2010年4月30日金曜日

「バウムクーヘンにきのこの山、生える」3D写真にフレームを付けてみた

バウムクーヘンにきのこの山、生える (parallel 3D)
ここに表示しているのは平行法立体写真です。
画像をクリックでFlickrのページに行くと、交差法写真へのリンクがあります。

今までFlickrに色々3D写真をアップしてましたが、すべてフレームのない写真でした。
フレーム…ふたつの画像をそれぞれ囲む黒いワク線です。

フレームのない画像は、こんなかんじ。
DSCF1802 Baum Kuchen (parallel 3D)

フレームがあった方が立体視やりやすい、というコメントがありまして、
いや、英語のコメントだからよく分からないけれど、たぶんそういう内容だと思う。
Frameというと、僕は動画のフレームを第一に頭に思い浮かべるので(1秒何フレームとか)、
何を言ってるんだろう?てな感じだったけど、それがワクだとわかれば、そうか、ワクを付けろというコメントね。
たしかにフレームがあった方が立体視しやすいんだけど、
フレームを作ってしまうと、今まで以上に、それぞれの画像に入ってるオブジェクトを合わせなければならない、それに神経を使わなければならない…。

何を言ってるのかって、たとえば、
DSCF1029 愛宕神社 (parallel 3D)
この写真、片側には青いホースが入ってて、もう片側には入ってない。こういうのが立体写真としては美しくないのです。
右目と左目、同じオブジェクトが見えていないと、その見えていない不自然さに注意がいってしまうので。
とは言っても別の位置からの写真2枚を使うのだから、大なり小なりそういう事はおこりますよね。その不自然さを極力抑えた写真を撮るのが努力目標なのです。

その点がうまくいってるのがこれかな。
DSCF1400 下谷神社 (parallel 3D)
背景の建物のどこからどこまで入れるか、というのが左右ともにほぼ同じで、
手前の像も、その奥の木も同じだけ左右の写真に含まれている。

ま、上の写真の方が迫力あっていいとも思えるけれど、
教科書的にはたぶん、下の方がよい立体写真ではないかと.

フレームがあったってなくたって、ある程度そういう事に注意を払うのだけれど、
フレームがなければ「僕はただ2枚の写真を並べただけですよ〜」てな顔していられるけれど、
フレームがあると「きっちり、どこからどこまで見せるか、意図して切り抜いた」という事になるので、ますます気を使わなければならない。
という事もあって、ずっとフレームなしの画像をアップしてました。
まあ確かに、フレームがあった方が立体視しやすいな〜。
なんとなく、フレーム付きの画像を作ってみようか。
う〜ん、フレーム付きもいいもんだ。今後できるだけやってみようかな。…かな。
オリジナルの、サイン入り、みたいなフレームもかっこいいけど、あまりそれが目立つのもいやなんですよね。

0 件のコメント: