値段も安くなってるし、だいたいの機能は知ってたので、おおむね納得がいくW3ではあるけれど、ぴくぴく3D写真を作るにあたって問題がありました。
他の3D方式だと、たぶんさほど問題にはならないと思うんだけど…
右と左のレンズの歪み具合の違いかな、これは。
単に視点が左右にスライドするのではなく、もこもこするんですよ。
左右の視点の違いだけではなくて、大きさも変わっているぞ。
同じ場所でW1でも撮ってみました。
これも少しは大きさの違いがあるかも知れないけれど、まあこれくらいなら、左右の視点の違いで立体感が出るような気がする。
ステレオカメラを作るにあたって、ふたつのレンズの歪み程度を合わせる、というのは難しいのかも知れないぞ、というのは前々から感じていました。
だからまあ、W1ってすごいカメラだなあと思っていたんですがねえ。
果たしてこのW3の「もこもこ」具合がメーカーとしても「まあしゃあないだろ、許して」というレベルなのかどうか。
不良品…なのかな?
ぴくぴく3Dでどう見えるかなんて、サポート外だろうからねえ。
いろいろ試行錯誤して、W3のR画像を「99.2%に縮小、反時計まわりに0.13度回転させるといい」という方法が確立されつつあります。
縦方向の無駄な動きが少なくなったぞ。
縮小したり、回転させたりしてるけど、センサーとレンズの距離とか、センサーの取り付け角度の問題ではなくて、レンズの歪みだと思うんですがねえ。
ただこうやって、片方の画像をリサイズすることでより精度の高いぴくぴく3Dができるようになったかも。
W3の当初のはっきりした「もこもこ」がなければ、コンマ何度とかコンマ何パーセントとか、そんな面倒なリサイズの試行はしなかったろうから、これが不良品と認定されたとしても、交換した方がいいのかどうか。悩みどころですねえ。
たとえば、不良品ということで交換して、今持っているW1と同程度になったとしても、一度この高精度のぴくぴくを制作してしまうと、また時間かけてベストなリサイズ値をさぐってしまうような気がする。
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