2010年11月8日月曜日

Canon EF-S18-135mmとSIGMA 30mm

EOS 7D用に、SIGMAのレンズ 30mm F1.4 EX DCを買いました。
今まで持ってたのがレンズキットで買ったキャノンのEF-S18-135mm F3.5-5.6 ISでして、まあ35mmカメラ換算だと29mm〜218mm相当なので、使う機会が多そうだから、これでよかろう、てなチョイスでしたが、やはり開放でF3.5というのは、もうちょっと明るいのが欲しい時もある。

なので、単焦点レンズだけれど、明るいのを買ってみました。
7Dで焦点距離30mmというのは、35mmカメラ換算だと48mm程度。
いいですね。

キャノンのEF-S18-135mmに不満と言いますか、危惧がもうひとつありまして、
食べ物などの接写をして、ぴくぴく3D写真にした時に感じるのですが、周辺部の歪みが大きい、ような気がするのですね。



比較してみた画像です。
お皿の手前側、キャノンのレンズの方が、より大きく動いてる、お皿をひねってるように見えるのですが、これが画像の歪みでしょうねえ。
以前、フジのS7000で撮ってた時はこういう「ひねり」は感じなかったので、EOSで撮ってて「あれ?」と思ったのです。
じゃあS7000の方がいいレンズなのかというと、S7000はセンサーが小さいのでレンズ先端から1cmぐらいの接写ができるのですね。
なので、レンズから数cmのところで最広角で撮るのと、
EOS 7D+18-135mmレンズで、20cmぐらい離れてズームして撮るのと、
その違いで「ひねり」が発生する、という事もあると思います。
ここでS7000で同じモノを撮った画像があるといいんだけれど、S7000はセンサーが壊れてしまったようで、撮れないのです。

さて上の画像、レンズ以外はまったく同じ条件、ではないです。
フィルターが、キャノンレンズで使用してるのがケンコーMCクローズアップNo.3で、シグマで使用してるのがマルミ光機のクローズアップ+3です。
18-135mmレンズがフィルター径67mmで、シグマ30mmがフィルター径62mmなので、またフィルターを買いそろえなきゃならない…。

焦点距離はもちろんシグマは30mmですが、キャノンの方は…だいたい同じぐらいにしてみたつもり、という程度。
F値も違います。被写界深度は今回のテストのテーマではないので、見た目の明るさが合うようにしました。
もうひとつ、本来重要なはずですが、撮影時のカメラ位置、なんとなく同じになるようにはしてみたものの、厳密には違います。これが違うとこのテストの正確さに疑問符がつきますが、まったく同じにするのは面倒だったので。
でもだいたい合ってると思うんだがなあ。

んー、やはり単焦点レンズの方が「ひねり」が少ないですね。
レンズの善し悪しというか、ズームレンズ対単焦点レンズだと、こういう事になるのかな。
面白い映像を作るならひねりもアリですが、より立体感に集中してもらいたいなら、余分なひねりはない方がいいですね。

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