2013年12月30日月曜日

LENSBABY MUSEがやってきた!ムービー撮ってみた

LENSBABY MUSEを買いました。一眼レフ用のレンズです。下の写真のヘンな蛇腹のやつです。

LENSBABYはチルトレンズのブランドです。一眼レフのレンズとしては安価なので、なんとなく気にはなってたのですが、今さらミニチュア風写真もそそらないしな〜。
安価と言っても、使えなくてもいいやと割り切れる金額でもないし。と、購入までは行かない程度の興味にとどまっていました。

しかしなんとなくレンズベビーのサイトを見ていたら、MUSEという製品があって http://lensbabies.jp/lenses-muse 、ええ?手で蛇腹をフニフニ動かしてフォーカスを調整するの?おもしろそうじゃん!
これってむしろ動画向きだったりする?
買ってみました。

むうう、これは確かに、難しいけど面白い。
より効果的に映像を見せられるような状況、構図、光、距離、であればいいけれど、そうでなければ、ふ〜ん、って感じですかねえ。

ムービー撮影をしました。
おなじみLee & Junの下北沢アーティストでのライブです。

カメラはEOS 7D
LENSBABYのシボリは「絞り円盤」をレンズの前に設置して決めるのです。この時はf5.6の絞り円盤を使用しました。
その前に家で試し撮りしてみて、f2とか4とかだとピントが浅すぎるかなーと思ったので。
でも下北沢アーティストって、初めて行ったけど、思ったより照明が暗かった。まあ普通と言えば普通なんだけど。f4にすればよかった。
上のムービーはISO6400に設定、シャッター速度1/30で撮って、更にパソコンで明るさを補正してます。
EOS 7Dの内蔵フィルターを使用しています。フィルター使用せず、ニュートラルで撮っていればもうちょっとコントラストが下がっていたでしょう。

手ブレ補正がないので、やや見苦しく揺れてます。それも含めたLENSBABY MUSEの魅力と言えるのかな。
音はZoom H1で録りました。録音レベルオートです。ちょっとオートで追いきれていないけど、まあ仕方が無いでしょう。マイクだけもっと後ろに設置すればいいんでしょうけれど。

こういう、白黒映像が似合うアーティストならLENSBABY MUSEいいと思います。
でもモニターがもっと大きくないと、ピントがよくわかんね〜!
いやどうせ指で動かすから、ピントを合わせたままにするのは難しいから、ピントが合ってるか合ってないか、境界線あたりをフニフニしてればいいんじゃねか?

アマゾンを通じてビックカメラが通販してるやつ。ダブルグラス(ガラスレンズ2枚)。


これは僕が買ったのと違ってプラスチックレンズが装着されてるやつ。上のがガラスレンズで、プラスチックの方が安いはずなんだけど、販売元がまちまちだから値段もばらばらですね。ただしこの写真は間違い。黄緑の丸いラインはダブルグラスを示している、と思う。


LENSBABY MUSEは50mmレンズです。EOS 7DはフルサイズではなくAPS-Cサイズなので80mm相当の画角になります。
今回は丁度いい距離感だったけど、いずれ手持ちだと手ブレが気になる時もあるだろうから(動画録るんだったら手持ちのライブっぽさがいいし)、純正のワイコンを買いました。
うーん、でも試しに使ってみたら、ピントが一番シャープになるはずの部分がやや甘くなるので、いまいちかなあ。どうしても必要な時でなければ使わないかなあ。

2013年12月6日金曜日

Lomography Sprocketrocketにストロボふたつ

ロモグラフィーのカメラ、Sprocketrocketにストロボをふたつ付けてみました。
このブログ9月29日の記述でもカラーフィルター付きのストロボを使用していましたが、もっと色を増やすと楽しいかな、と思いまして。
それに、Sprocketrocketは広角レンズなので広い範囲を照らせる方がよかろうと。

グリップはなくてもいいけど、かっこつけて装着。
ストロボはホルガの12MFCをふたつ。安いからっていうのと、強力なストロボだと明るすぎるかも知れないから、これくらいでいいかな〜と。
ストロボの二叉ケーブルはエツミE-513で、同じガイドナンバーのストロボふたつを使用するように、と説明書きにあります。
ホルガ12MFCをひとつ持っていたので、もうひとつ買いました。

ケーブルは背面で適当にテープでまとめました。これで充分邪魔にならず、実用的です。

自室にてデジカメでテスト撮影。
左右1色づつで計2色だとなんか鋭い感じ、冷たい感じがしますね。あるいは一般的にはその方が印象に残るのかも知れないけど、僕は4色の方が「無色」も加わって効果が適度で面白いかな〜と思った。

Sprocketrocketを持って西荻窪のライブハウス、ヘズンズドアに行ってみた。
ストロボふたつを使用して、更に1秒ぐらいのスローシャッターで撮ってみました。
ベリーボタン!
IMG513 Belly Button
IMG522 Belly Button
ベリーボタンじゃないよ↓
IMG521 Belly Button?
うーん、カラーフィルター付きストロボひとつだけ使用の、9月に撮った写真とあまり変わらない気がするなあ。
一見、カラフルなようだけど、お店の照明が増幅されてるからでもあるような気がする。
スローシャッターやりすぎたかな。0.5秒でもいいんだろうけど、手動だから調整が難しい。シャッター時間が長いとストロボの光よりも環境光が多く入るから、ストロボの効果が薄れるとわかってはいるのだけれど。

Sprocketrocketでバルブ撮影(スローシャッター)ではなくて、ノーマルシャッター(1/100秒だったかな)で撮ったのがこちら
IMG517 Belly Button
カラーフィルターの効果はそんなに強くないですねえ。確かにデジカメでテストした時も、カラーフィルターの効果を発揮するには適正な露出を狙わなければならなかった。難しいねえ。

ホルガ12MFC


ストロボの二叉増灯ケーブル


Sprocketrocketはアマゾンでも売ってるけど、送料かかるし、定価販売だし

ロモグラフィーのサイトだとちょくちょくセールやってるから、そっちの方が安いよ。
http://shop.lomography.com/jp/cameras/sprocket-rocket-family

他の使用機材は、エツミE-519

UN UN-7411 など

2013年12月5日木曜日

Nimslo 3Dカメラがまたやってきた 今度は日本製だ!

