2023年12月31日日曜日

Loreo 9005 x2にクロスフィルター4つ cross filter

 Loreo 9005を2つ使用した4眼システムにクロスフィルターをつけてみよう。

1年ぐらい前、まだこの4眼システムが確立してなくて、とりあえず2眼だけでケンコーのスノークロスフィルターを付けてテストしてみました。

ケンコー スノークロス。リンク先にサンプル写真もあります
https://www.kenko-tokina.co.jp/imaging/filter/cross/4961607352212.html

とりあえずフィルター2つ。でもいまいち、あまり美しくないなあ。なのでそれっきりでした。

車のヘッドライトをフィルター付きで撮った
これは車のヘッドライトです。
どうやら、美しい効果のためには、絞りをf5.6より開けるのが望ましいようで、Loreo 9005は明るくてもf11だから、なかなか「6本スジがシャキーン」とはならないのね。車のヘッドライトでやっとこれじゃあなあ。

最近、近所の公園の花壇にイルミネーションができたので、ちょっと4眼で、クロスフィルターで撮ってみようかな、そう思ってケンコーのスノークロスフィルター2枚でテスト。まあ、そんなに美しくないけど、効果はあるしなあ。もう2枚買っちゃう?
しかしアマゾンで検索したら、ケンコーのスノークロス58mmが2500円ぐらいする!
1年前の履歴を見たら1200円弱で買ってるから倍になってる!2枚買ったら5000円じゃん。

検索するとスノークロスじゃなくて、ただのクロス(十文字)の安物が58mm1枚690円ってあるね。これでいいか。4枚買わなきゃならないけど、4枚で2760円ならまあ…

買いました。

安物クロスフィルター4枚

Loreo9005ふたつとクロスフィルター

安物だけあって、フィルターの角度をどの位置に調整するかは「締め具合」で決めなさい、と。まあアマゾンの商品写真を見た時になんとなくそんな気はしてた。

フィルター4枚を同じ角度にするのではなく、少しづつ変えて、アニメーションした時に回転してるように見えたら面白いのではないか。そもそもの発想がそこからなのです。

4つのレンズに角度を変えたクロスフィルター

近所のイルミネーション。

かなり近寄らないとクロス効果が出ませんね。光が弱いから。(レンズが暗いんだってば)
普通の一般住宅や小さい店舗のイルミネーションよりも、この花壇イルミネーションはやや明るい。それでいて、近づいて、ISOもシャッター速度も明るくして、やっとこの効果なので、なかなか厳しい。イルミネーションの規模ではなくて、一つ一つの明るさがもう少し欲しいので、このシステムはあんまりイルミネーション向きではない、かなあ。


光のスジのくっきり具合に違いがあるのは、どうやらフィルターの個体差みたい。
フィルターが曇ってるのかなあと、少し拭いてみたけど変わらず。フィルターの位置を替えてみた、どのレンズに付けるか替えてみたら、やっぱり!特定のフィルターだけ効果がくっきりしますね。安物だから個体差があるのか〜。
そう思ってフィルターを肉眼で見ると、その「くっきりフィルター」が他のよりクリアに見えますね。うむむ、こんな事があるとは。ケンコーのフィルターにすればよかったか。

まあ買ってしまったものは仕方がない。遊ぼう。


小さいLEDでもレンズに向けて光らせれば、そこそこクロス効果がある、はずだけど、ちょっとわかりにくいな。この5本の指のライトにクロス効果欲しかったけど、5本指ともはっきりレンズに向けるのが難しいし、カメラと距離が近いから4つのレンズともに同じようにはそもそも当てられないかもしれないし、フィルターの個体差はあるし、レンズはf11だし。

やっと2つのライトでクロス効果を得られた。

くるくる回っております。


参考
nimslo 3Dカメラにクロスフィルター(大きなフィルターを1枚なので、光が回転しません)
このブログ2015.1.24の記述
nimslo 3Dは絞りオートだけれど、暗い環境だとf5.6なので効果ばっちりだ。

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個体差があるけど、1枚だけ普通に使うぶんにはいいかも知れない、
58mmで690円のクロスフィルター (クロス効果の角度はフィルターをゆるめて調整!)
https://amzn.to/41DKK0h アマゾンjp

本当は欲しかったケンコー スノークロス58mm
https://amzn.to/3H2BXLK アマゾンjp

ケンコーのオンラインショップを見たら2068円って、こっちの方が安いじゃん!
https://shop.kenko-tokina.co.jp/view/item/000000003795
しかも2枚買ったら送料無料だ!くそう!




2023年12月29日金曜日

RETO 3Dに5稜プリズムフィルター

 ERTO 3Dにプリズムフィルターシリーズ。

「カレイドプリズム」このブログ2022.1.20

「ストライププリズム」このブログ2023.11.30

そして今回の「5稜プリズム」

RETO 3Dにプリズムフィルターを装着

「5稜プリズム」って名前は、ただ「プリズムフィルター」では他のと区別できないから、何かしら名前が要るよね、ということで適当に、五角形でもないから、稜線が5本あるから、とりあえず勝手に命名。

絶対3D効果ないよね。むちゃくちゃになるだろうなあ。

撮ってみた。しろねこ。


GIF化

ちょっとおもしろい?

