eBayでNIMSLO 3Dカメラを購入しました。
NIMSLOが本家でNishikaがパチ物、という事になってます、あちらでは。
3回オークションで競り負けて、4品目にやっと落札。
eBayでNIMSLOってよく出品されてるけど、日本まで送ってくれるのって、常にあるわけではない。
その中で状態のいい物、値段がそこそこの物、送料も安い物ってのは多くない。アメリカ国内向けだったらまあ安いのが多いんだよね。わざわざ外国から買おうってんだから、見透かされて足元を見られてるのかなあ。
今回も入手できたとは言え品物50ドル、送料50ドルで100ドルもかかった!
この大きさで送料50ドルは高い方です。eBayの送料って、買い手が選べる時と、売り手の指定がひとつしかなくて選べない時があるんだよね。どういうシステムなんだろう。大抵は急いでないから安い方がいいんだけどなあ。
今回入手したNIMSLO、状態はいいです。ミニマムユースって書いてあったからたぶんそうなんでしょう。
ちょっと埃かぶってたけど、拭いたらきれいになりました。
ストロボと箱、説明書が付いて100ドルならまあいいかな。
コレクターじゃないから箱は重要じゃないけど、説明書のスペックは読んでおきたい。
電池は説明書だとEvereyady 386、調べるとSR43でもよくて、今ではコンビニで売ってるLR43でもOK。電池を入れないとシャッター切れません。
露出はオートのみで、ASA100か400かを切り替えるスイッチがあるのみ。
試しに室内で裏蓋を開けてシャッター切ってみる。確かに100と400では絞りもシャッター速度も違う気がする。
シャッター速度は1/30秒〜1/500秒で、絞りはいくつまで絞れるのかわからないけれど、開放ではf5.6みたい。
いいね、500/1秒で撮りたいね。晴天下で400のフィルム使えばそれくらいにしてくれるかな。
西新井大師の酉の市でテスト撮影。
現像されたフィルムをスキャンして、いや〜びっくり!
何でって、画像がシャープなんですよ。
これはいい!
NishikaもNIMSLOも基本的にはトイカメラみたいなもんだろうと思ってたけど、違うね〜。
なるほどNIMSLOがいまだに高い評価を受けて、Nishikaがいまいちけなされてる訳だ。
こんなにシャープに撮れるとは。Nishikaがプラスチックレンズで、NIMSLOがガラスレンズですから、その違いが大きく出ますね。
西新井大師にNishikaも持って行ったので、比較してみましょう。
これがNIMSLO
こちらがNishika N8000
フィルムはどちらもKodak Pro Foto XL 100
スキャナーはエプソン GT-F730
色の違いはソフトウェアでぐりぐりやったからです。
この比較はシャープさだけ見て下さい。
ていうか、Nishikaで撮ったものは、ソフトウェアでこれくらい色をギラギラさせないとつまらない、そんな気がしてついこうしてしまうのです。
だからまあ、それもNishikaの魅力と言えなくもない,かな。非現実的になりますからね。
しかしやっぱり情報量が多いというのは写真としての強みですからね、Nishikaに慣れていたせいもあって、いや〜NIMSLOいい!このシャープさはたまらないね〜!
2400dpiでフィルムをスキャンした画像の一部です。
くれぐれも、色はソフトウェアでぐりぐりいじってますので。
NIMSLOは大きさが小さいのもいいね。Nishika N8000はもちろん、N9000、Kalimar 3Dカメラよりも小さい!ストロボを付けたらちょっとかさばるけれど。
f5.6で1/30秒になるから、多少薄暗くても撮れるしね。
ああ、これで4眼カメラマンとしてハクが付いたぜ。
参考 : このブログ2012.7.16. Nishika N8000の記述
2012年12月30日日曜日
2012年12月29日土曜日
Nishika N8000 2台をUNダブルレリーズでシンクロできるか
このブログ昨日の記述にありますが、国立科学博物館でちょっとした撮影をしたのです。
メインのカメラがNishika N8000なのだけど、安物カメラということもあってか、フィルム巻き上げレバーが引っ掛かって動かなくなる時があります。
しばらく放置したら動くから、そんなに大問題ではないのだけれど、こういう大切な撮影の時にその現象が起こったら困るなあ。
よし、もう一台予備として買ってしまえ!
