2014年2月28日金曜日

Lomo DigitaLIZA 35mm Scanning Maskを買ってみた

ロモグラフィーのDigitaLIZA 35mm Scanning Maskを買いました。
35mmフィルムをフラッドヘッドスキャナでスキャンする時の便利ツールですね。

http://shop.lomography.com/jp/accessories/accessory-best-sellers/digitaliza-35mm-scanning-mask
ロモグラフィーのサイトを見ても、どんなスキャナでの使用に適してるのかよくわからんのですね。
「全てのフラットベッド・スキャナで使用することが可能です。」そんな事はないだろう、と思ってたらやっぱりね。
更にもうひとつリンク先に行くと「全ての背面光ユニット式のフラットベッドスキャナーで使用することができます。」
背面光ユニット式ってなんだ?スキャナの「ふた」から光を発して、透明・半透明のフィルム状の物をスキャンできる、という事で、
「このフラッドヘッドスキャナはフィルムをスキャンできますよ」と喧伝されてるような製品がそうですね。それらの製品なら全てDigitaLIZA 35mm Scanning Maskを使用できます、、当たり前じゃん!
これを買ったからと言って、スキャナの機能が拡張されたりはしないのだ。

まあそれらのスキャナに付属のマスクだと、フィルムのパーフォレーション穴まではスキャンできない場合が多いから、(自分が今使用しているエプソンGT-F730もそうだ!) DigitaLIZA 35mm Scanning Maskを使えば「穴」もスキャンできますよ、というくらいですかね。
そんなに値段高いもんじゃないから、それでいいんだけど。


マスクにフィルムをセットした状態。
上下1mmぐらいだけマスクに「はさんで」いる。さすが専用アイテムだけあって簡単にできる。


このムービーではフィルムを横から差し込んでいるけれど、自分は上から置いています。どっちでもいいと思う。

上下1mmも含めたフィルム全部をスキャンしたい場合は、この製品ではできませんね。
はさんでいる幅が狭いので仕方ないけど、この状態でホコリをとるためにブロワーでシューシューすると、風圧でフィルムが外れてしまう事がたまにある。ちょっと難点。自分の場合、ホコリを吹き飛ばす時にフィルムが外れないように、後ろから手袋した指で押さえてます。

それと、フィルムのガイドにやや余裕があって、フィルムが傾いてセットされてしまう事があるので、こんなに余裕なくてもいいんじゃないかな〜と思う。世界的には35mmフィルムって微妙な大きさのばらつきがあるのかな?

DigitaLIZA 35mm Scanning Maskを買う前はスキャナーにフィルムを直接置いてました。
エプソンGT-F730の場合、限られた箇所でしかフィルムをスキャンできないので、その場所にフィルムを置けるように、ガイドとなる付箋を貼付けてました。

このように。

これでもスキャンできるけど、フィルムをきっちりその箇所に置くのに神経使うし、フィルムがカールしてるとスキャン後の画像も湾曲してしまうのですね。

すこ〜し湾曲してます。

DigitaLIZA 35mm Scanning Maskを購入。やはり付箋は必要でした。エプソンGT-F730は限られた箇所でしかフィルムをスキャンできないので、「ここ」という場所にマスクを置かないとね。

「ここ」という場所を探すのに、最初はちょっと時間かかるけど、場所が見つかれば後は楽です。



DigitaLIZA 35mm Scanning Maskを「買う前の付箋」はもう、はがしてもいいんだけど、なんとなく貼ったままにしてます。
フラッドヘッドスキャナを持ってても、フィルムしかスキャンしてないのですね。
そんな人間ならこの「付箋」作戦でいいんだろうけど、普通はどうなんでしょうねえ。
いちおう、他の平面物もスキャンできるように付箋を外側に折り返せるようにしてるつもりだけど、結局フィルムしかスキャンしてないんだな。
大抵の平面物はデジカメで接写しちゃうんだよね。その方が速いから。


