2019年12月30日月曜日

Lensbaby OMNIをnimslo 3Dで使ってみる

しばらくLensbabyをフォローしてなかったら、OMNI creative filter systemなんつう面白そうなものが販売されてるじゃないですか。
買ってみた!
レンズの直前にクリスタルっぽいもの取り付けて効果を楽しもう、というシステム。
レンズのフィルターネジに円形の黒いスチール板が付いて、そこに「受け皿マグネット」が貼付いて、延長アームとオブジェクトが更にマグネットで連結される。

普通にどう使ってどういう写真が撮れるかは公式サイトでも見てもらって
https://omni.lensbaby.com/

私はnimlso 3Dカメラで使用してみました。
ホームセンターで買ったL金具に黒いテープを貼って、受け皿マグネットを付けました。
受け皿マグネットはそこそこ強力でいいんだけど(本来の円盤から外すのにちょっと手間がかかるくらい)、アームの方のマグネットはもうちょっと強くてもいいかな、いやマグネットの強さは同じでも、アームが付くとなると外しやすい、動きやすいのですね。普通に撮るぶんにはそんなに問題ないかも知れないけど、そこそこカメラを動かすとなるとオブジェクトが動いてしまうような。デジカメじゃないからモニターできないから、オブジェクトが動いても気付かないかも。

買った翌日に三茶ヘブンスドアでぬ界村の企画ライブがあったので撮りに行ったのだ!
ふむふむ、こう撮れるのか...

GIF化!


バルブ専用nimslo 3Dカメラでも装着してみた!
上のヌカイダーを撮ったときとは別のオブジェクトですね。

フィルムスキャンしてそのままではなく、色加工してます。

難しいですね。バルブ専用nimsloは普通に難しいんだけど。
光が動くのは面白いんだけど、人物まで動かない方がいい、とは言えそんなコントロールできんぞね。
まあ数撃ってナンボですかねえ。




こちらLサイズ基本セット。SサイズとLサイズがあって対応フィルター径によって違います。nimsloで使うにはどうでもいいんだけど、EOSでも使うかも知れないからLサイズにしました。でも自分のレンズをよく見るとSサイズでもよかったような。
普通にアマゾンで買うとケンコーが代理店になって送られて来ます。ケンコーの保証書が入ってた。公式サイトで99ドルなので、送料とかを考えると日本のアマゾンで15000円弱ならまあよいかなと。同じアマゾンでも舶来品はやたら高く売るところもあるからね。商売として成立させるには仕方ないんだろうけど。

レンズ前に付けるオブジェクトは他にもColor Expansion PackとCrystal Expansion Packがありますね。


基本セットと一緒に買ったら安いのかと思ったらそうでもないみたい。後で買ってみよう。

2019年12月28日土曜日

nimslo 3Dの電池蓋を紛失

nimslo 3Dカメラの電池室の蓋が、気がついたらなくなっていました。
ライブハウスで撮影して、家に帰ったらあれ?電池ないじゃん、電池はコンビニでも売ってるけど、蓋がないじゃん!蓋は売ってないぞー!
ボタン電池を入れる穴がぽっかり空いてます。まいったなこりゃ。電池がないとシャッターが動かないのだ。
通常、電池が入っていてちゃんと蓋が閉じていれば、まず外れることはないのだけれど、電池が入ってないと蓋を閉じていても外れてしまうことがある。回して閉める蓋なのだけれど、電池が中にないと揺れているうちに外れてしまう、ちょっとゆるいのですね。
eBayで電池蓋のないnimslo 3Dがジャンク品として出品されてたのを見たことがある。そう、蓋は外れやすいのですよ。どうやら今回、電池は入ってたけどちゃんと閉めてなかったっぽいなあ。

僕は他にも、シャッターがシャッターボタンで動かないnimlsoを持ってて、それは手動でシャッターを動かす「バルブ撮影専用のnimslo」にしてるのですね。電池なくてもいいから電池入れてなくて、電池蓋もなくてもいい、その電池蓋を流用できるからそんなに困った事にはならない。今後もこのnimsloを普通に使える。使えるんだけど、なんだかとっても凹むなあ。いつか電池蓋がないためにジャンクなnimsloを落札しようと思ってたのに。いや落札してもいいんだけどさ。
あー凹む。みんなも気をつけよう!

