2022年10月31日月曜日

EOS 70Dを2台使用して立体写真撮影 その実践 記述1 エツミ止めネジオス-オス活用

 このブログ2020年6月の記事に「Canon EOS 70D 2台をリモートケーブルで繋いで立体撮影 記述1」「記述2」があります。
あれから2年経ってますが、その間これについては何もやってませんでした。さんざんテストして、同期精度については確信持てず、ステレオベース120mmってのがあまり好みじゃなくて、だって風景写真ってあまり撮らないからさ、なのでそれっきり…むしろステレオベース50mmぐらいが使う機会多いよなオレ…そんな事言うなら最初からデジイチでやろうとするなよ!だってお手軽に同期できるかもと思ったから。

さて、2年の沈黙の後、あらためてCanon EOS 70Dをリモートケーブルで繋いで立体撮影にチャレンジ。
ステレオベースを短くするために、カメラ縦使いで三脚ネジ穴を向かい合わせに合体します。
エツミ止めネジ オス-オス様のご登場です。

レンズ中心の真下にネジ穴があるカメラなら有効ですね。実は以前にもやったのだけれど、丁度いいところでネジ絞めが止まらなくて、レンズを同じ方向に向けた状態ではまだユルユルで、これでは使えないなあ、それっきりでした。
今回、試しに厚紙をはさんでみました。ゆるすぎるなら…紙はさんでみりゃいいんじゃん。

すると、ぴったりの角度でカメラが固く止められて、これはいい!

リグをお見せしましょう。

ステレオベースは約85mm。
見た感じレンズがちゃんと同じ方を向いていて、カメラが平行になってると言えるのではないか。85mmなら人物撮影でも実用的かも。
レンズはシグマの30mm f1.4 DC HSMがふたつ。レンズフードがガチンコしてますね。センサーサイズがAPS-Cサイズなのでフルサイズだと50mm弱ぐらい?

細部をご紹介。
左カメラのホットシューにアームを取り付けて、左手でも保持できるようにしてます。


右手用にグリップを用意。これはカメラには固定しないで左アームから伸ばしてます。右カメラのホットシューにはフラッシュのリモートトリガーが付くので。そこにもホットシューあるけど、とてもカメラを保持するあてにはならなそうなので、右手用グリップ付けるならこうかなあ。
右手用グリップには右カメラをちょこんと乗せて保持します。これをやらないと左カメラのホットシューだけで二台のカメラとレンズを横向きで支える事になって、わりと大丈夫かも知れないけど不安。

グリップの位置はいろいろ試したけど、ここが比較的にシャッターボタン押しやすいかなあ。比較的であって、これがベスト!これがいい!って事ではない。

右グリップも左のアームもなしで持てるけど、操作できるけど、重たいし手の角度がヘンになるから長時間は無理だろうなあとリグを組んでみました。

2台のカメラの同期はリモコン端子をケーブルで繋げるだけです。ケーブルは市販のオーディオ用ミニミニプラグ(2.5mm径の3極)を使用します。詳しい事は2020年の6月にも書いてますね。ちなみに写真ではL型ジョイントを咬ませてます。

2台のカメラどちらも同じように繋げて、どちらかのシャッターを押せば、もう片方も同じタイミングでシャッターが開閉します。
同じタイミングとは言っても完全に同じではなく、どのくらいの同期精度なのか、それが重要で2020年6月に沢山テストして、今回もテストしたけど、以前はバッテリーの違いで?とか思ったけど今回はそんなことあんまりなくて…

どうやら見えてきた同期精度にかかわる要因。「絞りが大きく開いている方が同期しやすい。」
レンズ越しに絞りをよーく見ていると、基本的に常にフルオープンで、シャッターボタンを押してから設定した値に絞り羽根が動いてシャッターが開き、シャッターが閉じた後に絞りはフルオープンに戻る。シャッター速度を遅くするとそれがよくわかる。ふーん、そうなってるのか〜。
それなら確かにそうだな、シャッターボタンを押してからの動作が少なければ少ないほど同期しやすい事になるね。
シグマ30mmレンズ、カメラの背面モニターオフ、オートフォーカス、f1.4でシャッター速度1/200秒でもわりと同期しますね。同期するってのは片方だけフラッシュ光らせて、その光がもう片方のカメラでも撮れるという事。わりと同期するってのは失敗率10%以下です。サンプル数は多くないけど、失敗が続く時は続くので、ダメな時はそれもすぐにわかる。シャッター1/200より早くなると、そもそもフラッシュと親機(シャッターボタンが押された機であり、フラッシュが光る機)が同期しにくくなります。子機はもっと同期しません。

