2013年4月12日金曜日

ImageTech 3D fxがやってきた

3眼ステレオフィルムカメラ ImageTech 3D fxを買いました。
1990年代のカメラで、eBayで先月入手しました。モノが28ドル、送料が24ドルです。あまり円安にならないうちに買っておかないとね。
新品、というふれこみなんだけど、箱はボロボロ、中身はまあ…新品なのかな。しかし説明書がないなあ。シャッター速度などのスペックを知っておきたいから説明書が欲しかったけど。
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同封されてる書類のようなものは、現像&レンチキュラープリントを注文するときのクーポン券です。もちろん現在は使えません。

Flickrの3D animated stereoグループに、このカメラの詳しいレビューがアップされてました。
http://www.flickr.com/groups/3d_animated_stereo/discuss/72157623607038206/
ほえ〜、すごい細かいレビュー。
ふむふむ、1996年のモデルで、27mmレンズ、1/100秒、f9.5 なるほど。

Kalimar 3D (このブログ2012.11.10の記述)とそっくりなので、中国の同じ工場で作ってたんだろうなあと思ってたら、上記のレビューでも Kalimar 3Dはこのカメラのクローンと書いてある。だよね〜。

パテント会社が事情があって権利を譲り渡したのか、そもそも同じ会社なのか、わかりませんが。

シャッター速度1/100だと、こんなもんか。
水滴もうちょっとシャープになってほしい。
町田市の忠生公園。
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でも1/100秒っていう数字も、どれだけ誤差がないのかわかりませんからね。

隅田公園にて。
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左側が赤くなってるけど「光漏れ」ではありません。
フィルムをスキャンした画像がこれなので
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レンズから入った光がどうにかなって、赤くなってるんだと思う。

ほうら、マンモスの牙もいい感じに血塗られてる。
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国立科学博物館にて。

画像補正メモ
レンズの歪みの違いからくる画像の歪み具合を、それぞれ拡大・縮小することである程度補正します。
その数値をメモしておきますが、カメラによって個体差があるでしょうから、他の人にはまるで役に立ちません。自分用のメモです。
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左から1、2、3とナンバリングして、
1を100%
2と3を99.65%に縮小。
とりあえずこれだけ。作業工程がシンプルでいいですね。

現在のところ、Kalimar 3Dカメラにあった強制ウィンク機能(このブログ2012.11.24の記述)は確認されてません。

2013年4月3日水曜日

Kalimar 3D Wizard がやってきた

3眼フィルムカメラ Kalimar 3D Wizardを買いました。
eBayでモノが9.99ドル、しかし送料が56ドル。う〜ん。
買ったのは2ヶ月ぐらい前だったのですけど、忙しくてブログを更新できませんでした。

以前に買ったのがKalimar 3D Camera (このブログ2012.11.10の記述)で、それの上位機種なのかしら。Wizardですからね。

箱もあったけどけっこうボロボロで、でも中身は新品か、新品同様でした。

Kalimar 3Dカメラとの違いは、ストロボのオン/オフ スイッチがあるのと、レンズカバースイッチがあるのと、シボリを3段階で変えられるのが大きな違いですね。
とりあえずレンズカバーとストロボのオン/オフは大きいですね。だからってこれがWizardなのかはよく分かりません。

35mmフィルムを使います。
単三電池を2本入れます。それはストロボ用で、フィルムの巻き上げは手動です。
シボリをオートで調整するならWizardなんだけど、そんな機能はないですね。
マニュアル付属で、それによるとシャッター速度は1/100秒ですが、シボリがいくつなのかは記されてません。開放でf5.6らしい。

上野公園で試し撮り
たまたま、北関東と福島の動物園・水族館フェアやってました。
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いわき市 アクアマリンふくしま シーラカンスのごんべえ

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茨城県 大洗水族館 サメのブルル

レンズのキレと言いますか、解像度は…そう悪くもないと思います。Nimsloほど良くはないけれど、Kalimar 3Dカメラよりいいんじゃないかなあ。

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栃木県 那須どうぶつ王国 おいでなす

画像補正メモ
カメラによって個体差があると思うので、他人には何の参考にもならないでしょうから、自分用のメモです。
フィルムをスキャンして
img534_1000
このように画像が3つ並びますが、左から1、2、3、とナンバリングして、
1は大きさそのまま
2と3を99.1%に縮小
その後、場合によっては2を横幅99.6%に、3を横幅99.3%にします。
それでレンズの「歪み」がさほど感じされないぴくぴく3D画像になります。