2026年5月17日日曜日

EOS 70D、4台で4眼のカメラリグ 記述2

記述1の続き

デジタル一眼レフカメラ4台による4眼システムを持って、新宿のライブハウスに行きました。知人の音楽イベント「シン・魑魅魍魎」です。なかなか目立つカメラスタイルですからね、知り合いのイベントでもないと尻込みしてしまう、かな。

イベントでスピーチした「新宿タイガー」と2ショット!

この写真はNishika N8000で撮りました。撮ってもらいました。
ヘルメット被ってるのは、ヘルメットカメラでイベントの動画も撮るためです。

さて、レンズ間隔115mmなので、被写体から4〜5メートルは離れるのが理想だけど、無理だろうなあ、やっぱり無理だった。
被写体が近い場合のよくある対応方法は、カメラの向きを内向きにする、眼で言えば「寄り目」にするのだけれど、それだと遠くの背景の変化が大きくてアニメーションにした時に美しくない。立体感よりも背景の違いが目立ってしまう。そういう表現も嫌いじゃないけど。
いずれにせよ今回使用したリグは、カメラの左右の角度を調整できないものです。

上下の向きは調整できるけれど、左右は調整できなくて、むしろ調整不要で4台が同じ向きになるはず。それはそれでいいかも。


まっすぐ同じ向きになるはずなのだけれど、プレートやクランプの精度によっては、4台のカメラが正確に同じ向きにならないかもしれない。としても、被写体が近ければ近いほどそれは些細な問題になるはず。
というか、調整できないんだから撮れたものでどうにかするしかない。

「ラ・穴子天」を撮った。
4枚の画像をならべてみるとこんな感じ。

位置調整して4枚に共通する部分をGIFアニメーションにすると


ねえほら、近すぎるってのはこういう事なんですよ。

でもまあ、こういう写真ばっかりになっても写真データがもったいない、上のGIFに含まれないデータがもったいないので…

これならドラムも勇姿が記録されるね。

被写体がやや離れて、2メートル以上あるかな。でもそうなると


カメラと演者の間に人が入りがち。


うむむむ。

こちらは↓せっかくカメラ4台なのだからシャッター速度を変えてみた例。


同期が微妙に合ってなくて、一部暗くなってる例でもある。その1枚だけフラッシュの光を捉えきれていない。
シャッター速度を変えているのと、動機が合ってないのは関係ないです。たまたまこの1枚がそうなっただけで。


記述1で、同期NG率は2割ぐらいと書いたけど、それは適当にこんなもんかな〜と思った割合で、実際にはもっと多い気がしてきた。撮影して、早い段階でいらない写真は消しちゃうから、NGやOKをちゃんとカウントしていない。フィルムカメラと違っていっぱい撮るからどんどん消さないと。

「イレイサーズ」

このテイクも被写体が近いので、普通にトリミングすると…

まあこれも縦長バナーみたいで面白いかも。

トリミングしないバージョン。



4枚をシャッター速度変えて撮る、って面白いはずなんだけど、なあんかそれほどでもなく感じるのは、左右の揺れが大きすぎてそっちの刺激が強いから、かな。やはりレンズ間隔115mmは広すぎる。

Loreo9005を3つ使用した6眼システムで、同じようにシャッター速度を変えて撮ってみた事があるけど(このブログ2025.10.5の記述)、6枚のアニメーションなのに露出の変化は3段階で、光のラインがカクカクしてるのがちょっと気に入らなかった。今回は光のラインの伸び縮みがスムーズなアニメーションになってて、その点はいいね。

さて、総じて言えば、やはり重さがちときつい。なおかつ運動不足なので、この日はずっとしゃがんで撮ってたのも相当つらかった。足しびれまくりでグラグラ。

それと、データ量が多いのも大変だこりゃ。データ置き場がどんどんなくなっていく。RAWで撮って残しておきたいじゃない。外付けHDDまた買うの?

とりあえず見た目がコテコテなので、目立ちたい時にはいいね。



2026年5月3日日曜日

EOS 70D、4台で4眼のカメラリグ 記述1

 このブログでCanon EOS 70Dを複数台つなげての立体写真撮影について書いてきましたが、70Dを2台(このブログ2020.6.112022.10.31の記述)、3台(2025.9.7の記述)、と増やしていって、ついに4台目も買ってしまった。

レンズはEFS 24mm。軽いし、中古なら1万円か1万2千円ぐらいで買える。カメラ本体も楽天で3万円ぐらいでした。もちろん中古。一度に買い揃えたら散財だけど、数年かけて揃えたからたぶんダメージあまりない。

さて写真から想像できると思いますが、レンズ軽いとは言っても、まあまあの重さになります。本当はシグマの30mmレンズが欲しかったけど、中古でも70Dより高いくらいの値段になるし、ぐっと重くなるし。
スタジオでしか使わないとか、常に三脚を使用するならある程度重くてもいいんだけど、私はこのリグを持って撮影する気まんまんなので、たとえEFS24mmレンズでも、この重さにやられてる未来が予測されますな。

カメラの同期方法は例によってミニミニプラグのステレオ音声ケーブルをカメラのリモートポートに挿してつなぐだけ。
(このブログ2026.1.6の記述)

カメラを3台、4台と増やすために二股ケーブルを利用してます。こんなんで同期できるんかなと思ったけど、わりとできる。

4台目に買った中古70Dは液晶モニターのヒンジ部が不良らしくて、たまに表示画像が上下逆になってしまう。モニターを回転させた時に本来は上下逆にすることで正常に見えるようにするんだけど、そこが優柔不断みたい。

一週間以内だったら不良品は返品できるって書いてあったけど、まあ安かったし、純正バッテリー1個付属してたし、純正バッテリーなんか中古で買っても数千円するし、純正じゃないにしろバッテリーはどうせ買わなきゃならないし、常に上下逆に映るわけじゃなし、4台のうち1台だからまあいいかと思ってそのまま使う事にしたのです。

さて、すでに以前から4眼撮影システムはLOREO9005をふたつ使用することで成立しているのですが(このブログのラベルLOREO9005x2)、それなのに何故あえてデジタル一眼レフを4台使用した4眼システムを新たに欲したのかと言うと、うーんそれは、EFS24mmレンズのほうがはるかにクリアな写真を撮れるし、やや広角で撮れる。LOREO9005は画角が狭いので。それと、カメラ4台で4レンズだと、一台づつ露出設定を変えることで面白い表現ができるんじゃないかと思ったのだ。
と言った理屈もあるけれど、やっぱ3台まで増やしたら4台いきたいよね!

重さが最大の問題点だけれど、他の難点は同期精度です。同期は「わりとできる」と書いたけれど、わりとってのは8割ぐらいかな…
この場合の同期OKは、シャッター速度1/100秒で、ひとつのフラッシュを4台のカメラで捉えられる、という程度です。1/500秒で合わせるとかはとても無理。
8割OKってことは2割NGということで、これをよしとするかどうかは、うむむ、状況によりけり、どれだけシャッター切れるかによりけりですね。

ちなみにカメラ2台だとNG率5%ぐらいです。やはりカメラの数が増えると同期精度が落ちる。

ちなみに同期精度のためにミラーアップ撮影します。だからミラーレスだとうまくいかないかも。うまくいかない説あります。ミラーレス持ってないから検証してません。ミラーアップする、という点でも使用状況が制限されますね。

ちなみに、この4眼システムのレンズ間の距離は短くても115mm。
115mmってちょっと広いんだよね。2メートルぐらい離れて人物の立体写真撮るにはだいぶ厳しい。5メートルぐらい離れて撮るのがいい。とは言え、ライブハウスで最前列で撮るとなると、2メートルより近くなるような…。

参考。LOREO9005のレンズ間隔は90mm、nimslo 3Dカメラは19mm。

この重たいカメラリグで、離れて撮らなきゃならないのにそうもいかないライブハウスで撮影してみたのだ。
記述2に続く。