2014年11月2日日曜日

Nishika N8000にケンコーマルチホルダーでクローズアップレンズを付けてみる

前回の記述でnimslo 3Dカメラの不調について書きましたが、さてそうなるとしばらくNishika N8000が主戦力になるのかしら。
nimslo 3Dカメラは優等生的な「普通の写真」が撮れるカメラなのに対して、Nishika N8000はトイカメラ的な写真が撮れるので、人によってはNishikaの方が好きかも知れない。


それはともかく、Nishika N8000にも、どうにかしてクローズアップレンズを着けてみようかしら。
このブログ2013.5.28の記述「nimslo 3Dカメラにケンコーマルチホルダーでクローズアップレンズを付けてみる」
と同じような事をやればいいのだが、今までやらなかった理由は…そうだ、できないのだ。カメラのデザインが適していないのだ。

しかしこの、凹んでる所をスペーサーで埋めれば、レンズの両側を同じ高さにすれば…おお、できたできた、ケンコーマルチホルダー+クローズアップレンズを取り付ける事ができました。

ちなみにスペーサーは割り箸を切って束ねて、テープで巻いたものです。

nimslo 3Dカメラと比べてカメラレンズからフィルターレンズまでの距離が離れているので、これはひょっとしたらケラレが出るかもしれないなあ。
じゃあ、マルチホルダーのアダプターを逆向きに着けて、フィルターレンズがカメラ側に出るようにすれば、何ミリか距離が縮まるぞ。

これでよし。
nimslo 3Dカメラでこのセットで撮影してると、両面テープだけだと外れてしまう時があるので、最近はスタジオ用テープを細く切って、固定の補助としてます。もちろんNishikaでも同じようにします。

テスト撮影。
どれくらいの距離でピントが合うかな〜。
nimslo 3Dでのテストと同じように、5cm間隔でモノを並べてみました。

ケラレありませんね。
NIshika N8000の絞りはF11(スイッチの真ん中)に設定してます。
クローズアップレンズはケンコーのNo.2です。

手前の「ランチョンマット」の文字がクローズアップレンズから30cmで、nimslo 3Dカメラが35cm、NIshika N9000が40cm、Trio 3Dカメラが45cm、もう一台のNIshika N8000が50cm、Kalimar 3Dまでが55cmです。

nimslo 3Dカメラの「3D」の文字がファインダーの中心に見えるようにして撮りました。
近接撮影だとファインダーと撮れる写真とでズレがあるから、この場合どれくらいズレるものか、今後の参考までに。

拡大写真。クリックすると大きな画像になります。

わりと深い範囲でピントが合うようですね。強いて言えば35cm〜40cmぐらいがベスト?
F11だから深いのかな。

ちなみにnimslo 3Dの場合、絞りはオートのみなのでその時F値がいくつなのか撮る前も撮った後もわかりません。フルオープンで5.6だったかな。

は〜い、3Dだよ〜。


これだけ撮ってさっさと現像したいんだけど、それではフィルムがもったいないので、仕方がない、近所の公園で花でも撮るか。お、雨降ってる、いいね〜。いいのか?
現像前なので、何cmの距離が最適なのかわからないけれど、nimslo 3Dの経験でだいたい40cmぐらいでいいんじゃないか、と。どうせ三脚は使わずに手持ちで撮るから、正確に距離を決めて撮れないし。

雨だったので、屋外の明るいところでもまあ、こんな感じです。

シャッターは1/60秒、F8、フィルム感度はISO200、ストロボ不使用。

これが木陰のちょっと薄暗いところになると、うーん

アートっぽいかも!

参考
2012.7.16.「Nishika N8000がやってきた」
2012.12.29.「Nishika N8000 2台をUNダブルレリーズでシンクロできるか」



0 件のコメント: