2017年8月21日月曜日

revologのフィルムStreakをKalimar 3D Wizardで使ってみる

引っかいたようなテクスチャが現れるフィルム、revolog Streakを買いました。
https://shop.lomography.com/jp/revolog-12exp-streak-1pack

これまた12枚撮りだ〜!余分な感光するともったいないからトイレ(暗室)でカメラに装填!
revologのフィルムは「460nm」「Texture」と使ってみて(このブログ2017.8.10の記述)、どちらかというと「Streak」は「Texture」の同類かと思う。ISO200と書いてあるから、200よりちょっと暗い程度かな〜。
今回の使用カメラはいつものnimslo 3Dじゃなくて、Kalimar 3D Wizard。
4眼より3眼の方が撮れるテイク数が多いよ。
12枚撮りフィルムだったら、4眼だと6テイク(トイレ効果で7テイク)、3眼だと9テイクのはず。トイレ効果で10テイクは撮れるかな。

Kalimar 3D Wizardについては
http://www.stereoskopie.com/Stereokameras/Stereokameras_nach_1945/Kalimar_3D_Wizard/body_kalimar_3d_wizard.html
ここにスペックデータのキャプチャ画像がありますね…
画像ではなく一番下のテキストデータにはf/8と書かれています。まあ絞りフルオープンでそれくらいかな。ISO200より暗いフィルムだとして、明るい屋外で撮るか、屋内で内蔵ストロボ使用なら近寄った方がいいね。そう思って撮影。

ももづか怪鳥!
ハダカで光を反射しやすいから、もう少し離れた方が効果は出たかな。

The Candy Ditches

Tha pino noirレコーディング中!
余談:Tha pino noirをあちこちで入力してたから、間違えてThe Candy DitchesをTha Candy Ditchesと入力しちまいましたよ。Twitterにその跡が残ってます。はずかし〜。
色はもう、なんでこうなるのかわかりません。カメラのせいでもある。
肌色が自然に見えるように補正したいけど、もういいや、とも思う。
より縦長な画像があるのは、写真撮って、ちゃんとフィルムを巻いてるはずなんだけど、隣のテイクと重なってて、3枚のうちの1枚が縦長になってしまい、それにあわせてトリミングしてるからです。
そういうカメラです。

台東区駒形にて。夕方5時頃に撮りました。ストロボ使用。そんなに暗くもなかったと思うんだけど、テクスチャと中央の被写体のコントラストをはっきりさせたくて、こういう補正になりました。
でも実際、2017年の8月は曇り空が多くて、夕方でも昼間でもあまり変わらないくらい。

直後に浅草で撮影。背景が明るい、全体的に明るいので(全然明るい写真ではないが)、テクスチャが目立たないですね。

ふむむ、面白い!
多眼カメラからのGIFでもいいけど、普通にLomography SprocketRocketなどで撮ってもかっこいいかも。複数コマにわたるような長いキズもあって、そういうのSprocketRocketにいいかも。

Kalimar 3D Wizardではrevolog Streakフィルムで10テイク撮れました。最後にもう少し巻ければ11テイク撮れたんだけど、現像してみて最初のテイクがスタート感光部のギリギリだったので、まあ10テイクですね。途中で少し重なってるし。


このブログ2013.4.3 kalimar 3D Wizardの記述
https://yhmv.blogspot.jp/2013/04/kalimar-3d-wizard.html

2017年8月15日火曜日

Lomography Redscale XR フィルム

ロモグラフィーのリアル店舗で
(検索したら今年8月、9月の営業日案内のページがあった http://www.lomography.jp/magazine/309245-lomography-plus-japan すげーな、8月半分休みじゃん!小売店なのに!さすが外資系!)
Lomography Redscale XRフィルムなんつうのがあったので買いました。

何やら赤っぽく写るようで…
これは↓2010年の記事ですが、
http://www.lomography.jp/magazine/34719-experiment-with-the-new-lomography-redscale-xr-film
現在は通販ページにもないし、もう生産してないのでしょう。

ISOが50から200ってなんだそりゃ。カメラの設定を200にすると(露出アンダー気味にすると?)より赤くなって、設定50にすると(露出オーバー気味にすると?)青みがかったりもする…ふーん。
nimsloの設定は100か400だし、ストロボの強さとかコントロールしてみますか。やってみよう!

TAPE & DRIVES
それなりにストロボ強めにしたつもりなんだけど、赤いですね〜。普通にISO200のフィルムだったら、手前の人物は完全に露出オーバーだと思う。

長時間露光(1〜2秒程度)は
ヴォルケーノ・オレンジ!
全然青くならないですよ。まだまだ露出が足りないのかな。
これは露出による効果ではなく、PCで色補正する際、あえて赤の暗い部分を下げてみた。

どうもライブハウスでは赤いばっかり。そりゃまあ、もっと長時間の露光をすると違うかも知れないけど。
外で撮らないと青みがかってくれないかな。



Redscale XRフィルムは僕が買った後にもう一箱残ってたけど、数日後にお店に行ったらもうなかった。最後の在庫だったのかな。


使用スキャナ エプソンGT-F730の後継機F740

2017年8月10日木曜日

revologフィルム使ってみた 460nmとTexture

ちょっと変わったフィルム、revolog 460nmをLomographyのリアル店舗で3ヶ月ぐらい前に買って、それっきりだったのを使ってみました。

revologはオーストリアのフィルムメーカーと言いますか、フィルムを加工してヘンな色にしたりヘンな効果が出るようにしたり。
http://www.revolog.net/en/

日本語でのフィルム紹介ページは…Lomographyでもいいけど、1ページでいろいろ紹介されてるこのページがありました。
http://superheadz.com/film/
しかし通販サイトとしてはもう扱っていないような…

revolog 460nm

何だか青っぽく写るみたいですね。
それすら忘れて、これ、どんなエフェクトだっけ?と思いながら撮ってみた。

nimslo 3DカメラでTha pino noirのスタジオレコーディング風景を撮る。
最初のワンテイク、バルブ撮影なのにNDフィルター付けるの忘れて、おっと、今のは明るすぎだな〜、まっしろしろだな〜、と思っていたら、それが一番まともに撮れてた。
なにやらシュールなレコーディング風景ですが、ストロボを遠慮したからでもあるのですね。それでも今までの経験からそれなりの写真は撮れると思ったんだけどなあ。
だって他は暗い写真ばっかりなんだよ。シャッター2秒ぐらい開けてるのに。
なんかもう、GIF化して何が写ってるのか確認するの面倒臭い。

パッケージにはISO200と記されているので、いつものフジカラーC200と同じ感覚で撮ってたけど、これ200だと思わない方がいいぞ、25とか、20とか、それくらいじゃないの?
NDフィルターなしでちょうどいいくらいだった。

最初の1本はそんな事わからないから、ひたすら暗い写真を撮るのだ!
国立科学博物館のトリケラトプス。バルブ撮影。NDフィルター有り。

トリケラトプス。通常撮影。ストロボ使用。NDフィルター無し。

上野公園の噴水。夜じゃないよ、昼間だよ。夕方だけど。通常撮影。ストロボ不使用。NDフィルター無し。

スキャナーがまず自動補正してるし、その後もアプリケーションで補正してるので、上の写真すべてが「こう写ってます」といい切れるものではないけど、暗いよね。
もちろん、nimsloのフィルム感度設定スイッチは100にしてます。こうすると通常撮影においては、400よりも100の方が「暗いフィルムが入ってるんだから明るく撮らなきゃ」とnimsloが思ってくれるのです。

そもそも現像プロセスが違うのかな〜とも思った。パッケージにC41って書いてあるからお店でC41でお願いしてるけど、スピード現像には向いてないのかな〜とか。
現像されたフィルムを見ると、一カ所だけ、効果となる薬品が塗れてないんだか剥がれてしまったんだか…
ほほ〜お、もとはコダックのフィルムなのね。ケースがコダックなんだけど、中身もコダックだったか。
(スマホの上に置いて撮ったので、ディスプレイのブツブツが写ってます。あと、部屋の物もぼんやり写り込んでいます)
ちなみにこの、紫じゃない部分、薬品?が剥がれてる?部分が本来の露出、僕が想定していた写りです。やっぱりかなり暗くなるようで。
こう暗いと分かっていれば、それなりの撮り方もあったのに。
次はそうしよう。NDフィルターなしでバルブ撮影しよう。