Nimslo 3Dカメラの不調(通電しない?)についてはこのブログで10月31日に書きましたが、その後一向に復活しないので、また同じカメラをeBayで買いました。

送料込みで138.33ドル。うむむ、前回が100ドルだったからかなり増えましたね。オークションサイトだから値段にばらつきがあるのは仕方ないですけど。
物が85ドルで、残りは送料とImport Charges。
Import Chargesって何だ?
Paypalの明細を見ると、売り手がいるアメリカ国内での送料が11.69ドル、それとImport Chargesが41.64ドル。
Import Chargesの中の、国際送料が11.69ドル。残りは29.95ドルがeBayの"手数料"なのかな。
eBayからのメールだとImport Charges(国際手数料?)が15.88ドルで、残りは送料で、総額は変わらない。
まあいずれにせよ、今までImport Chargesなんてあったかなあ。
おそらく、売り主が海外に発送するのが面倒でも、eBayが手続き代行することで世界中に買い手を求められる、という事なのでしょう。
売り主が自ら海外に発送するならImport Chargesは設定されないようですから。
じゃあ、すべての商品が海外に発送されるかというと、そうでもないですね。日本に送ってくれない物もやはりあります。売り手が設定するのかな。
いずれにせよ以前はImport Chargesって、なかった気がするんだがなあ。ヘビーユーザーじゃないから気付かなかっただけかも知れないけど。


新たに買ったNmslo 3Dカメラ。もちろん中古品です。
状態は悪くないけど、前回のが箱・専用ストロボ・説明書付きだったのに対して、今回のはカメラのみですから、やはり割高感はありますね。

しかし今回のNimslo 3Dカメラは"MADE IN JAPAN"ですよ。(SPKって何だ?)


ちなみに前回購入したNimslo 3DカメラはMAID IN U.K.です。グローバルですねえ。

英国製も悪くないけど、やはり「信頼の日本製」ですよね。

あと、フィルムカウンターが動く方向が逆だったりして、ああこれが英国式と日本式の違いかな〜と思ったり。

さて、新NImslo 3Dカメラを持って浅草の酉の市に行きました。

素晴らしい高解像度。


なんかこれ、「またたいてる」ように見えるのは、実際に4枚の画像のうちの一枚で光がぼんやりと拡散しているからです。
左から3番目の画像の電球に注目。

いちおうクリーニングらしいことはやってみたけど、簡単にはとれないカビか何かがレンズに着いてるのでしょう。
まあいいや、「またたき」も趣があっていいでしょう。

それと、一番左の画像の下部になんか黒く三角形がニョキっと写ります。必ず写るのでスキャン時の問題ではなく、フィルムにこのように記録されてるのでしょう。

シャープに写ってるから、たぶんレンズとフィルムの間、フィルムに近い部分に何かあるのかなあと、カメラの裏蓋を開けてみてもよくわかりません。
まあいいか!気にしても仕方がない。

ちなみに、4つのレンズによる歪みの違いはあまりなくて、左から画像を1・2・3・4と番号付けして、おおざっぱな補正値は、3と4を縦横99.85%に縮小するだけで、これすらやらなくても自然に見える場合もあります。これはいい!

そんなNimslo 3Dでございます。
今後もばしばしFlickrや
http://www.flickr.com/photos/parallel_yoshing/sets/72157632382294466/
tumblerに
http://yoshing-bt.tumblr.com/tagged/Nimslo
アップロードするでしょう。

2013年11月16日土曜日

最近買った70年代サントラ音源「サブウェイ・パニック」「野獣の救出部隊 ゴリラ・コマンダー」「ダーティハリー2」 taking of pelham 123, high velocity, magnum force

ブログに音楽の事をあまり書かなくなってしまいましたが、iTunesのアフィリエイト代理店?が替わったので仕切り直し。

ちょっと久しぶりにiTunesで外国映画サントラ界隈を検索したら、70年代の作品がどんどん商品化されているようで、これはいい事ですねえ。
ダウンロード販売のみならず、ほぼ同時にCDもリリースされてるようなので、特にiTunesがえらいとか素敵とかいうわけじゃないんだけど。

1974年の映画「サブウェイ・パニック」 原題 "The Taking of Pelham 123"
2009年の「サブウェイ123 激突」は原作が同じ小説です。原作は読んでませんが、この2本の映画、大きなところも細かいところも違うけど、僕は「サブウェイ・パニック」の方が好きだなあ。
「サブウェイ・パニック」の音楽はデヴィッド・シャイア David Shire
アクション映画史に残る名調子ですよ、これは。
CDはわりと以前からあったけど、輸入盤なのに3千円もして、うーん、それもなんだかなあ。

YouTubeでも見て満足しておこう

と思っていたらiTunesで音源が販売されてるじゃないですか〜。1500円!即購入しました!


ちなみに、タイトルに「パニック」とあっても、いわゆるパニックもの - パニックという極限状態で人間の愚かさや崇高さを描く説教臭い映画 - ではありません。当時そんな映画が流行ってて「なんとかパニック」なんてタイトルになりがちだったのでしょう。これは刺激的な犯罪映画です。



1977年の「野獣の救出部隊 ゴリラ・コマンダー」劇場未公開映画で、ビデオタイトルがこれらしい。原題は "High Velocity"
音楽はジェリー・ゴールドスミス。
わたくしはジェリー・ゴールドスミスの大ファンなのです。
2004年に亡くなってますが、当時は古い音源が再販売されるという事はあまりなくて(あったのかも知れないけれど、自分の情報網に入って来ることはあまりなかった)、ああもうこれで昔の音源は埋もれてしまうのかなあ、ゴールドスミスの古臭い音楽なんか今まで以上に商品化されないんだろうなあ、と思っていたのだけれど、じわじわと巻き返してますね。素晴らしい!
iTunesでJerry Goldsmithを検索すると、おやおや、古い映画が増えてますね〜。
なんだこれ、いかにもアクション映画なジャケ画像でタイトルがHigh Velocityって、知らないなあ。邦題なら知ってるかな、調べてみたら「野獣の救出部隊 ゴリラ・コマンダー」やっぱり知らねー!でもこの邦題にズキュンときました!音源即購入!

やはり同時期にCDも発売されてるようです。アマゾンにありました。

1983年のJ・G作品「アンダー・ファイア」を予感させる佳作ですよ、これは。イントロからして明るいラテン系だけど、しっかりアクション音楽もやってくれる。
中南米が舞台なのかな。でもゴリラってアフリカだよねえ。無責任な邦題を判断ソースにしてはいけないけれど。



「ダーティハリー2」1973年 原題 "Magnum Force" 音楽はラロ・シフリン。
今さらながら、自分の中でラロ・シフリンが再評価されてまして。世間一般ではこの「ダーティハリー」シリーズとか「燃えよドラゴン」とか「スパイ大作戦」あたりが有名なんですけど、このブログで2008年2月1日に書いた「ラッシュアワー3」のサントラ、今でもたまに聴いて、うなってます。やっぱいいな、これって。
で、「ダーティハリー2」も何年か前にCDが出てたのは知ってたけど、そう何でも買えるお金持ちじゃないし、国内盤2300円だしねえ、指をくわえてました。
久しぶりにiTunesでLalo Schifrinを検索したら、うわ、いっぱいある!あー、Magnum Forceが1200円だ!ポチっと!

