2011年8月14日日曜日

50mmマクロレンズでステレオ写真の無駄スペースとは?

前回の記述の続きになります。
マクロレンズを買ったはいいけど、ステレオ写真的には、「写真の無駄になる部分が増える、ということではないかな。」と書きましたが(このブログ2011.8.10.の記述)、その検証をしてみました。
説明のようなものをかねてレポートを。

30mmのレンズと同じ構図の写真を撮ろうと思ったら、より望遠な50mmレンズだと、被写体から離れなければならない。
被写体から離れると、スレテオ効果(でこぼこ具合の立体感)が薄れるから、同じスレテオ効果にしたかったらステレオベース(左右のレンズの間隔)を広げなければならない。
理論上はそうなるはずなので、やってみました。
そうなりました。なってると思います。
「思います」というのは、スレテオ効果って、見た人の印象だから…

以下、ステレオ写真は平行法のものです。
まず、上の段は、これまでのシグマ30mmレンズ+マルミのクローズアップフィルター。ステレオベースは19ミリで、カメラから被写体の距離は220ミリ。カメラから被写体の距離…「カメラ」はレンズとボディの接合部分、「被写体」はアゴをのせてるゴーヤの右耳あたりです。でもこれも、レンズを外してちゃんと計ったわけじゃないので、まあだいたいです。
下の段は、シグマ50mmマクロレンズ。スレテオベースは20ミリで、カメラから被写体の距離は300ミリ。
クリックするとPicasaのページにいって、大きな画像が表示されます。

僕は上の段ぐらいの、効果の強い立体が好きなので、これを基準とします。
で、下の段がもうちょっと弱い立体効果(でこぼこぐあいが弱い)…って言われても、そうなのかな?って感じですかね。

次の画像。
上の段は同じ。
下の段が、スレテオベース27ミリになって、広がりました。立体効果も強くなってます。
って言われても、そうなの?って感じですかね。

更に次の画像。
上の段はやはり同じ。
下の段が、ステレオベースが33ミリとさらに広がりました。立体効果も強くなって、これでやっと上下段のデコボコぐあいが同じぐらいですかねえ。
って言われても、そうなの?って感じですかね。

そうなんですよ。
スライドショーで見ると、わかりやすいかな。眼を立体視のままで。
https://picasaweb.google.com/yoshinaga6420/cyBruF?authuser=0&feat=directlink
リンク先はPicasaのページで、左上に「スライドショー」ボタンがありますので。

で、それならそれでいいじゃないか、離れたところでステレオベースを広くとればいいじゃん、となりそうですが、そうなると写真の無駄な部分も広くなってしまいます。
というのは、
これが、30mmレンズの立体写真の「無駄な部分」完成作品には入れられない部分。


そして、50mmレンズになると、どうなのか。いちおう3通り示してみました。
ステレオベースが広くなり、効果が強くなるほど、無駄な部分が増えます。

ステレオ写真を撮るにあたって、無駄な部分ができてしまうのは仕方が無いのだけれど、
少ない方が、いいよね。

実際には、せっかくのマクロレンズ、30センチも離して使うことはあまりないだろうし、
30mmレンズ+フィルターではこれ以上近寄れないのに、もちろんマクロレンズは数センチまで近寄ることができる。
30mmレンズと同じ構図を求める、という、普通はまずないようなことをあえてテストのためにやってみたのです。

「30mmレンズ+フィルター」もいいけど、やっぱりフィルターって不純物のような、ない方がいいような気がするので、できるだけこの50mmレンズを使いたいのです。

ただ、立体写真愛好家としては、もっと広角のマクロレンズだったらいいな〜、と。
どうやら、マクロレンズ界では「等倍撮影」ができる(カメラのセンサーと同じサイズの範囲の写真を撮れる)というのがステータスらしいので、それでこういう、ちょい望遠なレンズになってしまうのかな。
オレは別に、そこまでマクロじゃなくてもいいんだけどな〜。

とりあえず今までの、30mm+クローズアップフィルターでは撮れなかった立体写真。
50mmマクロで撮りました。
IMG_6546 nigauri 苦瓜 (parallel 3D)
IMG_6376 ゴーヤ bitter melon (parallel 3D)
IMG_6757 モンブランひとくち (parallel 3D)
IMG_6780 モンブランぐいっ (parallel 3D)クリックするとFlickrのページに行きます。そこから交差法の写真へのリンクあります。

ただマクロ立体撮影をしたい、ってだけならコンパクトデジカメでもいいし、僕もリコーのCX4を持ってるけど(このブログ2011.4.28の記述)、やはり家で、時間をかけてセッティングできるなら、デジタル一眼を使いたいですからねえ。



シグマ50mmマクロレンズ。APSサイズセンサーのデジイチ用



追記
アマゾンから「おすすめレンズ」みたいなメールが来ました。
あら、シグマの28mmマクロ、そんなレンズがあったんだ〜。知らなかった。

気になりますね。
28mmってことは、7Dに付けたらフルサイズセンサーのカメラに換算して45mmぐらい。よさそうだぞ。
まあしばらくはお金に余裕ないから買えないけど。

ところで、フルサイズセンサーのカメラを持ってないのに、わざわざそっちに換算した数値を書くのは、はるか昔に35mmフィルムの一眼レフを持ってたのと、長年ビデオカメラのカタログなんかで35mmフィルムカメラのレンズに換算して、という数値を見てたので、今でもそっちの方が感覚的にわかりやすいのですね。


つづき…「これってフレアですか」

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