もう1本、revologのフィルムTextureを
https://shop.lomography.com/jp/films/35mm-film/revolog-12exp-texture-1pack
先日買って、撮ってみました。

水玉、というよりも油膜みたいなテクスチャで困ってしまうフィルム。
そしてこれ、12枚撮りで980円!タカーイ!
12枚撮りってことは、nimsloだと6テイクしか撮れないじゃん!現像代がパレットプラザでの702円として、計1682円、1テイクあたり280円!
フィルム装填する時、無駄に感光させるのがもったいないのでトイレにこもって(暗い中で)手さぐりで装填しました。やればできるもんだ。
したらば、最初の1回もふくめて、8回シャッターを切れました。7テイク撮れるんじゃないかな〜と思って、7回撮って、更にまだフィルムを巻けるから、これはひょっとしてちゃんと装填できてなかったのではないかとハラハラしたけど、8回目の後が正常に「巻けなかった」ので安心。
ただ、最初のテイクは一部感光していた箇所と重なっていたので、やはり7テイクが妥当なところでしょう。暗所で装填しなかった6テイクだな〜。
今後もこういう高いフィルム使うなら、出先でも暗所装填できるようにチェンジバッグ買う?

ちなみに、revolog 460nmは1480円。更に高いけど、36枚撮りなのでワンテイクあたりだと460nmの方が安い。
もっとも、Textureは飛び道具っぽいから、12枚撮りぐらいでもいいのかもね。現像代安くならんかな〜。

revolog Textureをトイレ装填したnimslo 3Dを持ってTAPE & DRIVESのライブに行きました。
最初の1枚はライブハウス近所のラーメン店。テスト撮影だからいろいろ撮っておきたい。
惜しい、もうちょっと巻いてからフィルムを引っ掛けていれば(フィルムスタートの無駄な感光部分が終わってすぐに写真の露光になるように、ある程度空巻き(カラマキ)してからフィルムを引っ掛ける…手さぐりでそんなコントロール難しいだろ!やってみたつもり)、4コマ撮れたろうなあ。でもフィルムの終わりも少ししか余裕がなかったので、スタートがうまくいっても8テイクは無理だろうなあ。

revolog TextureもパッケージにはISO200とありました。ほんまかいな?と思ったけど、自動露出で撮るとなるとどうしようもない。けどまあ、このラーメン屋の写真は普通に撮れてますね。夏の屋外、夕方4時半頃。ちょっと暗い写りかな。カメラの設定はISO100だからもっと明るく撮れてもいいと思う。
くどいようですが、スキャナー取り込み時にソフトが自動補正してます。
油膜効果については、ぱっと見た感じ、あんまり目立たないね、暗い方が効果は出るらしいけど。
現像するまではrevolog 460nmと同じようにISO200どころじゃない暗さになるかもと思って、ライブ撮影ではストロボの設定を明るくしました。と言ってもGN32だったかそれくらい。ストロボはViltrox JY610II


ヤヴァイ!楽しい!
KING BROTHERSじゃないよ、TEPE & DRIVESだよ。

上の写真、肌色の暗部が青っぽいのはそのようにPCで補正してるからです。
普通にしてると油膜の赤っぽさが強いので。
ちなみに現像は460nmと同じお店でやってもらいました。ちょっと暗い気もするけど、460nmほどではないですね。普通に使用できます。

惜しむらくは…3D写真なのに立体感が薄れてしまうこと!うわー、致命的で素敵!



チェンジバッグとは…カメラを中に入れて、光が入らないように手を入れる穴もあって、明るいところでも手探りでフィルム装填などできる袋。フィルムの値段が高くて撮れる枚数が少ないと、本気で購入・使用を検討するかも。


2017年8月5日土曜日

3D-GIF 作品展示 国立科学博物館地球館B1

2017年5月
上野の国立科学博物館にて
nimslo 3Dカメラで長時間露光
Lomochrome Turquoise フィルム使用




という…私のお気に入りLomochrome Turquoise フィルムなのだが、
https://shop.lomography.com/jp/lomochrome-turquoise-35mm-10pack
webショップでもリアル店舗でも、在庫は中判フィルムだけなようす。
また作って売ってほしいなあ。

国立科学博物館
http://www.kahaku.go.jp

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