2013年7月24日水曜日

クラッカー撮影

7月15日、早稲田のライブハウス、ZONE-Bでパンクバンドの企画イベントがあって、その中の「クラッカータイム」を4眼フィルムカメラで撮影してみました。

昨年夏に「4眼カメラ復活祭」(このブログ2012.8.13.の記述)なるものを催しましたが、また何か撮影イベントをやろうかしら、と思いまして。
パーティで鳴らすクラッカーが写真で撮ると面白い感じだから「クラッカーまつり」がいいんじゃないだろうか。
いろいろ考えてみるに、大きな音がするから、公共の場所でやるのは難しいかな、いい写真を撮るには、何度も鳴らす必要がありそうだし。
大きな音を出せるイベント空間…真っ先に思いつくのがライブハウスですね。
どうせライブハウスなら、音楽イベントもかねて…でもまあ、実際どれくらいお金かかるのかな。
それを@fumild君に相談したら「今度イベントやるからクラッカータイムを設定しよう!」となったのです。

祝砲!クラッカータイム!
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写真中央はライブハウスZONE-Bの五十嵐さん。近々結婚したらしいので、クラッカー受刑者となりました。
「骨だけの傘」は面白くするための演出。カメラ側に大勢のクラッカー執行人がいるのです。
よく撮れた写真だけど、あと0.3秒遅くシャッター切っていれば、もっとクラッカーのテープが入ったのになあ。
カメラはnimslo 3Dです。連写機能はありません。他の多眼カメラにも連写機能ありませんが。ていうか一度撮るとストロボに充電する時間が必要なので、ほぼワンチャンスです。
もっと明るいライブハウスで照明ガンガンならストロボなくても撮れるだろうけれど、クラッカー写真はストロボ使った方が面白いと思う。
傘は思ったよりいい効果ですね。何らかのポーズをとりやすい。

告白!クラッカータイム!
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カップル誕生です。シャッターのタイミングばっちりですね。光る巨大ムカデも祝ってるよ。

クラッカータイムは2回あって、小さなクラッカーを200個、やや大きめのを数発用意しました。
お客さんが何人来るかわからないけれど、ひとり2〜3個持ってもらうとして、やっぱり100個じゃ足りないよな〜と思って。
アマゾンで買いました。

200個プラス送料で5500円ぐらい。
実際のところ、小さいクラッカーは飛距離2メートルぐらいなので目標に届かないものが多いだろうけど、参加者に配って意識を上げるにはやはり、数が沢山必要なので。

さらに「ファイヤーギタークラッカー」も仕入れました。


計8000円ぐらいかかったのはしゃーないとして、シャッターチャンスが少ないのが撮影イベントとしてはちょっとつらい。いや、撮影イベントじゃないのかな…
設定された「クラッカータイム」じゃなくても、バンド演奏の時でも、無節操にクラッカー鳴らす人が多いと思ってたんだけど、そうでもなかった。
いずれ自分でイベントやるなら、もっと撮影メインのイベントにできるし、音楽演奏とクラッカーを関連させられるようにプランを詰めてみよう。

と思ってたら@fumild君が、また9月にイベントやるからって、そうか、そうなのか、そうね。

2013年7月12日金曜日

MotorizerとGC-XA1でパノラマ三眼立体撮影してみたが

Spinner360°Motorizerを買って(このブログ2013.6.17.の記述)、これは複数レンズのパノラマ撮影に使えそうだなと思ったのです。

以前に、ターンテーブルを利用してContourROAMでパノラマぴくぴく画像を作った事があります。
- このブログ2012.12.28.の記述 -
その時のカメラはContourROAM、30fpsなので動きのある被写体の場合はシンクロしないのですね。博物館で動かない被写体ならともかく、いずれは人がわさわさ動いてるところで撮りたいから、60fpsのカメラでやってみよう、30fpsよりもシンクロしやすいはず。
博物館でカメラを廻すのに使用したのはフィギュアを飾るためのターンテーブルです。
回転の速度もMotorizerの方がターンテーブルよりも速いかな。遅い方が分解能は高いけど、速い方が動く被写体には対応しやすい。
30fpsから60fpsになる事でも分解能が高くなるから、まわるスピードはある程度速くなった方がいい。
と思ったけど、Motorizerで一回転するのが13秒、ターンテーブルだと14秒、あまり変わりませんね。

60fpsで撮れるJVC GC-XA1を3台装着!