ちなみに背面液晶モニターオフの方が同期しやすいみたい。(2020年には別の結論だった気もするが…)
この「エツミ止めネジリグ」はバッテリーの交換が面倒なのだけれど、モニターオフならバッテリーあまり消費しないからいいかな。
ちなみにモニターオフだとシャッター音が大きいです。昔のカメラって感じです。×2だから更に音大きい。

ちなみにシグマ30mmレンズは、同じ名前のレンズ2本なのだけれど、微妙に違います。ほら、表面の仕上げが違うでしょ。てかてかしてる方が古いです。たぶん。たぶんというのは、もう1本つや消しの方は中古で買ったので、どっちが古いかは実感としては知らないのです。でも、てかてか君の方がオートフォーカスの合焦に時間かかるので、より古いのではないかな。

ちなみにシグマの30mm f1.4はシグマArtシリーズとして現在は売られていますが、これはどちらももっと以前の製品です。

テスト撮影。
千葉県柏市、あけぼの山農業公園にある小さい滝を撮りに行きました。
あれれ、うむむ、オートフォーカスでピントが合いませんね。同期はばっちり合ってるんだがなあ。
しゃーないからマニュアルフォーカスで撮影。

まったくの無補正、位置の補正も無しでGIF化


ある程度歪みの違いはあるだろうと思っていたけど、ありますねえ。上下の違いはレンズの角度の微妙な違い?色と明るさも違うなあ。

頑張って補正したら、このくらいにはなりました。

平行法

適度な視差の、お上品な立体写真になりましたね。
カメラから滝まで目測で4mぐらい。ステレオベース85mmは広すぎるかな?と思ったけどそんな事ないですね。遠くの背景が写ってないからかな。

それにしてもオートフォーカスでピントが合わないのはどういう事か。
バンドのライブ撮影するのに、いちいち2本のレンズをマニュアルフォーカスで撮ってられんぞ。(カメラ1台ならむしろマニュアルフォーカスで撮る)

今さらシグマ30mmレンズのアマゾンのレビューを見ると、オートフォーカスがあてにならないレンズなのですね。もう10年以上使ってるのに知らなかった。だってオートフォーカスで撮らないから。
家でテストをすると、確かに拡大して見たらピント合ってないじゃん。気付かなかったなあ。フラッシュを撮れてるかばかり気にしてたから。

またテストを重ねて、どうやらf5.6ぐらいなら、まあまあオートフォーカスでも許されるピント具合で、同期も失敗率10%程度でまあ実用の範囲かなと。

ここまで詰めておきながら実用に適さないないのは困りますからね。
このリグを持ってバンドのライブ撮影をするのだ。

記述2に続く




こちら、現行のシグマArtシリーズの30mmレンズ


こちら、僕が持ってる旧製品「つや消し」タイプだけど、別に値段安くないですね。


たぶんEOS 90Dも同じリモート端子だと思う。EOSヒトケタDとかEOS Rとかは別の端子でこの手は使えないと思う。
頑張れ90D!

2022年10月23日日曜日

CARTOSCOPEがやってきた

アメージングカードPeepHpleときて、次はCARTOSCOPEを買ってみました。

3D写真を見るためのビューワと、それに適したサイズのプリント写真のセットです。
セットで売ってるわけではないのですけど、最初にどちらかだけ買う人はあまりいないのではないかな。
フランスの3D好きがやってる商売っぽいすね。
https://cartoscope.fr
から買いました。

ダンボールをパタパタと折って簡単に組み立てられるビューワが8.5ユーロ。1ユーロ140円として1190円。

ポップなイラストがかっこいいですな。

十数枚の写真セット(裏表に印刷されてます)がいろいろあってそれぞれ7ユーロぐらい。
サイトで4製品をまとめて注文すると8%引きになるので、ビューワひとつと何か写真セットを三つ選んで購入。

写真上から、太陽系を紹介?してる「THOMAS UNIVERSE」キット。ワイヤーフレームっぽいCGがむしろ斬新で、これはこれで3D向きかも知れない。
初購入向けの、いろいろ混ざった「the SURPRISE cover」次回購入の参考になりますね。
「ストラスブール大聖堂」キット。これいいなあ。ゴシックは3D向きでテンション上がる!

