2011年12月7日水曜日

前田瑠美プロモーションビデオ EOS 7Dでスローモーション

闘う歌姫!前田瑠美のプロモーションビデオを制作しました。


特に後半、スローモーションをばんばん使ってますが、これはEOS 7Dで60fps撮影して、2倍に引き延ばしているのです。完成ムービーが30fpsなのでなめらかです。
スローモーションとは言っても、2倍なのでまあ、ちょいスローな程度ですけど、速い空手の動きだと、なんとなく効果を感じますね。

7Dの60fps撮影は1280×720のセミHDになってしまいます。
それでも気になっていたんだけど、ほとんど使っていなかったのは、買って間もない頃にやってみて
「そんなに奇麗なスローにならないな〜」と勘違いして思い込んでいたいからです。

60fpsで撮って、FinalCut Proのタイムラインにムービーを配置して、右クリックメニューの「時間」でパーセントを指定して調節、てな事をやってたのです。
で、な〜んだ、奇麗なスローにならないじゃん、60fpsってこんなもんなのかな、って。
最近になって気付いたのですけど、このやり方だとダメなんですね。60コマを2秒に引き延ばしても30コマ+30コマにならない。

ひょっとしたらと思ってQuickTime Proで2倍に引き延ばしてみたら、うわ〜、なめらかなスローになるじゃん!
そうか、そうなのか〜。なんでFinalCutはダメなんだも〜。

で、今回は空手ですからね!これはスローモーションやらないと!
と思ってすべて60fpsで撮りました。
スローと言っても2倍ですからね。アクション映画好きとしては4倍ぐらい欲しいんだけど、しゃあない。隠し味程度の効果になるかな、と思ってましたが、やってみたらわりと効果ありますね。
効果を感じられなかったら、多少カクカクするのは覚悟の上で、更にFinalCutで1.5〜2倍ぐらいにしようか、と思ってたんですけどやらずに済みました。

本来なめらかにならないはずのスローでも、なめらかに見せるソフトウェアとして「Twixtor」というのがあります。
http://www.flashbackj.com/revision_effects/twixtor/
これの無料トライアル版をダウンロードして使ってみたんだけど、う〜ん、それなりに自然に見える時もあるけど、ダメな時も多々ありますね。。
今回はとりあえず導入見送りました。

ところで、後半の「組み手」のシーン、早送り効果みたいな事はしてないのだけれど、なんだか実際よりも早く再生してるように見える箇所がありますね。
なんでだろう。
スロー再生するつもりで撮ったので、シャッター速度を1/100にしました。
ちょっと速い、ということなんだけど、そのせいかな。
いずれにせよ蛍光灯の光のみなので、シャッター速度は1/100にしたいですよね。1/60や1/125だとフリッカーが出ます。
そう、空手の屋内シーンは天井からの蛍光灯のみなのです。
しかも節電で本数減らされてた。
そんな貧弱な照明下の映像なので…ええい、いっそのことチープに見えるフィルターをかけてしまえ!
という次第なのです。
だから、だから、これを7Dで撮ったと、あまり大声で言うのは恥ずかしいですね。

ちなみに上のプロモーションビデオ、一日で撮影しました。
あっち行ったりこっち行ったり、でしたね。

前田留美オフィシャルwebサイト
http://maedarumi.main.jp/index.html

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