2019年5月4日土曜日

ImageTech PHOTON 3Dにソニーの0.7倍ワイコン

このブログ前回の記述、3眼カメラにワイコンテスト https://yhmv.blogspot.com/2019/04/3.html のつづきと言いましょうか。
前回はKalimar 3D Wizardだったけれど、今回はImageTech PHOTON 3D 888を使用して、ワイコンをおおよその位置に手で保持するのではなく、リグで固定してみました。
カメラをPHOTON 3D 888にしたのは、三脚ネジ穴があるからです。 Kalimar 3DやImgaeTech 3Dfxには三脚ネジ穴がありません。ネジ穴があるとリグを組みやすいような気がして。

100円ショップでワイコンのサイズと同じぐらいの円筒形の容器を買いました。
ソニーのワイコンVCL-HG0758を使用するのですが、容器が少し大きいのですき間を埋めるのにコルクシートも買いました。ビバ!100円ショップ!
で、いきなり制作経過は省略して、まあこういうのができましたと。
容器を買う前に、手持ちのスライドバーやらを組み合わせて、あとはここにこんな容器があれば、そこに穴あけてネジで止めればいいんじゃねか?と。
わりと思った通りに組めたような。
ほぼ中央に3眼レンズが見えてますね。おそらくケラレはないでしょう。
コルクシートをぐるり一周に貼らないで所々なのは、きつすぎないようにするためです。実際最初はもっと貼ったんだけどきつかった。きついとワイコンが入り切らなくてフタができない。
そう、容器のフタはレンズキャップになるのです。容器を買ってから気付いた!
真横から見るとこんな感じ。
上下の中心があってないように見えますが、この写真を撮った角度のせいでもあります。実際わずかに上下があってないんだけど、撮ってみて気になるならワッシャーでも入れようかと。左右はスライドバーなので調整できますからね。

カメラ内蔵ストロボの光だとワイコンで影になってしまうので、外付けストロボをスレーブモードで使用します。

容器に黒テープを貼るとよさそうな気がしたので一部貼ってみた。前の方に黒テープを貼らないのは、レンズキャップ(フタ)できなくなりそうなので。

手元にあるバーでとりあえず組んだリグで完成にしてしまったので、後ろに出っ張ってます。ファインダー見にくいよー。
ていうか、ファインダー見ても上半分ぐらいがワイコンで見えなくなってて、左右の中心はなんとなく分かるけど、上下の中心がわからないから、これくらいがフレーム範囲になるだろうと見当つけにくい。うむむ。

テスト撮影!
東高円寺二万電圧での、ぬ界村ライブショーに行きました。
たしかにワイドに撮れてます。ピントが…真ん中はまあまあだけど、両脇が甘いなあ。
GIF化。まずは歪みの補正なし。
うーん派手に歪んでますね。
手作業で歪みを補正。
まあなんとかこれくらいのレベルまで補正しました。
補正わりと面倒ですよ。画像を見ながら四隅をあちこち引っ張ったり。この補正作業をAIさんにやってもらいたいなあ。
そして、左側の1コマだけフレアだか何だか盛大にありますね。どうしてだろう。前回のKalimar 3D Wizardではそうでもなかったのに。カメラのレンズの特性か、あるいは…
内蔵ストロボの光がレンズに影響しないように遮光をしてなかったからなあ。(しろよ!)そのせいかな。

もう一枚GIF化。歪み補正してます。
他のテイクもみんな1コマ、同じコマがフレアっぽいので、 次はちゃんと遮光してみますね。左側の画像って事は右のレンズの写真で、内蔵ストロボは左側にあって…いやまあ、ワイコンの中で光がどう反射してるか分からんしなあ。

これくらいが中心かな〜とカメラを向けてみたら上部に余白ができました。次からは意識して下を狙ってみます。

ちなみに、ワイコンを使用しないで撮った普通のテイクがこちら。
ストロボはカメラ内蔵のみ。歪み補正してます。
クリアですなあ。サハラ君(twitter@sahara_nukai)の表情がはっきり見えた方が写真としてもいいので、こっちの方がいいですね。

自然な立体感になるように歪みを補正するのは難しいですねえ。この程度の出来でも時間かかってちょっと面倒だし。
GIFじゃなくて平行法や交差法だったら、多少歪んでいても立体的に見えるんですけどね。



今回使用したフィルム
Kodak GOLD 200


このへんを使ってます。よく使うプレートです。
エツミ フリーツインプレート


後ろに出てるのがこちら
エツミ スライディングプレート


容器を切るのにノコギリを使ったよ!プラスティック、塩ビ用ね。こんな値段高いのじゃないけど。

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