2012年9月22日土曜日

Nishika N9000がやってきたけどストロボが

7月に買ったNishika N8000につづき(このブログ2012.7.16の記述)、N9000を買いました。
N8000は大きいので、もうひとまわり小さいN9000が欲しいな、と思っていました。
小さいとは言っても、現物を見ると、うーん、小さくはないぞ。横幅140mmはいいとしても、奥行きが50mmもある。

eBayで27ドルでした。カメラ本体が12ドルで、送料が15ドル。

これ、1990年代前半頃のカメラだと思うんだけど、新品で来ましたよ。
すごいねアメリカって。20年近く前のカメラの新品の在庫がある、まだあるんだから。
倉庫のレンタル料が安いんだろうなあ。いや、日本が高いのか。

N8000とN9000、ふたつ並べてみました。
前後に配置したので、大きさの比較はしにくいですが、まあN9000の方がひとまわり小さいです。

デザイン的にはN8000の方がそそるなあ。
ただ、少し使ってみた感じだと、N9000の方が指が入り込みにくい気がします。

シャッターボタンや巻き上げレバーの感触はN8000の方が断然いいですね。

N9000のいい点。レンズカバーがある!これはいい!

すげー、ファインダーと連動してる!

シボリはf8とf16の2ポジション。
このシボリのツマミが動かしにくい!固いって言うのか。
あまり軽くても困るけど、さっと動かせないですね。プライヤーが欲しくなる。
固さの問題ではなくて、ツマミのデザインの問題だと思います。もっとレバー的な形状にすればいいのに。それが普通なのに。
シャッター速度は1/70秒のみ。説明書(英語)にはISO200のフィルムを標準使用して下さい、てな事が書いてありますね。

さて困った事に、ストロボが使えませんよ。光りませんよ。
説明書にNishikaの純正ストロボが使えると書いてあるんですけどねえ。僕は純正ストロボ持ってるんですけどねえ。
装着して、シャッター押しても光らないのですよ。
ナショナルのPE-160というストロボも持ってますが、それも光りません。
どっちもN8000ではちゃんと光ります。
困りますねえ。Nishika純正ストロボもわりと大きいので、ストロボを持って行くとなると荷物のかさが増えてしまう。PE-160とN9000の組み合わせだったら、より小さくていいかなーと思っていたんだけど。

よく見るとアクセサリーシューの底面がフラットになってないんですねえ。

他のカメラを見るとフラットになってる。ちゃんとストロボ側の接点が丸い部分と接触するように。
でもN9000は1ミリぐらい凹んでる、というか固定金具の部分が浮いてるような。製造工程の精度の問題ですね。
新品ですよ。箱、未開封でしたから。

このわずかな凹みのせいでストロボの接点が接触しないのかも、と間に銀紙をはさんでみました。やっぱり光りませんでした。充分な厚みがあると思うんだが。
いやそもそも銀紙作戦はやってはいけないのか?でもN8000でもやってみたら光りました。

内部で断線してるのかなあ。
明るくないレンズのカメラなので、ストロボ使えないってのはよろしくないですね。
残念。

それでもまあ、N9000を持って撮影に出ました。日本橋三井ホールでのアートアクアリウム展に行きました。
そこではどうせストロボ使えないからまあいいか。
-つづく-

ところで「銀紙」ってあまり聞かなくなりましたね。

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