2019年12月13日金曜日

3D-GIF 作品展示 ミズアソビ その2

六本木の噴水で撮りました。
モデルはinstagram @songbook (twitter @henry_IIII)さん
その1のつづきです。

カメラはnimslo 3DだったりNishika N8000だったり。
フィルムはフジの白黒フィルムACROS100
とは言え、PCでぐっと加工してみました。



2019年12月5日木曜日

3D-GIF 作品展示 ミズアソビ その1

9月、まだ寒くない時期に噴水で撮影。

Nishika N8000カメラ
フジACROS100白黒フィルム

nimslo 3Dカメラ
フジACROS100白黒フィルム

モデルはinstagram@songbook (twitter@henry_IIII)さんでした。

その2もあります。


2019年11月24日日曜日

SIGMA MACRO 105mm F2.8 EX DG OS HSMがやってきた

我がSIGMA村の住人がまた増えた。
105mm マクロ F2.8です。中古で買いました。

大きな箱に入ってきましたよ。だいたい僕が買うレンズってそんなに大きくないので、でかい箱が送られて来た時にはビビった。アマゾンで買ったので外箱はもっと大きい。
メーカーのダンボール箱を開けるとレンズのハードケースとクッション剤とレンズフードの小箱があったりで、本体のレンズよりもだいぶ大きくなるわこりゃ、でもレンズもやっぱり大きかった!重いし! 愛用するSIGMAの50mmマクロよりもちょっと大きいくらいかな〜と思ってたら、そうでもないぜこりゃ。そうか、F2.8単焦点100mm程度だとこれくらいの重さになるのか。

50mmマクロよりも、もうちょっと望遠で撮りたくて、100mm前後の単焦点レンズが欲しかったのですね。
キャノンの100mmマクロも売ってるけど、新品10万円以上で中古でもそこそこしますからね。
 手ぶれ補正機能も欲しかった。動画で手持ちで撮るからね。デジタル一眼用レンズの手ぶれ補正って、動画にはそんなに効果ないんだけど、補正しないよりましだと思う。


手ぶれ補正(OS)は1と2があって、1は普通モード、2は流し撮りで使うための横方向のみ。
 説明書によると、レンズ交換時にはOSスイッチをオフにしないと、故障の原因になると。ふ〜ん。

初使用!渋谷ギルティでのTha pino noirのライブコンサートを撮ってみた。
カメラボディはCanon EOS 70D

フリッカーはシャッター速度を1/200sにしてるから。シャッター速度が遅いとドラムスティックがキリとしないので。

Tha pino noir
https://bit.ly/2VNxJOv





2019年11月22日金曜日

JCH STREET PAN 400を使ってみた

私は白黒フィルムというとフジのACROS100しか使ったことなくて、だって自分で現像するのにフジの現像液スーパープロドールを使っているから、それしか使った事ないから、自分で現像するのはもっぱらお金の節約のためで、画像にこだわってるからではないから、だから決まりきったフジのフィルムと現像液でいいや、と思ってたんだけど、@KixからJCH STREET PAN 400というフィルムを今年の始めにもらってたんだそう言えば。で、お店のラボに出すのもなんだかくやしいと言いますか、こないだカメラのキタムラにACROS100の現像出したら日数かかったしカラーよりお金かかった。じゃあちょいっと自分で現像してみようかな。現像液スーパープロドールを使っていいのかどうかよくわからないけど、現像できないことはないだろう、やってみた。

 メイド・イン・ベルギーだよ。
でもJCHってのはJAPAN CAMERA HUNTERの略で、ガイジンさんがやっている、日本で中古カメラを探す商売のブランドみたいです。商売を広げてフィルムを作ったのかな。小規模のフィルム作りは日本よりヨーロッパなんでしょうねえ。

野良猫を撮りました。カメラはNishika N8000。この時はフラッシュも使ってました。弱めのフラッシュで。
 確かに見なれたACROS100よりもきりっとしてるような。コントラストが高いって言うのかな。黒がキリって感じ。スキャンソフトが自動である程度補正してるので、そんなに分析めいた事言えないけど。

GIF化

スーパープロドールでACROS100を普通に現像してると液が薄い青っぽい色なのだけど、なんか現像液が茶色くなったぞ!またこの液をACROS100で使っていいのかな?そうしなくてもいいように古い液を使用したのですね。現像液1Lでフィルム10本程度現像できるらしいけど、もう15本は現像してるような。なので今回を最後に古い液は処分して次は新しいのにしようと思ってた。そういう時にACROSじゃないフィルムを使おうかな、と。
だから失敗してもいいようにネコの写真を撮ったんだけど、アマゾンで検索したら3本で7600円!タッカーイ!

eBayでも検索したらやっぱりそんなに安くはなかった。3本で4000円以上だね。マニア向けだから希少なのかな。
そんな高いフィルムだったとは。野良猫ばっかり撮るんじゃなかった。