Motorizerの回転軸はネジではなく、カマボコ型になってます。ビニールテープで円形にして、ちょうどエツミ止めネジE-520に入りそうですよ。入りますよ。悪くない感じですよ。
軸が長いからちょっとすき間ができますけど。


西新井大師でテスト撮影。画像をクリックすると大きなGIFアニメが表示されます。

人がある程度いた方がいいんだけど、いなかった。イベントのない平日はこんなもんですけどね。
もっとも、撮影が終わって帰ろうとしたら、ぱらぱらと人が来ました。まあこんなカメラシステムがぐるぐるまわってたら近寄るのに躊躇しますかね。

柳が風でゆらゆらしてたけど、その点では違和感があまりないので3台のシンクロについてはだいたい大丈夫。
ただ、柳のあたり、その他4カ所ぐらいで、ヘンなところありますね。遠近感とはちがうズレが。
フィルムの3眼・4眼カメラならレンズのゆがみかと思いますが、ムービーからひとコマづつ画像にして短冊切りにしてるので、特定の箇所だけレンズのゆがみが目立ったりはしないでしょう。
いろいろ考えてみるに、どうやらムービーのコマが足りなかったり、重複してたりするのではないか?という見当がつきました。
しかし、数えても足りないことはないし、多いこともないし、順番通り並んでいる。うむむ。
ひょっとしたら、60fpsで撮れるとは言っても、たとえば、ある1秒は59fpsで、次の1秒は61fpsだとか、そういう事ではないかと思う。いろいろな事象を考えるに、それが有力な原因のような気がしてきた。
だとしたら、結局のところ、カメラのせいで正確に記録できない、GC-XA1はこの使用目的には向いてない、という事なのか。。





エツミ止めネジE-520
オスネジは普通に日本のカメラ関連で使われてる1/4インチネジ。底面のメスネジはドイツ規格の3/8インチネジ。

Spinner 360° 画像を円形に

Spinner360° カメラのオプション品「Motoraizer」を買って以来(このブログ2013.6.17.の記述)、面白がってあちこちで撮っています。

ブランコこぎながらとか


入谷あさがお市とか


浅草寺ほおずき市とか


チャーハン炒めながらとか


入谷あさがお市の写真は夜だったのでISO400のフィルムで撮りましたが、他は昼間なのでISO100で。それでもMotoraizerで撮るとシャッター速度1/4秒相当になるらしいので、まだ明るすぎるだろうからND8フィルターを付けました。
Spinner360カメラは52mmのフィルターを付けられます。
以前、フィルター径52mmのカメラを何台か持っていた時期があったので、52mmのNDフィルターだったら何枚かあるんじゃないか…あれ、1枚しかないや。
撮ってみたらND8でちょうどよかった。夏の炎天下だったらもっと暗くてもいいくらいですね。
「チャーハン炒めながら」については、明るいかなと思ってNDフィルター付けたのだけれど、現像してみたら暗かった。NDフィルターないくらいでよかったかも。チャーハンがおいしそうじゃないよ。

さて、webで他人が撮ったSpinner360画像を見てたら、横長画像を円形にしてるのがあって、
http://t0m7.tumblr.com/post/30943017725/tiny-planets-with-spinner-360
http://www.flickr.com/photos/esthernopo/8923455652/
うわ〜オレもやりてえ!
もともとの発想として円形にする、というのがあったけれど、以前に円形パノラマ画像を作った事があるけれど、それは短冊状に切って、台形に変形してならべたもので、あまりきれいにはできていなかったのです。
こうやってなめらかに円形にするにはどうすればいいんだ?
「円形に変形」で検索してみたらPhotoShopの「極座標」とやらでできるらしいけど、PhotoShop持ってないし〜。
あるいはフリーウェアのGIMPでもできるようだけどWindowsアプリで、こちらはMacだし〜。
しょうがないから持ってるソフトウェアをがさごそと。

半年ぐらい前にDL購入したPixelmator
https://itunes.apple.com/jp/app/pixelmator/id407963104
の エフェクト/歪み/円形状ラップ が「極座標」とは違うんだけど、それでまあなんとか、角度を変えて何度もやってみて、複数レイヤー化して角度と位置を調整して統合、できました。テナガザル的な。

これも面倒だな〜、きっちりつなぎ目がきれいにならないし。
PhotoShopエレメンツでも「極座標」できるらしいからエレメンツ買おうかなあ。それでもそんなに安くないしなあ。





Motorizerはアマゾンでは売ってないみたい
http://shop.lomography.com/jp/spinner-360-motorizer

つづきみたいな記述
2014.5.14.「Spinner360パノラマ画像を円形に。2回転がよいかと」
http://yhmv.blogspot.jp/2014/05/spinner3602.html