自分の愛用スキャナGT-F730はもう売ってないみたいですね。
GT-F740が現行機種みたいです。730にできる事なら740にもできるでしょう。

2014年2月9日日曜日

LENSBABY Sweet 35 Opticを買ってみた

LENSBABYシリーズは「筒」と「レンズ」と分離して、いろいろ組み合わせることができます。
できないのもありますけどね。
で、「レンズ」部分をオプティックと言ってるのです。
LENSBABY MUSEを買った時に付いてるレンズはダブルグラスオプティックです。
2枚ガラスのオプティック、という事みたい。
それが焦点距離50mmのレンズなのですが(7Dのセンサーだと35mmフィルムカメラ換算80mm相当になる)、それだとちょっと画角が狭いと思う事があるので、もうちょっと広角なのを買いました。
スウィート35オプティックです。たしかガラスの枚数がもうちょっと多い。使用上の大きな違いは、リングをまわしてシボリ調節できるのと(ダブルグラスオプティックは"シボリ円盤"を手作業で交換する)、焦点距離が35mmになる点です。(7Dのセンサーだと35mmフィルムカメラ換算56mm相当)

どうせだったら56mm相当よりもうちょっと広角なのが欲しいけど、この上は魚眼オプティックになっちゃうんだよねえ。魚眼でも7Dのセンサーだったら普通の広角になるのかな。まあ予算の都合がありますから、いずれ後にという事で。


オプティックのケースの蓋(画像左の黒いの)が、オプティック交換用の道具にもなります。
これがないとダブルグラスオプティックを外すのはかなり困難。スウィート35オプティックの取り外しは、専用道具なくてもできますね。


スウィート35オプティックのf値は2.5〜22まで。できるだけ開いて使う事が多いだろうけど、22まで絞れるとそれも何か使い道があるかな。
ただ当然「シボリ円盤」を使わない、使えなくなるので、このブログ1月28日の記述に書いたような、デザインされたシボリ円盤も使えなくなります。


スウィート35オプティックをLENSBABY MUSEに、それをカメラにつけたところ。
46mmのフィルターを取り付けられます。
52mmのNDフィルターやSPOTフィルターを持ってるので46-52mmのステップアップリングを買いました。

さて、昨日は東京で数十年ぶりの大雪でしたね。今日の雪解け風景を撮ってみました。

音楽はThe3amAssociationの"Gmin Piano Improv (Friday)"
http://ccmixter.org/files/The3amAssociation/14163
よりダウンロードしました。

15秒ぐらいのところで左上が暗くなりますが、ケラレです。LENSBABY MUSEをぐりぐりやってるとたまにケラレます。広角になればなるほどケラレが出やすいですからねえ。
この時はNDフィルターを付けていたので、ケラレが出やすくなっていた?どうなのかな。ステップアップリング使ってるからねえ。いや、ステップアップの46mm部分は影響するか。

先日、ロックバンドNumberClubのPV撮影を屋外でやりましたが、その際に初めてスウィート35オプティックを本格的に使いました。
で、その時はなんか赤いゴーストが出てて、色が赤いだけに目立ってしまって、う〜ん…。
今日、同じようにNDフィルターを付けて太陽の方を撮ってみたけど、そのゴーストは出なかった。何なんだろう、あれは。

それと、強い逆光の映像だと、ダブルグラスに比べてピントの一番シャープなはずの部分がいまいち甘いかなあ、と先日思ったけど、ダブルグラスよりもシャープに写るはずだから、気のせいかなあ。強い逆光に弱いのかなあ。フレアは派手に出てもいいんだけど。
でも今日はピントの甘さそんなに気にならなかった。まあ今日は緊張感のない、おさんぽ撮影でしたからね。




ダブルグラスオプティック付属のLENSBABY MUSE。アマゾンには上のリンクと別の商品で、プラスティックレンズの「プラスティックオプティック付属」もあります。
MUSEの「筒」だけって、売ってないみたい。