CDは…国内盤はもうないのかな?



ラロ・シフリンいいですね〜。元来ジャズ・ピアニストで、ジャズのアルバムを多数出しています。片手間に映画音楽やってるのかな。だからでしょうか、音で遊ぶ感がたまんないッスよ。余裕があるんだよねえ。
1932年生まれだから80歳越えてますが、現役みたいです。まだまだご壮健でありますように。
映画を完全にサポートしながらも遊び感を楽しめるサウンドって、近頃はあまりないと思うのです。

2013年11月14日木曜日

映画「エリジウム」elysium

於TOHOシネマズ錦糸町

見たのは2週間ぐらい前、もっと前かな。
いつものTOHO西新井でもやってたけど、ぼやぼやしてたら朝1回しかやらなくなっちゃって、レイトショーでやってる錦糸町で見たのです。
TOHOシネマズ錦糸町は何年ぶりだろう。「サンシャシン2057」以来かな。

Elysium
2013年アメリカ映画
監督 ニール・ブロムカンプ

ブロムカンプの「第9地区」は見てなくて、だいたいが「エリジウム」より評価高いみたいですね。
ふうん、そうなんだー。
でもオレ、「エリジウム」すげー面白かったけどなあ。

格差社会を描くという意味では確かに、かなり足りない気がするけれど、娯楽映画としては充分面白いです。
こいう小ネタ満載のSF大好き!
大ネタは…やはり格差社会とスペースコロニーなんだろうけど、
格差社会についてはリアリティ描写がいまいちと言いますか、そもそもの解決方法がボタンひとつで一発逆転っていう、そんな安直に解決できるものとしているところからして、これは「社会派映画ではない」と宣言してるわけで、あまり意識すると幻滅してしまう。
「社会派映画ではない」としながらも、これくらいの映画がいっぱいあればじわじわと中流階級の意識が変わるんじゃないかと、淡い期待があるのかも知れない。
スペースコロニーも昔からあるSF的アイディアなので、それ自体は目新しくないけれど、この堂々とした描写はやっぱり新鮮ですね。映画館で見るといいなあ。

小ネタ、ちょっとプラスな描写が多くて、大きなマイナスがないから(娯楽映画とわりきって見れば)、映画が進むにつれてこっちはどんどん高揚していきます!
スペースコロニーで、桜吹雪舞い散るなかでの戦いとか、かっこいい〜!そうだよね、贅沢な「夢の世界」を実現するんだから、常に桜が舞い散っているから(桜かどうか正確には知らないけど)、あちこちで隔壁が壊れたら「裏方ゾーン」に花びらがやってくるわけだ!なんて美しい皮肉!

ジョディ・フォスターがまたいいですね〜。もうそこそこお歳をめされてるので、こちらもそれなりに覚悟していましたが、まさかこんなにウキウキしちゃうなんて。どうなってんだオレは。ハキハキと野望に突き進む姿が、なんともりりしいのですよ。

素敵な小ネタが多いだけに、肉体改造されたマット・デイモンの姿は、もうちょっとなんとかならなかったのか。
ただパワーが大きくなって、電子情報を直接やりとりできるようになって…うーん、もっと戦闘能力がアップグレードされた感が欲しいですねえ。
たぶんされてるんだろうけど、相手が互角だと普通に殴り合ってるだけのように見えてしまうし。ラストは普通にプロレス的な殴り合いになってしまうのは残念ですねえ。本作に限らず、ほとんどの米国アクション映画がそうなんだけど。
見た目ももっとスマートにするか、ゴテゴテでマット・デイモンの肉体美がもったいないくらいにして欲しかったなあ。クリューガーと比べて中途半端なのですよ。

音楽がよかった!
映画の効果音も斬新で迫力あったけど、その路線を延長させたような音楽の重量感と突き刺さり感たるや!
作曲家はライアン・エイモン Ryan Amon 知らない人ですが、本作で皆が大注目間違いなしですね。
近頃ではブログにあまり書かなくなりましたが、これでも映画をちょこちょこ見てるのです。で、最近は特に、エンドクレジットが楽しみな映画が多いです。音楽がいいんですよ。作曲家の腕のふるいどころですから。(もちろん本編で、ある程度楽しめてこそですが)
本作もしかり。映画が終わる頃になると、これでエンドクレジットではどんなサウンドをふるってくれるんだろうとわくわくしてました。そして大満足!

速攻、アマゾンでサントラCD買いました。

僕が買ったのはもっと安い輸入盤なんだけど、国内盤には日本のライターがライアン・エイモンにインタビューして書いた、音源制作秘話みたいなライナーノーツがあるらしい。そうと知ってたら国内盤買ってもよかったなあ。

更にiTunesは1200円じゃん、輸入CDより安いじゃん、どうせ解説がないならこっちでもよかった。

2013年10月31日木曜日

SIGMA 17-70mm MACROがやってきたので50mmマクロと比べてみる

SIGMAのレンズ 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM (2013モデル)を買いました。
同じ名前のレンズが以前からあって、今年になって新しいのが出たから、それを2013モデルと販売店で言って区別してるようですよ。

広角で撮れるマクロレンズが欲しかったのですよ。広角レンズは普通そこそこ寄れるけど、マクロと名がつくとまたいいんじゃないかと。
のみならず、手ぶれ補正もついてる、わーい!

欲しい、とは思ったけどなかなか手が出なくて、8月にフジのコンデジX10を買ったから、広角マクロで食べ物撮影するという望みはある程度かなってしまった。
色はもちろんコンデジより一眼レフの方がいいんだけど、X10でそこそこ撮れちゃうから。

ところが先日、常用レンズであるキャノンEFS 18-135mm F3.5-5.6が壊れてしまったのです。
なあんか振ると小さな音がする、小さな部品が筒の中をコロコロしてるようで、それが引っ掛かるのか、ズームリングが途中で止まってしまったり、ピントリングが動かなくなってしまったりする。カメラの向きを変えてコロコロさせるとリングが動く…
高級レンズではないし、何年も使ってるからねえ。
で、キャノン18-135mmレンズは新しいのも発売されていて、それは手ぶれ補正が強化されているらしいけど、焦点距離もF値も同じだから、それをまた買うっていうのも、なんだかそそらない。
ムービー撮影では18-135mmぐらいって、常用するのに丁度いいんだよねえ。

キャノン18-135の新型を買うか、シグマ17-70を買うか、しばし悩んで、ええい、欲しい物を買おう!
シグマ17-70を買いました。F2.8いいじゃな〜い。一番絞ってF22ですか、まあそれくらい絞れればいいかな。

シグマの50mm単焦点マクロ F2.8 EX DGも持っていて、食べ物撮影ではそれを一番使っています。
比べてみよう!