こちらは↓フジACROS100
 違う日に撮ってるしPCで補正してるから正確には比較できなのですが、こうやって並べると違いをまざまざ感じますね。

JCH STREET PAN 400↓
(近くの被写体にピント合わせるために絞ります。NishikaはF19まで絞れます。だから暗くなってしまった。合ってないけど)

野良猫でエサあげてないんだけど、なついてるんですよねえ。
JCH STREET PAN 400↓PCで明るく補正。





2019年10月31日木曜日

Nishika N8000用の光漏れ抑制カバー

Nishika N8000で写真撮影しながら、一瞬フィルム室のフタを開けて大胆な光漏れをわざと演出する、そんな事をやってみようかな。以前にもやったんだけど光が入りすぎて、それはそれでいいんだけど、もうちょっと微妙なのがいいな。ではカバーを作ってみようかしら。
 レトルトカレーの空き箱を利用。適当なタイミングでフィルム室を少し開けるんだけど、入ってくる光がある程度少なくなるようなカバーを作ったつもり。このギザギザでなんかムラができたらいいな。

犬のジョン君。ジョン君は皮膚病なのです。
高い薬を与えてるけど(保険がないから...)、病状は一進一退ですねえ。

野良猫さん
フタ開けすぎた?かも知れない。昼間、晴天の屋外なので光が強かったです。
開けた時はカチャっと開けた感があって、この前のジョン君のテイクではそこまで開けた感がなかった。撮影現場ではこういう仕上がりになるとはわからないので「よし、カチャっとはっきり開けよう」と思ったんだけど、そんなに開けなくてもよかったんだなあ。

野良猫さん。こちらは日陰でした。これくらいでもいいかな。
エサあげてないんだけど、最近居着いてる野良猫。犬のエサ食べてないと思う。でも犬用の水は率先して飲んでる。

もうちょっと光が入らないように改良したいですね。あと、所詮レトルトカレーの箱なので、形が崩れないように鞄に入れて運ぶのは難しい。今回もウエストポウチに短時間入れておいたら意図しないくせが付いてしまった。それもそれでいいのかも知れないけど。



使用フィルム
Kodak Color Plus 200


レトルトカレーはエスビー食品のWチーズカレー。アマゾンで売ってるのは6個入り。





2019年10月20日日曜日

強制ウィンク機能はスキャナーのノイズ除去だった

最近ようやく気がついた事がありました。
以前に、Kalimar 3Dカメラの「強制ウィンク機能」について書きましたが(このブログ2012.11.24の記述)、それは人物をフラッシュ撮影すると眼がつぶれて写ってしまうという現象で、実は他のカメラでもたまにありました。
その部分をよく見ると塗りつぶされてるようにも見えるので、フィルムにそう写る機能(カメラのバグ)ではなくてデジタル化の問題かな?
と思うだけでそのまま深く考えないで放置していたのですが、最近めっきり眼がつぶれた写真がないので、ん?これはやはりそうか、スキャナーの設定で「ホコリ除去」のチェックをはずしてるからかな。

ホコリ除去というのはたぶん、スキャンした画像から、フィルムに付いたホコリのように見えるものを消す機能なのでしょう。
スキャナーはエプソンGT-F730で、スキャンソフトはEPSON Scan Ver.3.9.0.0です。
全自動モード、ホームモード、プロフェッショナルモードがあって、しばらくホームモードで使用していたのだけれど、いつの頃からかプロフェッショナルモードでスキャンしてます。
で、プロフェッショナルモードに切り替えた時に、ホコリ除去のチェックも外したような。他にも何のチェックも入れてません。
で、そう言えば最近、眼がつぶれた画像を見てないなあと。
白い小さな点を周りの色で塗りつぶす、それがホコリ除去であるなら、そのせいで強制ウィンクされてしまったのではないか。

ホームモードでもホコリ除去のチェックは外せるんだけど、当時はそれが悪さをしてるとは思ってなかった。だって人物の眼だよ!写真ってのは人物をフラッシュで撮ることが多いのだし。眼の点がホコリかどうか、それくらいプログラムが判断できるだろ!って思ったよ、2012年当時でも。

 2012年のネガフィルムをひっぱり出してみました。
こちらが当時のスキャン画像。左目がつぶれてますね。
今回、ホコリ除去のチェックを外して再スキャン。他のチェックも外してるけど。
そのつど適当に色補正してるので、色の違いは気にしないで。眼が両目とも写ってますね!ばっちり。やはりそうなんだ!なんとなくそうなんじゃないかと思っていたけれど、今回やっと検証してみたのだ。こうなると、このせいでお蔵入りしてた写真もよみがえるか?もう覚えてないや。

