このブログ前回の記述で、nimsloで撮影した画像にPCでテクスチャ効果を加えてみました。
しかしPCではなく別の方式はないものか、できればフィルムならではの方法がいいな、と思ってやってみたのがnimsloとSpinner360 Motorizerの重ね撮りです。
Lomography Spinner 360カメラはぐるりと360度撮れるカメラです。そのままだとゼンマイで1回転以上するのに1秒ぐらいかな。それだとシャッター速度速くて明るいところでしか撮れないし、撮る人の位置とポーズが決まってしまう(それが面白いってのもあるけど)。
Motoraizerというオプションを加えると、スピードほぼ一定でゆっくりまわります。シャッター遅くなるので明るすぎるくらい、なのでNDフィルターを付けます。(下の製品写真はNDフィルター付けてません)
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2013.6.17 Spinner360 Motorizerの記述
Motoraizerのリモコンにはモードがふたつ、ひと押しで1.5回転するのと、押してる間ずっと回ってるのと。
1.5回転モードにしてしまうと、テイクとテイクの間の細い部分が露光しっぱなしでフィルム真っ白になってしまうので(それも面白いかも知れないけど)、 スイッチ押してる間ずっと回ってるモードでフィルム1本撮ってみよう。フィルム1本でワンテイクね。
nimsloとSpinner360 Motorizerとどっちが先でもいいんだけど、まずnimsloで普通に撮って、いや二重露光にするから、ちょっと暗いかなぐらいの状況で撮り終えて、フィルムを巻き戻しきらない程度でカメラからフィルムを出す。それをまたSpinner360に装填!さあ何を撮ろう。フィルム1本撮り続けるし、あまり自分を入れたくないし、明るすぎても二重露光に向いてないから「屋内屋外の境目」みたいに360度の中で光の強弱がくっきり分かれてるのもよくないかな。
無難なところで、葉が生い茂ってる木の枝の中で延々と撮りました。
モミジです。
nimsloワンテイク分のスキャンはこんな感じ。
GIF化
野生の記憶?
もういっちょ。
Spinner360 Motorizerで撮る時に、意識して揺らしてる、あるいはたまに手で逆転させたりとかしてます。まあ一脚の先にSpinner360 Motorizerを付けて高く掲げてるので、そもそもふらふらしてるんですけどね。
ねこドリーム!
人間も撮ってみた。
ちょっとトリップしてきます的な。
残念ながらLomographyジャパンのサイトでは、現在Spinner360もMotorizerも在庫がないようです。
https://shop.lomography.com/jp/cameras/spinner-camera-family
今回の使用フィルム
フジカラー100記録用
重ね撮りするから感度は低めがいいかな〜と。
アマゾンで売ってた。高いね!そしてこれはSpinner360であって、オプションのMotorizerは別なのだ。
ちょっと安いのもあった
でもMotorizerは検索でヒットしませんねえ。