2014年8月16日土曜日

EOS 70Dがやってきた!記述2 - 汎用ストロボ使えるのでLoreo 3D Macroでわらび餅を撮ってみた

EOS 70Dがやってきた記述1 のつづきのような。

70Dの説明書を読んでいると、キャノンのストロボではなく汎用ストロボを使用する場合、ライブビュー静音撮影の設定を「しない」にして下さいと書いてあるので、え、そうなの?じゃあそれでやってみよう。
おおおー!光るじゃん、汎用ストロボ!
というのは、EOS 7Dでも汎用ストロボが光るはずなのに光らなくて、なんでだー!わかんねー!と思ってあきらめていたのです。
そうか、70Dではライブビュー静音撮影を「しない」で光るのか。ひょっとして、7Dでも…?
7Dではメニュー項目は「静音撮影」になるけど、それを「しない」に設定したら、おおおお、光りましたよ!汎用ストロボ!知らなかった。あきらめていた外部ストロボが今になって使えるなんて。
7Dの説明書もよく読んだつもりだったけど、気がつかなかったのかなあ。7Dの説明書を引っ張り出して…おおお、書いてある、静音撮影を「しない」にって、書いてあるじゃ〜ん!

もちろんキャノン様からは多種多様な「スピードライト」なるストロボ群が発売されてますが、僕がストロボを使うのは、もっぱらnimslo 3Dカメラ、あるいはトイカメラなどなので、そんな最新の調光機能がついたストロボなんか買ってもしゃーないし、EOSは本来ムービー撮影用に買ったのでストロボはあまり使わないはずなのだ。
使わないはずなんだけど、たまに外部ストロボが使いたい時もあって、それでもなんか光らなくて、使えないじゃん、と思っていたのです。

素晴らしい、これでまた新しい世界が広がるのかな。かな。

汎用ストロボが使えるとは言っても、手持ちのストロボすべてが使える訳ではありません。
僕が持ってるのはトイカメラ用の安いのばかりだけど、とりあえず光ったのは下の三つです。

左から、HOLGA -160S・nimslo 3Dカメラ付属ストロボ・lomography Fritz the Blitz
他にも汎用(だと思う)ストロボを持ってるけど、それは光りませんでした。
光らなかったのは、HOLGA 12 MFC・lomography Colorsplash Flash・Nishika付属ストロボ といったところです。

HOLGA160Sなんかは安いからねえ、モノにこだわらない人は買ってみてもいいんじゃないでしょうか。

まーとりあえず、外部ストロボが使えるので、今まで撮れなかった写真を撮ってみよう。
LOREOの3Dマクロレンズを使って、食べ物を撮影をしてみよう。
LOREOの3Dマクロレンズについてはこのブログ2010.7.24.の記述があります。

食べ物3D撮影ならしょっちゅうやってますが、( たべものステレオ写真館 http://3d-foods.blogspot.jp )
それは複数回撮って立体写真にしているので、時間で変化する題材は撮れないのですね。

LOREOの3Dマクロレンズはおもちゃみたいなものだけど、充分な明るさがあれば、まあそれなりに撮れます。

わらび餅を撮ってみた!平行法
IMG_0314 わらび餅 (parallel 3D - LOREO 3D Macro Lens - )
交差法→ https://flic.kr/p/otazts

平行法↓
IMG_0318 わらび餅 (parallel 3D - LOREO 3D Macro Lens - )
交差法→ https://flic.kr/p/oHCoc7
こういう、時間で変化する題材は「複数回撮り」では無理なんですねえ。

ストロボは正面からではなく、斜め後方上から当ててます。ストロボの延長ケーブルを使いました。
LOREOの3Dレンズはいまいちな点が多いので、今後もこういう写真を撮るかどうかは分かりませんが、まあこういう事もできると。
もっともっと動きのある被写体がいいですね。





LOREO 3D Macro lens
http://www.loreo.com/pages/products/loreo_3dmacrocap.html

2014年8月14日木曜日

EOS 70Dがやってきた!EOS 7Dとの相違点 記述1

キャノンのデジタル一眼レフカメラ EOS 70Dを買いました。
EOS 7Dのホットピクセルが激しくなって、(参考 このブログ2014.4.17.の記述) 動画の修正がかなり面倒なので、こうなりゃ仕方ないのかな、新しいカメラを買ったのです。7Dも4年以上使ったからね。

キャノンのラインアップでの「高級度」はまだ7Dの方が上っぽいけど、現在の値段は7Dの方が少し安いので、もう一台7Dを買う、という選択肢もないではなかったけど、やはりバリアングル液晶の魅力は大きかった。
その他はキャノンの6Dや5Dmark3も考えないではなかったけど、ソニーα7sもいいな〜と思ったけど、やはり予算の都合とバリアングル液晶で70Dになりました。


7Dと比べてやや小さい、かな。大きさはそれくらいだけど、重さが明らかに軽くなった感じ。実用上は結構な事だけれど、大きく重い方がプロっぽいよね。
ちなみに写真に写ってるレンズはシグマの17-70mm。今回買ったのはボディだけです。
ちなみにハクバのグリップストラップ装着してます。


これが「バリアングル液晶」!すげー!アイアングル、ローアングル思いのままだ。
新しくカメラを買うにあたって、いっそのことビデオカメラを買うっていう選択肢もあったんだけど、同じ値段ならきれいに撮れるデジイチがいいかな〜、とも思いまして。

7Dでは必要に応じて液晶画面を拡大して見るルーペを装着してましたが、70Dではどうなの?

ただモニターを背面にしていれば普通に付けられるし、それなりに実用的ではあるけれど、これがバリアングルしちゃうと…

いちおう付けられます。同じ輪ゴムを使っているのでゆるいですね。外れやすいから実際に使用するとなるともう一工夫する必要がありますが、そもそもこんな撮影するかな。
自分の眼をレンズの軸上に配置できないくらいのハイアングル・ローアングルだけれど、モニターから20cmぐらいのところには配置できるという状況ですね。
カメラ位置を「あと5cmこっちに!」と、こだわりたい時は多々ありますからねえ。

それよりも、ルーペを装着すると、液晶タッチによるフォーカスコントロールができなくなるのが難点ですね。
7Dと70Dの大きな違い、ちょっと触ってみての大きな違いは、オートフォーカスの性能向上と、液晶モニターをタッチしてフォーカスなどを操作できる点です。ビデオカメラユーザーにとってはこんなの当たり前なんだろうけど。

7Dでは動画のオートフォーカスはまったく実用性なかったけれど、70Dでは格段に進化していて、動画でも充分に実用的と言えます。
ただ、レンズの駆動音があるので、外付マイク必須になりますけどね。
加えて、液晶モニターをタッチすることによるフォーカスのコントロールがかな〜り便利!くそお、世の中のビデオカメラはとっくにこうなってるんだろうなあ。
便利とは言え、オートフォーカスを多用するかどうかはまだわかりません。
動画撮影ではどこにもピントを合わせたくない時がありますから。結局、ほとんどマニュアルフォーカスで撮るような気がする。

動画を撮るにあたって、7Dではひとファイル4GBまでで、(フルHDで12分ぐらい) 4GBを超えると録画がいったんストップしていたのだけれど、
70Dでは同じ4GBまででも、4GBを超えたら新しくファイルが作られて、自然なつなぎ目で録画が続けられるらしい。まだ自分で撮ってないから検証してないけど。これもかなりいいですねえ。とは言え、どんなモードでも30分以下しか連続撮影できないらしいから、舞台撮影なんかにはきびしいのかな。でもそもそも、そんなにライブビュー撮影を続けられるのかな。7Dはカメラ内部の温度上昇の問題があって、そんな長時間は撮影できなかったけど。70Dは温度が上がりにくいようになってるのかしら。なってるんだろうなあ。

そして、動画のビットレートが上がりました。フルHDで4GBのデータ量だと7分のムービーになります。7Dは12分だったから倍近いビットレートですね。フルHDだと4GBで7分の他に20分のモードもできました。どちらかから選ぶのですが、まあやっぱり、仕事で使うなら高いレートになるでしょう。
そうなると、バックアップファイルのデータ量も増えるわけだ〜。またハードディスクが増えるのかよー。

音声レベルを手動で調整できて、動画撮影時にレベルメーターがモニターに表示されます。
これは7Dでもファームのアップデートで実装できるんだけど、同じ事ができる5Dmark2を持ってる友人が面倒で実用的じゃないと言ってたので、まあそんなもんだろうなあ、と。
音をちゃんと録りたい時は別にレコーダーを用意するし。
とは言え、7Dって状況が良ければ音もきれいに録れたからなあ。なんとか活用できればそれもいいかな、と思ったけど、録画中には録音レベルの調整できないみたいね。うーん。
それと、アッテネーターが内蔵されてます。どれくらいの効果があるのか、いずれライブハウスで試し撮りしてみたいですね。