GIF化!
 強制ウィンクがなぜKalimar 3Dで頻発したのかは不明。たまたまそのカメラを使用した初期に続いたから目立ってしまったのかな。


エプソンのスキャナGT-F730の後継機はGT-F740。しかしこれももう古いみたい。これくらいの価格でフィルムをスキャンできるフラッドヘッドスキャナって、もうないのかな。フラッドヘッドスキャナじゃないと、3眼、4眼カメラのフィルムには適していないのだ。

2019年10月19日土曜日

RETO 3Dがやってきた 記述2

このブログ2019.9.1の記述「RETO 3Dがやってきた」のつづきです。

十数年ぶり?二十年ぶり?に新発売されたフィルム多眼カメラ、RETO 3Dを買ったはいいけどフラッシュが数回で光らなくなって交換となりました。
それを零号機として、交換品を壱号機としましょうか。とりあえずここでは比較のときにそう書きます。

RETO 3D こういう素敵な外観です。(こちら零号機。外観は壱号機も同じなので写真を使い回し)

壱号機でフラッシュ使用で撮った写真
Tha pino noirのキャンディ氏。スタジオでのぼんやり時間。
明るさをPCで補正してるので、フラッシュの弱さは伝わりにくいけど、なぜか左側が暗いのがわかりますね。なぜだろう。
そして、上のGIFではレンズによる歪みの補正をしてないので、ガタガタ感がありますね。
零号機ではほとんど補正しなくてもスムーズなGIFになってよかったのですが、まあこれは他のカメラでも個体差があるので、予想できていたことです。
補正してみました。
あんまりかわんない?ちょっとガタガタ感が減ったでしょ!

もう一枚、こちらは歪み補正してます。ノイズ消してないけど。
 全体に暗いですよね。そしてやはり左側が特に暗い。せっかく南都さんが精悍な顔してるのに。カメラから被写体まで3mぐらいかな。

比較のためにこの日、やはり3眼のフィルムカメラ Kalimar 3D Wizardも持って行きました。(Kalimar 3D Wizardについて。このブログ2014.4.3の記述)
RETO 3Dはフラッシュの電池は単三1本で、Kalimar 3D Wizardのフラッシュ用電池は単三2本です。2本が普通、だと思う。
Kalimar 3D Wizardにて撮影。ほーら、明るい
色の違いはPCでの色補正の違いでもあるので、カメラの比較としては気にしないでほしい。

とにかくフラッシュが暗い。片寄ってる?
RETO 3D壱号機に外部フラッシュを加えて(スレーブモード)撮ってみました。
カレー屋のご主人。
実用的な明るさ。右手にカメラ、左手にフラッシュなので影が右に出ちゃいましたね。背景の絵はカレー屋のご主人が描いたものです。ドアにペイントしてある!右側に立ってもらえばよかった。
外部フラッシュを使用しないと、やっぱり暗い。(面倒だからGIF化してません)

RETO 3D壱号機+外部フラッシュで和田倉噴水公園に行ってみた。
外部フラッシュを使っても光が右へ左へまたたいてますね。他のカメラでもそういう傾向ないではないけど、こんなにわかりやすくないかと。明るい暗いだけではなく、右へ左へまたたいているような。

RETO 3D零号機ではどうだっけな。
猫さん。RETO 3D零号機で内蔵フラッシュのみ、ただしクローズアップレンズを使用してるので被写体との距離が近い。近いから弱いフラッシュでちょうどいい明るさになったりする。そして、極端に左側だけ暗いとか、光が右へ左へまたたいてるようにあまり見えない。ちょっとは見えるけど、他の多眼カメラもこれくらいのまたたきはよくある。
ちなみにこの猫画像は歪み補正をいっさい行っていません。零号機、フラッシュさえ光ればいいカメラだったのに。

RETO 3D零号機で、クローズアップではなく、通常の距離で(3m程度)、内蔵フラッシュのみで撮った写真はないのか?あるんだけど、ちょっと公開できない。タレントが写ってて、暗い失敗写真だから。
あえてそれをGIFにしてみました。公開できないので自分で見るだけです。「片側だけ暗い」「左右にまたたいている」という現象はないですね。

してみると、内蔵フラッシュを使うと「片側だけ暗い」「左右にまたたいている」というのはRETO 3D壱号機の個性みたいなものか!片側だけ暗いのはフラッシュの問題かも知れないけど、またたきについてはおそらく、カメラ内部の問題かな、と。
しかしまあ「左右のまたたき」は面白い個性な気もしますね。