シグマ17-70mmマクロレンズの最広角、17mmで抹茶メロンパンを撮影
立体写真にすべく複数回撮って、ぴくぴく3D化

左右をトリミングしてるので、実際にはもっと広い範囲が撮れます。
カメラはキャノンEOS 7D、F値は20、シャッター速度は0.8/1秒、ISO640設定、ステレオベースは8mm
ステレオベースとは、立体写真となる2枚の写真を撮るにあたって、カメラ間(レンズの中心の間)の距離です。この場合は3枚の画像からGIFアニメ化してますが、右・中心・左のうち、右と左の間隔が8mmという事です。
カメラボディからメロンパンの最前面まで140mm、レンズの先端からだと60mmです。
もうちょっと寄れるといいんだけどなあ。これがピントを合わせられる一番近い位置です。これでレンズをズームするとにゅるにゅると筒が出て来るから、これ以上寄れないのは仕方ないのかなあ。

メロンパンがフレーム内で同じ大きさに見えるように、シグマ50mmレンズでも撮ってみました。

F値などは同じ、ステレオベースは24mm、カメラボディからメロンパンの最前面まで430mmです。
キャノンのRAW現像ソフトで補正をしています。上のふたつのGIFアニメ画像どちらも同じ現像レシピを適用しました。

見た感じの「揺れ具合」はこれで同じぐらいかな。
上の方が派手に揺れてる?白い紙の上部を見ると、下の画像もけっこう揺れてるのわかってもらえますか。

どっちの方がいいかって、好みにもよるだろうけど、やはり、より広角な方がダイナミックでいいなあ。

最望遠でマクロはどれくらい撮れるのかしら?
露出の設定は同じ、17-70mmレンズの70mm相当、メロンパンにはさまってる白い丸っこいのにピントを合わせました。ホワイトチョコチップです。

3Dではありません。ふつうの写真です。
カメラボディからホワイトチョコチップまで140mm、レンズの先端からは25mm。こ以上寄ってもピントが合いません。
RAW現像ソフトでの補正は行っていません。カメラで記録したJPEG画像を縮小してwebにアップしました。

単焦点50ミリマクロレンズで撮影、カメラボディから140mm、レンズ先端からは40mm

あらら、70mmよりも50mmの方が大きく撮れるの?ピントリングを回すとレンズがずいーっと出て来るから、ですかね。
レンズの構造の違いでしょうねえ。常識?
そう言えば50mmマクロレンズはセンサーと同じサイズに物を撮れる「等倍」なわけだけど、17-70mmレンズは1対2.8みたいですね。レンズに書いてある。
まあいいでしょ、広角で寄りたくて17-70mmを買ったのですから。

マクロの画像がぼんやりしてるけど、フードを付ければ改善されるでしょう。でもフード付けるとメロンパンに当たっちゃうから、絞りを開けるか、照明の配置をどうにかする必要が…今回は同じ条件で撮りたかったので、これでよしとしました。

17-70mmレンズはズームリングがやや重いです。あんまり軽いとカメラを下に向けたらするするとズームされてしまう(キャノン18-135がそうなのだ)、それもかっこわるいから、これくらい重くていいのかな。

動画がどう撮れるか、楽しみです。




nimslo 3Dカメラ作動せず

先日の記述でnimslo 3Dカメラが不調だったのが、電池を替えたら正常になった、と書きましたが、昨日からぱったり撮れなくなりました。シャッター動きません。
電池を100円ショップで買ったから?まさかそれでもこんなに早くは消耗しないだろう、と思いつつコンビニでまた電池を買って入れ替えてみましたが、ダメです。
露出警告灯が表示されないので、通電してません。でも電池のせいではない。
たまに撮れない、一部撮れないのではなく、まったく撮れなくなりました。
どこかで断線してしまったのかなあ。

最後に撮った写真がこれだ
小菅万葉公園の滝

多少水滴はかぶったけど、カメラの中に水は入ってない、と思うんだがなあ。

これだけ愛用してるカメラだから、もう一台買ってもいいんだけど、果たして日本に送ってくれる売り主がeBayに出品してるかしら。
してますね。今、数台のnimslo 3Dが出品されてるけど、珍しくみんな日本まで送ってくれるようです。
送料込みだと一万数千円になりますねえ。ハコと説明書いらないんだけどなあ、オレ。

2013年10月28日月曜日

nimslo 3D カメラのシャッター不調は電池消耗のせいだった

9月の23日に早稲田ZONE-Bでのイベント撮影をしまして、その時Sprocket Rocketも使ったんだけど(このブログ2013.9.29の記述)、もちろんnimslo 3Dカメラをメインに使用したのです。
ところが、nimslo 3Dカメラで撮った写真の1/3ぐらいが、まっくらで何も撮れてないのです。
これはどういう事?ストロボはちゃんと光ってたんだけど、ストロボが純正品じゃないから同期がとれてない?まさかね、純正以外のストロボを使うのは初めてじゃないし、「ストロボ光らなかった」と認識できた時の写真も暗いなりに何かしら写ってる。
でもまったく何も写ってないのがあるんだなあ。

その後も同じ事が頻発してました。
フィルムを装填しない状態でパシャパシャと空撮りしてみた。シャッター音が通常は和音なんだけど、たまに単音の時があって、そういう時はシャッターがちゃんと動いてないみたいです。
これはいかん、1980年代のカメラだから壊れても不思議はないんだけど、また買うの面倒だなあ。

電池のせいかもしれないと思って、電池を新しいのに替えてみたら、あっさり正常になりました。な〜んだ。
バッテリーチェックボタンとかないからなあ。
デジカメなら電池の消耗が激しいし、消耗具合が表示されるけど、これくらい古いフィルムカメラだとわからんもんねえ。
電池入れっぱなしで放電しちゃって、使おうと思ったらまったく動かない、これならわかりやすいけど、使ってるフィルムカメラの電池が少しづつ消耗して…という経験はあまりないので。
もっとも、フィルムカメラは昨年から多用するようになったんだけど。。

