2012年12月5日水曜日

Velbon V4-unitがやってきたけど、それにManfrottoの雲台はどうなのよ

先日、このブログに書いたように、長年使っていたベンボーのトレッカーが壊れてしまったので、新しい三脚を買いに行きました。
ベンボーの製品は、今の日本のショップではほとんど売ってないので、まあ別の物でも…
物色していて、これはという物を発見!
三脚じゃなくて、雲台?を機能拡張させたベルボンV4ユニット。
グリップひとつを緩め・締めることでカメラ部をパン・ティルトさせられる。
カメラ位置を固定させるためなので、動画用の雲台みたいになめらかに撮りながらのパン・ティルトはできません。文章でこの動作を表現するのは難しいですな。
そして、カメラ部を前に「せり出す」ことができる!
これによって、空間の任意の点にカメラを固定しやすくなるのです。
(短い距離だけどドリー撮影の替わりになるか?と一瞬思ったけど、動かす時にちょっとガタつきがあるので、それは難しい。ありえないではないけど)

ヨドバシカメラAKIBA店のテーブルフォトコーナーに展示してあることもあって「これって、テーブルフォトのための雲台?」とか思ってしまう。
ベルボンの三脚とセットでも売ってるけど、V4ユニットだけでも売ってるので、これを買って、今ある三脚に付ければいいんじゃん!
ベンボートレッカーとは違って室内撮影専用になりそうだけど、いいんじゃないですか。今回の出費は押さえられるし。
という事で買ってきました。


対荷重が3Kgまで、というのがちょっとどうなのかな〜と思ってましたが、家に帰ってカメラ(EOS 7D)・レンズ(シグマ50mmマクロ)・雲台(マンフロット496)・ハクバ2ウェイシフター、それぞれ重さを計って足してみたら、2Kgを少し下回るくらいですね。余裕!
幸い、一眼レフも乗せられそうで、なおかつほとんど使ってない三脚が1本ありました。ベルボンD-600、これを脚にしてV4ユニットを乗せます。
うちで食べ物撮影する時のテーブルの高さから言うと、もう少しローアングルになる三脚がいいんだけど、しばらくはこれで。
あるいはV4ユニットの首を下に向けて、それだとカメラも下を向くから、雲台をふたつ装着するとか…

V4ユニットは雲台の拡張形だけれど、先端に普通の雲台を付けて使います。
せっかくだから買ったばかりのマンフロット496を。
これがくせ者だった!
このブログ、11月17日の記述にあるように、ネジのサイズが合わないのでマンフロットの純正アダプターを使うのだけれど、それだと摩擦が少ないせいか、ちょっとした力を「外れる方向に」加えると、雲台そのものが外れてくるんと回ってしまうのです。


普通の三脚みたいに、雲台を立てて使うならさほど問題にはならないだろうけど、
横にすると、カメラの重さが雲台を回す力になってしまう。
外したい時にぐいっと力を入れて外れるぶんにはいいけど、外したくない時にちょっとした力で外れてしまうのは困る。それでカメラが落ちるというほど回らないけれど、テーブルフォトの場合、テーブルの端にカメラがぶつかる可能性多いにあり。

まいったなあ。とりあえず注意して使うしかないかなあ。高級雲台を持て余すのは嫌だなあ。
むうん、待てよ、本来の接着面なら摩擦は十分にあるのだろうから、それを生かすには…
割れてしまったエツミ ネジアダプターを使うのもありかな。
そもそも、マンフロットの純正アダプターを買う前にエツミのネジアダプターを使ったんだけど、それが締めてるうちに割れてしまったので、純正を買う事にしたのです。(このブログ 2012.11.17.の記述)

割れたけど、うまくすればアダプターとして使えるのではないか…
幸い、V4ユニットのメスネジはちょっと長いので、うまくいくかも。
メスネジが短いと、締めるうちにアダプターが外れる可能性が高まるので。

アダプターがちょっとはみ出るくらいにマンフロット雲台に入れて…


アダプターだけがあまり回らないように念じながら(少しは回るだろうから、はみ出させている)、雲台を回してねじ込みます。


できました!ばっちり止まりました。
やはりマンフロット純正アダプターでは摩擦が減るようですね。こっちの方がしっかり止まります。
これでカメラが横にくるんと「絶対」回らない訳じゃないけれど、まあ普通に使って大丈夫でしょう。

あやうく燃えないゴミで捨てるところだったエツミのアダプター。燃えないゴミは月に2回だから、しばらく手もとにあったのです。よかったよかった。






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