二重露光もやってみた。

基準点をどこにするか、普通は猫の眼にするけど、眼がいくつもあるから、どの眼とどの眼を位置合わせすれば、よりスムーズなアニメーションに見えるのか、(見えないけど) 
まあこれかな、っていうGIF

撮影でまず難しいのは、ファインダーで見えるアングルが、撮れる写真と違うことですね。
この距離でこの角度でファインダーを見ると、あれ?いつもなら猫の顔が中心にくるんだけど、違うなあ。プリズムが光を曲げるからだな。そして、レンズにどんな光景が入ってくるのかもわからない。一眼レフじゃないから。
プリズムフィルターはみんなそうなんだけど、この「5稜」フィルターは特にそんな気がした。


慣れれば、5稜の角度を常に一定にすすれば、ファインダーを見ながらプリズム効果を予測できるだろうけど、そんなに極めたいかと言うと、うむむ。

使用フィルムはLomography EARLGREY 100



2023年12月24日日曜日

LOREO9005 x2 撮影現場でスマホでGIF作成できるか

 LOREO 9005を2つ使用の4眼システム、撮ってすぐに現場でGIFにして見せられたらいいな、スマホでできたらいいな、できるかな。そりゃ時間かければできるけど、スピーディにやってどらくらい?5分ぐらいでできたらいいな。

カメラの撮影データをスマホに読み込むのに、Canon 70Dも今どきのカメラですから、WiFi機能ありますね。それで読み込めるけど、よりスピーディにとなると、WiFi機能付きのSDカードの方がカメラ側で何もしなくていいから、手間が少ないのではないか。
今はもうWiFi機能付きSDカードって廃れてるみたいだけど、昔買ったのが2枚あるから、やってみたら確かにたぶん、こっちの方が手間少なくて早いと思う。
しかし、たまにカメラがカードを認めてくれなくて、初期化してくださいとか言ってくる。WiFI機能のためにカード上のソフトウェアも関わってるので、初期化するとWiFi機能が失われてしまう。復活するにはスマホではなくPCが必要で、現場ではどうにもならない。カードを何度か抜き差しすると、初期化しなくても認識する事があるけど、認識しないままの可能性もあって、それを考えるとWiFI機能付きSDカードはやっぱり使えないかなあ。

あとは普通のSDカードでも、カメラから抜いて、カードリーダーでスマホで読み込むという手もあるけど、これも手間が増えるからスピード面ではどうかなあ。

その前に、LOREO 9005とワイコンに番号を振って、カメラも左右を決めて、4枚の画像の歪み具合が常に同じになるようにした。


そうすると、1番、2番、3番、4番、それぞれの画像の歪み補正値が決まって、スマホでも補正しやすくなる。
こんなことはとっくにやっとけ?
PCで補正するにしても何で補正するにしても、普通最初にやるもんだ?そうね。これをやらないで毎回補正してました。どのみち、常に同じ補正値でばっちり補正できるとは言い切れないので。
でもスマホで現場でだから、「とりあえずこんなの撮れました」と示せればいいなら、ざっくり補正でもいいのだから、補正値は求めておきたいかな。

歪み補正値とは、PCの画像編集ソフトで変形するために、私が目安として使う用にメモしている値です。
この場合、
1番画像、99.3%に縮小・マイナス0.6度回転
2番画像、99.5%に縮小・マイナス1.0度回転
3番画像、補正なし
4番画像、補正なし
というのがPCで出した値で、もちろんこんな単純な補正で完全に歪みの違いはなくならない。しかしたとえばPhotoshopのメニューの変形/ワープもかなり有効な補正ツールではあるけれど、数値入力できないと加工の再現が面倒くさい。同じように歪んでいるなら数値入力だけでサクッと補正できたらいいな。ちなみにPhotoShopにはやったことを記録再生する機能があって、それで同じ歪みだったら一発補正できそうだけど、画像の解像度や縦横比が一定ではないので変形/ワープはうまく再生されない感じ。そこまでこだわっても完全に補正できるとは限らないし。

まあ「拡大縮小・回転」の簡単な補正のみだとしてもやらないよりはまし。いや、わりといい感じになったりするかも。
というのが上の補正値。
(値は現状のシステムで有効なのであって、他の9005やワイコンでは違ってくるだろうから、他人様の参考にはなりませんので)
スマホで拡大縮小や回転を数値入力できるなら、補正もできるよなあ。