シャッター音が和音か単音かで判断するなんて、よほど静かな撮影現場じゃないとできないよ。そしてフィルムが現像されるまで気付かない…困りますね。

nimslo 3Dの電池はLR43が3個です。
nimslo 3Dを買って電池を入れたのは昨年末で、それから9ヶ月ぐらいで電池が消耗して撮れなくなりましたか。
期間よりも枚数が問題なのだが、そんなの…わかりますよ、フィルムを保管してるから。
9月23日までにnimslo 3Dカメラで撮ったフィルムはちょうど30本。36枚撮りとして1080枚、シャッターを空押ししてるのもあるけど、今後も30本が近づいたら電池消耗を疑いましょう。そんな指針ができました。
ただ、昨年末にはコンビニで電池を買ったけど、今回は100円ショップだから、どうなんでしょうねえ。

2013年10月27日日曜日

アンドレ・ノートン「未知なる銀河航路」andre norton "galactic derelict"

アンドレ・ノートンのファンですが、なかなか未読の本を読む機会がないです。
葛飾区のひきふね図書館の書庫にありました。
タイム・エージェント・シリーズ 4「未知なる銀河航路」
日本で出版されたのは昭和53年5月、久保書店からですが、アメリカではいつの出版なのか、それらしい記述がないので…webで検索すればすぐにわかりますね…1959年でした。

シリーズ4とは言っても、日本での発行が4番目なので勝手にそうしたようで、巻末の解説によると実際にはシリーズ2作目らしいです。
作品ごとに舞台やテーマが違って、主人公も違うので、まあ順番どおりじゃなくてもいいと判断したのでしょうか。
でもやっぱりこれはねえ、だって、読み終えたら前後がどうなってるのか読みたくなったよ。
どうやら前作の謎が解明された様子はなく、謎は増えてるのではないかな。

ストーリイ。この設定の20世紀では、過去を映像に見る技術があって、見るだけでなく密かに「行ける」ようにもなってて、まあそれは大掛かりなシステムが必要で大国の組織でもなければ難しいんだけど、米ソ冷戦の頃なので競い合って過去に行っているようです。
遠い過去にしか行けないのかな。たぶん。遠い過去に行って異星の宇宙船の残骸から有用なものを持って帰る、そんなことをやっている。
どうやら宇宙船の墜落は過去に少なからずあって、それをさがすセンサーみたいなものがあるような。
そして宇宙人というのは2派あるようで、どちらも友好的ではないようで、20世紀の地球人から見ても超高度な科学を有しているような。
今回は1万2千年前に行って、その当時に墜落した宇宙船から何か持って帰ろうとするのだけれど、行ってみたら普通に着陸した宇宙船があって、乗組員は死んでて、これは大発見、このまま20世紀に持って帰ろうとするんだけど、時間移転の機器を作動させたとたんに宇宙船が自動操縦で出発、20世紀に戻ったんだろうけど、中にいた主人公達調査員を載せたまま大宇宙に行ってしまう。おそらく母性に向かっているのであろう…
というお話。

面白かったかと問われれば、そりゃあまあ、ノートン女史の冒険談ですから面白いけど、やはりちょっとこれは、前も後ろも宙ぶらりんなのでうーん、なんだかねえ。
僕が上に書いた説明文のうち、米ソ冷戦はまったく「未知なる銀河航路」に関係しないです。どうやら1作目にソ連の基地がでてくるようです。
宇宙人が2派というのも1作目で、今回はそのうちの片方だけみたいです。

ノートン女史は1作目を書いた時点でシリーズ化するつもりではなかったようです。
そうなると(そうならなくても)やっぱり1作目を読みたいですねえ。

シリーズは4作しか書かれていないようです。
ひきふね図書館には「未知なる銀河航路」だけあって、他の3冊はありません。
それが読める日がくるのかなあ。

2013年10月16日水曜日

grasp the waterをGoogle+とPicasaで貼り付け

NImslo 3Dカメラにクローズアップフィルターを取り付けて(このブログ2013.5.28の記述)、公園の水のみ場で夜中に撮影したことがありましたが(このブログ2013.9.2の記述)、
今回は家のバスルームでまあまあ似たような撮影をしました。黒いラシャ紙を背景にして。

で、その画像をGoogle+にアップロードしてみたのです。
もちろんFlickrにもアップしたけど、どうもFlickrはGIFアニメが迫害されてるようだし、Tumblerはあんまり大きな画像はアップできないし。

Google+でGIFアニメをアップロードできるのは知ってたけど、wiggle3Dのコミュニティもあるけど、
やっぱり写真をアップする、見せる、グループ化する、タグ付けするといった点ではFlickrが一番だと思うんだなあ。だからGIFアニメについては残念。
逆に言うと、Google+はSNS的な写真の生かし方ばかり気にしてて、SNS指向が強くないとシステムを理解するのが面倒くさい。
フォトグラファーの写真発表の場、写真ストックの場としては必ずしもかっこよくない。
でもGoogle+はサムネイルの画像からしてアニメーションしてくれる、これはいい!ずらっと並んだサムネイル画像が動いてる、壮観ですな。

GoogleはPicasaウェブアルバムという写真共有サービスもやってて、同時にGoogle+で同じ写真を共有・管理する事になってるのです。
Google+で写真アルバムを作って写真をアップすると、Picasaにも同じアルバムができます。Picasaでアルバム作っても同じ。
どちらかで公開設定を変更ると、もう片方も変更される、かな。よくわからないけど、たぶんそう。
だから僕の場合は、世間一般に公開するつもりのない、仲間内のイベントの写真なんかは公開設定を狭めてPicasaのアドレスしか教えないようにしてます。
そのアルバムはGoogle+で共有もできるけど、はずみで公開範囲が広がってしまうかも知れない、、、という認識で正しいのかな。よくわかんない。

さて今回アップした水と手のモノクロGIFアニメ「grasp the water」と名付けて、まずはGoogle+で公開。
どうやらそのアルバムページからこのブログに貼付けるHTMLコードを生成できない?みたいなのだけど、Google+でアルバムについて紹介すると、その紹介コメントを貼付けられるんですね。こうやって


Picasaも貼付けコード生成してくれるので、やってみた。ブログ上でスライドショーできるって。

あれれれ、アニメーションしませんよ。
うむむむ。
貼り付け画像がアニメーションしてくれるGoogle+に分がありますね。

Picasaのアルバムには、アルバムにリンクしてる画像貼付けコードがあって、それはアニメーションしてくれるんだけど小さいし、1枚だけだからつまんないなあ。
grasp the water



