2010年12月3日金曜日

iTunesで映画レンタル rental movie

先月からパソコンソフトiTunesで映画レンタルできるようになりまして、なんだそれ?むむむ…
映像データをダウンロードして、見はじめたら48時間後にデータが消えてしまう。見ないでいても一ヶ月で消えてしまう。なるほど〜。

レンタルだけでなく販売もやってます。
販売だとSDで1本1500円。HDで2500円。
レンタルはSDが200円。
HDが300円。

レンタルについては、そんな安いとも思わないけれど、高くはないですね。
リアル店舗、店員、メディアの入れ物などがない事を考えるともっと安くてもいいはずだけど。

あまり安いとリアル店舗を持つレンタル屋が駆逐されてしまう、という業界の圧力でしょうか。

しかし僕なんかは、うちの近所に関して言えば、レンタルビデオ店はとっくになくなってる。
一番近所のが3年ぐらい前になくなって、じゃあ次はここかなあ、でも微妙な距離だなあ、とか思ってたらそこも閉店、なので最近は図書館からたまに借りるのみでした。

宅配レンタルについて、じっくり調べた訳じゃないけれど、例えば一ヶ月2500円で何本まで、みたいなシステムが普通だと思う。
でも僕の場合は、一ヶ月何も借りない、1本しか借りない時もあるだろうから、そんなシステムはちょっとね。

それに、うちにはテレビがないのでDVDをパソコンで見るのだけれど、24インチぐらいのPCモニターで見るとSDのDVD画質には不満を感じてしまう。
と言ってブルーレイのドライブもないし、フツーのDVDをお金払って借りて見るのはちょっと腰が重い(以前に比べると「映画」というものへの興味が薄れてるせいもあるでしょう)のですね。

そんな状況の人間にとって、iTunesの映画レンタルは“当たり”ですね。

これはヤバい…お金使っちゃう!
幸いにしてまだラインナップは貧弱だけれど、(DVDが1000円ぐらいのハリウッド映画ばかりで、ダウンロード販売が1500円ってどうなんだ?)
これからどんどん増えたら、DVDが発売されないような70年代のアクション映画が加わったら、ヤバいっすよ〜。

勿論HDでお願いします!

ためしに借りてみたのが「座頭市地獄旅」(HD) 1965年 三隅研次監督
以前にSDのDVDで見ている作品ですが、よく覚えてなくてまた借りた、ていう状況。三隅研次ならいいんですよ、オレは。
HDの映画ソフトは初めて見たけれど、いいですね〜!黒が黒くなってて、ツブレもない。
この作品の場合、HDとは言っても、横幅1280サイズの、セミHDです。(他はどうかわからない)
うちのパソコンのモニターが解像度1680×1050なのでそこそこ拡大されるのですが、ほとんど気にならない。
細かくざわついたような動きがブロック状になる箇所もまったくないではないけれど、SDのDVDに比べたらわずかなもので、充分映画にのめり込めます。

ちなみにデータ量は2.4GBぐらいだったかな。それってDVDに比べたらデータ量少ないんだけど、DVDよりきれいっていうマジック。
それでもダウンロードに40分ぐらいかかったから、供給側としてもデータ量はあまり増やさないようにしたいのでしょう。
ちなにみ2.4GBをダウンロードするのに40分だと、速度は8Mbpsですね。ダウンロードした当時はひかりONEだったので、今よりちょっと速いと思うけど、映画レンタルのサービスが始まったばかりで、金曜の夜だから、そのくらいのスピードなら御の字なのかな。

ところで、ハリウッド映画が大多数なのに、なぜか座頭市シリーズ(大映時代)が揃ってます。
大魔神もあって、コピーライトが角川映画になってるから、角川が権利を入手して、ためしにiTunesに並べてみた、ってとこですかね。




今までにもこういうサービスがない訳ではなかった。
数年前に、日本で放映・販売されないようなテレビ映画を見たけれど、値段も店頭レンタルと同じか、もっと高いくらいだし、解像度も低いし、さんざんだった。
ブロードバンドなんて言葉が喧伝されるようになってもう10年ぐらい経つけれど、やっとそれらしいサービスが始まりましたね。




iTunesのアフェリエイトでも映画レンタルできるようになりました。
でも映画のアイコンが出ないのはつまんないな〜。
「座頭市地獄旅」
The Blind Swordman and Chess Expert

シリーズ第一作「座頭市物語」が好きなんだ〜
The Life and Opinion of Masseur Ichi

0 件のコメント: