2017年12月15日金曜日

ビューマスターリール作成の追記 view master reel

2017.12.10前回の記述の追記です。

2枚の紙が張り合わさってるビューマスターの空(から)リールを無理矢理はがして、フィルムをセロテープで貼ってたのですが、本来は2枚のすき間にするするとフィルムを差し込んでもっとお気楽にリールを作成できるようになってる、そのためにすき間があるのですね。やっぱりそうなのね。

なので、すき間から差し込むやりかたをやってみた!
とは言え、専用カッターがないので、丁度いい大きさには切れない。やや大きめに切っておいて、だんだん小さく切っていって、ベストな大きさと位置を求める。
これがやってみたら難しい。

前回と同じように切っていてはまず入らないので、上下ギリギリに…まだ入らないか、もうちょい切って、もうちょい切って…これ、左右2枚で上下の余白を同じようにするのは難しいぞ。ていうかできなかった。
左右の余白も同じにするのは諦めた。切りすぎるとアウトだから、このへんでやめておこう、と。

結局、フレーム内における被写体の上下左右の微妙な位置と、傾き具合まで違ってしまった。
ビューワで見たけど、立体視できなかった。上の写真をぱっと見ても、左右の余白が違うのはわかるでしょう。これくらい違っても立体視はできるかな〜と思ったら、角度も違ってて脳が立体視を拒絶しました。

専用カッターがないとこの、本来の「差し込み方式」はまず無理ですね。

専用カッターがあったとしても
https://www.lomography.com/magazine/235973-the-meopta-stereo-35-aka-the-view-master-camera
によると、更に小さくトリミングする必要があるみたいなので、そんなに簡単には行かないんじゃないかな。

その昔、大勢?がチャレンジして討ち死にしたのは「専用カッターで切って」「すき間から差し込む」に固執したせいではないだろうか。
まあ自分は専用カッター持ってないので、どっちがどうとは言い切れないのですが、少なくとも現状では、リールをひっぺがして、セロテープで貼る方が細かい位置調整(と言っても肉眼と指先なのでさほど細かくもないのですが、無理なく立体視できる程度には調整できます)をやりやすいし、完成品にはそれなりの満足を感じます。時間かかりますけどね。

ちなみに、ビューマスター用のカメラと言ったら、View Master Personalというカメラあって、それはmepotaと違って斜めフィルムではない、当然カッターも切れる範囲も違うので、そっちはどうなのか、楽に差し込みマウントできるのか、わかりません。
https://en.wikipedia.org/wiki/View-Master_Personal_Stereo_Camera

View Master Personalと同じメーカーのView Master MarkII は斜めフィルムですね。ふーん

ちょっとかわいい感じもするけど、斜めフィルムって事は、実物はゴツいんだろうなあ。


2017年12月10日日曜日

ビューマスターリール作りました view master

これまでの歩み

meopta stereo カメラを買って
(このブログ2017.10.8の記述)
それがビューマスターリールを自作するためのカメラなので
空(から)リールも買って
(このブログ2017.10.21の記述)
リールとは関係ないけど露出計も買って
(このブログ2017.10.31の記述)
meopta stereoカメラのストロボ同期についての問題点なども気付いて
(このブログ2017.11.26の記述)

とっくに撮影も現像もしてたんだけど、時間がなくてリール作成まではしてなかった。
しかしようやく、今月初めのステレオクラブ例会に間に合わせるように、なんとかリールできました!

以前にブログに書いたけど、リールは紙の間に薄いスチールがはさまるように張り合わせれていて、ステレオクラブ諸氏によると、本来は下の写真のように剥がして使用するのではなくて、張り合わされてないすき間からフィルムをするすると挿入するものらしい。そうか、そうなのか。そんな気がしないでもなかったけど、専用カッターがないからそんなぴったりサイズには切れないよ。
ワタシは思いっきり剥がして、セロテープでフィルムを貼って、
また2枚のリール紙(および薄いスチール)を貼り合わせました。セロテープで。
両面テープでもいいんだけど、後々修正する可能性を考えると、剥がしやすいセロテープがいいかと。
実際、ステレオクラブで一部の人に見てもらいましたが、一組左右が逆だったのを指摘されました。私はぱっと見で逆視に気付かないステレオ弱者です。

できました。2枚も!
左右で写っているモノをできるだけ同じようにしたい、同じ範囲がフレームに入るようにしたい、上下だけでなく左右の位置調整もしたい、これはなかなか面倒です。そうじゃなくても面倒ですけど。
まあそれでも面倒なだけで難しくはない。難しいのは適切な距離、明るさで写真を撮る、効果的な写真を撮ることかなあ。
リバーサルフィルムちょっと高いしねえ。でも75テイク撮れるからなんとか、最初の1本でリール2枚できました。

さてビューマスターのビューワで鑑賞!
むう、わりといい感じ。立体視できるし、わりとクリア。光源に向けて見ると明るくて奇麗ですぞ。
撮ってるのはもっぱら近所の公園とかなんだけど、試作品だし、上出来!
リバーサルフィルムいいな!

いや〜「ザ・趣味」ですなこりゃ。

追記
フィルムをすき間から差し込む、本来のやり方
http://yhmv.blogspot.jp/2017/12/view-master-reel.html


使用フィルム フジカラーVelvia100


アマゾンでビューマスターで検索したら
トイ・ストーリー3 一万円はそそらないけど


スターウォーズ 5700円はありじゃないか?