実はこのブログ、GoogleのサービスだからPicasa・Google+の自分のアルバム写真を貼付けるのは簡単なんですけどね。

2013年10月13日日曜日

Manfrorro 卓上三脚 MP3-D01 D02

マンフロットの卓上三脚MP3-D02を買いました。
三脚と言っても…まあ足が3本あるから三脚か。。こんな形です。

高さは最高で40mm。
固いバネで足が動かないようになってるだけですが、わりと大丈夫。
折り畳むとコンパクトになるのがいいです。
「使うか使わないかわからないけど鞄の中に入れておく」にはこれくらいの大きさじゃないとね。ポケットに入れておくのはちょっと無理があるかな。鉄製で重さがあるから。


アマゾンのページには一眼レフにも使えるようなことが書いてあるけど、さすがに7Dぐらいになるとかなり不安。小さい一眼かコンデジならまあいいんじゃないかと。

コンデジでも三脚穴がカメラの中心にない場合はバランスをとりにくいので、オスネジを通す穴を替えます。そして「FRONT」が前になるようにピタっと位置が決まれば、前後左右の傾きなども調節しやすいです。

屋外のオープンカフェなどで、2ウェイシフターを載せて食べ物接写できたらいいな〜と思って買いました。
あんまり物々しい装備だと気が引けるから、三脚は小さい方がいい。2ウェイシフターがすでに物々しいんだけど。

浅草ふなわかふぇにて

カメラはFUJI X10

こうして撮った写真がこれだ!
DSCF2736_W700

と言いたいんだけど、実際には高さが足りなくて三脚の下に台を敷きました。
お皿モノならこの卓上三脚プラス2ウェイシフターでいいだろうけど、椀モノはもうちょっと高さが欲しいですね。

僕が買ったD02は色が明るいグレーですが、ふつうに黒いモデルもあります。




2013年9月30日月曜日

cross process

ロモグラフィーのリアル店舗が渋谷から末広町に移って行きやすくなったので、クロスプロセス現像というのをお願いしてみました。
Rollei Crossbirdというフィルムで撮った写真
カメラはnimslo 3D
場所は水元公園
スキャナーはいつものエプソンGT-F730

いつも通りアニメーションGIFで3D化
img238_W450
ちょっと粒子が粗いですね。そういうフィルムなのかな。クロスプロセスってこういうものなのかな。

色は確かに面白いですね。鮮やかさもあるし。
ただこの色は、スキャナーのドライバソフトの自動色補正をかけた後でして、
色補正をまったくやらないとこうなります。

フィルムを肉眼で見た時は、ただ紫になってる(上の画像はネガポジ反転してる)だけじゃん、と思ったけれど、色補正していい感じになりますな。やはり。
ちなみに普通のフィルムを普通に現像しても、色補正しないとあんまり鮮やかさはないです。

今後もクロスプロセス現像はやってみたい、とは思うものの、現像所から仕上がってくるのに一週間待ちではねえ。

ロモグラフィーまでフィルム郵送でもいいんだけど、webサイトには「宅急便で送って」と書いてあって、往復とも宅急便だと1200円かかるじゃん。
ロモリアル店舗は最寄駅末広町の「アーツ千代田3331」内にあって、近所ではないけれど宅急便の片道分料金で電車往復できます。
ロモグラフィーのカメラをいっぱい売ってるので、現像しないにしてもちょくちょく行きたいなと。

ロモグラフィー店舗
http://www.lomography.jp/about/faq/2505-lomography

アーツ千代田3331
http://www.3331.jp

2013年9月29日日曜日

Lomography SPROCKET ROCKET

Lomographyのフィルムカメラ、SPROCKET ROCKETを買いました。35mmフィルムを使うトイカメラです。
モノとしてデザインが気になってたので、前から欲しいな〜と思ってたのですが、nimslo3Dみたいにレンズが複数あるでもなし、パノラマカメラと言ってもSpinner360みたいにぐるりと撮れるわけでもなし、そこそこ広角に撮れるという「普通のカメラ」ですからね。
ある程度撮らなかったら無駄になるわけだし、「普通のカメラ」でそんなに撮るかなあ。
購入には踏み出せないでいたのですが、セールとクーポンを重ねたらそこそこ割引になったので買いました。

うーん、かっこいいな、これ。
意味も無く立体写真にしてみた。(平行法)
DSCF1200 Lomography SPROCKET ROCKET (parallel 3D)

シャッターはノーマル(1/100秒)とバルブ撮影のどちらかを設定できます。
絞りはf10.8かf16か、どちらかを設定。
ピントは近接(0.6m〜1m)か通常(1m〜)を設定。
むうう、設定項目がこんなにいっぱいあると忘れてしまう、間違えてしまうなあ。

フィルムの露光面を広くすることでよりワイドに撮れるカメラです。だから、36枚撮りのフィルムでも18枚ほどしか撮れません。

初出陣は9月12日、浅草寺にて。御水舎


そして浅草KURAWOODでのUBI&FUライブへ。
ISO800のフィルムを入れて、KURAWOODはそんなに照明暗くないから、シャッターノーマルでいいかな、と思ったんだけど、現像されたフィルムを見たらやっぱり暗かった!

普通のカメラは写真を一枚撮ったら、フィルムを送らないと次の写真が撮れないんだけれど、これは撮れてしまう。
「重ね撮り」が簡単にできてしまう。意図しなくてもフィルム送りを忘れると重ね撮りになってしまう。
フィルム送りをするにしても、ちょうどいいところでカチっと止まったりしない。カメラ上部にフィルムカウンターと更に小さい小窓があって、フィルムを送るとちょうど1枚づつのところで白い点が現れる。(フィルムカウンターでは正確な写真の境目はわからない)

で、ライブハウスの客席という暗い空間だと、この白い点が全然見えない!
見えない、見えないよ〜!まずい、フィルムをどれだけ送ればいいのかわからんぞ!
とりあえず初撮影だったので、重ね撮りはやらないつもりだったので、重ならないように多めに送っておこう…
あれ〜、7、8枚撮れるはずが、3枚でフィルムの終わりまできちゃった。送りすぎだねえ。
もったいないね。重ね撮りになってもいいから適当に巻き戻したところでライブ後のUBI氏を撮ってみました。巻き戻しの途中とかでも撮れるのが素晴らしい。
その場は暗かったのでスローシャッターやってみたんだけど、まだ足りなかったなあ。暗い、暗い。

中央やや左にドラムセットが写ってて、中央やや右に顔のアップで鼻筋らしきものが写ってるのがUBI氏なのです。適当に巻き戻したらライブの写真と重なったのだが、いかんせん暗いですねえ。

9月23日、早稲田のライブハウスZONE-Bでの@fumild氏のイベントに行きました。
今回はストロボを使ってみよう、でもこれだけ広角だと、中心部分にしか光が強く当たらないだろうから、ストロボを使ってなおかつ、バルブ撮影もしてみよう。1秒ぐらいのスローシャッターで。

IMG279 ももづか怪鳥
ライブスペースではなく、バースペースでのももづか怪鳥の余興

IMG276 NO PEOPLE
NO PEOPLE

浅草KURAWOODでさえ暗いのだから、ZONE-Bではフィルム送りの「白い点」は全然見えないだろう、と思ったら、見える。
ステージに当てるスポットライトが客席にも当たっていたのだ。大雑把な照明がいいね!