そう思ってeBayでもう一台買いました。国立科学博物館での撮影に間に合うように買ったつもりなのだけど、間に合いませんでした。ちょっと高い送料払ったのになあ。出品者が発送するまで3日も4日もかかるってなんだよもう〜。まあそれは契約違反ではないし、日本の通販業者の常識がアメリカ人に通用するかどうか分からないし、出品者は「業者」ですらないかも知れないし。
博物館での撮影に間に合わなかったとは言え、Nishika N8000が2台手元にあるので、せっかくだから2台使わないと。
Nishika N8000にはレリーズ用のネジ穴があるので、UNダブルレリーズを買いました。
これでどれほど正確に同期できるのか、懐疑的ではありますが、両手の指でえいっとシャッターを押すよりはましじゃないかな。
まず普通に2台のNishika N8000に装着して、ゆっくり、ゆっくり、ゆっくりとレリーズのシャッターボタンを押してみる。
パシッ、ん?片方しかシャッター切れない…更にゆっくり押すと、もう片方がシャッター切れる。
何回か繰り返して、どうやら必ず、早い方・遅い方の個体が決まってますね。
レリーズの先端を逆のカメラに付けてみる。同じだ。遅い方はやはり遅い。
UNダブルレリーズは先端の長さを調節できます。これでタイミングを調節できるんじゃないかな。
しばらく調節して、0.5mm…いや、0.3mmぐらいかな?長さの違いができるようにして、遅い方のカメラに先端が長いレリーズを挿すと、いいですね、ゆっくり押してもタイミングが合います。
しかしここまで調整しても、レリーズに押されて「シャッターを動かすばねが開放される」瞬間が同じになるだけで(たぶん)、実際にシャッターが切られるまでのタイムラグは個体差があったり、状況によって違うかも知れない。
せめてストロボの光をどちらのカメラでも受けられればいいんだけどなあ。
家でテスト撮影してみればいいんだけど、年末なせいか人並みに忙しくてヒマがないし、そんな純テスト撮影のためにフィルム2本使うのもなんだかねえ。
この、ダブルNishikaシステムの初出動は12月24日、知人が企画した早稲田ZONE-Bでのイベントになりました。
まずは普通に横にならべてセッティング。
上の写真ではストロボはNishika純正ですが、この日実際に使用したのはナショナルPE160です。
ABCD(←バンド名です)を撮影。
左のカメラで撮った画像
GIFアニメにすると…
右のカメラで撮った画像
GIFアニメにすると…
ふたつのGIFアニメをつなげてみると
ちょっと船酔い気味の3Dですね〜。
カメラのセッティングを変えてみました。
ただ横にならべるのではなく、斜めにセッティング。だから前後の変化もあります。
こんなふうに。
このセッティングでRocket Jack Vadersを撮影!
左のカメラの画像
右のカメラの画像
GIFアニメ化しますよ〜
あれ、2台のカメラの同期はちゃんとできてるじゃん、と思われるかも知れませんが、これはうまくいった写真を選んでGIFアニメ化しているのです。
2台のカメラで1つのストロボを使い、ストロボがつながってない方のカメラでちゃんとストロボの光とシャッターのタイミングが合っていればいいのだけれど、どうなのか。
まだ現像していないフィルムがあるので、はっきりとは言い切れないけど、
18テイクの写真を撮って、ストロボのタイミングがまったく合ってなくてほとんど真っ暗なのが5テイク。ちょっと暗いねこれ、というのが2テイク。残りの11テイクが同期の面では成功、と言えますか。
半分以上だからそんなに悪い確率ではないと思いたいけど、
デジカメとは違ってフィルムカメラだから、数を多く撮ってクオリティ高いものを選ぶ、という作戦をやりにくい。
更に、片方しかファインダーを覗けないので、もう片方のフレームは適当に、何が撮れるかは後のお楽しみ、になる。
なので、今回の写真の中でもFlickrにアップして公開しようかな、と思ったのは数が少ないです。
カメラのセッティング方法として、他にもいくつか考えていたのだけれど、この日はRocket Jack Vadersで終わりでした。僕が行った時間が遅かったからねえ。
近日中に機会があれば、他のセッティングでも試してみたいです。
Flickrに「Double Nishika」というセットを作ったので、そこに今後撮ったものも加えて行くつもりです。
http://www.flickr.com/photos/parallel_yoshing/sets/72157632363484030/
メインのカメラがNishika N8000なのだけど、安物カメラということもあってか、フィルム巻き上げレバーが引っ掛かって動かなくなる時があります。
しばらく放置したら動くから、そんなに大問題ではないのだけれど、こういう大切な撮影の時にその現象が起こったら困るなあ。
よし、もう一台予備として買ってしまえ!
