新しくブログを始めたせいで、またぞろアナグリフ熱が上がってきました。
(yoshing blog別館 -アナ☆メグ-)
まあ動画はなかなかきれいにできないようだから、静止画像で、写真でやりたいですね。
カメラ2台のシャッターをどうやってシンクロさせるか?
やるからにはブラジルUFOのライブとか、動きのあるシーンで、ストロボを使ってやりたいのですね。
カメラのリモコンを使ってみたらどうだろうか?
同じメーカー同じ型番の2台のカメラを、ひとつのリモコンで操作したら、同じタイミングで動作するのではないか。
リモコン付きのデジカメって、あんまりないよな〜。
おっと、オレはビデオカメラを持ってたっけ。そもそも立体動画を撮るためにそろえた、キャノンのFVM100を2台。
これってそうだ、静止画も撮れるんだ。
買って最初、静止画も撮ってみて、なんだかビデオっぽい質感で、デジカメとしてはダメだなあ、ビデオ用のCCDとデジカメ用のCCDの違いかな、そう思って静止画撮影機能は黙殺してた、忘れてた。
せっかく静止画も撮れるのだから、これでアナグリフ立体写真を撮ってみよう。
画素数は100万程度だけれど、パソコンのモニターで見るだけだから、充分でしょう。
ちょっとクリアさに欠けるけど、まあいいや。
僕は持ってないけど、FVM100には専用ストロボがあります。他のキャノンのビデオカメラにも使えるやつです。
アクセサリーシューに取り付けて、電源はビデオカメラのバッテリーからもらいます。
普通のビデオライトのようにも使えるけれど、静止画撮影時にはストロボにもなります。
値段が1万円もするけど、実験がうまくいったらストロボ購入もありですな。
近所の公園で試し撮り。
シャッター速度を1/250に設定して、明るさもAEロック。
FVM100はシボリを数値で設定できないけど、バーが表示されて、設定できる範囲のどれくらいのポジションなのかわかるので、2台のカメラのシボリをほぼ同じくする事ができます。
しかしシボリをマニュアルにするのに、ボタンを押すため液晶モニターパネルを少し開けなければならなくて、そうなると2台のカメラの間隔を開けなければならなくて、う〜ん、10cmぐらいは離れますね。
なので、撮るときは被写体があまりカメラに近づかないように、数メートル離れるようにしました。
2台のカメラのシャッターのタイミングが一致するかどうかテストしたいので、動きの速いものを撮ろう。
ビニールひもの先に重りを付けてぶんぶん振り回してみました。
むうう、ズレてる。
リモコンで撮ったのに、ズレてる。
上の写真をアナグリフで見てもズレてるのはよくわからないだろうけど、ズレてます。
2台のカメラをひとつのリモコンで操作してシャッターを切っても、同じタイミングにはなりませんでした。
ズレてるのがよくわかる写真↓
白いビニールひもの先に、オレンジ色のメジャーをくくりつけて振り回したのです。
ビニールひもだけだとわかりにくいかと思って、タオルも一緒に振ってます。
オレンジがアナグリフだとわからなくなってしまうのですね。知らなかった。覚えておこう。
もう一枚。
左手に持ってるのがリモコンです。
右ヒザのあたりに線がにゅっと入ってますが、あれが左カメラに写ったビニールひもで、右カメラのひもは垂直に下がってます。
その先のメジャーは、左カメラの画像には半分ぐらい見えてて、右カメラの画像にはほとんどフレームに入ってません。(メジャーの黒いストラップが入ってます)
リモコンを持つ左手も動いてますね。そんなに速く動かしてないはずなんだが。
メジャーを振り回したスピードと(だいたい1秒間に1回転半ぐらいかな。適当です)、ズレの角度から(12度として)、
リモコンを使ったこの場合でも、2台のカメラのシャッターのタイミングが1/45秒ズレてしまったのです。
振り回しスピードが適当なので、1/30秒〜1/50ぐらいのズレと思っていいでしょうか。
むうう、きびしいですね。
ていうか、レトロカメラ屋にあるようなアンティークな3Dカメラって、どのくらいの精度なんだろうか。
1/50秒ぐらいは普通にズレちゃうのかな。
Flickrで「一瞬を切り取る」アナグリフ画像を見ると、やっぱりすごいんだなあ、と思う。
そうだ、シャッター速度を遅くする事ができれば、暗いなかでストロボを使って、その一瞬だけ同じタイミングで撮れるぞ。
と思ったのだが、FVM100はマニュアルで設定できるのが一番遅くて1/60秒でした。1/60秒だとズレよりも短いから意味ないですね。
専用ストロボ買いませ〜ん。
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