2011年10月31日月曜日

映画「ツリー・オブ・ライフ」the tree of life

観たの2ヶ月ぐらい前なんですけどね。
なんだか、昔ほど映画感想文に筆が動かなくなりましたね。筆じゃないけど。

於TOHOシネマズ西新井

The Tree of Life
2011年 アメリカ映画
監督 テレンス・マリック

テレンス・マリックの映画ちゅうたら「シン・レッド・ライン」を見ましたけど、まるで覚えてないなあ。
ショーン・ペンがひたすらかっこよくて、ああ、ショーン・ペンが実はかっこいい役者だってのが世間の人に知れてしまう。嬉しいような、もったいないような…
とか思ってたのは覚えてる。

で、この映画は予告編がワタクシに直撃しまして、これは絶対見なければ!と思ったのです。


本当は、ブログに埋め込みたかった予告編はこれじゃなくて
こっちなんですけど↓埋め込みできないようになってるので。
http://youtu.be/DlYYreuK8vo
台詞が入ってる方がいいと思う。

賛否両論あるようだけど、賛の人の気持ちも、否の人の気持ちもわかります。
僕は楽しめました。陳腐な言い方だけど「胸が締めつけられるような」映像の連続にノックアウト状態でした。
映像的には、今YouTubeで予告編を観てもたまらんです。
でもそうやって、映像を受け止めて、楽しんでいられたのも途中まででした。

恐竜が出て来るあたりも「うわーなんだこの映画、おもしれー!」と思っていられたし、
映画というのは人の頭の中を見られるのが面白いし、これは間違いなくそういう映画だ!と言い切れるけれど、途中から、ドラマ(?)が進んで、人物に感情移入するようになってからは「映像をただ受け止める」のが難しくなってしまったのです。
だから、ラストの海辺(みたいなところ)で人々がさまよっているシーンは、美しかったけれど、乗り切れなかったです。
こうやってYouTubeで予告編見ると、いいな、って思うんだけど。

西洋人の宗教的な背景があるので、ピンとこない人もいるようだけれど、
まあそれは、人の頭の中を見るのだから、それくらいの事で文句言うなよ、って感じですね。

ショーン・ペンのファンとして、もうちょっと彼の映像も見たかったですね。

2011年10月29日土曜日

Western Digital 2TB 外付HDがやってきた

今使用しているMacの内蔵HDが500GBで、プラス外付けが500GB(FireWire)と1TB(USB)のふたつありまして、でも容量いっぱいになってて、データ保存用にDVD-Rもいっぱい焼いてるけど、もー面倒臭くなった。
EOS 7DでRAWで写真撮ったりしてるからねえ。

ブルーレイのBDXLが一枚100GBも焼けてそそるんだけど、まだメディアの値段が高いようなので、つなぎとしてHDを買うことにしました。
バックアップディスクを焼く時間と置き場所があれば、HD増やさなくてもいいんだけど、どっちもあまりないのです。

ビックカメラの通販でWestern DigitalのElementsという2TB外付HDを買いました。USB2.0です。
アマゾンで8000円で、ビックカメラで8980円だったけど、ビックカメラのネットショップのポイントが貯まってたのと、
10%のポイントが付くから、そんなに差はないよね、と思ったので。
あれ?ビックカメラはポイントで買うとポイント付かないのかなあ。
ポイントお知らせメールでは加算されてないですねえ。

まあそれはともかく
おっと、タイの洪水で工場が被害受けて、ハードディスクが値上がりしてるとニュースで読んだけど、

こないだ8000円(2011.10.22)だったのに、11905円ですか。(2011.10.29.)
何も知らずにだけど、安い時に買えたみたいでよかった。

ビックカメラではさぞかし値上がりしてるかと思ったら
https://www.biccamera.com/bicbic/jsp/w/catalog/detail.jsp?JAN_CODE=0718037752013
おっと、値段かわらず、8980円!(2011.10.29.)
在庫がいっぱいあるってことかな。いや、値段で在庫調整しないってことかな。

Windowsでフォーマットされてて、Macで使うには初期化しなきゃならないんだけど、そのやりかたについてはWestern Digitalのwebサイトに情報があるらしい。URLが説明書に小さく書いてあるんだけど、面倒なのでディスクユーティリティで適当にフォーマットしました。別に起動ディスクにするわけでもないし、たぶんこれでいいでしょう。

「安心の3年保証」と書いてあるけれど、じゃあ壊れた時にどうするか、
説明書をよく読むと「サポートサイトでどうするか調べて下さい」って、そそそ、そうなの。
なんか登録しなきゃならないようだけど、面倒そうだなあ。壊れないことを祈ります。

普通にマウントして、普通に使ってますが、最初、ハブを通したらすんごいデータ書き込みに時間がかかって、あれ〜、このハブ、USB1.0だったかなあ。いや、いつもCFカードからの読み込みはもっともっと速いんだがなあ。
とりあえず今はハブを使用しないでPCのUSBポートに挿しています。
でもUSBポートがいっぱいで、日常的にプリンターやカードリーダーが外れた状態になってしまったので、もっと高いハブを買わないといかんのですかねえ。

2011年10月25日火曜日

ArtFilmStock廃業だそうです。オイオイ, まぢすか, さもありなん

先日、ヤーッコから電話がありました。ArtFilmStockをもうやめる、と。
電話受けながらwebページをみたら、閉店の挨拶になってました。あららららら
まぢすか〜
7月のスタート前から、僕なりにかなりの時間を割いてきたので、なんだかねえ。

そもそもヤーッコはナイーブな人間で、あまり「起業タイプ」って感じでもないから、春に初めてこの話を聞いた時には「大丈夫かいな?」と思ったものです。
でも、フリーのアーティストが一人きりで会社の社長っていうのもよくある話だし、当人がやる気ならいいのかな、と思ってた。
アートだからねえ。最初のうちは売れないだろうなあ、と思ってたけど、4ヶ月で廃業とは。。

サイトの維持費もかかるし、プログラムも2度買ったし、それで全然売れないのは確かに痛い。
でも売れないのは売れない理由があるからで、僕はサイトのデザインと(ビジュアルデザインと構造デザイン両方)検索システムの貧弱さが原因だと思うし、ヤーッコもそれがわからないではなかったろうけど、プログラムをいじる事ができなくて、それっきりだった。

僕が悔しいのは、それをわずかでも改善する現実的なアイディアがありながら、ヤーッコとディスカッションできなかったこと。
なぜディスカッションできなかったか。言葉の壁があったから。
日本語と英語を混ぜて会話するのだけれど、僕はほとんど英語わからないし、ヤーッコの日本語能力も高くはないので、何か複雑なことを説明するのはお互いにストレスになる。
スカイプや電話で話をしていても「何言ってるかわかんねーな…」と思うことが多々あって、
だから何か複雑なことを説明する場合は、実際にやって提示するのがいい。
で、新しい検索システムのイメージモデルを作って提示する、それを考えていたのだけれど、それは手間ひまかかるし、
しかし言葉で説明してもわかってもらえなそうだし、ぼやぼやしてたら閉店してた、という。

まあ、ヤーッコもArtFilmStockのために収入源を減らしてるし、彼の奥さんが妊娠してるので(オメデトウ!)、収入ゼロの事業にこれ以上かかわっていられない、という事なのでしょう。
少しでも売れてたら違ったろうけど。

テンション下がるねえ。

創作活動というものは、発表の場がなくても、活動自体が面白いからどんどんやる、黙々とやる、という事があって、僕はそれが本来であると、普通であると、思ってたし、やってきたつもり。
でも、アート写真、アートっぽい写真は…僕の中ではちょっと微妙なライン上にあるようで、ArtFilmStockという「発表の場」がなくなってしまうと…なにしろあれは「商売」ですから、「オレはフォトグラファーだぜ」っていう発表の場になるんだけど…
「今までにない発表の場」で「今までと違うフォトグラファーな自分」が「今までと違うアートっぽい写真」を発表していたのに、その「場」がなくなってしまって、アートっぽい写真の意欲も落ちてしまう。そんな状況なのです。

とりあえず、このブログの過去の記事で、写真いっぱい、リンクいっぱい貼ってますが、もーめんどくさいから修正しません。

でも写真ブログはどうしようかなあ。
http://yoshing-photo.blogspot.com/
まだページ数少ないので、ArtFilmStockへのリンクは消しておいたけど。

2011年10月17日月曜日

ステレオクラブトーキョー秋の例会に行ってきた stereo club tokyo

世界的な立体写真好きの組織、ステレオクラブなるものがありまして、昨日、その東京支部?の会合に行きました。年に3、4回やってるようで、みなで集まって立体写真をプロジェクターで見せあう。オフ会ですね。
http://www.stereoclub.jp/
僕は2年ぐらい前から時たま出席してます。
他の土地のステレオクラブはどうかわかりませんが、「トーキョー」はさほどきっちり組織だって運営されてるようには見えません。イベントの運営なんかもユルいですね。もちろんそれなりに裏方の苦労はあるでしょうけれど。