そう思ってeBayでもう一台買いました。国立科学博物館での撮影に間に合うように買ったつもりなのだけど、間に合いませんでした。ちょっと高い送料払ったのになあ。出品者が発送するまで3日も4日もかかるってなんだよもう〜。まあそれは契約違反ではないし、日本の通販業者の常識がアメリカ人に通用するかどうか分からないし、出品者は「業者」ですらないかも知れないし。
博物館での撮影に間に合わなかったとは言え、Nishika N8000が2台手元にあるので、せっかくだから2台使わないと。
Nishika N8000にはレリーズ用のネジ穴があるので、UNダブルレリーズを買いました。
これでどれほど正確に同期できるのか、懐疑的ではありますが、両手の指でえいっとシャッターを押すよりはましじゃないかな。
まず普通に2台のNishika N8000に装着して、ゆっくり、ゆっくり、ゆっくりとレリーズのシャッターボタンを押してみる。
パシッ、ん?片方しかシャッター切れない…更にゆっくり押すと、もう片方がシャッター切れる。
何回か繰り返して、どうやら必ず、早い方・遅い方の個体が決まってますね。
レリーズの先端を逆のカメラに付けてみる。同じだ。遅い方はやはり遅い。
UNダブルレリーズは先端の長さを調節できます。これでタイミングを調節できるんじゃないかな。
しばらく調節して、0.5mm…いや、0.3mmぐらいかな?長さの違いができるようにして、遅い方のカメラに先端が長いレリーズを挿すと、いいですね、ゆっくり押してもタイミングが合います。
しかしここまで調整しても、レリーズに押されて「シャッターを動かすばねが開放される」瞬間が同じになるだけで(たぶん)、実際にシャッターが切られるまでのタイムラグは個体差があったり、状況によって違うかも知れない。
せめてストロボの光をどちらのカメラでも受けられればいいんだけどなあ。
家でテスト撮影してみればいいんだけど、年末なせいか人並みに忙しくてヒマがないし、そんな純テスト撮影のためにフィルム2本使うのもなんだかねえ。
この、ダブルNishikaシステムの初出動は12月24日、知人が企画した早稲田ZONE-Bでのイベントになりました。
まずは普通に横にならべてセッティング。
上の写真ではストロボはNishika純正ですが、この日実際に使用したのはナショナルPE160です。
ABCD(←バンド名です)を撮影。
左のカメラで撮った画像
GIFアニメにすると…
右のカメラで撮った画像
GIFアニメにすると…
ふたつのGIFアニメをつなげてみると
ちょっと船酔い気味の3Dですね〜。
カメラのセッティングを変えてみました。
ただ横にならべるのではなく、斜めにセッティング。だから前後の変化もあります。
こんなふうに。
このセッティングでRocket Jack Vadersを撮影!
左のカメラの画像
右のカメラの画像
GIFアニメ化しますよ〜
あれ、2台のカメラの同期はちゃんとできてるじゃん、と思われるかも知れませんが、これはうまくいった写真を選んでGIFアニメ化しているのです。
2台のカメラで1つのストロボを使い、ストロボがつながってない方のカメラでちゃんとストロボの光とシャッターのタイミングが合っていればいいのだけれど、どうなのか。
まだ現像していないフィルムがあるので、はっきりとは言い切れないけど、
18テイクの写真を撮って、ストロボのタイミングがまったく合ってなくてほとんど真っ暗なのが5テイク。ちょっと暗いねこれ、というのが2テイク。残りの11テイクが同期の面では成功、と言えますか。
半分以上だからそんなに悪い確率ではないと思いたいけど、
デジカメとは違ってフィルムカメラだから、数を多く撮ってクオリティ高いものを選ぶ、という作戦をやりにくい。
更に、片方しかファインダーを覗けないので、もう片方のフレームは適当に、何が撮れるかは後のお楽しみ、になる。
なので、今回の写真の中でもFlickrにアップして公開しようかな、と思ったのは数が少ないです。
カメラのセッティング方法として、他にもいくつか考えていたのだけれど、この日はRocket Jack Vadersで終わりでした。僕が行った時間が遅かったからねえ。
近日中に機会があれば、他のセッティングでも試してみたいです。
Flickrに「Double Nishika」というセットを作ったので、そこに今後撮ったものも加えて行くつもりです。
http://www.flickr.com/photos/parallel_yoshing/sets/72157632363484030/
2012年12月28日金曜日
国立科学博物館でanimatedGIF
2012.12.23の記述のつづき
GIF BOOKの取材で多眼フィルカメラでの撮影を実演する事になりました。
外で適当に撮ってもいいんだけど、何か紙面的によさそうな題材ありますか?と聞かれたので、いくつか候補をあげました。
その候補の中でどうやらライターさんの気を引いたらしいのが「国立科学博物館で恐竜の化石を撮影」これをやりました!
僕は普通に開館してる時にちゃちゃっと撮影するつもりでいたのだけど、閉館後の一般の入場者がいない時に撮影させてもらえる事になりました。
それはいい!あそこはストロボ撮影禁止だから、でも暗いから、高感度なフィルムを用意して、それでもどうなるかなあ、と思ってたけど、撮影のために時間を割いてくれるならストロボ撮影もできるでしょう。
- 通常はストロボ撮影できない、これは僕の思い違いでして、実際には普通にできます。通常できないのは三脚を使用した撮影です。撮影当日に博物館の人に言われて知りました。特設展とかはたぶんストロボ撮影も駄目だろうけど。以前は何度も国立科学博物館に行ったんだけどなあ。別の博物館と勘違いしたかな -
しかしNishikaのアクセサリーシューに付ける付属ストロボでは、正面から当てるから立体感が乏しくなるし、
(そうならないように角度をつけて天井から反射させられるようになってるけど、博物館は天井高いからねえ)
手前ばかりが明るくなって奥は暗いだろうから、でも立体写真なら奥行きを出したいから、奥にも光をあてたいから、ストロボを複数使ってみよう!やったことないけど。
Nishikaのアクセサリーシューじゃないところにストロボを設置できるように、UNホットシューアダプターとUNデラックスホットシューPCコネクターを買いました。
メーカーサイト↓
http://www.un-ltd.co.jp/products/camera/lighting/index03.html
UNホットシューアダプターはカメラ側に取り付けて、アクセサリーシューに流れる信号をそこに差し込むケーブルに出力するものですね。信号を受けるのがUNデラックスホットシューPCコネクターです。
デラックスホットシューPCコネクターのケーブルは900mmですが、カールコードなので実際には500mぐらいまでの使用が適当ですかねえ。
ストロボ1台だけならこれでかなりいい感じです。このセットで持ち歩きたいくらいだ。
でもこれだけではストロボを増やせないし、離れたところに設置できないので、エツミ3灯用エキステンションコードhttp://www.etsumi.co.jp/catalog/product_info.php?pid=1150と延長コードも買いました。
近所の公園でテスト撮影して、ばっちり使用できるのを確認。
上野、国立科学博物館地球館の地下1階で撮影しました。
ストロボ2灯、のみならず、せっかくベルボンV4ユニットがあるのだから、被写体が動かない"静物"だから、カメラを横に動かして複数回撮ってみよう。
こういう事です。
動かす幅はきっちりNIshika N8000のレンズ4つぶんにして、2回撮ったら8視点撮れるし、3回なら12視点、4回なら16視点…おっと、4回動かして撮るほどV4ユニットの首は伸びませんでした。
Nishika N8000のレンズ幅の、3と3/4倍の長さを伸ばせるので、最大で15視点になりますね。
撮った写真がこれですが、15視点ではなく12視点のGIFです。
近所の公園でテスト撮影した時はうまくいったけど、なぜかこの時は4枚目の写真がやや明るさが変わってしまって、13視点以降が違和感あるので12視点でやめておきました。
しかしまあ、多灯ストロボ撮影のサンプルとしてはあまり美しくないですね。
これを博物館内のあちこちで何度もやれば、いい写真も撮れただろうけど、多灯ストロボ・多視点の撮影は一度しかやりませんでした。他にもやってみたい撮影があって、時間が限られていたので。
時間は1時間に限られていました、と書くと何かの圧力でそうなったかのようですが、もともとNishikaをただ手にもってパチリパチリと撮るだけのつもりだったのです。だから1時間もあれば十分なはずだったのだけど、日が近づくにつれてせっかくだからこういう事もやってみよう、という思いつきが増えたりしまして…。
V4ユニットがあるんだから、撮影対象が静物なんから、デジタル一眼で複数回撮りしてみよう!
いつも家で接写してることを、広角レンズで広い空間で、ステレオベースを長くしてやるのだ。
それがこれです。
カメラはEOS 7Dで、レンズはトキナーAT-X-PRO 11-16mm
5枚の画像をゆらゆらさせています。1枚おきにカメラを2cm動かして撮影しました。
まあこれもGIFアニメだし、こっちの方が感度も上げられてきれいに撮れるし、三脚使用がOKになった時点でストロボもNishikaも必要ないんじゃないか…
ただ、V4ユニットは本来こういうことをするためではないので、ヘッドを動かすためにツマミを緩めると少しガタつくんですよね。で、カメラ位置を決めて普通に締めると、角度が少し違ったりする。。
もうひとつ、パノラマステレオ撮影をやってみました。
Spinner360°カメラを参考に…
ビデオカメラを録画しながら、ぐるっと回して、各フレームの一部分だけをつなげて画像にする。
この時に、ビデオカメラをふたつ並べるんですね。
→横幅1000ピクセル画像
使用カメラはcontour ROAMを2台
ちょっとステレオベースが狭かったなあ。広角レンズだからステレオベースもやや長めでいいと分かってはいたのだけれど。
それに、ビデオカメラだから色がいまいちだなあ。
Kalimar 3Dカメラも持って行きました。
ただ、これこそストロボとレンズのせいか、怖い写真になってしまいがちですねえ。
写真としては面白いけど「国立科学博物館は書き割りを展示しとるのか!」と思われそうです。
とまあいろいろ撮ったけれど、結局この、普通にNishikaを手で持ってストロボひとつでティラノサウルスを撮った写真が迫力ありますね。Nishikaのストロボいいですね。
GIF BOOKの取材で多眼フィルカメラでの撮影を実演する事になりました。
外で適当に撮ってもいいんだけど、何か紙面的によさそうな題材ありますか?と聞かれたので、いくつか候補をあげました。
その候補の中でどうやらライターさんの気を引いたらしいのが「国立科学博物館で恐竜の化石を撮影」これをやりました!
