2011年7月31日日曜日

ArtFilmStockがやってきた

ヤーッコがストックフォトのサイトを始めました。
サーリ・ヤーッコは…横浜在住のフィンランド人で、CGクリエイターだったりミュージシャンだったり、カメラマンだったり。ここ数年来のつきあいです。

ストックフォトサイトというのは、写真のデジタルデータをwebで販売するものです。
お金を出して写真を買ってもらおうというのですから、もっぱらプロのwebデザイナーや出版業界向け、ですね。日本では。
外国ではどうなのかわかりませんが、どうやら日本よりか需要は多いみたいです。
別にプロじゃなくても、webページを作るのにちょっとお金を出して写真を買う、てな人が多いのかなあ。
デザイン業界で働く人が多いのかなあ。

でまあ、ヤーッコ自身も大手ストックフォトサイトの専属カメラマンとしてそこそこ稼いでいたようなのですが、あまりにコマーシャリズムな写真を要求されるので、イヤになったみたいなのですね。
で、自分でストックフォトのサイトをやってしまえ、と。
ズバリ、ArtFilmStock ですよ、アートフィルム!
http://www.artfilmstock.com/

で、僕も写真を提供してと言われたので、このところちょこちょことアップロードしています。
現時点で一番最近のアップロードがこれ。

Eat dumplings 餃子を食べよう parallel 3D
おっと平行法の立体写真ですけど、こんなストックフォトありなんですかねえ。
たぶん、他ではあまりないだろうと。

あと、こんなのとか、

UMEBOSHI crosseye 3D

あるいは3Dじゃないのもあります。

トマト tomato


あんみつ とろり anmitsu torori

食べ物以外も撮ってます

dusk bike



Twilight Zebra
これなんかリコーCX4のトイカメラモードで撮ってそのまんまだから、あまり拡大して見られるのはつらいんですけどね。

3D写真については、本当は平行法とか交差法とかじゃなくて、左右2枚組のzipファイルとか、あるいは.mpoファイルがダウンロードできればいいんだけど、そうもいかないようで、
現在のところ、「平行法画像」「交差法画像」「右画像」「左画像」それぞれ別々のファイルを(別料金で)ダウンロードするようになってます。
(今のところ3D系は食べ物の写真ばかりなので、アナグリフ写真はアップしてません。アナグリフだと色がおいしそうに見えないから。)

このへんはまだまだプログラムが不備なようでして、だって既製品のプログラムを買ったみたいだから。へ〜え、ストックフォトサイト用のプログラムなんて売ってるんだ。
そりゃあ、3D写真のストックフォトってあまりないから、既製品では対応できないのも無理はないでしょうねえ。

既製品とは言っても、プログラマーにいろいろ注文をつけてカスタマイズしてるのですが、どうも不自由度が高いらしく、(値段次第なのかもしれませんが)
サイトデザインがまだまだ貧弱というか、さみしいというか、わくわくしない、これだけ?みたいな。客商売としていかがなものかと。
ヤーッコもwebデザインやってる人だから、わかってるとは思うけど。
安物プログラムをつかまされてしまった…のかな。。

ただ、今はフォトグラファーを増やしたいみたいです。
収入の50%がフォトグラファーに入ります、ってそれは他のサイトに比べて多いんですか。
まあでも、サイトの日本語化がまだ微妙だし、(ヤーッコは日本語喋れるけど、書くのはからきしダメです)
お金のやりとりがPaypalでUSドルなので、客としてもフォトグラファーとしても、日本人向けではないですねえ。

現時点で17人のフォトグラファーが登録してますが、いっぱいアップしてるのは…
オーストラリアのJeff Crow氏とか


ポーランドのOlga Góralewicz氏とか


ルーマニアのRichard Laschon氏とか


あとヤーッコも


まだまだ「アートフィルム」ではないですねえ。
いかにもストックフォトな写真が多いのは仕方ないかな。スタートしたばかりだから。

そして、収入面ではあまり期待してないんだけど、半年か1年ぐらいコンスタントにアップロードし続ければ、ちょっとぐらいはお金になってくれないかなあ。
でも、実は他にもストックフォトサイトのアカウントを持ってます。ほとんどアップしてないけど、ArtFilmStockが始まって日常的に商品写真?を撮るようになってきてるので、いい写真が溜まったらそっちにもアップしますか。
つくづく「自分の収入のために」だったらあまり行動しないんだけど、人に頼まれるとなにかやってしまう人間なのですね。
おみくじにもそんな事が書いてあった。

さあみんな、PayPalアカウントを作って写真を買おう!

2011年7月27日水曜日

CONTOUR HD ママチャリテスト撮影

ヘルメットカメラ CONTOUR HDを買いました。

普通のビデオカメラよりか小さいけど、すんごい小さい、ということもない。小ささで言えば、スパイカメラみたいなのも珍しくない世の中ですから。衝撃に対する耐久性が高いんでしょうね、やっぱり。
同じような用途のカメラとしてはGoProHDが有名ですがこっちの方が安いのと、幅が細いのでCONTOUR HDを選びました。
下にあるのが別売りのユニバーサルマウントアダプターで、これがないとカメラ用のネジに取り付けられません。

本来はBMXなどのエクストリームスポーツでヘルメットに貼付けたりするカメラなのですが、僕はそんなスポーツマンじゃないので、普段の自転車に取り付けてみました。
迫力あるように、ローアングルになるように。

テスト撮影
荒川の土手から五反野のサミットに

最初の数秒に、タテのラインが映りますが、どうやらスミアみたいなものらしい。
スミアが出るのは仕方ないとしても、汚い映り方をするのがどうもよろしくないですね。

風の音がゴボゴボいうのもよろしくないですね。
でも、本体をよく見てもマイクがどこにあるのかわからんのです。風対策できないなあ。
自転車のカラカラ音がいいので、音は生かしたいんだけど。

2GBのマイクロSDカードが付属しています。
1GBで約15分、フルHDのビデオを撮れますが、見ての通り、そこそこ粗いですね。
YouTubeで圧縮してるからというのもあるだろうけど、もともとのムービーも粗いのですよ。
この動画は特に画像の変化が多いからだろうけど、スポーツ用のヘルメットカメラなんかだから、画面の変化が多いのはむしろ普通なはずで、もっとビットレートを上げられるようにしてもらいたいなあ。
専用ソフトをダウンロードして
http://contour.com/software/storyteller
設定をいじれるようなんだけど、デフォルトよりもビットレートを上げるのはできないみたい。
ていうか、ダウンロードしたけど使い方がよくわからんなあ。
基本的に撮ったムービーを専用サイトに投稿するソフトみたいな。



ユニバーサルアダプター。

これがないとカメラネジに取り付けられない、というのはわかっていたけど、じゃあ本体付属のキットで何にどれだけ取り付けできるのか、買ってみないうちはよくわからなかった。
本体付属のキットだけだと「両面テープでヘルメットに取り付ける」「ゴーグルのバンドに取り付ける」しかないんだよねえ。
ユニバーサルアダプター、僕には必須ですな。

自転車のハンドルなどパイプに取り付けるアダプター。

これも欲しいんだけど、ここまで買ったらGoPro買うのと値段的にあまり変わらんですかね。GoProの方が基本キットが充実してるみたいだし。

2011年7月22日金曜日

DVD Studio Proのコンパイルファイルエラーとな

DVD Studio Pro バージョン4を使ってますが、いきなりDVDを焼けなくなりました。ディスクを挿入して、認識すると(たぶん認識してから)直後に「コンパイルファイルエラー」と言われてストップです。
シュミレーションは問題ないし、以前にちゃんと焼けてたプロジェクトファイルでもできないのです。
これは、ハードウェアやディスクの問題ではなく、なんとなくソフトウェアの問題のような気がする…
(エンコードのスタートができないので)

