純正以外のストロボを使うのは初めてじゃないし、「ストロボ光らなかった」と認識できた時の写真も暗いなりに何かしら写ってる。
でもまったく何も写ってないのがあるんだなあ。

その後も同じ事が頻発してました。
フィルムを装填しない状態でパシャパシャと空撮りしてみた。シャッター音が通常は和音なんだけど、たまに単音の時があって、そういう時はシャッターがちゃんと動いてないみたいです。
これはいかん、1980年代のカメラだから壊れても不思議はないんだけど、また買うの面倒だなあ。

電池のせいかもしれないと思って、電池を新しいのに替えてみたら、あっさり正常になりました。な〜んだ。
バッテリーチェックボタンとかないからなあ。
デジカメなら電池の消耗が激しいし、消耗具合が表示されるけど、これくらい古いフィルムカメラだとわからんもんねえ。
電池入れっぱなしで放電しちゃって、使おうと思ったらまったく動かない、これならわかりやすいけど、使ってるフィルムカメラの電池が少しづつ消耗して…という経験はあまりないので。
もっとも、フィルムカメラは昨年から多用するようになったんだけど。。

シャッター音が和音か単音かで判断するなんて、よほど静かな撮影現場じゃないとできないよ。そしてフィルムが現像されるまで気付かない…困りますね。

nimslo 3Dの電池はLR43が3個です。
nimslo 3Dを買って電池を入れたのは昨年末で、それから9ヶ月ぐらいで電池が消耗して撮れなくなりましたか。
期間よりも枚数が問題なのだが、そんなの…わかりますよ、フィルムを保管してるから。
9月23日までにnimslo 3Dカメラで撮ったフィルムはちょうど30本。36枚撮りとして1080枚、シャッターを空押ししてるのもあるけど、今後も30本が近づいたら電池消耗を疑いましょう。そんな指針ができました。
ただ、昨年末にはコンビニで電池を買ったけど、今回は100円ショップだから、どうなんでしょうねえ。

2013年10月27日日曜日

アンドレ・ノートン「未知なる銀河航路」andre norton "galactic derelict"

アンドレ・ノートンのファンですが、なかなか未読の本を読む機会がないです。
葛飾区のひきふね図書館の書庫にありました。
タイム・エージェント・シリーズ 4「未知なる銀河航路」
日本で出版されたのは昭和53年5月、久保書店からですが、アメリカではいつの出版なのか、それらしい記述がないので…webで検索すればすぐにわかりますね…1959年でした。

シリーズ4とは言っても、日本での発行が4番目なので勝手にそうしたようで、巻末の解説によると実際にはシリーズ2作目らしいです。
作品ごとに舞台やテーマが違って、主人公も違うので、まあ順番どおりじゃなくてもいいと判断したのでしょうか。
でもやっぱりこれはねえ、だって、読み終えたら前後がどうなってるのか読みたくなったよ。
どうやら前作の謎が解明された様子はなく、謎は増えてるのではないかな。

ストーリイ。この設定の20世紀では、過去を映像に見る技術があって、見るだけでなく密かに「行ける」ようにもなってて、まあそれは大掛かりなシステムが必要で大国の組織でもなければ難しいんだけど、米ソ冷戦の頃なので競い合って過去に行っているようです。
遠い過去にしか行けないのかな。たぶん。遠い過去に行って異星の宇宙船の残骸から有用なものを持って帰る、そんなことをやっている。
どうやら宇宙船の墜落は過去に少なからずあって、それをさがすセンサーみたいなものがあるような。
そして宇宙人というのは2派あるようで、どちらも友好的ではないようで、20世紀の地球人から見ても超高度な科学を有しているような。
今回は1万2千年前に行って、その当時に墜落した宇宙船から何か持って帰ろうとするのだけれど、行ってみたら普通に着陸した宇宙船があって、乗組員は死んでて、これは大発見、このまま20世紀に持って帰ろうとするんだけど、時間移転の機器を作動させたとたんに宇宙船が自動操縦で出発、20世紀に戻ったんだろうけど、中にいた主人公達調査員を載せたまま大宇宙に行ってしまう。おそらく母性に向かっているのであろう…
というお話。

面白かったかと問われれば、そりゃあまあ、ノートン女史の冒険談ですから面白いけど、やはりちょっとこれは、前も後ろも宙ぶらりんなのでうーん、なんだかねえ。
僕が上に書いた説明文のうち、米ソ冷戦はまったく「未知なる銀河航路」に関係しないです。どうやら1作目にソ連の基地がでてくるようです。
宇宙人が2派というのも1作目で、今回はそのうちの片方だけみたいです。