ビューワとてもいいです。いいと思います。明るく見れて、スッと立体視できる。 専用ビューワと最適サイズのプリントだから、快適に見られて当たり前なんだけど、アメージングカードみたいに暗くないし、より大きい写真だから嬉しいですね。

大きいとは言っても、縦60mm×横122mmのカードなので、9月にせっせと量産したクラシックステレオカード(このブログ2022.8.31)の画像より小さいです。LITE OWLビューワでもなんとか立体視できるギリギリサイズかな。
サイズを限定する事で快適に見られて、まあまあ手頃なサイズと言えるし、いいんじゃないでしょうか。

他にも「キット」がいくつかあって、よさそうなのもありますね。
https://cartoscope.fr/boutique/
2Dの名画を3D化したキットがあって、その1枚が今回購入したキットに入ってました。

アメージングカードにも似たような「名画3D化」シリーズがあって、それはもろに「書き割り」な感じでしたけど、こちらはもっと普通になめらかに立体に見えていいですね。まあどっちも多くを見てないのですけど。

少し残念なのは、写真が普通の印刷物なので、ビューワで拡大して見ると印刷のドットが見えてしまう事。気にしない気にしないと思えば気にならないのだけれど、3D写真は細かいところまでよく見ようとするので、ドットがわからない方がそりゃいいよなあ。

それぞれ値段相応で、そんなに安くも高くもないと思うけど、フランスから送られてくるので送料がえらいかかりますね。物が4点で29ユーロで、送料が21ユーロだって。うひー!
発送したとのメールから2週間ほどで着きました。もうちょっと遅くてもいいから安くして欲しいんだけど、送料が高くなるオプションはあっても安くなるオプションは無かったな。
フランスから送ってくるならこれくらいかな。ちょっと遅くてもいいとは言ったけど、数ヶ月とか勘弁してもらいたいし。

送料がネックだよなあ。 誰か日本で売ってくれないかな。日本でライセンス生産できそうじゃん。レンズが特注品っぽいけど、あとはダンボールだから。

ビューワのパッケージに、同じイラストのダンボール製品があって、これはなんだろう。

説明通りに組み立てて、どうやらビューワを保護する箱…ですかねこれは。

ダンボールのクリップで箱が開かないように止めます。このクリップだけダンボール色してるから、間違って混入したのかと思って、あやうく捨てるところだった。

保護箱は、仕切りを上にすると持ちやすくて中にカードも3組ぐらい入って、本来と違うけどいいかも知れない。

けど、クリップ二つあったのに一つなくしちゃった。結局ね。

追記。
カードの長辺がLサイズ写真よりやや小さいので、早速カード作ってみた。
Lサイズ写真の上1/3ぐらいを無駄にするのももったいないので画像入れてみたけど、このサイズならやらなくてよかったかも。

2022年10月10日月曜日

Teco Nimsloで撮ったポジフィルム鑑賞

 このブログ2022.7.102022.7.11にnimsloを改造したTeco nimsloを入手した件について書きました。

Teco Nimsloは、nimsloの4つのレンズのうち二つだけ生かして、本来フィルム1本で18テイクしか撮れないはずなのに36テイク撮れるように改造されたものです。
当時は4つの画像からGIFを作る文化も手段もなかったので、ふつうに二つの画像から「立体視」できればいいじゃん、と思う人も少なくなかったのでしょうか。そうなると4枚撮っても残りの二つはいらない訳で、じゃあ最初から2枚しか撮らないカメラにしてしまえ、倍のテイク撮れるし。おそらくそんな思惑・需要があったのでしょう。

さて、フィルム時代の立体写真鑑賞手段として、リバーサルフィルムで撮って、肉眼で美しきポジフィルムを立体視しようという贅沢な方法があったようで、私は当時の事をよく知りませんが、おっと、何やらビューワが手元にありますぞ。

 1枚づつのスライドマウントをふたつ使用して、左右画像を立体視しようというビューワです。

ステレオクラブの例会で安く買ったんだったかな。ビューワが光って見えるのはこれを撮ったスマホのフラッシュが反射したからです。光源とか中に入ってません。光源付きで写真がカチャカチャ切り替わる立派なビューワも世の中にあって、先日のステレオクラブ東京展覧会で展示されていました。

さーて、リバーサルフィルムを使ってTeco Nimsloで撮って、お店に現像頼んで待つ事10日少々、わーいできたぞー、おお!現像代金1793円!まあなんでも値上がりのご時世ですからねえ。確かにリバーサルフィルム現像は大衆的な趣味じゃないかも。

茨城県常総市、一言主神社にて撮影。
太陽光とフラッシュで撮ったのになんだか緑っぽいのはフィルムが古いからかなあ。期限切れ間近で半額になったフィルムを買って、1年後2年後とかに使ってるから。

スプライサーでフィルムを切る。画像上の赤い丸のあるなしで左右を判別できるので、バラバラになっても分かりやすくていいね、nimslo!

ワンセットできたからビューワで見てみる。
けっこういいね、これは。
このブログの写真からは何も伝わって来ないだろうけど、なかなかクリアに見えますよ。
本来35mmフルサイズのカメラで撮ったフィルム用のマウントだからnimsloのハーフサイズだとこうやって空白ができてしまう、なので黒いテープか何かでマスキングするつもりだったけど、それやらなくても、このままでも鑑賞には差し支えないですね。

これは贅沢な趣味だなあ。
フィルムをスキャンしてPCで見るよりもクリアに、高精細に見える気がしますよ。気のせいかも知れないけど。

ステレオクラブ東京の展覧会でも撮りました。
別にそんなに期待もしてなかっただけに、このクリアさはびっくり。(本当に、このブログの写真見てもまったく伝わらないだろうけど)
そりゃ普通に奇麗に撮れるフルサイズのカメラならそうだろうけど、Nimsloでもクリアに見れるもんだなあ。
普段使ってるネガフィルムよりも高精細に撮れるのかしら。リバーサルフィルムってそういうもの?常識?
あるいはいつも使ってるスキャナーって、実はピント甘いのかな。それはあるかも知れない…。

まだもう1本、2021年1月に期限が切れたフィルムがありますからね、これは撮らないと。
いや、meoptaも撮らないと。じゃあフィルム買えよって?そうですよね。リバーサルフィルムって1本1600円以上するからなあ。今はもっとするかな。そして現像代が1800円…しびれますね。

今回使用したポジフィルムの立体視ビューワ、STEREOeyeで売ってます。
https://www.stereoeye.jp/shop/#stereo-slide-viewer

フジのリバーサルフィルムVelvia100、アマゾンで1800円!

2022年10月7日金曜日

Amazon Driveが2023年末でサービス終了ですって

Amazonプライム会員ならAmazon Driveに写真データの無制限アップロード可という事で、私はAmazonプライム会員になったのですが、あれは何年前だ?そしてせっせと写真データのバックアップに利用していたのに、Amazon Driveサービス終了ですと?なんだよそれもう!
オレが生きてる間ぐらいはAmazon潰れないだろうと思ってたけど、サービス終了のワザがあるとは。せっせとアップロードしていた手間と時間は何だったのか。

替わりにAmazon photoを使って下さい?使えねーよ!超使えねーよ!チョー使えねーんスよ!
Amazon photoをちらっと見ただけだけど、あれはバックアップ用じゃなくて、アルバムを見て悦に入ったり、アルバムとして公開したり、よくわかんないけど日常的にスマホでいっぱい撮っちゃって適当にアップして後で探すのにいいとか、そんなのGoogle photoでいいじゃん!Google photoがとっくにやってるじゃん!Google photoの方が多機能じゃん!(たぶん) AndroidユーザーならAmazon photoにアップする手間かける前にGoogle photoに自動でアップしてるじゃん、すでに全員が定番ソフト使ってて、それよりいいソフトとは思えないのに何故?
そうか、スマホで無邪気にGoogle photoにアップしてたらGoogle photoの容量がいっぱいになっちゃうから、Amazonプライム会員ならこっちに無制限でアップできまっせ、という事か。

