2015年8月26日水曜日

FOTOMATE マクロスライダーで10視点

たべものステレオ写真を録るにあたって、ハクバの2ウェイシフターを使っているのですが、先頃から10視点シリーズも制作してて、(このブログ2015.5.9の記述) 2ウェイシフターよりももっと「張り幅」が大きい方がダイナミックでいいなあ、とは思ってました。
そこで、以前から持ってたFOTOMATEマクロスライダーを使ってみたのです。
ハクバ2ウェイシフターでは移動距離70mmぐらい。FOTOMATEマクロスライダーだと最大100mm。

しかし、以前から持ってたのになぜ使わなかったのか?
スライダー本体のネジ穴がやや小さいようで、きつい。
きついだけでなく無理に雲台にねじ込んで、外そうとしたら雲台からオスネジが外れかかった事があって、それ以来使ってないのです。
そこで、全然使っていないクイックシューをひとつ犠牲にして、一度そのクイックシューに装着したらもう外さない事にしたのです。

(クイックシューは今は無きマイネッテ…)

ハクバ2ウェイシフターに比べると、FOTOMATEスライダーは動きの滑らかさがいまいち、いまふたつぐらいかな。ガタガタすると言ってもいい。
値段が全然違うからねえ。FOTOMATEスライダーは1500円で、ハクバ2ウェイシフターは7000円ぐらいしたような。おっと2ウェイシフターもう売ってないのか。
ガタガタすると言っても、動画をとるわけじゃないし、10視点撮影用にはさほど問題にもならないので、やってみましょう。


後ろから(撮影者側から)見ると、ギザギザが移動距離の目安になりそうですね。これの「四ギザ」につき1枚の写真で10視点GIFを作りました。移動距離はトータル90mm強ぐらいです。


ちなみに、移動距離70mm程度のハクバ2ウェイシフターで録ったものは


もちろん、カメラから題材の距離がちがうので、はっきり比較はできないけれど、なんとなくFOTOMATEスライダーで撮ったGIF(抹茶モンブランプリン)の方がダイナミックなような。

10視点GIFはこのままwebブラウザで見てもいいけれど、スマートフォンアプリ 3DSteroid で見るのがオツですよ。

どのように見るのか
youtu.be/s7LV0bCJlcA
stereo.jpn.org/eng/android/help/ani.html

3DSteroidについては「むっちゃんのステレオワールド」に詳しい説明があります。
stereo.jpn.org/index.html

Flickrのアルバム「10視点」
https://www.flickr.com/photos/parallel_yoshing/albums/72157652426099686

ちなみにFOTOMATEは台湾メーカーのブランドですが、拠点は中国大陸にもいっぱいあるので「中華メーカー」とでも言いましょうか。
中国メーカー品を「安かろう悪かろう」と言う人がいるけど、確かにそうなんだろうけど、
日本で売られるような製品はかなりのハイペースで「改善」されてるので、ネジがきつい問題はとっくに解消されてるんじゃないかと思ってます。思うだけでわざわざもういっこ買ったりはしませんが。