記述1のつづき
2D-3D変換に凝り出して、あれよあれよとopenseaのNFTコレクションが二つ増えました。
「time of gardening」
https://opensea.io/collection/time-of-gardening
ちょうど椿の季節なので、椿ばっかり
以前から食べ物3D写真を撮るときはスライダーでカメラを微移動させて20枚とか30枚とか撮って、そこから立体写真にしていたので、このシリーズでも10枚程度の画像をまずArtMaticでエフェクトかけて、それぞれを2D-3D変換ゆらゆらムービー化して、たとえばそれぞれのムービーから3フレームづつ切り取ってつないで、10本から作成だと1秒(30フレーム)のムービーになる、みたいな。(これでもかなり省略された説明)
それに対してこのコレクションの他2作品は2D-3D変換しないで、たとえば15枚の画像にArtMaticでエフェクト加えて、それぞれをならべてただムービーにしただけという
うわ、こっちの方が細かい動きがキモくていいんじゃね?まあこれはうまくいった例だし、本当の立体ではないんだなあ。本当の立体って何だよ。
ArtMaticで画像にエフェクト加えても、それは立体にはまったく寄与しない、画像の中の奥行きとか全く関係ないのです。それがばれないうちにエフェクトを切り替えてるのですね。
でも、ArtMaticでエフェクト加えてその後に2D-3D変換したら、確実に立体になってる。けど細かいキモい動きはちょっと弱いかなあ。
どっちの方がいいのかというのは、やってみないとわからない部分もあって、このシリーズはどれも制作に時間かかってます。
ていうか、そんなに立体感をこだわって楽しむコンテンツなの?とか言わないように。
こちら↓NFTにしてないのですが、複数画像から作ったのではなく、1枚の画像にエフェクトかけて2D-3D変換した作品。エフェクトを2通りにしただけ。
これでいいんじゃね?立体感は確かにある!
でもさあ、せっかく立体コンテンツにするために何十枚も撮ってるのに、1枚しか使わないのはなんだか悔しいんだよね。
それを言ったら、こんなふうに往復でエフェクト変えなくても、ただ食べ物写真にエフェクト加えて2D-3Dしたら、それだけでも面白いんですがね。ツイッターでいろいろ発表してます。
オムライス!
ピロシキ!
かた焼そば!
こちらはチョコレートケーキを1枚の画像からエフェクトかけて変換、ムービーにしたもの。ステレオクラブ東京のオンライン鑑賞会用に作成。平行法。
こちら、ステレオクラブ東京のオンライン鑑賞会用に作成してみたチョコレートケーキの3D動画。
— yoshinaga hiroshi (@yoshing_BT) April 17, 2022
1枚の写真を3D変換。変な動きはまったく別ソフトで。変加工した後に3D変換なのでぼんやりした立体感。
もともと多視点で撮ってるから、2枚使うとぼんやり立体じゃなくてバキバキにシャープな立体に pic.twitter.com/JSTUhVdJMj
1枚の画像からと言っても、 何通りかのエフェクトをかけた何枚かの画像になってるので、それぞれ別個に2D-3D変換して、すんなり自然な立体ムービーになるのかしら?と思ったけどわりと大丈夫だった。さすがLeiaPix Converter
さてこのように、LeiaPix Converterを使って使って使いまくってますが無料のwebアプリなのでwebの混み具合によっては待ち時間があって、下手すると待った挙げ句に書き出しできなかったり、あとデプスマップをペイントソフトみたいに描き加えられるんだけど、本当のペイントソフトほど使いやすくないし、時間かけて描いたデプスマップがはずみで消えちゃったりすることもあって、ため息でますね。
それと、デプスマップの白黒画像をローカルに書き出しできるんだけど、読み込みができない(できないと思う)。必要なら他のソフトで使ってねって事か。読み込みができれば、他のペイントソフトで描きなおしてまたそれを使えるんだけどなあ。まあ、無料のwebアプリでこれだけできるんだからそんなに文句言いませんけど。
LeiaPix Converter
https://convert.leiapix.com/#/