僕は普通に開館してる時にちゃちゃっと撮影するつもりでいたのだけど、閉館後の一般の入場者がいない時に撮影させてもらえる事になりました。
それはいい!あそこはストロボ撮影禁止だから、でも暗いから、高感度なフィルムを用意して、それでもどうなるかなあ、と思ってたけど、撮影のために時間を割いてくれるならストロボ撮影もできるでしょう。
- 通常はストロボ撮影できない、これは僕の思い違いでして、実際には普通にできます。通常できないのは三脚を使用した撮影です。撮影当日に博物館の人に言われて知りました。特設展とかはたぶんストロボ撮影も駄目だろうけど。以前は何度も国立科学博物館に行ったんだけどなあ。別の博物館と勘違いしたかな -
しかしNishikaのアクセサリーシューに付ける付属ストロボでは、正面から当てるから立体感が乏しくなるし、
(そうならないように角度をつけて天井から反射させられるようになってるけど、博物館は天井高いからねえ)
手前ばかりが明るくなって奥は暗いだろうから、でも立体写真なら奥行きを出したいから、奥にも光をあてたいから、ストロボを複数使ってみよう!やったことないけど。
Nishikaのアクセサリーシューじゃないところにストロボを設置できるように、UNホットシューアダプターとUNデラックスホットシューPCコネクターを買いました。
メーカーサイト↓
http://www.un-ltd.co.jp/products/camera/lighting/index03.html
UNホットシューアダプターはカメラ側に取り付けて、アクセサリーシューに流れる信号をそこに差し込むケーブルに出力するものですね。信号を受けるのがUNデラックスホットシューPCコネクターです。
デラックスホットシューPCコネクターのケーブルは900mmですが、カールコードなので実際には500mぐらいまでの使用が適当ですかねえ。
ストロボ1台だけならこれでかなりいい感じです。このセットで持ち歩きたいくらいだ。
でもこれだけではストロボを増やせないし、離れたところに設置できないので、エツミ3灯用エキステンションコードhttp://www.etsumi.co.jp/catalog/product_info.php?pid=1150と延長コードも買いました。
近所の公園でテスト撮影して、ばっちり使用できるのを確認。
上野、国立科学博物館地球館の地下1階で撮影しました。
ストロボ2灯、のみならず、せっかくベルボンV4ユニットがあるのだから、被写体が動かない"静物"だから、カメラを横に動かして複数回撮ってみよう。
こういう事です。
動かす幅はきっちりNIshika N8000のレンズ4つぶんにして、2回撮ったら8視点撮れるし、3回なら12視点、4回なら16視点…おっと、4回動かして撮るほどV4ユニットの首は伸びませんでした。
Nishika N8000のレンズ幅の、3と3/4倍の長さを伸ばせるので、最大で15視点になりますね。
撮った写真がこれですが、15視点ではなく12視点のGIFです。
近所の公園でテスト撮影した時はうまくいったけど、なぜかこの時は4枚目の写真がやや明るさが変わってしまって、13視点以降が違和感あるので12視点でやめておきました。
しかしまあ、多灯ストロボ撮影のサンプルとしてはあまり美しくないですね。
これを博物館内のあちこちで何度もやれば、いい写真も撮れただろうけど、多灯ストロボ・多視点の撮影は一度しかやりませんでした。他にもやってみたい撮影があって、時間が限られていたので。
時間は1時間に限られていました、と書くと何かの圧力でそうなったかのようですが、もともとNishikaをただ手にもってパチリパチリと撮るだけのつもりだったのです。だから1時間もあれば十分なはずだったのだけど、日が近づくにつれてせっかくだからこういう事もやってみよう、という思いつきが増えたりしまして…。
V4ユニットがあるんだから、撮影対象が静物なんから、デジタル一眼で複数回撮りしてみよう!
いつも家で接写してることを、広角レンズで広い空間で、ステレオベースを長くしてやるのだ。
それがこれです。
カメラはEOS 7Dで、レンズはトキナーAT-X-PRO 11-16mm
5枚の画像をゆらゆらさせています。1枚おきにカメラを2cm動かして撮影しました。
まあこれもGIFアニメだし、こっちの方が感度も上げられてきれいに撮れるし、三脚使用がOKになった時点でストロボもNishikaも必要ないんじゃないか…
ただ、V4ユニットは本来こういうことをするためではないので、ヘッドを動かすためにツマミを緩めると少しガタつくんですよね。で、カメラ位置を決めて普通に締めると、角度が少し違ったりする。。
もうひとつ、パノラマステレオ撮影をやってみました。
Spinner360°カメラを参考に…
ビデオカメラを録画しながら、ぐるっと回して、各フレームの一部分だけをつなげて画像にする。
この時に、ビデオカメラをふたつ並べるんですね。
→横幅1000ピクセル画像
使用カメラはcontour ROAMを2台
ちょっとステレオベースが狭かったなあ。広角レンズだからステレオベースもやや長めでいいと分かってはいたのだけれど。
それに、ビデオカメラだから色がいまいちだなあ。
Kalimar 3Dカメラも持って行きました。
ただ、これこそストロボとレンズのせいか、怖い写真になってしまいがちですねえ。
写真としては面白いけど「国立科学博物館は書き割りを展示しとるのか!」と思われそうです。
とまあいろいろ撮ったけれど、結局この、普通にNishikaを手で持ってストロボひとつでティラノサウルスを撮った写真が迫力ありますね。Nishikaのストロボいいですね。
2012年12月23日日曜日
GIFアニメ作家です
今年はGIFアニメが誕生して25周年だとか。
だからという訳かどうかわかりませんが、GIFの本「GIF BOOK」が来年1月に出版されます。その本を書いてるライターさんからメールありまして、GIFアニメ作家として取材を受けました。
GIFアニメ作家?そんなカテゴリが世の中にあるとは!ましてや自分が!