僕が使っている画像編集スマホアプリは「Photo Editor」 (アンドロイドアプリ)
たまたまインストールしたら、無料バージョンでも広告が目立たなくて、超多機能でビビりますねこりゃ。ただその、多機能っぷりがわかるまで使うことがあまりなかった。
たとえば、今回は使用しないけどレイヤーを使用した編集機能があって、3D-GIFの基準点を決めるのに下のレイヤーと比較して位置調整できる。ただ、レイヤーを保持したままファイル保存できないので、結局4枚の画像を書き出すには、位置調整してレイヤー固定して書き出し、を何度かやらねばならず、それはそれで時間かかる。入院してたときにこの機能に気づいて、入院食を3D-GIFにするのに活用しました。
けど今回はスピード重視なので、レイヤー機能は使わず、「拡大縮小・回転」の後に縦横比を決めて解像度を決めてトリミングする、そのときに基準点も決めながらやってしまえ。

PhotoEditorはGIFに対応してないので
アプリ 「GIFメーカー,GIFエディター」
で4枚の画像からGIFを作成。
無料バージョンだからGIFの解像度は高くないけど、その場で見せるためだから十分。

こんなアプリを使わなくても3D-GIF作成専用の「RETO3D」があるじゃないか?
そうなんだ、そうなんだけど、スマホに入ってるんだけど、何故かアプリから画像を開けなくなっている。以前のスマホでは普通に使えたのだけれど、9月に買い替えた今のスマホでは、アプリ開けるけど、「画像を開く」画面になるけれど、ファイルのサムネイルが白っぽく表示されてて選べない、開けない。アンドロイドのバージョンが上がったから?
アプリRETO3Dは有料バージョンもあって、無料だと3枚、有料だと4枚の画像からGIFを作成できるからこの機に有料にしようかと思ってたけど、久しぶりに使おうとしたら画像開けないじゃん!有料にしたら開ける?いやいや、開けなかったら泣ける。結局無料で使えないままです。

さて、撮影現場でどのようにカメラのデータをスマホに読み込むか。
結局、カメラのWiFiを使用してみました。ライブハウスで。
カメラを設定して、スマホも設定して、ええと、もう読み込めるはずなのに、なんでこんなに反応が遅いんだ〜!うう、やっとできた。これを2回…
結局、その日はライブハウスでGIF作成は諦めました。そんな絶望的でもなかったけど、そもそも必要があったわけでもないし。

そのデータから、家でスマホアプリだけで3D-GIFを作成してみました。
バンド「クロメ」のギタリスト

クロメ
渋谷ギルティにて
ファイルの読み込みから完成までの時間は、合計して20分程度でした。
現場でサクッと見せるには、ちょっと時間かかりすぎですねえ。作業に慣れれば15分ぐらいにはなるだろうけど、理想を言うと10分以下、いや5分以下がいいなあ。
画像のコントラスト調整などは「GIFメーカー,GIFエディター」でおこないました。

ちなみに家でデータをRAW現像してPhotoshopでGIFにしたのがこちら



WiFi機能付きSDカード
一応アマゾンでも売ってた、海外版FlashAir。でもやたら値段高い。日本版はもう廃版で、これでなければって人じゃなきゃ買わないから?

2023年12月20日水曜日

LOREO 9005 x2のV字リグ

 このブログ2023.11.29の記述、Loreo 9005をふたつ使用しての4眼システムで4レンズを直線に並べるのではなく、変形なリグを面白半分にやってみた、てな事を書きましたが、今回はもう少しおとなしいけど実用的?かも知れないリグ、「V字」リグです。

Loreo 9005 2台のv字リグ
Vと言うほどVでもない「逆への字」と言いましょうか。

ちょっと試しに自動販売機を撮って

自動販売機テスト撮影

GIFにしたら、わりとバカっぽくて面白いかも。
自動販売機が大きく揺れるGIF

もう少し傾きを緩やかにしたいなあ。
カメラのひとつを自由雲台で傾けているのだけれど、雲台の高さがあるから、どうしても一定以上の角度にせざるを得ない。小さい雲台にすればもっと緩やかな角度になりますね。

上の自販機を撮った自由雲台はベルボンのQHD-43です。
それより15mm低いベルボンの雲台があったので…型番は表面が剥がれてて読み取れず。それくらい古くから使っている…それを持ってライブハウスに行ってみた。
しかし、小さい雲台はいまいち、ワイコンふたつのデジタル一眼レフカメラを支えるにはちょっと無理があったようで、動かないように締めたはずなのに緩みがち。カメラの角度を固めるのに手こずった。
自由雲台ふたつ使用して、もっと緩やかな角度にするプランもあったけど、ますます手間かかりそうなので、雲台は小さいのひとつだけで、Tha pino noirのライブを撮りました。

ドラムプレーヤーのGIF

ドラムプレーヤーをスローシンクロ撮影したGIF

ギタープレーヤーのGIF

まあ、面白いかと言われると面白いけど、「これからはコレだ!」と言うほどではないですね。普通に直線リグで撮って、「いいな」という画像を知ってるので、これなら普通に撮ってもよかったなあ、もったいなかったかも、とか思ったり。

もっと手軽にできるテクニックならありだけど。

ドラムプレーヤーのGIF

自販機のGIFは面白いんだよなあ。無生物がいいのかな。
四角いのが下駄履いてるふうに見えるのがカワイイのかな。