2009年6月30日火曜日

ソーイングマシーン3D 渋谷PINK COW sewingmachine

渋谷のレストランPink Cowでのイベント、Drum Cowに行きました。
ジャンベをメインに据えたエスニック・ダンサンブル・イベントですかね。

永井Lee氏のバンド、ソーイングマシーンが出演するので見に行ったのです。
当然、最近こってる3D撮影を試みました。
動画ではなく静止画です。

最近、3D写真の撮影についてポツポツと情報を集めてます。
まず、単純で同期の問題も発生しないのが、LOREOの一眼レフ用レンズを使う方法。
http://www.loreo.com/
香港のメーカーです。
日本で輸入販売してる会社のサイトを見ると、1万3千円か〜。安くないけど、まあ一眼レフ用レンズなんだから、高くはないですね。
色々検索してみると、レンズとしてはそんなによくもないのかな。
LOREMOのサイトでもUS$98だから、1万3千円は普通ですか。もっとも、どちらにせよ現時点で売り切れでしたが。
売ってるとしてもね、僕は一眼デジカメ持ってないし。
フィルムカメラなら一眼レフ持ってるけど。それで使えるけど、ランニングコストがかさみますね。

あるいは、2台のデジカメをシンクロさせて撮る方法。
むっちゃんのステレオワールド
http://stereo.jpn.org/jpn/index.html
に、キャノンのデジカメを2台シンクロさせるソフトとハードの制作方法について解説がありまして、とても興味深いのですが、デジカメ2台調達しなきゃなんない。
ものによっては2台で1万円かからないのもあるだろうけど、うちはMacだから紹介されてるプログラムは走らないでしょうねえ。

いずれ近いうちにフジから立体撮影できるデジカメが発売されるみたいなので、今、あまりお金をかけるのは得策ではないかも知れない。
お金ないし。

なので、できるだけお金をかけずに、今もってる機材だけで立体撮影をしてみよう。
と言って、ピンホールカメラで、暗いレストランでバンド演奏を撮るのは無理ですね。
なので、ビデオカメラFVM100を2台使って、静止画撮影でやってみました。

FVM100はたとえリモコンを使っても微妙にシンクロしない、というのはわかっているけれど、どうせレストランなんて暗いだろうから、シャッター速度は遅くなるだろう、スローシャッター気味になるでしょう。
であれば、1/50秒ぐらいのズレはかえってさほど気にならないのではないかな。
と、都合よく考えて、FVM100を2台+リモコンでやってみました。

撮った写真から11枚をPicasaウェブアルバムにアップしました。
思った通り暗くて色がいまいちだったので、モノクロにしました。


ソーイングマシーン。
3rd editionのメンバー編成だそうです。…2ndを見てないな。。
永井Lee氏の歌声は、年を追うごとにスタイルが固まりつつあるようです。
ギターの右手で、2台のカメラがシンクロしてないのがよくわかります。


これも2台のカメラがシンクロしてないのだけれど(ギターの右手、ジャンベの右手)、「動きが速いからブレてる」ようにも見えますね。


バンドの合間のフリーセッションタイム。

リモコンを使ったのですが、片方のカメラにだけ反応して、もう片方は反応しない、シャッターが片方しか切られない、という事が少なからずありました。
家でテストした時はまるでそんなことなかったのだがなあ。

それもあって、イベントはかなり白熱していたのですが、途中までしか撮らずに帰りました。
右と左のカメラで写真ナンバーが合わない、ときたまずれるという事は、あまり沢山撮ると、それはそれで後々整理作業が大変なのです。
でも沢山撮った方が、ぴったり左右がシンクロしてるような写真も多く撮れるだろうから、やたらめったら撮るのも重要かと思ってました。
なので、これ以上撮ると帰ってからの作業が大変だ、という事と、
イベントは盛り上がってたけど、場の空気に慣れてないもので、帰ってしまいました。

それと、リモコンだと完全シンクロしないとわかっていましたが、完全どころか、かなりシンクロしなかったですね。
1/3秒とか、それくらいのズレはありました。(カメラがカードにデータを書き込んでる時に小さなランプが点くので、明らかに違うタイミングはよくわかる)
これはオートフォーカスだったからです。
6月23日の実験(このブログの記述)の時は、マニュアルフォーカスでした。
オートフォーカスだと、ピントが合致してからシャッターを切るので、その時によってタイミングが変わるのですね。
なんとなく予想はしてたのだけれど、仕方がなかった。
マニュアルフォーカスにして調整するには液晶パネルを開かなければならないのだけれど、それだと2台のカメラの間をぐっと広げなければならないし、広くない空間で3D撮影するのにそれは適してないのです。

なので、数いっぱい撮れば、シンクロしたような、いい立体写真が撮れるかと思ったのですが。
このやり方も考えものですなあ。
それに、明るい屋外ならともかく、屋内ではきれいに撮れなくて、写真としていまいち。
(ピンホールカメラで撮ったのか?というような)


ソーイングマシーンのサイト
http://sewingmachine.main.jp/

2 件のコメント:

Tai さんのコメント...

先日のDrum Cowはお疲れさまでした☆
写真、ちゃんと立体に見えてます!
すげぇ!

yoshinaga hiroshi さんのコメント...

お疲れさまでした。
きれいに撮れてなくてお恥ずかしい限りです。
もっとクリアな写真を撮りたいものです。

いずれまたよろしくお願いします!