ノートン女史は1作目を書いた時点でシリーズ化するつもりではなかったようです。
そうなると(そうならなくても)やっぱり1作目を読みたいですねえ。

シリーズは4作しか書かれていないようです。
ひきふね図書館には「未知なる銀河航路」だけあって、他の3冊はありません。
それが読める日がくるのかなあ。

2013年10月16日水曜日

grasp the waterをGoogle+とPicasaで貼り付け

NImslo 3Dカメラにクローズアップフィルターを取り付けて(このブログ2013.5.28の記述)、公園の水のみ場で夜中に撮影したことがありましたが(このブログ2013.9.2の記述)、
今回は家のバスルームでまあまあ似たような撮影をしました。黒いラシャ紙を背景にして。

で、その画像をGoogle+にアップロードしてみたのです。
もちろんFlickrにもアップしたけど、どうもFlickrはGIFアニメが迫害されてるようだし、Tumblerはあんまり大きな画像はアップできないし。

Google+でGIFアニメをアップロードできるのは知ってたけど、wiggle3Dのコミュニティもあるけど、
やっぱり写真をアップする、見せる、グループ化する、タグ付けするといった点ではFlickrが一番だと思うんだなあ。だからGIFアニメについては残念。
逆に言うと、Google+はSNS的な写真の生かし方ばかり気にしてて、SNS指向が強くないとシステムを理解するのが面倒くさい。
フォトグラファーの写真発表の場、写真ストックの場としては必ずしもかっこよくない。
でもGoogle+はサムネイルの画像からしてアニメーションしてくれる、これはいい!ずらっと並んだサムネイル画像が動いてる、壮観ですな。

GoogleはPicasaウェブアルバムという写真共有サービスもやってて、同時にGoogle+で同じ写真を共有・管理する事になってるのです。
Google+で写真アルバムを作って写真をアップすると、Picasaにも同じアルバムができます。Picasaでアルバム作っても同じ。
どちらかで公開設定を変更ると、もう片方も変更される、かな。よくわからないけど、たぶんそう。
だから僕の場合は、世間一般に公開するつもりのない、仲間内のイベントの写真なんかは公開設定を狭めてPicasaのアドレスしか教えないようにしてます。
そのアルバムはGoogle+で共有もできるけど、はずみで公開範囲が広がってしまうかも知れない、、、という認識で正しいのかな。よくわかんない。

さて今回アップした水と手のモノクロGIFアニメ「grasp the water」と名付けて、まずはGoogle+で公開。
どうやらそのアルバムページからこのブログに貼付けるHTMLコードを生成できない?みたいなのだけど、Google+でアルバムについて紹介すると、その紹介コメントを貼付けられるんですね。こうやって


Picasaも貼付けコード生成してくれるので、やってみた。ブログ上でスライドショーできるって。

あれれれ、アニメーションしませんよ。
うむむむ。
貼り付け画像がアニメーションしてくれるGoogle+に分がありますね。

Picasaのアルバムには、アルバムにリンクしてる画像貼付けコードがあって、それはアニメーションしてくれるんだけど小さいし、1枚だけだからつまんないなあ。
grasp the water



実はこのブログ、GoogleのサービスだからPicasa・Google+の自分のアルバム写真を貼付けるのは簡単なんですけどね。

2013年10月13日日曜日

Manfrorro 卓上三脚 MP3-D01 D02

マンフロットの卓上三脚MP3-D02を買いました。
三脚と言っても…まあ足が3本あるから三脚か。。こんな形です。

高さは最高で40mm。
固いバネで足が動かないようになってるだけですが、わりと大丈夫。
折り畳むとコンパクトになるのがいいです。
「使うか使わないかわからないけど鞄の中に入れておく」にはこれくらいの大きさじゃないとね。ポケットに入れておくのはちょっと無理があるかな。鉄製で重さがあるから。


アマゾンのページには一眼レフにも使えるようなことが書いてあるけど、さすがに7Dぐらいになるとかなり不安。小さい一眼かコンデジならまあいいんじゃないかと。

コンデジでも三脚穴がカメラの中心にない場合はバランスをとりにくいので、オスネジを通す穴を替えます。そして「FRONT」が前になるようにピタっと位置が決まれば、前後左右の傾きなども調節しやすいです。

屋外のオープンカフェなどで、2ウェイシフターを載せて食べ物接写できたらいいな〜と思って買いました。
あんまり物々しい装備だと気が引けるから、三脚は小さい方がいい。2ウェイシフターがすでに物々しいんだけど。

浅草ふなわかふぇにて

カメラはFUJI X10

こうして撮った写真がこれだ!
DSCF2736_W700

と言いたいんだけど、実際には高さが足りなくて三脚の下に台を敷きました。
お皿モノならこの卓上三脚プラス2ウェイシフターでいいだろうけど、椀モノはもうちょっと高さが欲しいですね。

僕が買ったD02は色が明るいグレーですが、ふつうに黒いモデルもあります。