2020年7月24日金曜日

花火でフィルムにノイズを sparkler film noise

僕も多くの人と同じように、フィルムならではのノイズに憧れまして、でもそれはアプリとかデジタル化された後に加えられるのではなく、フィルムというリアルな媒体に記録されたノイズがいいのですね。
それでタワシでフィルムをこすったりもしたのですが(このブログ2017.9.5の記述)、そうやって人為的にコントロールされるのはかっこよくないよなあ。

nimsloによるクローズアップ撮影でレンズの拡大率を間違えて、フィルムまるまる失敗テイクばかりになったので、何か実験してみようかしら。
仏壇の線香でフィルムに穴をあけてみた。
ふむむむ、悪くないかな。以前に線香ではなく蝋燭でやったことあるけど、それは変形が大きくていまいちだった。
でもこれもひとつひとつ「このへんかな〜」とぽちぽち穴を開けるので人為的な事に変わりはない。

花火を使ってみた。
手で持ってパチパチ光るのを楽しむ夏の風物詩ですね。
フィルムのすぐ上で火をつけてシュワー!
花火の種類によるんだろうけれど、なかなか狙ったような効果まではいかない。火花がフィルムに当たるようにはしてるのだけど。
灰ばっかりフィルム落ちる。やっとポツリと穴があきましたね。そして近づけすぎると、ああ、フィルムがひん曲がる。
花火5本も使ったよ。
手の画像もいいんだけど、人物の顔が写ってる方がノイズの入れ甲斐がありますよね。
どのフィルムを犠牲にするか…自分が写ってるフィルムならどうなってもいいだろ!撮ったけどお蔵入りしてるセルフポートレイト写真がありますな。

どうもフィルムが曲がるのは反則な気がする。いや今頃何言ってるんだ。

フィルムのパーフォレーションが見えないと「フィルム自体が曲がってるんですよ」というのをわかってもらえないかも知れない。見えてもわからんか。

せめてこれくらいの穴はあいてもらいたい。

以上、手や顔に変な模様が写っているのはLightBlasterを使用しているからです。
このブログLightBlasterのラベル



花火、これじゃないけど、こういうのをスーパーで買いました。まだいっぱい余ってるぞ。


今回のフィルムはACROS100だけど、もう生産終了で今はACROS100IIなのだ。

2020年7月14日火曜日

遅れて来たHDRおじさん

EOS付属のRAW現像ソフトDigital Photo Professional。ずっと以前に試してみて、え、これがHDRなの?と思ってそれっきり忘れていた。
HDR自体は10年前とかそれくらいに自己流でやろうとして、うまくいかなくて、インスタントHDRソフト(複数枚の画像から作成)を試したんだけど、なんかロクな出来にならなくて、TonalityのHDR的効果の方がそれっぽくていいや、てな感じでした。自己流でやってみたいと思わないでもないけど、3D-Gifの場合は複数画像に同じように効果をかけなきゃならないから、ペイントツールでぺたぺたするのは厄介だよね。

ふと、Digital Photo ProfessionalのHDRツールをまた試してみる。
効果の調節スライダーをにょろにょろっと動かして、あーなんかいいかも。
なんかクロームっぽいよね。
HDRのみならず、レタッチソフトの焼き込みツールなども使用してます。
ちなみにノーマル画像の3D-Gifはこちら
コントラスト上げただけ、じゃないと思う。

気をよくした私は、次々と画像のHDR効果を試みるのだが、うーん、やっぱり難しいは。やってはみたけど、やらなくてもいいだろ、というのが多くて。どうもHDR向きの写真をオレはあまり撮ってないようだ。たぶん。

まあ、これとか

これとか
シャキッとした感はあるかなあ。
あんまり白黒画像でやるもんじゃねえ?(でもTonalityは白黒効果を楽しむアプリケーションだしね)
黒背景でやるもんじゃねえ?

でも他はそんなに良くなったように見えなくて、遅れて来たHDRおじさんは…まだ足踏み状態なのだ。