まあそうねえ、GIFでコンスタントに作品を発表してる人って、多くはないのかな。
他にも取材を受けた作家さんは数名いるようです。
僕のGIF作品というともちろん、ぴくぴく3Dですね。食べ物とか、多眼カメラとかの。
実際に食べ物を撮影して、GIFアニメ化する過程の取材を受けました。
うちの最寄り駅でライターさん、カメラマンさん(取材する側のカメラマン)と待ち合わせて、海鮮丼のお店で「あられ丼」を買って、うちで撮影、うちのPCで作業しました。
プロのスチルカメラマンを前に、撮影の段取りとか説明するのは気が引けたけど、まあなんとか。
食べ物撮影の様子とか、すごいたくさん取材の写真を撮ってたけど、いつもあんなに撮ってたら、データを保存・整理するの大変だろうなあ…とか思ったり。
その時のあられ丼がこれです。
インタビューとかも受けたけど、基本的には製作を実演して説明してました。
で、これは先月の出来事でして、今月になってまた多眼フィルムカメラでの撮影に関する取材を受けました。
当初は同じ日に取材を受ける予定だったのだけれど、まあ時間の都合で。
それはまたブログに後で書きます。最近、年末なせいか人並みに忙しいようで、あまりブログを書く時間がないなあ。
それにしても、GIFアニメの本って売れるのかなあ。
「紙の本」でGIFアニメってねえ。
もっとも、そんな事言ったら映画の本なんか成り立たないか。
だからという訳かどうかわかりませんが、GIFの本「GIF BOOK」が来年1月に出版されます。その本を書いてるライターさんからメールありまして、GIFアニメ作家として取材を受けました。
GIFアニメ作家?そんなカテゴリが世の中にあるとは!ましてや自分が!
まあそうねえ、GIFでコンスタントに作品を発表してる人って、多くはないのかな。
他にも取材を受けた作家さんは数名いるようです。
僕のGIF作品というともちろん、ぴくぴく3Dですね。食べ物とか、多眼カメラとかの。
実際に食べ物を撮影して、GIFアニメ化する過程の取材を受けました。
うちの最寄り駅でライターさん、カメラマンさん(取材する側のカメラマン)と待ち合わせて、海鮮丼のお店で「あられ丼」を買って、うちで撮影、うちのPCで作業しました。
プロのスチルカメラマンを前に、撮影の段取りとか説明するのは気が引けたけど、まあなんとか。
食べ物撮影の様子とか、すごいたくさん取材の写真を撮ってたけど、いつもあんなに撮ってたら、データを保存・整理するの大変だろうなあ…とか思ったり。
その時のあられ丼がこれです。
インタビューとかも受けたけど、基本的には製作を実演して説明してました。
で、これは先月の出来事でして、今月になってまた多眼フィルムカメラでの撮影に関する取材を受けました。
当初は同じ日に取材を受ける予定だったのだけれど、まあ時間の都合で。
それはまたブログに後で書きます。最近、年末なせいか人並みに忙しいようで、あまりブログを書く時間がないなあ。
それにしても、GIFアニメの本って売れるのかなあ。
「紙の本」でGIFアニメってねえ。
もっとも、そんな事言ったら映画の本なんか成り立たないか。
2012年12月13日木曜日
tumblrはじめてみた
GIFアニマー御用達ブログ、tumblrはじめてみました。
前から気にはなってたけど、日本語対応してないみたいなので、二の足踏んでました。
んーだからやっぱり、よくわからない部分もありますね。
Flickrには平行法・交差法・たまにアナグリフ立体画像もアップしてますが、
tumblrにはアニメーションGIFのぴくぴく3Dのみアップするつもりです。
ふたつ始めました。
Nishikaなど主に多眼フィルムカメラの画像を羅列する
pikupiku Tokyo
http://yoshing-bt.tumblr.com/
食べ物写真ばかりの
GiFood 3D
http://gifood3d.tumblr.com/
Flickrとは別に画像をアップするのは面倒だけど
Flickr画像へのリンクとか、埋め込みコードをペーストするのも面倒なので、
いちいちtumblr用に画像をアップしてます。
ひとつのページにいくつもgif画像を表示するだろうから、Flickrより小さく軽くする必要もありそうだし。
だいたいFlickrは長辺700ピクセルぐらい、tumblrは450ピクセルぐらいの画像をアップするつもりです。
このbloggerブログでもPikuPiku 3Dというのをやってましたが、それは更新休止とします。
tumblrの方がスマートに羅列できる気がするので。
追記 : tumblrは日本語対応してると指摘受けました。そうか〜!
