予告編で気になってはいたんですけど、なんとなく見逃していて、ああ、このまま映画館での上映は終わってしまうのかな〜、そのへんの執着が薄れてきたよな〜、とかなんとか思う淡白な日々。
でも、1000円の日に気持ちをふるい立たせて行きました!
Black Swan
2010年アメリカ映画
監督 ダーレン・アロノフスキー
凄い、凄い映画。これを予告編だけで済ませるところだったとは!
予告編の100倍ぐらい凄い!
臆病なナタリー・ポートマンのアップでずっと緊張しっぱなしでした。
ナタリー・ポートマンちゅうたら「レオン」と「ヒート」と、あと何だっけ?大人になってからの映画も何かしら見たはずだけど、すぐに出てくる作品名がない。いや、僕がロクな映画見てないんですがね。
そう言えば「スター・ウォーズ」にも出てたような。
だけど今やっと、大人ナタリー・ポートマンの記憶に残る作品に会いました。
凄いね…
そしてこの凄い緊張映画を観ている最中にどこかから、いびきが聞こえてきて
…それも凄いな…
とも思いました。
こっちはナタリー・ポートマンと一緒に心臓ばくばくさせてるのに、うーん、そうか、この映画見ながら寝ちゃう人もいるのか…
僕もわりと眠い状態で見に行ったんだけどね。
しかし僕はこの濃密なサイコスリラーをどっぷり堪能しました。
映画はレイトショーで、終わったのが夜の11時ぐらい。シネコンのエレベーターに人と一緒に乗りたくなくて、しばらくエレベーターホールの椅子に座って待ちました。
人と一緒にエレベーターに乗ったら、どこか気持ちを切り替えなければならないから、そんな事で映画の余韻が薄れるのがもったいなかったのです。
この映画のショックは、もっとプライベートな時間で守らないと。
バレエの練習シーンは手持ちカメラばっかりでそれがかっこいいし、音楽もぴったりだし、ナタリー・ポートマンのおっかなびっくり顔にすっかり脳みそやられました。
欲を言うなら、もっとVFX控えめの黒鳥を、時間的にも長く見たかったなあ。
振り返ってみると、わりとこじんまりした映画かも。いやまあ、いいんだけど。
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