場所は浅草橋のパラボリカ・ビス。
正直、眼の覚めるような立体写真!が続々登場するわけではないんですが、業界の最新事情を人づてに仕入れたり、立体写真だけではなく撮影技法全般に興味をもつ人が集まるので、濃い空間になりやすいです。

花火師兼写真家の中村さんによる、打ち上げ花火の立体ムービーがすごかったなあ。
僕はもっぱら食べ物の立体写真を披露しました。

これはその日、中華料理店での二次会で撮った写真。平行法です。
RIMG0485 焼そば (parallel 3D)
カメラはリコーCX4
箸を固定して撮る方法を皆様の前で実演しました。

2011年10月2日日曜日

SIGMA 50mm Macro にレンズフード

このブログ2011.8.19.の記述、Canon EOS 7DにSIGMA 50mmレンズを使っていて、ある程度絞り込むとピントがぼんやりしてしまう、これってなんなのかな〜、と書いたら、それは「小絞りボケ」ではないかとコメントもらいました。そうか〜、写真用語がまたひとつ頭に入ったぞ。カガヤさんありがとうございます。

対応策として、別売りのレンズフードを買ってみました。
だって、SIGMA 50mmレンズ付属のフード、これ、浅いでしょ!50mmレンズに付けるフードじゃないでしょ!
2万5千円のレンズだから、フードにまで文句言うな?

HOYAのマルチレンズフードを買ってみました。
マルチというのは、ちょっとだけ蛇腹構造になってて、深さが3段階に変えられるからです。
3段階だから「広角」「標準」「望遠」だそうでして、パッケージには「望遠」だと100mm以上のような書き方がありました。(もうパッケージ捨てちゃったから記憶あやふやですが)
うむむ、7Dで50mmってことはフルサイズだと80mmだなあ。ケラレが出やしないかな〜、と心配しながら使ってみたら、ばっちりですよ〜!「望遠」ポジションで問題なし!


SIGMA 50mm F2.8 EX DG Macro にはこのフードで決まりですね。
しかし、それは7Dの場合で、5Dマーク2やなんかのフルサイズセンサーの場合は「望遠」だとケラレ出る可能性大ですね。
知らなかったけど、SIGMAのレンズの「DG」って、フルサイズセンサーのカメラでもAPS-Cサイズセンサーのカメラでも、両方で使えるってことらしい。
このフード「標準」ポジションだと簡単に動きやすくて、すぐに「広角」か「望遠」になってしまうので、常時「標準」で使うのは無理がありそうですけどね。
欲を言えば、このフードを付けた上から、もとからあるSIGMAのレンズキャップを付けられたらいいな〜。普通は付けられそうなものだけど。
付けられないことはないけれど、なんだか微妙で、ちょっとしたショックで外れてしまうのです。これに合ったレンズキャップをまた買えということか。でもそれって、フィルター径が違うレンズキャップだから、フードを外した時は使えないじゃん。
素材がゴムなので、ショックを和らげてくれそうなのがいいです。でもゴムだけに、装着したままカメラバッグに入れて、何かのはずみでぐいぐい押されたら、そのまま形状記憶してしまいそうで、それもいやだなあ。

フードの深さで、いかにぼんやり具合が違うか、実験です。
素晴らしい効果!F20ぐらいまで実用できます。

SIGMA 50mm Macro ますます手放せません。

ArtFilmStock モノクロのみになりました

今朝、ヤーッコから電話があって、ArtFilmStock あまりアートじゃないやつをカットアウトしたい、ついてはシンプルな基準としてモノクロのみにしようかと思う、と。
いいんじゃない、と答えましたが、本当にやるとは、思い切ったねえ。
昨日までは9000枚写真があったのに、1000枚以下になってしまった。
サーバースペースの問題もあるみたいだけどね。
何しろ売れてないようですからねえ。

問題は「写真のクオリティ」と「ヘタレ検索システム」にあって、数ばっかり増やしたってどうにもならないという事ですね。
両方とも改善していかないと。

さて、このブログ、ArtFilmStockの最初期の頃の写真を紹介する記事、URLをぼつぼつ直し始めたところだったんだけど、また直さなきゃ、ていうかその頃の写真ほとんど消えてるじゃん。