2009年6月30日火曜日

ソーイングマシーン3D 渋谷PINK COW sewingmachine

渋谷のレストランPink Cowでのイベント、Drum Cowに行きました。
ジャンベをメインに据えたエスニック・ダンサンブル・イベントですかね。

永井Lee氏のバンド、ソーイングマシーンが出演するので見に行ったのです。
当然、最近こってる3D撮影を試みました。
動画ではなく静止画です。

最近、3D写真の撮影についてポツポツと情報を集めてます。
まず、単純で同期の問題も発生しないのが、LOREOの一眼レフ用レンズを使う方法。
http://www.loreo.com/
香港のメーカーです。
日本で輸入販売してる会社のサイトを見ると、1万3千円か〜。安くないけど、まあ一眼レフ用レンズなんだから、高くはないですね。
色々検索してみると、レンズとしてはそんなによくもないのかな。
LOREMOのサイトでもUS$98だから、1万3千円は普通ですか。もっとも、どちらにせよ現時点で売り切れでしたが。
売ってるとしてもね、僕は一眼デジカメ持ってないし。
フィルムカメラなら一眼レフ持ってるけど。それで使えるけど、ランニングコストがかさみますね。

あるいは、2台のデジカメをシンクロさせて撮る方法。
むっちゃんのステレオワールド
http://stereo.jpn.org/jpn/index.html
に、キャノンのデジカメを2台シンクロさせるソフトとハードの制作方法について解説がありまして、とても興味深いのですが、デジカメ2台調達しなきゃなんない。
ものによっては2台で1万円かからないのもあるだろうけど、うちはMacだから紹介されてるプログラムは走らないでしょうねえ。

いずれ近いうちにフジから立体撮影できるデジカメが発売されるみたいなので、今、あまりお金をかけるのは得策ではないかも知れない。
お金ないし。

なので、できるだけお金をかけずに、今もってる機材だけで立体撮影をしてみよう。
と言って、ピンホールカメラで、暗いレストランでバンド演奏を撮るのは無理ですね。
なので、ビデオカメラFVM100を2台使って、静止画撮影でやってみました。

FVM100はたとえリモコンを使っても微妙にシンクロしない、というのはわかっているけれど、どうせレストランなんて暗いだろうから、シャッター速度は遅くなるだろう、スローシャッター気味になるでしょう。
であれば、1/50秒ぐらいのズレはかえってさほど気にならないのではないかな。
と、都合よく考えて、FVM100を2台+リモコンでやってみました。

撮った写真から11枚をPicasaウェブアルバムにアップしました。
思った通り暗くて色がいまいちだったので、モノクロにしました。


ソーイングマシーン。
3rd editionのメンバー編成だそうです。…2ndを見てないな。。
永井Lee氏の歌声は、年を追うごとにスタイルが固まりつつあるようです。
ギターの右手で、2台のカメラがシンクロしてないのがよくわかります。


これも2台のカメラがシンクロしてないのだけれど(ギターの右手、ジャンベの右手)、「動きが速いからブレてる」ようにも見えますね。


バンドの合間のフリーセッションタイム。

リモコンを使ったのですが、片方のカメラにだけ反応して、もう片方は反応しない、シャッターが片方しか切られない、という事が少なからずありました。
家でテストした時はまるでそんなことなかったのだがなあ。

それもあって、イベントはかなり白熱していたのですが、途中までしか撮らずに帰りました。
右と左のカメラで写真ナンバーが合わない、ときたまずれるという事は、あまり沢山撮ると、それはそれで後々整理作業が大変なのです。
でも沢山撮った方が、ぴったり左右がシンクロしてるような写真も多く撮れるだろうから、やたらめったら撮るのも重要かと思ってました。
なので、これ以上撮ると帰ってからの作業が大変だ、という事と、
イベントは盛り上がってたけど、場の空気に慣れてないもので、帰ってしまいました。