パソコン再起動してもダメ。
web検索してみたけど有益な情報はみつからず。
まいったな〜。
翌日やってみたけどやっぱりダメ。
またweb検索して、あれ?昨日はみつからなかったページが上位にヒットしてる。検索ワード変えたっけか。
http://support.apple.com/kb/TS2610?viewlocale=ja_JP
アップルのサポートページなんだけど、その通りにやってみてあっさり焼けるようになりました。

ていうかこのブログを書くために上のページを探したんだけど、また検索でヒットしないんだよね〜。どうなってんだこりゃ。検索ワードなんだっけ。
そのページのwebarchiveファイルをつくっておいたので、長い文章で検索してすぐみつかったからここで紹介できるけど。

忘れた時のために引用しておきます。
ユーザ設定を削除する
「DVD Studio Pro」で発生する問題の多くは、アプリケーションを本来の設定に戻すことで解決できます。この操作を行っても、プロジェクトファイルには影響ありません。「DVD Studio Pro」のユーザ設定を元の状態にリセットするには、以下の手順を実行してください。

1. Finder で、“˜/ライブラリ/Preferences”を開きます。“˜”はホームフォルダを意味します。
2. “com.apple.dvdstudiopro.plist”ファイルを“Preferences”フォルダからゴミ箱にドラッグします。

たったこれだけですよ。

あとまあ、再インストールの方法も書いてあるので、更なるトラブルの時は参考にしましょう。

焦りましたね。DVD作成の仕事を抱えてたところだったので。
DVDって面倒だね〜。普及してるし、DVDレコーダーやパソコンで一応簡単に焼けるっていうのをみんな知ってるから、あっさり頼まれることあるけど、断れるものは本当に断りたい。

2011年7月19日火曜日

映画「ブラック・スワン」black swan

於TOHOシネマズ西新井

予告編で気になってはいたんですけど、なんとなく見逃していて、ああ、このまま映画館での上映は終わってしまうのかな〜、そのへんの執着が薄れてきたよな〜、とかなんとか思う淡白な日々。
でも、1000円の日に気持ちをふるい立たせて行きました!

Black Swan
2010年アメリカ映画
監督 ダーレン・アロノフスキー

凄い、凄い映画。これを予告編だけで済ませるところだったとは!
予告編の100倍ぐらい凄い!

臆病なナタリー・ポートマンのアップでずっと緊張しっぱなしでした。

ナタリー・ポートマンちゅうたら「レオン」と「ヒート」と、あと何だっけ?大人になってからの映画も何かしら見たはずだけど、すぐに出てくる作品名がない。いや、僕がロクな映画見てないんですがね。
そう言えば「スター・ウォーズ」にも出てたような。

だけど今やっと、大人ナタリー・ポートマンの記憶に残る作品に会いました。

凄いね…
そしてこの凄い緊張映画を観ている最中にどこかから、いびきが聞こえてきて
…それも凄いな…
とも思いました。
こっちはナタリー・ポートマンと一緒に心臓ばくばくさせてるのに、うーん、そうか、この映画見ながら寝ちゃう人もいるのか…
僕もわりと眠い状態で見に行ったんだけどね。

しかし僕はこの濃密なサイコスリラーをどっぷり堪能しました。
映画はレイトショーで、終わったのが夜の11時ぐらい。シネコンのエレベーターに人と一緒に乗りたくなくて、しばらくエレベーターホールの椅子に座って待ちました。
人と一緒にエレベーターに乗ったら、どこか気持ちを切り替えなければならないから、そんな事で映画の余韻が薄れるのがもったいなかったのです。
この映画のショックは、もっとプライベートな時間で守らないと。



バレエの練習シーンは手持ちカメラばっかりでそれがかっこいいし、音楽もぴったりだし、ナタリー・ポートマンのおっかなびっくり顔にすっかり脳みそやられました。

欲を言うなら、もっとVFX控えめの黒鳥を、時間的にも長く見たかったなあ。
振り返ってみると、わりとこじんまりした映画かも。いやまあ、いいんだけど。