前回の記述(2016.6.8、2016.6.18)のつづきと言いますか、関連と言いますか。
スローシャッターとストロボを利用して、ワンテイクで光の軌跡と人物を撮る、そんなことをやってみたかったのだが、ワンテイクにこだわらなければ、PCで合成するのをよしとするなら、わりと簡単にできるような。
それはやっぱりフォトグラファーとして美しい行為ではないと言いますか、簡単にできてしまっては面白くないと言いますか、だからスローシャッターには興味あっても多重露光はあまりそそらなかった。
しかし本当に簡単にできるのかな。簡単にやってみてどんな作品になるかな。ちょっとやってみよう。
これと
これを
明るさなど調整して、上の画像のブレンドモードを「覆い焼き(カラー反転)」にしました。作業アプリケーションはFireworksです。
Judgement Ship
お〜、カラフル!
あえて「カメラ内で多重露光したのではありません」とわかりやすく合成したつもりもあるけど、
そこをブレンドモードを「比較(明)」にしたり
ブレンドモード「スクリーン」したりすると
The Candy Ditches
ぐっと本物の多重露光に近くなるような。もちろん、見る人が見ればPCで合成したのか多重露光なのかわかるだろうし、そもそも僕はワンテイクでこういう写真を撮るテクニックを詰めたいので、PCで合成したのかフィルムに露光した画像なのかは、はっきり示しておきたい。
しかしこれはこれで、面白いですな。
やっぱりお手軽だし(それなりに手間はかかりますが)、いろいろ調整できるし。
なんといっても、撮ったけど公開せずの「お蔵入り」写真が復活する機会になりますね。
ストロボ光らなかった失敗テイクでも
なんとなくカックイイぞ
カーリーズ
失敗でもないけど、なんとなく公開しなかった写真がこのようにカラフルになって日の目を見るのです。
ロッカ★フランケンシュタイン
2016年6月24日金曜日
2016年6月18日土曜日
スローシャッターnimslo 3Dカメラにストロボ用ワイヤレストリガーRF603 記述2
前回の記述のつづきです。
もともと調子よくなかったnimslo3Dなので、全面カバー外していじってたら復活したのだけれど、なんかまた不調。シャッターボタン押してもシャッター開かなくなった。
うーん、まあバルブ撮影専用機のつもりだから別にいいんだけど、「普通にストロボ撮影して、直後に手動シャッター」ができなくなったなあ。あんまりよくはないか…。
フジのシート状NDフイルターを切って、レンズ前に貼付けてみました。
実際にライブハウスで直前に貼付けて、その時にスマホで撮ったのでちょっとわかりにくいかも知れませんが。
黒テープでフジのND 0.5を貼付けました。
入ってくる光が1/3になるらしいです。
六本木バウハウスでのロッカ★フランケンシュタインのライブ。
むうん、おもしろいけど、まだ環境光の影響が強いですね。
フィルムをスキャンする時、かなり暗く補正してます。
ND 0.5では甘かったか。
シャッター速度は1秒〜2秒。だと思う。手動なので適当です。
NDフィルターをもっと暗いものにして、ストロボをもっと明るくすればいいのだろうけど、ストロボがこれでフルパワーなんだよね〜。YN560Ⅲ
露光時間と環境光にもよるから、同じ状況になる事はあまりないだろうけど。
やっと撮れたこの日の会心テイク!こういうのを狙ってた!
