2012年6月24日日曜日

Contour ROAM 雨のテスト撮影

Contour HDが防水じゃないばっかりに、鍋に落としてコチュジャンがレンズとカバーの間に入り込んでしまった。そんな痛い経験を糧に、Contour ROAMを買いました。1m防水ですって!



アマゾンで安い輸入物を買いました。
どうやらContour ROAMはシリーズの中では一番安い、エントリー機種みたいですね。
Contour HDはもう現行機種じゃないようですが、比較をして書いておきます。

三脚取り付け用のネジ穴がある。これはいい!
Contour HDは別売りのアダプター必要だったけど、アダプター買わなくていいじゃん!

Contour ROAMはバッテリーが内臓のみ。
だから、充電して、お出かけして、撮影して、バッテリー切れたらおしまい。
Contour HDのように予備バッテリーを差し替えるという事ができない。

60fpsモードがない。
パソコンとつなげて画質など設定できるのだけれど、Contour HDにあった60fpsモードがないですね。30fpsのみです。
スローモーション再生を考えると、60fpsモードは欲しかったなあ。
Contour HDはパソコンで露出の調整などができるのだけれど、Contour ROAMはできません。
録音レベルの調整はできます。パソコンで。

Contour HDにはないインターバル撮影モードがある。
これは面白そうだけど、パソコンソフトで設定するから、撮影現場で思いついてふとやってみるというわけには、なかなかいかないかも。

Contour HDでは、本体に撮影モードを二つ設定して、スイッチでどちらか選べたけれど、Contour ROAMではモードがひとつだけです。撮影現場で切り替えることができません。

Contour ROAMでは、セミHDだと170°の広角で撮れて、フルHDだと125°になる。なぜなんだ〜。
Contour HDはセミHDだと135°で、フルHDだと111°です。

テスト撮影
セミHDの170°画角。画質設定は「高」です。

音がブツブツいってるのはたぶん、マイクに水滴が当たってるのではないかと。

さすがに防水ですから、この程度のハードワークなら問題もないようです。
でも撮り終わって、かなり神経質に水分を拭き取りましたけどね。
それに、泥の砂粒がレンズの回転部部にに入ったようで、ジャリジャリする感触。
時間が経ったらほとんどなくなりましたけど。
水はともかく、泥はあんまりよくないかなあ。

輸入バージョンなので赤いレーザー光線が出ます。カメラの水平をあわせるために。
かっこいい!

2012年6月14日木曜日

映画「キラー・エリート」killer elite

やはりペキンパーの映画とは関係ないようで。

於TOHOシネマズ西新井

The Killer Elite
2011年アメリカ映画
監督 ゲイリー・マッケンドリー

なんで80年代なんだろうと思っていたら、そういう事情か。石油の利権を英国が狙ってSASがらみで、という話なら80年代かなあ。実録かもっていう事で原作が話題になったらしいし。
でも原作はどうあれ、現在に改変してほしかったなあ。だって、ジェイソン・ステイサムって80年代じゃないでしょう。80年代にこんなヤツいたか?

そりゃまあ、ジェイソン・ステイサムのファンですから、なんんでもいいんですけど、80年代って言われるとますます時空を超えた存在になってしまう気がする。
決め台詞の言いまわしとか、まったくいつも通りで、またこんな役か、と思いながらもやっぱりかっこいい。
なんとなく、ジェイソン・ステイサムには今を生きて欲しいのかな。

それはいいんです。
ジェイソン・ステイサムはいつも通りにかっこいいんです。それ以上は期待しません。
デ・ニーロもまあよかった。ラスト、ぶつくさ言いながら札束を懐に入れるあたりはおいしい役どころだよね。
しかし何より、誰よりもクライヴ・オーウェンですよ!
いや、前からクライヴ・オーウェン好きでしたけどね。今回もクライヴ・オーウェンが出てるという事でウヒウヒしてたんですけど、見る前のウヒウヒを上回る陶酔を得られました。
たまんないね〜、この人。
ジェイソン・ステイサムやデ・ニーロはまあ、普通のキャラクター。感情面や行動原則はすんなり受け入れられる。
それだけに仲間のドミニク・パーセル(誰かあのモミアゲなんとかして)やエイダン・ヤング(メガネ男)の曲者っぷりも光る、大丈夫かよと思いつつリアルな感触で引っ張られるのだが、やはり敵役がより重要、それがクライヴ・オーウェンとあっては誰もかなわない。物腰、顔つき、たたずまいから半廃人っぷりがにじみ出ている。痺れます!
まずいね、こんな人にアクション映画に出られたらヘロヘロになっちゃいます。

だから中盤の、病院での殴り合い、もうちょっと時間を短く、派手さを抑えてほしかったなあ。
ジェイソン・ステイサムが「動」のアクションであるのに対して、クライヴ・オーウェンは「静」のアクションであってほしい、それが似合うと思うんです。

全体的にアクションは派手目だけど(今の基準で言うと普通かな)、設定やその他の描写は渋めでいいです。
元SASの実業家たちが秘密組織を組んで、汚い仕事をする実行部隊をやはり元SASからスカウトする。スカウトされる側は戦争から離れると自分の身の置き所がないから…なんて事はありそうじゃないですか。
それらをリアリティをもって受け入れられる描写がいい。
映画が進むごとに、視点や事情が変わってくる、見えなかった事情が見えてきて、よりリアルに感じられるようになる。いい映画だ〜。

非欧米人の自分としては、アラブの民族的・文化的な描写が紋切り型なのがちょっと不満だけど、それはしゃあないかな。

本来ならドミニク・パーセルあたりが強い印象を残すはずなんだけど、なにしろクライヴ・オーウェンでしかもこんな役、オレは大満足だ〜。



2012年6月13日水曜日

おまつりモノクローム omatsuri monochrome

6月10日、鳥越神社のお祭で撮影した映像に音楽を付けてみました。

カメラはEOS 7D
レンズはCanon EFS 18-135mm
ほとんどそのレンズの最望遠(35mmセンサーカメラ換算218mm)で撮ってます。
すべて手持ちです。スタビライザー効いてますね〜。

編集で白黒にしたのではなく、撮影時から白黒でした。
こういう編集をするつもりで撮ってたのだな。

音楽はJavolenusの"D#100-Odayam"
http://ccmixter.org/files/Javolenus/37495
からダウンロードしました。

その場の音声もけっこう面白くて、生かしてみたい気もしたけど、まあまあこれもありでしょう。

最近、お祭りによく行ってます。
下谷神社のお祭り、湯島天神のお祭り、すさのお神社のお祭り、そして今回は鳥越神社のお祭り。
今までは3D写真の撮影ばっかりで、それはFlickrにもアップしてますが
http://www.flickr.com/photos/parallel_yoshing/sets/72157627588141524/
7Dでお祭り動画を撮るのは今回が初めてです。
またやりそうな予感。

去年は震災があったからイベントも自粛気味でした。
その反動か、今年はどこも露店がいっぱい人がいっぱいな気がします。

たまたま前日にヤーッコと話をしたので、一緒にこの鳥越祭に行くことにしました。
もっぱら自由行動で、それぞれ勝手に撮影してたのですけど。
ヤーッコはお祭の開放的な雰囲気に日本人の知られざる一面を見たようで、う〜ん、そうかなあ、だってなあ、お祭りだからなあ。

ところで、EFS18-135mmレンズというと、キャノンから近々、同じ焦点距離の新しいレンズが発売されますね。
EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STM てえやつです。

6月下旬発売予定だそうで。

キャノンのサイトによると
http://cweb.canon.jp/ef/lineup/ef-s/ef-s18-135-f35-56is-stm/index.html
「歩きながらの撮影時などに有効な」ブレ補正
「動画撮影中のAF撮影に対応」
気になるなあ〜。
でも、明るさも焦点距離も今持ってるレンズと一緒だから、わざわざ6万円出して買うのもなあ。
よく見ると動画サーボAFはEOS Kiss X6i使用時って書いてあるし。