前から気にはなってたけど、日本語対応してないみたいなので、二の足踏んでました。
んーだからやっぱり、よくわからない部分もありますね。
Flickrには平行法・交差法・たまにアナグリフ立体画像もアップしてますが、
tumblrにはアニメーションGIFのぴくぴく3Dのみアップするつもりです。
ふたつ始めました。
Nishikaなど主に多眼フィルムカメラの画像を羅列する
pikupiku Tokyo
http://yoshing-bt.tumblr.com/
食べ物写真ばかりの
GiFood 3D
http://gifood3d.tumblr.com/
Flickrとは別に画像をアップするのは面倒だけど
Flickr画像へのリンクとか、埋め込みコードをペーストするのも面倒なので、
いちいちtumblr用に画像をアップしてます。
ひとつのページにいくつもgif画像を表示するだろうから、Flickrより小さく軽くする必要もありそうだし。
だいたいFlickrは長辺700ピクセルぐらい、tumblrは450ピクセルぐらいの画像をアップするつもりです。
このbloggerブログでもPikuPiku 3Dというのをやってましたが、それは更新休止とします。
tumblrの方がスマートに羅列できる気がするので。
追記 : tumblrは日本語対応してると指摘受けました。そうか〜!
2012年12月5日水曜日
Velbon V4-unitがやってきたけど、それにManfrottoの雲台はどうなのよ
先日、このブログに書いたように、長年使っていたベンボーのトレッカーが壊れてしまったので、新しい三脚を買いに行きました。
ベンボーの製品は、今の日本のショップではほとんど売ってないので、まあ別の物でも…
物色していて、これはという物を発見!
三脚じゃなくて、雲台?を機能拡張させたベルボンV4ユニット。
グリップひとつを緩め・締めることでカメラ部をパン・ティルトさせられる。
カメラ位置を固定させるためなので、動画用の雲台みたいになめらかに撮りながらのパン・ティルトはできません。文章でこの動作を表現するのは難しいですな。
そして、カメラ部を前に「せり出す」ことができる!
これによって、空間の任意の点にカメラを固定しやすくなるのです。
(短い距離だけどドリー撮影の替わりになるか?と一瞬思ったけど、動かす時にちょっとガタつきがあるので、それは難しい。ありえないではないけど)
ヨドバシカメラAKIBA店のテーブルフォトコーナーに展示してあることもあって「これって、テーブルフォトのための雲台?」とか思ってしまう。
ベルボンの三脚とセットでも売ってるけど、V4ユニットだけでも売ってるので、これを買って、今ある三脚に付ければいいんじゃん!
ベンボートレッカーとは違って室内撮影専用になりそうだけど、いいんじゃないですか。今回の出費は押さえられるし。
という事で買ってきました。
対荷重が3Kgまで、というのがちょっとどうなのかな〜と思ってましたが、家に帰ってカメラ(EOS 7D)・レンズ(シグマ50mmマクロ)・雲台(マンフロット496)・ハクバ2ウェイシフター、それぞれ重さを計って足してみたら、2Kgを少し下回るくらいですね。余裕!
幸い、一眼レフも乗せられそうで、なおかつほとんど使ってない三脚が1本ありました。ベルボンD-600、これを脚にしてV4ユニットを乗せます。
うちで食べ物撮影する時のテーブルの高さから言うと、もう少しローアングルになる三脚がいいんだけど、しばらくはこれで。
あるいはV4ユニットの首を下に向けて、それだとカメラも下を向くから、雲台をふたつ装着するとか…
V4ユニットは雲台の拡張形だけれど、先端に普通の雲台を付けて使います。
せっかくだから買ったばかりのマンフロット496を。
これがくせ者だった!
このブログ、11月17日の記述にあるように、ネジのサイズが合わないのでマンフロットの純正アダプターを使うのだけれど、それだと摩擦が少ないせいか、ちょっとした力を「外れる方向に」加えると、雲台そのものが外れてくるんと回ってしまうのです。
普通の三脚みたいに、雲台を立てて使うならさほど問題にはならないだろうけど、
横にすると、カメラの重さが雲台を回す力になってしまう。
外したい時にぐいっと力を入れて外れるぶんにはいいけど、外したくない時にちょっとした力で外れてしまうのは困る。それでカメラが落ちるというほど回らないけれど、テーブルフォトの場合、テーブルの端にカメラがぶつかる可能性多いにあり。
まいったなあ。とりあえず注意して使うしかないかなあ。高級雲台を持て余すのは嫌だなあ。
むうん、待てよ、本来の接着面なら摩擦は十分にあるのだろうから、それを生かすには…
割れてしまったエツミ ネジアダプターを使うのもありかな。
そもそも、マンフロットの純正アダプターを買う前にエツミのネジアダプターを使ったんだけど、それが締めてるうちに割れてしまったので、純正を買う事にしたのです。(このブログ 2012.11.17.の記述)
割れたけど、うまくすればアダプターとして使えるのではないか…
幸い、V4ユニットのメスネジはちょっと長いので、うまくいくかも。
メスネジが短いと、締めるうちにアダプターが外れる可能性が高まるので。
アダプターがちょっとはみ出るくらいにマンフロット雲台に入れて…
アダプターだけがあまり回らないように念じながら(少しは回るだろうから、はみ出させている)、雲台を回してねじ込みます。
できました!ばっちり止まりました。
やはりマンフロット純正アダプターでは摩擦が減るようですね。こっちの方がしっかり止まります。
これでカメラが横にくるんと「絶対」回らない訳じゃないけれど、まあ普通に使って大丈夫でしょう。
あやうく燃えないゴミで捨てるところだったエツミのアダプター。燃えないゴミは月に2回だから、しばらく手もとにあったのです。よかったよかった。
ベンボーの製品は、今の日本のショップではほとんど売ってないので、まあ別の物でも…
物色していて、これはという物を発見!