IMG275 早稲田ZONE-Bにて
この1枚はスローシャッターではなくノーマルで人物を撮って、キラキラしたテープとライブステージを重ね撮りしました。

なんか色が付いていますが、PCによる着色でもフィルムのせいでもなく、ホルガのカラーフィルター付きストロボ、HOLGA-160Sを使用したからです。




2013年9月2日月曜日

公園の水飲み場で準接写 hand and water

nimslo 3Dカメラを使った準接写システム(このブログ2013年5月28日の記述)を近所の公園に持ち込んで、水の撮影をしてみました。
先日、シャワーのしぶきを撮りましたが(このブログ2013年8月21日)、もうちょっとアートっぽくなるかな。

デジカメでテスト撮影。もちろん夜です。

本当はストロボを正面からではなく斜めにあてたかったけど、nimslo純正ストロボは延長ケーブルなど介するとなぜか光らない、という事を以前にやってて知ってたけど忘れてた。うーん、nimslo純正ストロボはメインの発光部とサブの発光部があって、メインを黒いテープでふさいでサブだけにすれば光が弱くていいかな、と思っていたのです。しかし延長ケーブルを使えないので正面から当てる事になりましたよ。
デジカメだといい感じだけど、フィルムカメラで撮るとどうなんでしょうねえ。露出の設定が適当だからなあ。

この後、白い上着を脱いで黒シャツだけになってnimslo 3Dカメラによる本撮影。

黒いシャツを着ても、下が明るい色のズボンで、それがばっちり写ってるのが残念。もったいない事をした。
スキャナー付属のソフトでスキャン時に色補正したままの画像なので、色がヘンです。ある程度正確に色補正したとしても、背景が真っ黒になるまで暗くしたら色が濃くなってしまって、水はともかく手が気持ち悪く目立ってしまうので、白黒にしました。

IMG168 hand and water (wiggle 3D, look at the comment)
IMG161 hand and water (wiggle 3D, look at the comment)
IMG172 hand and water (wiggle 3D, look at the comment).
IMG173 hand and water (wiggle 3D, look at the comment).

2013年8月31日土曜日

Kindle Fire HDがやってきた

アマゾンの電子書籍リーダー、Kindle Fire HDを買いました。
昨日、通販で入手して、何の必要性もなくこのブログをKindleで書いてます。

タブレットを持つのは初めてです。
スマホも持ってないんだぜ。iPod Touchを日常的に使用してますけど。
前々からiPad miniが欲しいなあとは思ってたけど、わりと値段高いから踏ん切りつかないでいました。
Kindleは他のタブレットに比べてできる事が少ない、というかアプリがかなり少ないらしい。
基本は電子書籍リーダーであって、多機能タブレットとしては期待できない、それは知ってたんだけど、iPod Touchを使用してる経験から言うと、まあ別にいいかな~と。
全然ゲームやらないし、特にクリエイティブな事もやらないし、カメラアプリもいくつか入れてるけど全然使ってないし。
音楽を聴くのがほとんどですね~。
たまにwebをブラウジングしたり、人に写真を見せるのに使ったり。
それくらいだったらKindle Fire HDでいいんじゃねか?と思ったのです。
知り合いではKindleを使ってる人があまりいない、というのもプッシュ要素です。

画面が大きければクリエイティブな事をやりたくなるかな。

音楽とか映像をKindleでそんなに楽しまなくてもいいなら、Kindle Fireでもいいんだけど、バッテリーが長持ちする方がいいし、インターフェイスが2点マルチタッチか10点マルチタッチ?たぶん10点の方がいいんだろうからHDにしました。
Kindle Paperwhiteも気になったんだけど、オレってそんなに電子書籍読むのかな。

16GBのモデルを買いました。iPod Touchは32GBモデルなんだけど、音楽を適当に入れたら32GBでも足りなくて、うーん、Kindleに音楽は入れないだろうけどムービーは入れるかな…いずれにせよ16GBで足りなかったら32GBでも足りないだろう、と。

写真やらムービーやら、人に作品を見せるのにはやはり、iPod Touchよりもこちらの方がいいですね。spinner360カメラの写真なんかiPod Touchだと小さくてわからない「ナニコレ」って感じなんだもん。
でも、ぴくぴく3DのGIFアニメは…あんまり大きくなくてもいいかな。拡大されるときれいに見えないし、大きなGIFアニメにするとアプリの性能なのかアニメーションが遅いし、アプリもダウンしがちだし。
GIFアニメ表示ってだけでもアプリの数が少ない。確かに、他のAndroid機種かiPadの方がアプリの数が多くていいね。

さてせっかくのKindleなのだから何か電子書籍を読んでみよう!
青空文庫を2冊と、A・C・クラークの小説をダウンロード。
他のタブレットとの比較はできないけれど、まあ読みやすいのではないかな。
でもやっぱり紙の本の方がよっぽど読みやすいよ。そんな贅沢な感覚は忘れなければならんのかな、今後は。
ここ数年は以前ほど本を読まなくなってます。歳とって刺激を受けにくくなったのかも知れないし、お金の問題もありますね。本を買うっていう事については。
本の置き場所の問題も小さくないです。狭いアパート暮らしですから。
電子書籍だと置き場所の問題はクリアされますね。だからちょっとお金の余裕ができたらバンバン電子購入しそうで、これはやばいかも…とクラークをDLしながら思いました。そうなったらいずれ脳みそが電子書籍向けになって、紙の本は贅沢品になるのかな。