同時発売のEF40mm F2.8 STMもそそりますね。
http://cweb.canon.jp/ef/lineup/standard/ef40-f28stm/index.html

2012年6月7日木曜日

iPhone 3Dシアターを買ってみた 3d theater

3Dシアター iPhone4s & iPhone4
これです。
平行法の立体画像を立体視するビューワですね。

iPhone持ってないんですけど、iPod Touchなんですけど、まあ大丈夫だろうと買ってみました。
iPod Touchでもいけました。

iPhoneよりもiPod Touchの方が小さいので、中でぐらぐらします。でも、さほど問題ないです。
写真のiPod Touchは厚さ2mmぐらいのカバーを付けてます。カバーがあるとぐらぐらが軽減されます。軽減されなくてもさほど問題ないです。

最初に立体画像を見たときは、あまりの迫力に笑っちゃいました。
こないだHasbro My 3Dを買いましたが(このブログ2012年5月6日の記述)、それよりも高い倍率の接眼レンズですね。
ここまで拡大しなくてもいいんじゃないかな〜、画面のドットが見えるのはどうですかねえ。
自分の写真ながら、立体効果のきつい写真を見てるとクラクラしますよ。
Hasbro My 3Dは自分だけかも知れないけれど、ピントが合わなくてストレスなのです。でもこれはその問題はないです。
う〜ん、
これはいい!

とは言うものの、対象年齢6歳以上の「おもちゃ」扱いですけど、
これは…たとえ6歳以上であっても、子どもに見せると眼に悪いような気がするなあ。
まあ写真であれば、長時間見ることはないだろうけど、YouTube動画だと10分ぐらいのもあるだろうし、10分これを見続けたらさぞかし眼に悪そうな。
しかしそれは、僕の写真みたいな、視差の多い、立体のきつい画像の場合、かな。
普通にハリウッドで作るような立体コンテンンツだったらそうでもないのかなあ。

YouTubeでyt3dの動画を見てみました。
何しろハコの裏の説明書きがこうですから、yt3d専用ビューワみたいじゃん

しかしあらら、知らなかったけれど、iOSのブラウザでyt3d動画を表示させると、縦長になって左右の画像が並ぶんですね。
なんか、なんかこれ、縦長動画になってますけど、まあそれはビューワのせいじゃなくてブラウザのせいなんでしょうけど、
yt3dしかコンテンツが紹介されてないのに、縦長かよ!
いやだからそれはビューワのせいじゃなくてブラウザのせいなんだってば。

縦長でも立体効果はあるし、けっこう楽しめるけど、わりといいんだけど、
なんだかますます好事家向けのアイテムになりそうで、一般人には「ナニコレ」と言われるのではないか。

YouTubeじゃなくて、普通の、ただの、平行法の画像を画面いっぱいに表示できれば、ばっちりです!
たとえばFlickrのグループ「3D Parallel Photography」にアップされてる写真だったら平行法ばっかりだろうから、
http://www.flickr.com/groups/497440@N23/
画像をスライドショー表示させればいい。

自分の写真で恐縮ですけど、
僕もFlickrにはparallel 3Dのセットをいっぱい作ってます。
http://www.flickr.com/photos/parallel_yoshing/sets/72157628052662898/
これとか、ばっちりくっきり見えました。


Hasbro My 3Dは中に仕切りがあるので、右目・左目に完全に映像が分かれます。
これは仕切りがないから、多少隣の映像も見えますが、ほぼまったく気になりません。
(普段から裸眼で立体視してるせいもあるだろうけど)
動画でズームする映像は、隣が気になりますね。おもしろい効果にもなるけど本来はないはずの効果だから、ストーリーものだったらよろしくないかも。

