2015年10月1日木曜日

STEREO GRAPHIC カメラ入手 記述2

前回の記述で、STEREO GRAPHIC カメラの
・ふたつのレンズの歪みの違いが大きいこと
・撮った画像の1/4ぐらい無駄になること
を書きましたが、それってひょっとして、立体写真としてより効果的にするために、そのように設計されてるのかしら。
左画像の左側、右画像の右側…


この手法は、レンズひとつで360度パノラマ立体画像を制作する時に応用したのですが
(このブログ2014.5.25の記述)
レンズふたつでこれをやってるとしたら「ステレオ執念」的なものを感じますな。
実際の事情はわかりませんけど。

STEREO GRAPHICカメラはステレオベースが70mm。
レンズがきっちり平行にセットされていたら左右の画像の撮れる範囲は70mmしか違わないはずだけど、もっと違いがあるという事は、やや傾けてセットされてるのか、あるいはレンズの中心とフィルム感光面の中心がちがうのか。

STEREO GRAPHICカメラでテスト撮影した画像をもうひとつ。
平行法

上の写真の、カメラから手前の花までが2m程度。
まあ普通に効果のある距離だけど、背景まで見ると、けっこう立体効果があるような気がする。
左右の歪みのおかげでしょうか。
まあそれでも、ちらちらするのが気になりますけど。

じゃあ、もっと距離が遠い場合でも立体効果があるのか?
STEREO GRAPHICカメラはバルブ撮影もできるので、夜中に歩道橋から車が走ってるのを撮ってみました。
たまたまパトカーが通ったので、赤い軌跡が撮れました。
カメラから軌跡までの近いところでの距離は…7mぐらい?
平行法

ステレオベース70mmだから、それによる立体感はほとんど得られないはずなんだけど、レンズの歪みのおかげで…左右が違っているので…これは立体感なのか?
立体に見える?見える?

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