2011年6月2日木曜日

ピッコロ + ハクバ 2ウェイシフター piccoro stabilizer

このブログ2011.5.31.の記述「ピッコロ1700で肩イターイ」の続き

あまりにバランス調整に手間がかかるので、
現場でちょっと狂った時に修正するのが面倒なので
(YouTubeで見られるES_PROシリーズの映像に傾いたものが多いのはそのせいではないか)
ハクバ 2ウェイシフターを使用してみました。
自由雲台に2ウェイシフターを乗せて、その上にカメラを。

本来、マクロ撮影用にカメラを微動するものだけれど、この場合はカメラの位置を動かしてバランス調整用に使います。

自由雲台のみと比べて、格段に調整しやくすなりました。時間もかなり短縮されます。これはいい!
いいけど、他がそのままだと、バランスがキープされなくて簡単にひっくり返りますね。
重さが増すこと、プラス重心がぐっと上になるのが問題かと。
2ウェイシフター自体は300g程度なので、7D+トキナーのワイドレンズと合わせてもピッコロ1700のキャパシティに収まりますね。

全高が伸びて、重心が上がるならば…
高さをもっと伸ばして重心を下げてやればよかろう。
ピッコロの「しっぽ」の角度を少し広げて、(あまり広げると細かく揺れてしまう)
ウエイトをできるだけしっぽの先端に移動します。
ウエイトを増やすべきなんだろうけど、これ以上重くするのは勘弁して…

振り子テストは相変わらずよくわからないけど、これくらいならいいんじゃないかな〜。
もともとあまりうまい歩き方じゃないので、重心が上がった下がったの違いがわかりませんねえ。
浅草のテスト映像よりも安定して見える?
それはあまり遠くが写ってないからそう見えるだけではないかと。
子供の動きに目がいくし。

レンズは11-16mmのズームレンズですが、最広角ではなく14mmぐらいのポジションです。(フルサイズセンサーで23mm相当)
あまり広角だとスタビライザーの性能テストになりにくいかと。
じゃあ16mmにしろって、いやまあ、なんとなく。

上体を揺らさないように、腰を落としてすり足で、という事はしませんでした。
特に階段ではもう、普通に歩きました。
右肩が痛いので左手で保持してます。右ききなので左手はあまり力が入りません。右手と左手でこんなに違うのかと人生で初めて気付いたかも知れない。けっこうな重さでいっぱいいっぱいです。

スタビライザーなしでただ持って歩いて撮影するよりかは「浮遊感がなんとなくあるかも」といった程度ですかね。かろうじて、ないよりマシ、かな。現段階では。
しかしその為にこんな重いものを…

それに、まっすぐ進むぶんにはいいとしても、円を描いて進む、しかも中心にカメラを向けて、というのは難しいですね。
ないよりマシときっぱり言い切れないのは、カメラマンの意図するタイミングで、意図する方向に向くのが困難だからです。

早く右手復活しないかなあ。



ハクバ 2ウェイシフターだけでなく、ケンコー、UNでも同じような製品を販売してますね。


UNのはアマゾンで扱ってないみたい。
UN TWO-WAYフォーカシングレール UN-5694

ところで、3つの製品の画像を並べると…同じ工場で作ってないか?

いや、よく見るとハクバが126mm×126mm×58mmで335g
ケンコーが131mm×131mm×55mmで280g
UNが131mm×131mm×55mmで285g
ピッコロと組み合わせるなら、より軽くて薄い方がいいから、ケンコーがいいですね。少し安いし。

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