それにしてもAmazon Driveのサービスやめるって、Amazonにとってそんなに負担だったの?だって「写真データ無制限アップルード」に変わりはないんだからAmazon Driveも続けてくれよん。
オレ、年間もう1000円ぐらい余分に払ってもよかったのに。今は年間5000円?確か、最初に契約した時は年間3900円だったなあ。それが5000円になっても、まあいいだろうと思っていたんだ。

Amazon Driveならフォルダを好き勝手に入れ子状に作れるので、MacのFinderでのフォルダ構造と同じようにできる。
撮った年でフォルダを作って、たとえば「2022」その中に日付+場所あるいは、日付+対象名のフォルダ、たとえば「221007_猫」、その中にカメラ名+フィルム名「nimslo3D_KodakGold200」とか「NishikaN8000_NewSEAGULL100」とかフォルダを作って、その中に写真データを入れていく。
そうすると、写真そのものには何のメタデータがなくても周辺情報から写真を探す事ができる。
これで既に沢山アップしてるのに、今さらいちいちメタデータを入力してられますかっての。今後もやる気になれん。
そしてフォルダじゃなくて「アルバム」になる…アルバムって入れ子状にできるのかな。できなそうな予感。できたとしてもやってられるか!っていうか、膨大な数のアルバムになる。全てのアルバムが並列にしか整頓されないなら、混沌でしかない気がする。どうやらAmazon DriveのフォルダをAmazon photoのアルバムに変換する機能があるらしいけど、やってみたけどうまくいかなかったけど、うまくいったとしても、膨大な数のフォルダがあるんだってば!それをヒーヒー言いながらやったとして、全てのフォルダをアルバムに変換したとしても(1000ぐらいあるんじゃないか)そこにあるのはやはり混沌とした密林?アマゾンだけに。
フォトグラファー向きの、バックアップ向きのサービスじゃないよ。

まあとりあえず、もうバックアップとしてのアップロードは止めだ。ローカルのバックアップもあるから、Amazon Driveがなくなって凄く困るって事はないけど、ローカルしかないのも不安だなあ。

既にアップしたデータは、消さなくてもいいんだけど、Amazon photoに残るんだけど、アルバムに入れてないと探すの超困難だし、後でまとめて消そうと思っても、選択して消すのは超超超めんどうな予感。Amazon Driveが生きてるうちにフォルダごと消してしまわないと。「2022」を消去!てな具合に。

とりあえず、人と共有してるフォルダはアルバム化して今後も共有できるようにしておこう。(これもけっこう面倒な予感)

あと、自分用にデータの転送にも使ってたけど、使えなくなるよなあ。PCからスマホにデータを送るのに使ってた。もちろんPCとスマホをUSBでつないでデータ転送できるけど、なんか面倒臭い。
すぐ出かけるんだけどスマホにデータ入れなきゃ、という時はAmazon Driveにアップロードして、それが途中でもいずれアップロード終わるからお出かけしちゃって、後は電車の中とか落ち着いた時にスマホにダウンロード、てな具合。
それがAmazon Drive使えないとなると、他の似たようなサービスが…古いPCで古いブラウザだから、おお、DropBox使えなくなってる…うわ、Google Driveも使えないのか!よくAmazon Drive使えるなあ。それがサービス停止だなんて、どうすりゃいいんだ。

そういや自前でレンタルサーバー借りてるから、そこにftpでアップしてもいいんだな。レンタルサーバーの容量がちょっとさみしいけど、自分のデータ転送用なら充分でしょう。
スマホとChromebookにftpアプリインストールして、ちゃちゃっと…すげー、ちゃちゃっとデータのやりとりできる。別に凄くはないのか。でも快適。なんだか他のクラウドサービスより速い気がする。PCでftpソフト「Fetch」を開きっぱなしになるけど、まあいいや、軽いし。
もっと以前からこうすればよかった。ファイル名の2バイト文字がアンダースコアに書き換えられるけど、どうせ自分用だからいいや。何のファイルかわかるもん。

という近況です。Amazon photoのアルバムに立ち向かうのか…気が重いな。 もう、何ができるとかできないとか調べるのも面倒臭い。

2022年10月5日水曜日

3D Card Peep Hole買ってみた

 タカラトミー3Dショットカム(このブログ前々回の記述)、アメージングカード(このブログ前回の記述)ときて、さあ次は…STEREOeYeで売ってた「3Dカード Peep Hole のぞきあな」を買ってみました。そういやこれ、ステレオクラブの例会で見た事あるような気がする。

「プリントしたサイドバイサイド3D写真を見るビューワ」で、接眼レンズからステレオカードまでの最適距離をすぐに決めやすい(これって普段立体視してない、できない人に見てもらうには凄く重要なのね)、それで安価ならとてもいいじゃないですか。

さて、やたら大きなパッケージですが、ビューワ8個入りで2090円ならまあ安価ですね。

ビューワ自体は小さいです。折り畳んで名刺サイズですかね。

自分で3D写真を撮ってプリントして、このビューワで見て楽しもうという製品なので、ちゃんと説明書きがあります。サンプル写真もしっかりあって、これはいいですねえ。

サンプル写真をビューワにセットしたところ。もうわかるだろうけど、写真もビューワも小さいんですよ。小さいとは言っても、写真の大きさはアメージングカードとそんなに変わらない…ちょっと小さいくらい。90%とかそのくらい…その10%が大きい?

この小ささもあって「ちゃっちい」印象になってしまうけど、実際ちゃっちいんだけど、悪い製品ではないと思うんだがなあ。

アメージングカードと違って上が開いてるので光が入ってくるし、横に開いてる丸い穴も明かり取りだと思う。だからそのまま持って普通に見られます。これいいじゃん。

紙製ビューワとは言え、もっと厚い紙で作っていればまだよかったのになあ。せめてハガキぐらいの厚紙で。
子供向け?(それならちゃっちくてもいいという訳ではないけど)まあ、大人でも好きな人なら楽しめるよね、チープさに味わいあるよね、という作り。
あと「Peep Holeのぞきあな」という名前もなんとかして欲しかった。性犯罪に寛容な雰囲気を醸成しそう?そんなふうにガミガミいうのはポリコレ警察?でも、ここ何年かで自分の意識も変わってきたと思う。この名前を楽しめる意識はないなあ。

サンプルのステレオカードの横幅がLサイズ写真の短辺に近いので、コンビニLサイズ写真プリントでカードを作ってみました。

インサートアメージングカードの真似をして、小さな3D写真と大きな2D写真を1枚にプリント。

ほうら、なんだかオサレなカードじゃありませんか。
本来、カードの四隅をビューワ内にセットするはずなのだけれど、このカードでは下2箇所だけになります。けど、ほとんど問題ない、まるで問題なく見られますね。
何枚かカードを作って先日の「ステレオクラブ東京展覧会 2022 in桶川」に持って行ったけど、最終日に人にあげちゃった。

あと、サンプル写真が横長だから横長写真のカードばかり作ってたけど、縦長もアリだなこれ、と思った。アメージングカードは構造上横長有利だけど、これはフルに大きな画像を立体視用に印刷しようと思ったら縦長になるかも。そうなったら3D写真の印刷面はアメージングカードより広くなりそうだぞ。

つくづく、もっと厚い紙で作って欲しかった。
Peep Holeって名前をなんとかしてもらいたかった。

Peep Hole のぞきあな
STEREOeYeにまだまだ在庫あるそうです。
販売ページ
https://www.stereoeye.jp/shop/#stereo-print-viewer2
 


2022.10.7 追記。

Lサイズ写真プリントの短辺が横サイズに近いので、Lサイズ写真の縦使いでちょうどいい、かっこいい、的な事を書きましたが、実はちょっと幅が短いのでカタカタしてます。それでもおいそれと外れはしないけど傾いてしまう事があって、自分はすぐに気付くけれど、気付かないでそのまま見ようとする人もいて、立体視できるんだろうけどこれはなんとかした方がいいな、じゃあLサイズ横でプリントして、底辺をぴったりサイズでカットしてみよう。

カタカタしなくておさまりはいいけど、やはりカードとして格好よくない、2D画像が中途半端だなあ。却下かな。自作品を楽しみとして展示するにはアリかな。微妙。