それと、リモコンだと完全シンクロしないとわかっていましたが、完全どころか、かなりシンクロしなかったですね。
1/3秒とか、それくらいのズレはありました。(カメラがカードにデータを書き込んでる時に小さなランプが点くので、明らかに違うタイミングはよくわかる)
これはオートフォーカスだったからです。
6月23日の実験(このブログの記述)の時は、マニュアルフォーカスでした。
オートフォーカスだと、ピントが合致してからシャッターを切るので、その時によってタイミングが変わるのですね。
なんとなく予想はしてたのだけれど、仕方がなかった。
マニュアルフォーカスにして調整するには液晶パネルを開かなければならないのだけれど、それだと2台のカメラの間をぐっと広げなければならないし、広くない空間で3D撮影するのにそれは適してないのです。

なので、数いっぱい撮れば、シンクロしたような、いい立体写真が撮れるかと思ったのですが。
このやり方も考えものですなあ。
それに、明るい屋外ならともかく、屋内ではきれいに撮れなくて、写真としていまいち。
(ピンホールカメラで撮ったのか?というような)


ソーイングマシーンのサイト
http://sewingmachine.main.jp/

2009年6月26日金曜日

里親募集 カードリーダとデジカメバッテリー

東芝のデジカメ、PDR-M4を分解していじってたら壊しちゃった。基盤と基盤の間に渡ってるフィルム状のコードがビリっと切れました。あああ。

とりあえず、バッテリー2個、いらなくなったので、欲しい人にあげます。
東芝のPDR-BT1 って、東芝のデジカメにしか使えない?そんなことはない。
コダック、リコー、京セラ、フジなどで同じ規格のバッテリーを使ってます。使ってました、かな。なにしろ10年前のバッテリーだから、今の主流ではないでしょう。
10年前のバッテリーでも使えるのか?
僕の経験では、普通に使えます。携帯電話みたいに毎日のように使って充電するものなら、数年がいいとこでしょうが、たまに使う機械のバッテリーなら、適度に時たま使っていれば、問題ないでしょう。
実際、ひとつは先日、普通に使えました。もうひとつは…使う前にデジカメが壊れたのでわかりません。。


フジのNP-80互換バッテリーです。
あ、これってオレのデジカメにも使えるんじゃね?と思ったら、たぶん使えます。
ただ、1100mAhなので、容量は多くないですね。最近のデジカメなら省エネ化が進んでいるので大丈夫と思いますが。いや、最近のデジカメはこの電池使ってないのかな。。

もうひとつ、TDKのカードリーダ/ライタ、URW01MC

これも2002年の製品だから古いね。
CF、SM、SDカード、MMCが使えます。それぞれのメディア間でデータのやりとりができるそうで、へ〜え。USBハブにもなる。
一番の特徴は、縦型で上から挿すタイプなので、デスクトップPCのモニター脇なんかに置いて、片手で抜き差ししやすい、使いやすいのです。
愛用してましたが、こちらの使うメディアの種類が増えて、使わなくなってしまいました。
上記のカードしか使わなくて、デスク上の空間に余裕のある人にはいいでしょう。
最近のOSならドライバソフトなしで使えます。
Windows98/2000、MacOS 8.6〜10.1.1であれば、TDKのサイトからドライバソフトをダウンロードできます。
http://www.tdk.co.jp/tjcaa02/bda01670.htm

欲しい人にあげます。

2009年6月25日木曜日

学研「大人の科学マガジン」ステレオピンホールカメラ stereo pinhole camera

とりあえず安いスレテオカメラが欲しかったので、買ってみました。
前から売ってるのは知ってたけど、アマゾンの欲しいものリストには入れてたけど、針穴写真にあまり熱が上がらなくてそれっきりでした。



いっぱいステレオ写真が掲載されてますが、やはりピンホール写真、ただぼやっとしてるだで、そんなにおもむきがあるとは思えないのだが…。

写真をパラパラと見て、読み物は飛ばして、
付属のカメラをさあ組み立て!
そんなに難しくもなく、適度に細かくて、わかりやすくて、いいですね。
でも部品がいっこないんだなあ。ウレタンの小さなリング。ふたつあるはずなのに、ひとつしか入ってない、と思う。
まあいいや、ないままで作ってしまった。大丈夫だ。

構造的に二つのシャッターは必ず同期されますが、そもそもピンホールカメラは、普通に昼間屋外で撮ってもシャッター速度1/1秒とかそんなだから、動きのある物体は撮れないのですね。

シャッターは横に引っ張るタイプで、本にも書いてあるようにとてもブレやすそうなので、黒い紙で代用…黒い紙がなくて三脚のカバーが黒い布だったので、それでカメラを覆うようにしてみました。まあうまくいったのかな。

露出はシャッターを開ける時間で調整するのだけれど、それが何秒という単位で、どうやって計算するのか?
本の巻末にデジカメのF値・シャッター速度との対応表があって、デジカメでまず被写体を狙って、オートで計測された値を換算して、それでピンホールカメラ用に適正シャッター時間を求められます。
これは便利。おかげで初の撮影でも、露出面での大きな失敗はなかったなあ。
しかし僕が持ってるデジカメでF値やシャッター速度が表示されるのはフジのS7000で、そのために持ち歩くにはちょっとでかい。
露出計があればいいのかな。でもそんなに安くないしなあ。
まあ慣れれば、シャッター時間は、この天気なら何秒ぐらいだな〜というぐあいに適当にできそうな気がしてきた。

市販の35mmフィルムを使います。
一枚撮ってはフィルムを手動で巻き上げるのだけれど、そんな動作に慣れてないから「撮ってすぐに巻く」と決めてたのに、巻き忘れて重ね撮りしちゃったのが1回あった。と思ってたら、現像したの見たら2回あった。むう。
フィルムカメラ自体滅多に使わないし、持ってるカメラは自動で巻き上げてくれるか、巻かないと次のシャッターが切れない構造だから、今までそんな失敗はなかったのに。
それに、フィルムの枚数をカウントしてくれないので、何枚撮ったかわからなくなってしまう。
ステレオ写真はワンテイク2枚撮るから、36枚撮りでも18テイクほどしか撮れないけど。

それと、最初にフィルムを巻く方向を間違えて、それはすぐに直したんだけど、フィルムにクセがついてしまったせいか、最初の数枚分を巻き戻せないままにフタを開けなきゃならなくて、その分無駄になってしまった。

フィルムは安いのでもよかったのだけど、都心のヨドバシカメラなどに行くついでがなかったので、近所の小さいお店で安くないのを買いました。
36枚撮りで650円、現像代がプラス610円。大人の趣味だなあ。

お金に余裕があればデジタル化もお店でしてもらうのだけれど、今回は家で、ライトボックスにフィルムを乗せて、デジカメで接写しました。そのせいか色がどうも美しくない、という事もあって、今回アップしたのはモノクロのみです。


近所の公園にて。
ガキんちょが野球やってましたが、なにしろシャッター時間3秒ぐらいなので、子供はすぐに消えてしまう。


近所のうなぎ屋さんのバイク。


室内。シャッター時間2分ぐらい。
ストロボを持ってパシャ、場所を移動してパシャ、てなことをやってみました。
中央がぼんやりと白っぽいのは、白いシャツを着てうろうろしていたからでしょう。
黒っぽい服にすればよかった。

今日撮ってみた感じだと、だいたい被写体とカメラの間は1メートルぐらいでいいみたいですね。
ピンホールとピンホールの間が38mmぐらいなので、これは近いぞとわかってはいたのだけれど。
今までのステレオ撮影の感覚だと1メートルってかなり近いから、今日もだいたい2メートルぐらいで撮ってしまったのだなあ。

デジタル化は、今日は家でやったけれど、手間ヒマかかるし、必ずしもきれいにできないので、今後もやるならお店に頼みたいですね。
今後もやるのかって?
だってこれ、ちょっと面白いよ!
ピンホール写真、見るのはそうでもなくても、撮るのは面白い。更に立体!
人がいた方が面白いな。

2009年6月24日水曜日

カメラ2台をひとつのリモコンでアナグリフ3D撮影、しかし

新しくブログを始めたせいで、またぞろアナグリフ熱が上がってきました。
(yoshing blog別館 -アナ☆メグ-)

まあ動画はなかなかきれいにできないようだから、静止画像で、写真でやりたいですね。
カメラ2台のシャッターをどうやってシンクロさせるか?
やるからにはブラジルUFOのライブとか、動きのあるシーンで、ストロボを使ってやりたいのですね。

カメラのリモコンを使ってみたらどうだろうか?
同じメーカー同じ型番の2台のカメラを、ひとつのリモコンで操作したら、同じタイミングで動作するのではないか。

リモコン付きのデジカメって、あんまりないよな〜。
おっと、オレはビデオカメラを持ってたっけ。そもそも立体動画を撮るためにそろえた、キャノンのFVM100を2台。
これってそうだ、静止画も撮れるんだ。
買って最初、静止画も撮ってみて、なんだかビデオっぽい質感で、デジカメとしてはダメだなあ、ビデオ用のCCDとデジカメ用のCCDの違いかな、そう思って静止画撮影機能は黙殺してた、忘れてた。
せっかく静止画も撮れるのだから、これでアナグリフ立体写真を撮ってみよう。

画素数は100万程度だけれど、パソコンのモニターで見るだけだから、充分でしょう。
ちょっとクリアさに欠けるけど、まあいいや。

僕は持ってないけど、FVM100には専用ストロボがあります。他のキャノンのビデオカメラにも使えるやつです。
アクセサリーシューに取り付けて、電源はビデオカメラのバッテリーからもらいます。
普通のビデオライトのようにも使えるけれど、静止画撮影時にはストロボにもなります。
値段が1万円もするけど、実験がうまくいったらストロボ購入もありですな。

近所の公園で試し撮り。
シャッター速度を1/250に設定して、明るさもAEロック。
FVM100はシボリを数値で設定できないけど、バーが表示されて、設定できる範囲のどれくらいのポジションなのかわかるので、2台のカメラのシボリをほぼ同じくする事ができます。
しかしシボリをマニュアルにするのに、ボタンを押すため液晶モニターパネルを少し開けなければならなくて、そうなると2台のカメラの間隔を開けなければならなくて、う〜ん、10cmぐらいは離れますね。
なので、撮るときは被写体があまりカメラに近づかないように、数メートル離れるようにしました。

2台のカメラのシャッターのタイミングが一致するかどうかテストしたいので、動きの速いものを撮ろう。
ビニールひもの先に重りを付けてぶんぶん振り回してみました。

むうう、ズレてる。
リモコンで撮ったのに、ズレてる。
上の写真をアナグリフで見てもズレてるのはよくわからないだろうけど、ズレてます。
2台のカメラをひとつのリモコンで操作してシャッターを切っても、同じタイミングにはなりませんでした。

ズレてるのがよくわかる写真↓

白いビニールひもの先に、オレンジ色のメジャーをくくりつけて振り回したのです。
ビニールひもだけだとわかりにくいかと思って、タオルも一緒に振ってます。

オレンジがアナグリフだとわからなくなってしまうのですね。知らなかった。覚えておこう。

もう一枚。

左手に持ってるのがリモコンです。
右ヒザのあたりに線がにゅっと入ってますが、あれが左カメラに写ったビニールひもで、右カメラのひもは垂直に下がってます。
その先のメジャーは、左カメラの画像には半分ぐらい見えてて、右カメラの画像にはほとんどフレームに入ってません。(メジャーの黒いストラップが入ってます)
リモコンを持つ左手も動いてますね。そんなに速く動かしてないはずなんだが。

メジャーを振り回したスピードと(だいたい1秒間に1回転半ぐらいかな。適当です)、ズレの角度から(12度として)、
リモコンを使ったこの場合でも、2台のカメラのシャッターのタイミングが1/45秒ズレてしまったのです。

振り回しスピードが適当なので、1/30秒〜1/50ぐらいのズレと思っていいでしょうか。

むうう、きびしいですね。

ていうか、レトロカメラ屋にあるようなアンティークな3Dカメラって、どのくらいの精度なんだろうか。
1/50秒ぐらいは普通にズレちゃうのかな。

Flickrで「一瞬を切り取る」アナグリフ画像を見ると、やっぱりすごいんだなあ、と思う。

そうだ、シャッター速度を遅くする事ができれば、暗いなかでストロボを使って、その一瞬だけ同じタイミングで撮れるぞ。
と思ったのだが、FVM100はマニュアルで設定できるのが一番遅くて1/60秒でした。1/60秒だとズレよりも短いから意味ないですね。
専用ストロボ買いませ〜ん。

2009年6月22日月曜日

映画「グラン・トリノ」gran torino

於TOHOシネマズ西新井

なんだか評判がいいみたいで。
イーストウッドのファンなので、作品が売れてたり、評判よかったりすると、嬉しいですね。

「グラン・トリノ」
gran torino
2008年 アメリカ映画
監督 クリント・イーストウッド

イーストウッドのファンならかな〜り楽しめる映画だけど、そうでない人が見てもフツーではないかな?
と思ったのだが、評判がいいという事は、僕が思っている以上に、世の中にはイーストウッドファンがいっぱいいるようで。

なにしろ近年では一番のファンサービス映画。イーストウッドのうなり声とキメのシーンがどっさりある。

ラストはどうなんでしょうねえ。
ストーリィや設定的には、これでいいんだろうけれど…
今までイーストウッドが演じてきたヒーロー像があるだけに、感慨深い結末になるのだろうけれど…
暴力で物事を解決して来た男が人生のラストにできる事は、暴力の使い方を少し変えるぐらいだった…
(イーストウッド扮するコワルスキーは、警官でも職業軍人でもないので、暴力まみれの人生でもないのだろうけれど、イーストウッドのこれまでのヒーロー像と重ねてみると)
気になるのは、これで本当に悪者が長期刑になるのかな?過去にコワルスキーが銃を向けた相手の家の玄関先で、懐から何か取り出すそぶりをして、それで撃たれたからって。
アメリカの弁護士って、こんな状況ならかなり短い刑期にしてくれそうですが。
たしか15年ほど前、ガールフレンドを迎えに行った日本人青年が、彼女の父親に玄関先で撃ち殺されて、刑事訴訟で父親は無罪になった、そんな事件がありましたね。
「殺す側の論理」がある程度認められる国アメリカで、コワルスキーの身を挺した解決法も、果たしてどれほどの"平和"を作り出せるのだろうか。
おっと、この場合は殺したのがアジア系で、殺されたのが白人だから長期刑になる?
それはともかく、この映画は寓話なんだから、あまり細かい事を気にするな、それよりもコワルスキーの心理、その曲折を見たら泣けるじゃないか、というのも確かにそうですね。美しい映画です。
しかし、社会派映画ではないにせよ、現代アメリカを舞台にした、社会的背景を持った一個人のドラマとして見てしまうと、ラストの甘さはなんとなく気になるなあ。
いっそのこと、タオがグラン・トリノに乗ってるラストとかは、すべてコワルスキーが死ぬまぎわのコンマ何秒間に夢見た事と思えば、映画はファンタジーですから、それもありですね。

そう言えば、イーストウッド映画って、肝心な部分がテキトーだったりするなあ。
作品の何が肝心か、というのが脚本上のクライマックスとは限らないのでしょうねえ。じゃあ何が肝心なのかって、さあ僕はずっとニヤニヤしながら見てたので、そこまで気がまわりませんでした。

2009年6月21日日曜日

また新サイト アナ☆メグ anaglyph meguri

アナグリフ画像を紹介するブログを始めました。
yoshing blog - アナ☆メグ -
これは思いつきでポンと始めたものです。
またBloggerサービスを利用して、デザインはこのブログと一緒でいいや。
yoshing blogの分家にしよう。

以前にアナグリフ動画をアップしましたが、(このブログ2008.5.23.の記述)あれは立体効果を最大限生かせたとは言えないので、またやろうと思ってます。
動画だけではなくて、いずれは写真でもやりたいのですね。写真の方が立体効果が高いので。
正確に同期できるカメラを2台用意するとなると大変なので、しばらくは動画でと思ってます。動画の方がシビアな同期を求められないので。

でもその前にアナグリフ人口を増やしておくのもいいし、
動画撮影の時にアナグリフメガネを人にあげるだろうから、その時にこういう写真がいっぱいあるという事を、ブログURLを教えるかたちで伝えるのがよろしいのではないかと思いまして。それで新ブログを始めました。
そもそもブログってのはweblogの略で、こんなサイトがあったよ〜とか、それだけの内容の積み重ねですから。正統的なブログですな。

僕の知人で、アナグリフメガネが欲しい人は連絡下さい。次に会う時に持って行きます。
なのでもっぱら、アナグリフメガネを入手した知人向けに書くつもりです。


ちなみに僕が持ってるアナグリフメガネのコレクションです。

1.映画「エルム街の悪夢6」でもらったもの。
2.映画「スパイキッズ3D」でもらったもの。
3.映画「ゾンビ3D」これだけ赤青が反対なのはナゼ?
4.立体写真STEREOeYeで、通販で買いました。これくらいのものは買っておかないと!と思って。
しかし、どれもあまり使ってません。長時間かけてると目によくない気がして、映画でもない限り、鼻にちょこんと乗せる小さいのがちょうどいいのですね。

だから、という訳ではありませんが、人にあげるのはこういう立派なものではなく、小さなものです。でもその方がPCで写真を見るには実用的なのです。

2009年6月20日土曜日

新サイト Music Performa

Bloggerのサービスを利用したブログサイト"Music Performa"を制作、公開しました。
http://m-performa.jp/

(2009.12.22.追記 Music Performaやめました。ベンベンビデオを始めたので、音楽系映像は別のサイトに統一しようと思いまして。)

僕が撮ったバンドのライブビデオやプロモビデオを紹介するサイトです。
なので、、そう滅多に更新しないかも。
いやいや、jpドメインまでとったのだから、しばらくはやる気を出すのではないかな。

サイトを作って公開したのは半年ぐらい前なんだけど、デザインやら名前やら考え考えしてて、まあいいか、って先日ドメインを取得して、人に教えるのはこれが初めてです。

ナビゲーションにFlashを使ってるのですが、そのへんの都合で、更新作業が面倒な気がするなあ。
ムービーが5コたまったら更新するのが楽なんだけど、それって、今までのペースだと年に一度も更新しないのでは?

ちなみにサイト名前は、Macintosh Performaをもじったものです。

2009年6月19日金曜日

映画「フェイクシティ」street kings

3月に見てたんだけど、ヒマがなくてここに書けなかった。なんかDVDも発売されたみたいだし。

於TOHOシネマズ西新井

「フェイクシティ ある男のルール」
street kings
2008年 アメリカ映画
監督 デヴィッド・エアー

パワフルでドロドロした映画で、いいですね。
犯罪捜査のリアルな映画、ではなくて「劇画」ですね。

フォレスト・ウィテカーがタフガイ刑事たちのまとめ役で悪の元締め?あの優しそうなカオでそれはちょっと、と思っていたら凄い迫力!こわいな〜。しかし最後にキアヌ・リーブスと殴り合いはやらなくてもよいのでは。。