三脚じゃなくて、雲台?を機能拡張させたベルボンV4ユニット。
グリップひとつを緩め・締めることでカメラ部をパン・ティルトさせられる。
カメラ位置を固定させるためなので、動画用の雲台みたいになめらかに撮りながらのパン・ティルトはできません。文章でこの動作を表現するのは難しいですな。
そして、カメラ部を前に「せり出す」ことができる!
これによって、空間の任意の点にカメラを固定しやすくなるのです。
(短い距離だけどドリー撮影の替わりになるか?と一瞬思ったけど、動かす時にちょっとガタつきがあるので、それは難しい。ありえないではないけど)
ヨドバシカメラAKIBA店のテーブルフォトコーナーに展示してあることもあって「これって、テーブルフォトのための雲台?」とか思ってしまう。
ベルボンの三脚とセットでも売ってるけど、V4ユニットだけでも売ってるので、これを買って、今ある三脚に付ければいいんじゃん!
ベンボートレッカーとは違って室内撮影専用になりそうだけど、いいんじゃないですか。今回の出費は押さえられるし。
という事で買ってきました。
対荷重が3Kgまで、というのがちょっとどうなのかな〜と思ってましたが、家に帰ってカメラ(EOS 7D)・レンズ(シグマ50mmマクロ)・雲台(マンフロット496)・ハクバ2ウェイシフター、それぞれ重さを計って足してみたら、2Kgを少し下回るくらいですね。余裕!
幸い、一眼レフも乗せられそうで、なおかつほとんど使ってない三脚が1本ありました。ベルボンD-600、これを脚にしてV4ユニットを乗せます。
うちで食べ物撮影する時のテーブルの高さから言うと、もう少しローアングルになる三脚がいいんだけど、しばらくはこれで。
あるいはV4ユニットの首を下に向けて、それだとカメラも下を向くから、雲台をふたつ装着するとか…
V4ユニットは雲台の拡張形だけれど、先端に普通の雲台を付けて使います。
せっかくだから買ったばかりのマンフロット496を。
これがくせ者だった!
このブログ、11月17日の記述にあるように、ネジのサイズが合わないのでマンフロットの純正アダプターを使うのだけれど、それだと摩擦が少ないせいか、ちょっとした力を「外れる方向に」加えると、雲台そのものが外れてくるんと回ってしまうのです。
普通の三脚みたいに、雲台を立てて使うならさほど問題にはならないだろうけど、
横にすると、カメラの重さが雲台を回す力になってしまう。
外したい時にぐいっと力を入れて外れるぶんにはいいけど、外したくない時にちょっとした力で外れてしまうのは困る。それでカメラが落ちるというほど回らないけれど、テーブルフォトの場合、テーブルの端にカメラがぶつかる可能性多いにあり。
まいったなあ。とりあえず注意して使うしかないかなあ。高級雲台を持て余すのは嫌だなあ。
むうん、待てよ、本来の接着面なら摩擦は十分にあるのだろうから、それを生かすには…
割れてしまったエツミ ネジアダプターを使うのもありかな。
そもそも、マンフロットの純正アダプターを買う前にエツミのネジアダプターを使ったんだけど、それが締めてるうちに割れてしまったので、純正を買う事にしたのです。(このブログ 2012.11.17.の記述)
割れたけど、うまくすればアダプターとして使えるのではないか…
幸い、V4ユニットのメスネジはちょっと長いので、うまくいくかも。
メスネジが短いと、締めるうちにアダプターが外れる可能性が高まるので。
アダプターがちょっとはみ出るくらいにマンフロット雲台に入れて…
アダプターだけがあまり回らないように念じながら(少しは回るだろうから、はみ出させている)、雲台を回してねじ込みます。
できました!ばっちり止まりました。
やはりマンフロット純正アダプターでは摩擦が減るようですね。こっちの方がしっかり止まります。
これでカメラが横にくるんと「絶対」回らない訳じゃないけれど、まあ普通に使って大丈夫でしょう。
あやうく燃えないゴミで捨てるところだったエツミのアダプター。燃えないゴミは月に2回だから、しばらく手もとにあったのです。よかったよかった。
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