2015年11月23日月曜日

ArtMatic 6 がやってきた 記述1

MacOS8か9の頃だから、15年ぐらい前ですかねえ、ArtMaticというソフトを買いました。お店で、CD-ROMに入ってるパッケージで。
それがバージョン1で、確か1万円ぐらいだったと記憶してます。
まあ、アートっぽい画像を生成しれくれるおもちゃソフトだと思ってたけど、だからそんなソフトはなくなってると思っていたら、数年後、ArtMatic Proとしてバージョン3がwebで販売されてて、へーえと思ったのです。
さらに何年か経って、今回、ArtMatic 6をwebで購入しました。ArtMatic designerとかいう別名?もあるような。
なぜ今まで買わなかったのかと言うと、やっぱりお値段がねえ。199ドルですよ。定価(?)は299ドルで100ドルディスカウントらしい。
バージョン1でも使いこなすのに時間がかかったのに、もっともっともっと多機能なバージョン6を、そんな高いお金出して買ってもなあ、と思っていたのです。

もちろん、バージョン1はMacのClassic環境じゃないと使えません。だから、今のパソコンでは使えなくて、使う必要性もなかったんだけど、昔手がけていたコンテンツ、「CheapTrip 3D」をまたやりたくなって、古いiBookを引っ張り出してClassic環境でArtMaticを使用していたのです。

こういう作品です。

これ自体は交差法で立体視できるのですが、このGIFアニメをwebページの背景としてタイル上に並べますと…
http://venvenvideo.com/cheaptrip3d/htmls/021013.html
交互になるから平行法・交差法どちらでも立体視できて、ウィンドウいっぱいだからトリップ感あるようなあるような。
こういうのをCheapTrip 3Dと名付けて2002年頃に公開してました。

それをまたやりたくなって、iBookのArtMatic ver.1で作ったのがこちら。

タイル状に配置
http://venvenvideo.com/cheaptrip3d/htmls/150705.html
実際にはArtMaticだけではなく、Corel Painterとビデオ編集ソフトも使うのですが。

iBookとデスクトップPCと、切り替えて使うのが面倒だから今のPCで走るArtMatic6を買ってみようかしら。と思ったのです。
使いこなすのが難しい、と書いたのは、画像を変化させるテーマとパラメーターがあって、適当にいじってなんとなくアートっぽいのができるんだけど、意図的に動かそうと思ったら難しい。
パラメーターをどう動かすとどう変化するか、やってみないと分からない、やってみても分からない、組み合わせが膨大になるし。
バージョン1はシンプルなソフトだったので、根性でパラメーターを解析する事ができたけど、バージョン6ともなると超多機能だろうし、以前は持っていた「気合い」ソフトウェアを使って使って使い倒してやる!という気合いが今はあんまりないから、持て余すだけかな〜。
でもまあ、デモバージョンをダウンロードできるようだから、それからやってみるか。

ArtMatic、そのデモバージョンなどをダウンロードできるU&Iソフトウェア社のサイト
http://uisoftware.com/PAGES/uimain.html
英語サイトです。ソフトも英語です。だから使い方を学習するのに時間かかるんですよ!

バージョン1では、画像をタイル状に配置するためのモードがあったけど、バージョン6ではありませんね。
あれ〜?重要なモードがなくなってる?そんなはずは…と思って検索したらArtMatic Wikiなんてのがあったぞ。
http://metasynth.com/wikifarm/artmatic/doku.php/artmatic:tutorials:tiling_101
なるほど、繰り返しで背景に適したパターンになるTileがあるのね。そのTileのパラメーターを特定の値にせよと。

用語解説 : Tileというのは画像変化のテーマを四角いアイコンにしてるのでTileと言ってるのですね。このブログでカタカナで「タイル」と書いたら「画像をタイル状に配置」とか、背景に適した画像にするためのタイルで、アルファベットでTileと書いたらArtMaticの作業上の四角いアイコンのこと、にします。

疑問が解かれたところでテンション上がって、ArtMatic 6買ってしまいました。199ドル!使い倒さないと!

ともあれ、それで新たに作ったCheapTrip 3Dがこれ

タイル状に配置
http://venvenvideo.com/cheaptrip3d/htmls/150829.html

まだまだ、基本的にはバージョン1の頃と同じ使い方ですね。バージョン1にはなかったTileを使っている程度です。

バージョン1の頃に、パラメーターを数値入力できたらいいな、と思っていたのが出来るようになってて、更にパラメーターをコピー&ペーストできるようになってて、すげー便利!

バージョン6では(もっと前からかも知れませんが)ビットマップ画像・動画を取り込んで変化させることもできるようですな。それをやるのはまだ先かな。
背景が透明っぽく表示される組み合わせがあって、アルファっぽいんだけど、その使い方がよくわかんないなあ。日本語マニュアルが欲しい〜。

記述2につづく