Hasbro My 3Dについては仕切りがちょっと問題にもなってまして、丁度真ん中の位置にないから、左側の画像を狭くするとか、真ん中にオビを入れるとかしなければなりません。
https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgu1FZ_ptZ90PC5Awb5REMNivrP690UR6shyphenhyphenGbbQG8MBfBHXSU8FMednjXjio9zPZYAUG1ugn8AE5UuuwQxnm6E_nmju2rgMN1PCJ31oiDscz-fv-S6fANn70KvUc8Igfn6eTN5CWuo5eu6/s1600/120505my3d_02.jpg
だから普通の平行法画像をHasbro My 3Dで見るとダメなんですよね〜。

その点はだんぜんこのiPhone 3Dシアターの方がいいんだけど、
拡大が強いから眼が疲れますねえ。

フォーマットに合った画像を見るなら、Hasbro My 3Dの方が絶対見やすいです。
うーん、一長一短だなあ。

iPhone 3DシアターかHasbro My 3Dか、ビューワによって「適度な視差」が変わりますねえ。
たとえばバナナ
IMG_4894 バナナ (parallel 3D - for Hasbro My 3D)
これはHasbro My 3Dでは適度、というかギリギリ適度に見えたんだけど、iPhone 3Dシアターではけっこうキツイです。眼、悪くなりそうです。

たとえばこちら
DSCF0529 大熊手 (parallel 3D - for Hasbro My 3D)
Hasbro My 3Dでは立体効果弱かったけれど、iPhone 3Dシアターでは丁度いいです。

でもまあ、Hasbro My 3Dは日本では売ってないからなあ。
iPhone 3Dシアターは安いし、アマゾンで買えるし。。。



そうそう、iPhone 3Dシアターの不満点をもうひとつ。
中にiPhone/iPod Touchを入れると、イヤホンを挿せないのです。
だから、動画の音声を内蔵スピーカーで聴くしかないのです。
効果的な3D映像だったら、音声もヘッドホンで聴いて没入したいじゃないですか。
Hasbro My 3Dはセットした状態でヘッドホン挿せるんですよね〜。

ところで、時期iPhoneはモニターが大きくなるようですね。
そうなったらこんな話題、どうでもよくなるんだろうなあ。
既に好事家のための製品紹介ページなのかも知れませんが。

まったく同じ製品がサンワサプライからも発売されました。
製品に貼ってあるシールが一緒だから、たぶん同じ製品。
iPhone 4S・4専用3Dビューアー 400-CAM021
http://direct.sanwa.co.jp/ItemPage/400-CAM021
タテヨコ比を変換しながら再生してくれるYouTubeビューワアプリが欲しいですね。

2012年6月5日火曜日

メモ - 60fpsのムービーを30fpsにQuickTime Proで変換

ただのメモです。

60fpsのムービーをQuickTime Proの「書き出し」で30fpsに設定すると、フレームが間引かれて新しいムービーが生成されます。
あたりまえじゃん。
でも一応確認したかったのでやってみた。

どのフレームが間引かれて、どのフレームが残されるか。最初のフレームを残して、次が間引かれて、次が残されて、という具合に、最初を起点にしてひとつおきに残ると思っていいようです。
当然予想してましたが、一応確認したかったのでやってみたのです。

ふたつのビデオカメラで立体映像を作る場合、
カメラを同期させるオプションか何かがなければ、テキトーに手動でスタートさせるしかなくて、動きの速いものでタイミングを合わせることになります。
(カチンコ欲しいかも)
で、30fpsで撮ると、最大で1/60秒のタイミングのズレが生じるのだけれど、60fpsで撮ったらズレが最大1/120秒に抑えられるはずで、この差はけっこう大きいんじゃないか?と思いまして。
でもその前に、60fpsで撮ってそのまま人に見せてもいいんだけど、30fpsに変換して発表するだろうから、どのように変換されるのか知っておいた方がいいかなと、テストしてみたのです。
合うはずのタイミングが変換したせいで合わなくなったらいやだから。
大丈夫みたい。