予告編を見ると、なんだか普通の正義とか復讐とかのアクション映画みたいなんだけれど、
ジェイムズ・エルロイ原作だけに、 そう単純ではないキャラクターと、ドロドロした展開。
たとえカラクリが推察できるとしても、力のある映画なので、引っ張られて見てしまう。

しかし、ラストが、何コレ?
キアヌが逮捕されない、無罪放免って、そりゃあアメリカ人はハッピーエンドが好きなんだろうけれど、
逮捕されないために、いろいろ焦って工作していたのに、「焦り」が重要な要素だったのに、それをコロっとどうでもよいものにしてしまうなんて、それまでのドラマを否定しては、何の感情の高ぶりもない。
画竜点睛どころか、映画の根幹の問題。

どうせこういうラストにするんだったら、それは大きなテーマにもなるので、ラストの2分ぐらいはロケーションも変えて、映画のスタイルも変えて、もっと主人公の内面を浮き彫りにすべき。そうしないと、ただ甘いだけの、リアリティのないラストになってしまう。もともと劇画みたいなものなのだから、せめて心理面のリアリティは重要かと。

2009年6月18日木曜日

発見の会「ちりとてちんぽvol.2」chiritotechinpo2

6月14日、新小岩ZAZAでの「発見の会」の公演に行きました。
由緒あるアングラ劇団らしいです。

寄席興行と銘打っていましたが、本当の寄席ではなくて、寄席っぽいスタイルの興行、でしたね。
落語ありコントあり、マジックショー?あり。
同行したブラジルUFO番長によると、普段の公演はもっと劇っぽいものらしいです。
今回は、発見の会の隠し芸大会みたいなものかな。

アングラ劇団なので、不条理パフォーマンスもありましたが、普通の「お笑い」も不条理で笑わせるものが少なくないから、もっとアングラっぽさが前面にあってもよかったのではないか。
むしろ演者側の「寄席演芸への憧れ」を感じてしまった。
名の通った寄席ではやらない、アバンギャルドな出し物も確かにあったけれど、
「古典落語でごさいます」という噺を「ちょっとうまい玄人さん」にやられても、古典芸能を楽しんで見るという程ではない。

それはしょうがないのだろうけれど、
本格古典芸能とアングラ不条理を代わる代わる出せれば「すごい」と思わせてより先鋭さが増すだろうし、
それができないとかえって寄席演芸への憧れが見え隠れして、トガッてる部分まで丸くなってしまう。
不条理コントが面白ければ面白いほど、古典芸能のレベルが上がらないと。

そうもいかないなら、本物の噺家だったらやらないような事をしゃあしゃあとやってしまう方が、アングラ劇団らしい先鋭さは薄れないと思う。
たとえば、公演の中の「大山参り」でやっていたような。

−褒め言葉を付け足し−
それでも、僕が行くような寄席はマイクを通して演者の声を聞くので、今回のように小さい芝居小屋で生の声を聞いて、というのは今までの寄席とは違って、それはそれでちょっとよかったですね。

2009年6月12日金曜日

ショピン 三茶GFM chopiiin

5月30日。三軒茶屋グレープフルーツムーンでの企画イベント「あゆみとたけし」に行きました。
6月6日のカリアツマリ祝賀会で流すビデオレター用に、番長の旧友タカハシペチカのビデオを撮りに行ったのでもあります。
まあそのイベントにはソフトレスラーズも出演してるから、というのもGFMに行く大きな要因でしたね。
坂本移動どうぶつ園も見られたし。
しかしそのふたつはいまいちだったかなあ。坂本移動どうぶつ園はGFMみたいなお洒落なハコは似合いませんね。ストイックさが鈍ってしまう。

タカハシペチカがやってるバンド「ショピン」を初めて見ました。
わりとまともな「うたもの」で、いいんじゃないの。
まともと言われて当人たちは気に入らないかも知れませんが、直前にやってたのがA2だから、まともに見えたとしても仕方がないでしょう。

