2016年12月27日火曜日

HOLGA-160Sにカレーの箱

HOLGAの縦長ストロボ160Sにレトルトカレーの箱を付けて、光を横に広がらないようにしてみました。

自由雲台に設置して、角度も設定できるようにしたり。
ちなみに、画像でストロボの下にあるのはワイヤレスの受信機です。送信機はストロボのスイッチとしてシャッターとは別の手で操作します。

nimslo 3Dカメラのバルブ撮影をこのところよくやってますが、普通にストロボを発光しても、
「普通にストロボで撮った写真」と「ただバルブ撮影した写真」を合成したようにも見えて…
たとえばこういうふうに
(エドウッズ!)
もうちょっと被写体がぼんやりしててもいいなあ。でも表情ははっきり見えた方がいいなあ。
被写体のぼんやり具合は、露光時間と距離にもよりまして、露光時間が長ければ環境光の影響が強くてストロボの影響が弱くなるので、全体が環境光に流されるようになる。
カメラ(ストロボ)と被写体の距離が遠い場合も、光が弱くなるから、環境光のみで撮った写真に近くなる。
ただし、バルブ専用にしたnimslo 3Dカメラは、シャッター時間が完全手動なので露光時間をコントロールするのは至難の業でして、特に、シャッターを開いてから手動でストロボを光らせるので、
バンド演奏を撮るのに、「今だ!」という「普通のシャッターチャンス」時にストロボを光らせるためには、その前からシャッターを開いておく必要があって、そんなのわかんねーよ!ますます露光時間のコントロールが難しくなる。

まあそれはともかく、「光のスジ」と被写体がいい感じにミックスした写真にするには、被写体全体にストロボの光が当たらない方がいいのかな?
と思ってカレーの箱出動です。ちょうどHOLGA-160Sがサイズ的にぴったりなので。
ただの縦まっすぐだと面白くないかと思って、自由雲台で角度を付けられるようにしました。
そうなるとまあ、現場でデジカメでテスト撮影する必要がありますね。本当に被写体に光が当たってるかどうか、撮ってみないとわからない。



セロテープで幅をコントロール!被写体が近い場合はちょっと狭くしてもいいかな〜と思ったり。

新松戸FireBirdでのTAPE & DRIVESを撮ってみました。
近くで撮ったけど、結局セロテープは外してました。ちゃんと光が当たってるかどうか、すげー不安になる。
この写真については、ストロボ光が弱かったのではなくて、露光時間が長かったのだと思う。ミックスどころか幽霊写真的になりましたね。

この日のベストテイク!こういう写真を狙ってました。欲を言えば、もうちょっと細い光でもよかったような。

と、うまくいけばいいんだけど、実際には失敗テイクも数多くあります。いつもより失敗が多い気がします。
お蔵入りテイクなので補正・GIF化してません。まあこれもシュールで面白いかも知れないけど。
TAPE & DRIVESの前に出演したMONORAL ZOMBIE
お蔵入りテイクなので補正・GIF化してません。やっぱり顔が写ってる方がいいなあ。白いシャツが強くストロボ光を反射するので、環境光の「うねうね」とミックスしにくいような。


HOLGA 160S 実は常にスレーブモードでもある。うっかり人のストロボにも反応するのだ。

賛否ありますが、ワタシは銀座カリー好きですね。しかしアマゾンあんまり安くないなあ。

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