2010年2月21日日曜日

PENTAX ステレオアダプターDセットがやってきた

以前に購入・紹介したLOREO 3D Lens in a Cap(このブログ2009.8.7.の記述)と似てるのですが,
ペンタックスのステレオアダプターなるものを買いました。

ロレオの方が一眼レフ用レンズで、マウントに直接取り付けるものであるのに対して、
これはレンズ前に、フィルターネジに取り付けるものです。
だからもちろん一眼レフじゃなくても、フィルター径52mmであれば取り付けられます。
ロレオを買ったはいいけど、僕が持ってるカメラではフィルムカメラでしか使えないから、最近めっきり使わなくなってしまったのです。
フィルム代、現像代がかかるからねえ。

でも、FinePix REAL 3D W1では不満な時がありまして、
ライブハウスでブラジルUFOを撮影する時に、ストロボが暗いのですね。
これは、シャッター速度を1/2秒に設定するとカメラが勝手にストロボを調整して暗くしてしまうからなのだと思う。
外部ストロボを同期させて使えればいいんだけれど、そんなストロボ持ってないし、安くない気もするので、
フィルター径さえ合えばいろいろなカメラで使えるペンタックスのステレオアダプターもよかろうかな。
丁度FinePix S7000のフィルターアダプターが52mmだし、外部ストロボも使えるし。
今フィルター径52mmのカメラってそれしか持ってないけど。

しかしこれ、つい最近まで売ってないと思ってました。
検索するとブログなんかで「現在は販売されてない」とかそんな記述があって。
でも、ペンタックスの通販サイト
http://shop.pentax.jp/shop/goods/goods.aspx?goods=30338
で商品が紹介されてるぞ、いや、他の商品は購入ボタンがあるのに、これは購入ボタンがないなあ、やっぱり在庫ないのかなあ、てな感じだったのですね。
したらフツーにアマゾンで売ってました。
注文受けてからメーカーから取り寄せるというのでちょっと不安だったけど、3日ほどで来ました。



ステレオアダプターと、ビューワのセットなのですね。
このビューワがすぐれものでして、レンズで拡大された写真が大迫力!ていうか、プリンターの粒子が見えちゃうなあ。こんなに拡大しなくてもいいよ〜。
アマゾンでビューワだけでも売ってました。これはステレオアダプター以上におすすめかも。

このステレオアダプターの欠点として、台形歪みが大きいという指摘、修正方法がwebにありますね。
http://dgas3d.guntomo.com/stadp_j.htm
でもここで↑紹介してる修正ソフトはWin用なので、うちのパソコンでは使えませんねえ。
まあFireworksか何かで、ちまちま修正しましょうか。

ステレオベースは70mmぐらいかな。
早速撮影してみました。足立区の鷲神社です。カメラはFinePix S7000。平行法で立体視できます。
DSCF1408 鷲神社の狛犬 (parallel 3D)
W1よりきれいに撮れてる、気がする。
しかしこの写真は「台形歪み」を修正してるし、それ以前にぐっとトリミングしてるのです。
撮影したファイルそのまんまは

こんなんですよ。
ズームレンズなのですが、拡大にしろ縮小にしろこれ以上ズームすると、左右で見える範囲が違ってきて、ステレオ写真として無駄な、片方にしか写ってない部分が増えてしまう。
この黒い部分もムダなんだけど、しょうがない。一番高い解像度で撮影して、切り抜くことにします。

ペンタックスステレオアダプターは、焦点距離50mm(35mmフィルム換算)のレンズに取り付けて適切な効果が出るようです。
じゃあこれがその、50mm相当なのかな。そこから半分にするから、かなり狭い範囲しか撮れない感じがします。
それと、写真の切り抜きや歪みの修正などの手間ひまを考えると、必ずしもおすすめできませんかねえ。
ロレオの方が台形歪みも少ないし。
W1もあるし、これから3Dが流行るとしてもあまり売れないかなあ。
でも、そこそこ安くデジカメでステレオ写真を撮れますからね。ビューワもいいし、売り続けてほしいものです。





ビュワーだけでも売ってますね。

0 件のコメント: