Lomographyのフィルムカメラ、SPROCKET ROCKETを買いました。35mmフィルムを使うトイカメラです。
モノとしてデザインが気になってたので、前から欲しいな〜と思ってたのですが、nimslo3Dみたいにレンズが複数あるでもなし、パノラマカメラと言ってもSpinner360みたいにぐるりと撮れるわけでもなし、そこそこ広角に撮れるという「普通のカメラ」ですからね。
ある程度撮らなかったら無駄になるわけだし、「普通のカメラ」でそんなに撮るかなあ。
購入には踏み出せないでいたのですが、セールとクーポンを重ねたらそこそこ割引になったので買いました。
うーん、かっこいいな、これ。
意味も無く立体写真にしてみた。(平行法)
シャッターはノーマル(1/100秒)とバルブ撮影のどちらかを設定できます。
絞りはf10.8かf16か、どちらかを設定。
ピントは近接(0.6m〜1m)か通常(1m〜)を設定。
むうう、設定項目がこんなにいっぱいあると忘れてしまう、間違えてしまうなあ。
フィルムの露光面を広くすることでよりワイドに撮れるカメラです。だから、36枚撮りのフィルムでも18枚ほどしか撮れません。
初出陣は9月12日、浅草寺にて。御水舎
そして浅草KURAWOODでのUBI&FUライブへ。
ISO800のフィルムを入れて、KURAWOODはそんなに照明暗くないから、シャッターノーマルでいいかな、と思ったんだけど、現像されたフィルムを見たらやっぱり暗かった!
普通のカメラは写真を一枚撮ったら、フィルムを送らないと次の写真が撮れないんだけれど、これは撮れてしまう。
「重ね撮り」が簡単にできてしまう。意図しなくてもフィルム送りを忘れると重ね撮りになってしまう。
フィルム送りをするにしても、ちょうどいいところでカチっと止まったりしない。カメラ上部にフィルムカウンターと更に小さい小窓があって、フィルムを送るとちょうど1枚づつのところで白い点が現れる。(フィルムカウンターでは正確な写真の境目はわからない)
で、ライブハウスの客席という暗い空間だと、この白い点が全然見えない!
見えない、見えないよ〜!まずい、フィルムをどれだけ送ればいいのかわからんぞ!
とりあえず初撮影だったので、重ね撮りはやらないつもりだったので、重ならないように多めに送っておこう…
あれ〜、7、8枚撮れるはずが、3枚でフィルムの終わりまできちゃった。送りすぎだねえ。
もったいないね。重ね撮りになってもいいから適当に巻き戻したところでライブ後のUBI氏を撮ってみました。巻き戻しの途中とかでも撮れるのが素晴らしい。
その場は暗かったのでスローシャッターやってみたんだけど、まだ足りなかったなあ。暗い、暗い。
中央やや左にドラムセットが写ってて、中央やや右に顔のアップで鼻筋らしきものが写ってるのがUBI氏なのです。適当に巻き戻したらライブの写真と重なったのだが、いかんせん暗いですねえ。
9月23日、早稲田のライブハウスZONE-Bでの@fumild氏のイベントに行きました。
今回はストロボを使ってみよう、でもこれだけ広角だと、中心部分にしか光が強く当たらないだろうから、ストロボを使ってなおかつ、バルブ撮影もしてみよう。1秒ぐらいのスローシャッターで。
ライブスペースではなく、バースペースでのももづか怪鳥の余興
NO PEOPLE
浅草KURAWOODでさえ暗いのだから、ZONE-Bではフィルム送りの「白い点」は全然見えないだろう、と思ったら、見える。
ステージに当てるスポットライトが客席にも当たっていたのだ。大雑把な照明がいいね!
この1枚はスローシャッターではなくノーマルで人物を撮って、キラキラしたテープとライブステージを重ね撮りしました。
なんか色が付いていますが、PCによる着色でもフィルムのせいでもなく、ホルガのカラーフィルター付きストロボ、HOLGA-160Sを使用したからです。
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