Spinner360°Motorizerを買って(このブログ2013.6.17.の記述)、これは複数レンズのパノラマ撮影に使えそうだなと思ったのです。
以前に、ターンテーブルを利用してContourROAMでパノラマぴくぴく画像を作った事があります。
- このブログ2012.12.28.の記述 -
その時のカメラはContourROAM、30fpsなので動きのある被写体の場合はシンクロしないのですね。博物館で動かない被写体ならともかく、いずれは人がわさわさ動いてるところで撮りたいから、60fpsのカメラでやってみよう、30fpsよりもシンクロしやすいはず。
博物館でカメラを廻すのに使用したのはフィギュアを飾るためのターンテーブルです。
回転の速度もMotorizerの方がターンテーブルよりも速いかな。遅い方が分解能は高いけど、速い方が動く被写体には対応しやすい。
30fpsから60fpsになる事でも分解能が高くなるから、まわるスピードはある程度速くなった方がいい。
と思ったけど、Motorizerで一回転するのが13秒、ターンテーブルだと14秒、あまり変わりませんね。
60fpsで撮れるJVC GC-XA1を3台装着!
Motorizerの回転軸はネジではなく、カマボコ型になってます。ビニールテープで円形にして、ちょうどエツミ止めネジE-520に入りそうですよ。入りますよ。悪くない感じですよ。
軸が長いからちょっとすき間ができますけど。
西新井大師でテスト撮影。画像をクリックすると大きなGIFアニメが表示されます。
人がある程度いた方がいいんだけど、いなかった。イベントのない平日はこんなもんですけどね。
もっとも、撮影が終わって帰ろうとしたら、ぱらぱらと人が来ました。まあこんなカメラシステムがぐるぐるまわってたら近寄るのに躊躇しますかね。
柳が風でゆらゆらしてたけど、その点では違和感があまりないので3台のシンクロについてはだいたい大丈夫。
ただ、柳のあたり、その他4カ所ぐらいで、ヘンなところありますね。遠近感とはちがうズレが。
フィルムの3眼・4眼カメラならレンズのゆがみかと思いますが、ムービーからひとコマづつ画像にして短冊切りにしてるので、特定の箇所だけレンズのゆがみが目立ったりはしないでしょう。
いろいろ考えてみるに、どうやらムービーのコマが足りなかったり、重複してたりするのではないか?という見当がつきました。
しかし、数えても足りないことはないし、多いこともないし、順番通り並んでいる。うむむ。
ひょっとしたら、60fpsで撮れるとは言っても、たとえば、ある1秒は59fpsで、次の1秒は61fpsだとか、そういう事ではないかと思う。いろいろな事象を考えるに、それが有力な原因のような気がしてきた。
だとしたら、結局のところ、カメラのせいで正確に記録できない、GC-XA1はこの使用目的には向いてない、という事なのか。。
エツミ止めネジE-520
オスネジは普通に日本のカメラ関連で使われてる1/4インチネジ。底面のメスネジはドイツ規格の3/8インチネジ。
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