あと、わりと重たいな〜と思いました。片手で持って、片手でめくって読むのは長時間できないかも。
両手で持って文字入力するのにはいいですけど。
iPod Touchでフリック入力に慣れてしまったので、最初はKindleのソフトウェアキーボードを使いにくいと思ったんだけど、両手を使えばむしろいいですなこれは。IMもいいぞ!(しかしユーザー辞書ってないのかな…)

Kindle本体と一緒に充電器も買いました。これがないとPCからのUSB給電のみでフル充電に13時間?それは実用的じゃないと思ったので。

2013年8月21日水曜日

Nimslo 3Dカメラでシャワー噴水撮影 shower splash

Nimslo 3Dカメラにクローズアップフィルターを付けて(このブログ2013年5月28日の記述)、シャワーのしぶきを撮ってみました。
水を撮る、しぶきを撮るっていいよね。以前にArtFilmStockでもやったなあ。

このようにカメラやらシャワーノズルやらをセットしました。黒い紙を背景にしてます。

左上にあるのが外部ストロボです。普通にカメラにストロボをセットすると正面から光を当てることになり、それだと明るすぎるのです。露出がオートのみのNimslo 3Dカメラは背景が暗くなるように調整できません。
なので、左上からストロボをあてて、さらにストロボのすぐ先に黒い紙をセットして、背景には光が当たらないようにしました。

そういった事がうまくできるかどうか、デジカメで検証するのに、一昨日(このブログ2013.8.19の記述)書いたX10が有用なのですね。
とは言え、Nimslo 3Dはどんな露出で撮影するのか、シャッター速度やらf値やら、撮る前も撮った後もどこにも表示されないから、うーんまあ、1/100秒ぐらい?f8ぐらい?適当にX10をセットしてテスト撮影。
実際に現像されたフィルムを見ると、テストのデジカメ撮影よりも明るく撮れてるなあ。

デジタル化して色・明るさを補正して、GIFアニメ化してみました。
img128_W450

img130_W450

img134_W450

色の違いは、色補正をテキトーにやってるから、というのもあるけど、
使った外部ストロボがLomographyのColor Splashというやつで、発光部にカラーフィルターが付いてて、くるくると色を替えられるものなのです。Nimslo純正ストロボだと明るすぎるから、という事もありまして。
面白がってカラーフィルターつきで光らせたりしましたが、フィルムをスキャンする時点で自動で色補正するので、うーんなんか、もっと色がついてるはずなんじゃないかなあ、それとも水に色付きの光を当ててもこんなもんなのかなあ…という感じ。

まあまあよく撮れましたが、やっぱテスト撮影のデジカメの方が、X10の方がクリアに撮れるんだよね。

2013年8月19日月曜日

FUJIFILM X10

フジのデジカメX10を買いました。
外部ストロボが使えるデジカメが欲しかったので。
EOS 7Dを持ってるけれど、外部ストロボが…使えるのか7D?キャノンとかサンパックとか、そこそこのなら使えるんだろうけど、僕が持ってるストロボはことごとく使えないんだよね。7Dの設定もいじってみたけど、うむむ。
フィルムカメラでストロボ撮影する時に、デジカメでテストしてから、というのをやりたいんだけど現状できなくて、いや、エプソンのCP-920Zをまだ持ってるからそれ使えないことないんだけど、いかんせん古いしなあ。もっときれいに撮れるコンデジが欲しいなあ。
さらに、ネジ込み式のレリーズが使えるともっとよし。ということでX10になりました。

一昨年の秋の製品ですから、2年前ですね。アマゾンで3万円ぐらい。まあいいかなと。
新機種はX20ですが、値段も高いし、いろいろこだわってもきりがないから、このシリーズはもっと高級機があるから、オレはこれでいいや、と。

広角でマクロ撮影もできるので、今まで7Dで撮ってたのとは違う、ダイナミックな3D撮影ができる予感。
でもやっぱり色はデジタル一眼がいいなあ。まあそうだよね。
コンデジも日進月歩だから、これは2年前の製品だから、今の高級機ならもっと違うのかも知れませんが。

複数回撮りでぴくぴく3D「香炉」


コンビニで買ったドーナツ(平行法3D)
DSCF1345 donuts (parallel 3D)
ダイナミックですな〜。
リコーCX4を買った時も、広角マクロいいな〜と思ってたけど、結局EOSでしか食べ物撮影してない。今回はどうかな〜。



そうそう、外部ストロボ普通に使えます。Nimslo純正ストロボとかナショナルPE-160Cとか、7Dで光ってくれないストロボが光ってくれます。
露出の自動調整はやってくれないけど、光ってくれればいいのです。

コンデジ、とは書いたけど、そんなにコンパクトではないです。重さもあるし。
使わないかも知れないけど日常的に持ち歩くサイズ、ではないですね。形もゴツゴツしてるし。まあそれが魅力なんだろうし、僕もその魅力を感じないではないけれど、広角単焦点レンズでいいから、レンズがあまり出っ張らないようにしてほしいなあ。

上位機種のX100が広角単焦点らしいけど、マクロ撮影の寄りが最短で10cmではなあ。
それにピントを深く合わせたいので、センサーが小さくないと。
X10のマクロの寄りは最短1cmです。

今思いつく不満点は、マニュアルフォーカスのピントリングがボディ背面にあって、操作しにくいと言うか、ピント合わせるのに時間がかかること。
ピント合わせ時に画面中心部が拡大されるのだけれど、中心じゃないところを拡大したい時だってあるんだ。
オートフォーカスの中心を変えるのはできるけど、マニュルフォーカス調整時の拡大部を変えるのは…できるのかな。ざっと説明書を読んだところではできなそうですね。うむむ。

動画モードもあるけど、動画撮影時は露出オートのみになるみたい。あんまり実用的じゃないなあ。プラスマイナスの露出補正はできるけど、AEロックはされませんね。

バッテリーがすぐ消耗するんですよ。
え、もう終わり?というくらい。
フジのW3と同じバッテリーで、W3では普通に使ってます。
あれ、でもバッテリーを替えたら長く使えるような。バッテリーの個体差なのかな。
よくわからんけど、予備バッテリーを買っておこう。純正じゃないけど2個698円って安いじゃん、大丈夫か?まあいいや、ポチっとな。


追記
付属のバッテリーは、その後、普通に使えました。最初だけ不調だったようです。
予備で買った別メーカーのバッテリーも普通に、いや普通以上に使えます。
んーでも、カメラにバッテリーの残量が表示されるんだけど、別メーカーのやつは、まだまだ使えそうに見せかけて、急に警告表示が点滅してダウンしてしまった。ちょっと困るかもねえ。まあ安いし、充分使えるからいいんですけど。