カメラはソニーTG1。録音レベルはノーマル。動きの少ないバンドを小さいビデオカメラで撮ると、ブレが目立ちますね。ベスポジとは言い難い場所で撮らなければならなかったし。

ショピンwebサイト
http://www.chopiiin.com/

カリアツマリドットコム 宴の終わり

6月6日に浅草花やしきでブラジルUFOの"番長"と、相方"あっちゃん"の結婚&娘誕生イベントがありあました。
メインスタッフとして2ヶ月以上前から準備活動をしてました。

ここ最近はこのブログもほとんど更新しないほどに入れ込んでました。
それがやっと終わって、やっと時間が戻ってきた。

イベントの規模も、プロジェクト進行のスタイルも、まったくの初体験で、ずっといっぱいいっぱいでしたね。
ほんと、不景気で仕事がなかったからやってられたけれど、ふつうに仕事してたらこんなの無理だな。

毎週水曜日にカリアツマリスタッフの定例会議があって、
それで、木曜が家の近辺では資源ゴミの日なんだけれど、しばらくずっと資源ゴミを出せないでいた。
以前だったら、水曜の夜に帰ってきたら「明日の朝はこれとこれを出そう」と準備したり、あるいは深夜のうちに資源ゴミを出してしまったりしてたのだけれど、
スタッフ定例会議の後はもう、その後の課題やプロジェクトの進め方などで頭がいっぱいになって、ゴミを出す事を忘れてしまう。
もともと空き缶やペットボトル類は家ではあまり消費しないけど、いらないダンボールや紙が溜まっていくのには参りましたね。
今日(11日木曜日)、やっと捨てられました。

実際に会って話し合いできる機会はそう多く作れないので、メールやBBSを多用しました。
生活の時間帯や住んでる地域もバラバラなスタッフ間で認識を統一するのに、とても有効な手段ですね。
たまたま僕が「説明的な長い文章を無理なく書ける」人間だったので。
無理なく、というのは、書くこと事態は苦にならない、というだけで、書くのに費やす時間は膨大なものになりました。
それも悩みながら書くし、メール書いた後も悩み事は続いたりしてるから、行動がゆっくりになりますね。

僕の役割のひとつに、公式サイトの運営があったけれど、ほとんど満足にできなかった。
5月は1回しか更新してないよ。
http://www.kariatsumari.com/
もっとネタがあったし、ビデオカメラがあるからネタを作ることもできたんだが、全然そんな余裕なかった。
スタッフ専用サイトがあって、そっちばかり更新してた。まあそれは必要があってなんだけど。
次に似たような事をやる時は(そんなことがあるのか!?)、公式サイト運営は別の人にやってもらおう。

他にもビデオレターコーナーがあるから、ビデオレターを編集してDVDにする作業と、当日の専用案内図の制作など、僕が担当してる作業でした。
「よし、今日は一日、作業日にしよう!」と思っても、メールのやりとりに時間を割かれて作業がほとんどできなかったり。そんなのが6/6近づくにつれて増えてきた。予測もしてたけど…。

当日はまさに「てんやわんや」という言葉通りの状況でした。
こんなはずじゃなかったんだが。
時間の余裕、人数の余裕、どちらもなくて、うまくいかなかった事多いにあり。
うまくいかなかったゆえに、それまでの準備作業が無駄になってしまった事もあり。
準備ばかり入念にやっても、当日の状況把握や予想が甘ければ、それが無駄になるのだな。

6月6日の来場者は170人でした。
目標200人だったけれど、100年に一度の不況だし、新型インフルエンザで外出控えてる人も皆無ではないだろうし、遊園地イベントなのに当日の午前中まで雨降ってた事を考えると、まあ上出来ですかね。


このイベントの会議などで、最近、番長家におじゃまする事が多いのですが、本当に結帆ちゃん(今回の祝賀対象者)は両親から愛されてますね。
こんなに愛されてたら、まわりで祝ってやる必要まるでないんじゃないか、とも思うのですが、必要があってやったわけじゃない、やりたくてやったんだな、そういえば。