ギターがすぐ近くにいてストロボの光を受けやすいので、はっきり輪郭のわかる写真になるのだろうなあ、と。
だから離れた被写体ならストロボの光がもっと強ければいいんだろうけど、YN560Ⅲふたつだと物々しすぎるような。今でも充分物々しいんだけど。
次は小さいスレーブストロボをひとつ増やそうかしら。
ちなみにnimslo 3Dのシボリは開放でf5.6です。
この日のフィルムはフジカラーのISO100
f5.6で2秒だとそりゃ明るいよなあ。でも前回、NDフィルターなしでなんとなく撮れたので、いきなり過度に暗いフィルターを付けたくなかったのです。
まあ場所が変われば照明も変わるからねえ。
ロッカ★フランケンシュタイン
http://www.rocka-franken.info
フジの75mm角NDフィルター。なんだかアマゾン内の取り扱い業者によって値段がだいぶ違うような。
もともと調子よくなかったnimslo3Dなので、全面カバー外していじってたら復活したのだけれど、なんかまた不調。シャッターボタン押してもシャッター開かなくなった。
うーん、まあバルブ撮影専用機のつもりだから別にいいんだけど、「普通にストロボ撮影して、直後に手動シャッター」ができなくなったなあ。あんまりよくはないか…。
フジのシート状NDフイルターを切って、レンズ前に貼付けてみました。
実際にライブハウスで直前に貼付けて、その時にスマホで撮ったのでちょっとわかりにくいかも知れませんが。
黒テープでフジのND 0.5を貼付けました。
入ってくる光が1/3になるらしいです。
六本木バウハウスでのロッカ★フランケンシュタインのライブ。
むうん、おもしろいけど、まだ環境光の影響が強いですね。
フィルムをスキャンする時、かなり暗く補正してます。
ND 0.5では甘かったか。
シャッター速度は1秒〜2秒。だと思う。手動なので適当です。
NDフィルターをもっと暗いものにして、ストロボをもっと明るくすればいいのだろうけど、ストロボがこれでフルパワーなんだよね〜。YN560Ⅲ
露光時間と環境光にもよるから、同じ状況になる事はあまりないだろうけど。
やっと撮れたこの日の会心テイク!こういうのを狙ってた!
ギターがすぐ近くにいてストロボの光を受けやすいので、はっきり輪郭のわかる写真になるのだろうなあ、と。
だから離れた被写体ならストロボの光がもっと強ければいいんだろうけど、YN560Ⅲふたつだと物々しすぎるような。今でも充分物々しいんだけど。
次は小さいスレーブストロボをひとつ増やそうかしら。
ちなみにnimslo 3Dのシボリは開放でf5.6です。
この日のフィルムはフジカラーのISO100
f5.6で2秒だとそりゃ明るいよなあ。でも前回、NDフィルターなしでなんとなく撮れたので、いきなり過度に暗いフィルターを付けたくなかったのです。
まあ場所が変われば照明も変わるからねえ。
ロッカ★フランケンシュタイン
http://www.rocka-franken.info
フジの75mm角NDフィルター。なんだかアマゾン内の取り扱い業者によって値段がだいぶ違うような。
2016年6月8日水曜日
スローシャッターnimslo 3Dカメラにストロボ用ワイヤレストリガーRF603
YONGNUOのストロボ用ワイヤレストリガーRF603NⅡを買いました。
RF603NⅡはニコン用でして、キャノン用のRF603CⅡは既に持ってます。デジタル一眼はキャノンを持ってるので、キャノン用を買っておけばいいだろうと。まあ間違ってはいなかったと思うけど、nimslo 3Dカメラで使えないとは!
nimslo 3Dカメラを使用して、ストロボをワイヤレスで光らせられない…しかもRF603はYONGNUOのストロボじゃなくても、汎用型のストロボならだいたいワイヤレスで使用できるのにな〜。
ある日、ふとYONGNUOのストロボコントローラーYN560TXのアマゾンレビューを見ると、キャノン用とニコン用があって「ニコン用の方が汎用性が高い」とのこと。
してみると、RF603もニコン用が汎用性が高いかも知れない。
じゃあ、ニコン用も買ってみよう!
写真左側がキャノン用、右側がニコン用。型番のCとNが違いますな。
なんとなく付属ケーブルが違うだけかなあと思っていたら、カメラホットシューとの接触面のピンが違うのですね。
そうだよ、このいらないピンのおかげでnimslo 3Dに付けられない、付けにくいんだよ〜。
ニコン用はさほど無理なくnimslo 3Dカメラに取り付けできます。そしてストロボ光ります!
素晴らしい!
これでYN560Ⅲとnimslo 3Dをワイヤレスで接続できた!ていうか、今までそもそも、nimslo 3DのホットシューにYN560Ⅲを付けられなかったので、(ピンが邪魔だってば)すげー進化!
さて、以上の事とはあんまり関係ないんだけど、
nimslo 3Dカメラ・RF603NⅡ・YN560Ⅲの組み合わせで撮影をしてみました。
なぜ関係ないのかと言うと、バルブ撮影専用のnimslo 3Dで、カメラのシャッターボタンでシャッターが開くのではなく、カメラ前面のカバーを外して、小さいピンを爪の先でくいくい引っ張ってシャッターを開けるのですね。バルブ専用と言うか、指先の動きでシャッター開くからあんまり速くできない。
この場合、RF603はキャノン用でもニコン用でもどっちでもいい。シャッターとの同期は「手動」になるから。
RF603をカメラとは別の、ただのスイッチとして使うのだ。ストロボ本体の小さいボタンは押しにくいから。
スローシャッター(バルブ撮影)で撮って、シャッターを開けてる間の任意の瞬間にストロボ光らせる。というのをやってみた。
イレイサーズ
ワンテイクでストロボ光らせるの1度じゃなくて、欲ばって2度3度やってみたけど、うーん、わけわからん!
その日やっとひとつ、こういうのを狙ってたような…というのが撮れた。
The Candy Ditches
何が難しいって、だってさあ、普通に撮るなら「今だ!」と思った瞬間にシャッター切ればいいんだけど、
この場合はその前にシャッターを開いていて、今だ!と思ったらストロボ光らせる…シャッターはせいぜい2秒ぐらい。
無理だ〜!そのバンドを何度も見ていて、お約束の動作が頭に入ってないと。
それはともかく、反省点と言いますか、改めてわかった点は、
シャッター2秒ぐらいだと全体が明るすぎる。
だからそして、ストロボ明るすぎるとよくないかと思って弱めにしてたけど、むしろ、NDフィルター付けて環境光を減らして、ストロボを強くしてメリハリつけるのがいい、と思う。
そう思ってNDフィルターを注文。丸いガラスフィルターじゃなくて、フジフィルムから発売されてる75mm角のシート状フィルターを適当な大きさに切って、nimslo 3Dカメラのレンズ前に貼ってみよう。丸いガラスフィルターが何故ダメかと言うと、シャッターとなるピンの操作をやりにくくなってしまうからなのです。
しかし通販で注文したNDフィルターがまだ来ないうちに次の撮影の機会がきまして、うーん、100円ショップでカラーセロファンを買ってみた。「グレー」なんてのがあれば…ないね。
せっかくだから赤いセロファンを貼ってみた。全面じゃなくて半分だと面白いかな?
TAPE & DRIVES
赤セロファンは半分よりも広く効果が出てますね。
ストロボは前回よりも強くしたつもりだったけどまだ弱かったようです。たぶん。
相変わらずわけがわかりませんね〜。
被写体がカメラから近いと、ストロボの光を強く受けて判別しやすくなるようですね。
(セロファン外してます)
まあこれは今回の「環境光」と「露光時間」と「ストロボの光の強さ」の組み合わせでして、再現は難しい。特に露光時間は手動ですからねえ。
もうひとつ、同じ日に別のやりかたで撮ってみた。
nimslo 3Dカメラに電池を入れない事で、普通には撮らないで(撮れない)バルブ撮影専用にしてたけど、
電池を入れて普通にシャッターボタンで撮影して、その時にストロボも普通に光って、直後に「手動シャッターピン」で1〜2秒撮影する。まあ普通の撮影と長時間露光とを重ね撮りするのですね。
RF603を普通にnimslo 3Dカメラのホットシューに装着。やっとニコン用を買った甲斐が。
Judgement Ship
うーん。いっぱい撮ればこれもこれでいい写真が撮れるんだろうけど、やっぱりひとつの写真の中で時間が切れてしまうのは(それはそれで面白いんだけど)、今はなんとなくそそらないなあ。
記述2にづづく
RF603NⅡはニコン用でして、キャノン用のRF603CⅡは既に持ってます。デジタル一眼はキャノンを持ってるので、キャノン用を買っておけばいいだろうと。まあ間違ってはいなかったと思うけど、nimslo 3Dカメラで使えないとは!
nimslo 3Dカメラを使用して、ストロボをワイヤレスで光らせられない…しかもRF603はYONGNUOのストロボじゃなくても、汎用型のストロボならだいたいワイヤレスで使用できるのにな〜。
ある日、ふとYONGNUOのストロボコントローラーYN560TXのアマゾンレビューを見ると、キャノン用とニコン用があって「ニコン用の方が汎用性が高い」とのこと。
してみると、RF603もニコン用が汎用性が高いかも知れない。
じゃあ、ニコン用も買ってみよう!
写真左側がキャノン用、右側がニコン用。型番のCとNが違いますな。
なんとなく付属ケーブルが違うだけかなあと思っていたら、カメラホットシューとの接触面のピンが違うのですね。
そうだよ、このいらないピンのおかげでnimslo 3Dに付けられない、付けにくいんだよ〜。
ニコン用はさほど無理なくnimslo 3Dカメラに取り付けできます。そしてストロボ光ります!
素晴らしい!
これでYN560Ⅲとnimslo 3Dをワイヤレスで接続できた!ていうか、今までそもそも、nimslo 3DのホットシューにYN560Ⅲを付けられなかったので、(ピンが邪魔だってば)すげー進化!
さて、以上の事とはあんまり関係ないんだけど、
nimslo 3Dカメラ・RF603NⅡ・YN560Ⅲの組み合わせで撮影をしてみました。
なぜ関係ないのかと言うと、バルブ撮影専用のnimslo 3Dで、カメラのシャッターボタンでシャッターが開くのではなく、カメラ前面のカバーを外して、小さいピンを爪の先でくいくい引っ張ってシャッターを開けるのですね。バルブ専用と言うか、指先の動きでシャッター開くからあんまり速くできない。
この場合、RF603はキャノン用でもニコン用でもどっちでもいい。シャッターとの同期は「手動」になるから。
RF603をカメラとは別の、ただのスイッチとして使うのだ。ストロボ本体の小さいボタンは押しにくいから。
スローシャッター(バルブ撮影)で撮って、シャッターを開けてる間の任意の瞬間にストロボ光らせる。というのをやってみた。
イレイサーズ
ワンテイクでストロボ光らせるの1度じゃなくて、欲ばって2度3度やってみたけど、うーん、わけわからん!
その日やっとひとつ、こういうのを狙ってたような…というのが撮れた。
The Candy Ditches
何が難しいって、だってさあ、普通に撮るなら「今だ!」と思った瞬間にシャッター切ればいいんだけど、
この場合はその前にシャッターを開いていて、今だ!と思ったらストロボ光らせる…シャッターはせいぜい2秒ぐらい。
無理だ〜!そのバンドを何度も見ていて、お約束の動作が頭に入ってないと。
それはともかく、反省点と言いますか、改めてわかった点は、
シャッター2秒ぐらいだと全体が明るすぎる。
だからそして、ストロボ明るすぎるとよくないかと思って弱めにしてたけど、むしろ、NDフィルター付けて環境光を減らして、ストロボを強くしてメリハリつけるのがいい、と思う。
そう思ってNDフィルターを注文。丸いガラスフィルターじゃなくて、フジフィルムから発売されてる75mm角のシート状フィルターを適当な大きさに切って、nimslo 3Dカメラのレンズ前に貼ってみよう。丸いガラスフィルターが何故ダメかと言うと、シャッターとなるピンの操作をやりにくくなってしまうからなのです。
しかし通販で注文したNDフィルターがまだ来ないうちに次の撮影の機会がきまして、うーん、100円ショップでカラーセロファンを買ってみた。「グレー」なんてのがあれば…ないね。
せっかくだから赤いセロファンを貼ってみた。全面じゃなくて半分だと面白いかな?
TAPE & DRIVES
赤セロファンは半分よりも広く効果が出てますね。
ストロボは前回よりも強くしたつもりだったけどまだ弱かったようです。たぶん。
相変わらずわけがわかりませんね〜。
被写体がカメラから近いと、ストロボの光を強く受けて判別しやすくなるようですね。
(セロファン外してます)
まあこれは今回の「環境光」と「露光時間」と「ストロボの光の強さ」の組み合わせでして、再現は難しい。特に露光時間は手動ですからねえ。
もうひとつ、同じ日に別のやりかたで撮ってみた。
nimslo 3Dカメラに電池を入れない事で、普通には撮らないで(撮れない)バルブ撮影専用にしてたけど、
電池を入れて普通にシャッターボタンで撮影して、その時にストロボも普通に光って、直後に「手動シャッターピン」で1〜2秒撮影する。まあ普通の撮影と長時間露光とを重ね撮りするのですね。
RF603を普通にnimslo 3Dカメラのホットシューに装着。やっとニコン用を買った甲斐が。
Judgement Ship
うーん。いっぱい撮ればこれもこれでいい写真が撮れるんだろうけど、やっぱりひとつの写真の中で時間が切れてしまうのは(それはそれで面白いんだけど)、今はなんとなくそそらないなあ。
記述2にづづく
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