2016年1月5日火曜日

Vivitar 3D cam 撮ってみた

知人からVivitar 3D camを譲り受けました。
フィルムカメラです。

おや、これって、LOREO 321と同じじゃないか。
http://www.loreo.com/pages/products/loreo_321.html
どっちかがどっちかのOEM、みたいなものでしょう。たぶんLOREOの方がオリジナル的なものではないかな。
LOREOの方は7、8年前でも売ってた、と思う。僕がLOREOのサイトをチェックし始めたのはその頃で、在庫があったような気がする。
Vivitar 3D camはその頃でも新品在庫あります、なんて表示は見た気がしないので、売ってた期間はLOREOより短いのではないかな。Vivitarの方が販路が多いから売り切れちゃったとか。

3Dモードと、普通(MONO)モードで撮れます。
3Dはハーフサイズ2枚分でワンテイク。普通モードは普通サイズが1枚ワンテイク。
カメラ裏のツマミを動かすと、なるほどレンズの配置が変わるのね。


ツマミがLOCKだとレンズは中途半端な位置にあって、シャッターボタンが押せないようになってます。


レンズ間隔はハーフサイズでも、ミラーでステレオベースを稼いで、せっかくあいた中間で普通サイズの写真も撮れる、なかなか面白い構造のようです。
ステレオベースは55mmぐらい。
単三電池2本使用で、ストロボが光ってフィルムを自動で巻いてくれます、ストロボは必ず光る、と思ったら、LOREOのサイトに
http://www.loreo.com/pages/products/loreo_321_spec.html
Built in flash, automatic activating systemと書いてあるから、明るければ光らないのかな〜。基本光るけど、たまに光らないのは何故だろうと思ってた。電池の充電かな。

浜松町の東京ガスビルのモヤイ像 フィルムをスキャンした画像で、交差法で立体視できます。

暗い!暗いぞ。この時ストロボ光ってた気がするんだけどなあ。
フィルム感度はISO100です。

同じ位置からMONOモードで撮ってみました。ふむむ。


浜松町に細い低いガードがあったのでなんとなく撮ってみた。MONOモード。

「トイカメラ」っすねえ。
周辺光量低下が著しいので、MONOモードの方が面白いかも知れませんね。

写真を見ると、どれも思ったより暗いんですねえ。ストロボ光ってればいいかと思ってたけど、1m〜せいぜい2mぐらいまでがストロボ範囲らしい。ISO100だと。
でもISO100でこんなに暗かったら、400でもやっぱり暗いだろうなあ。

青和ばら公園にて。交差法

もう一枚。これくらいでやっとストロボが効果的に。交差法


西新井大師の酉の市。交差法


実家にて。いぬのジョンさん。交差法


そもそも、そんなに期待はしてないんだけど、やはり「ガラス越し」感がだいぶありますね。
24枚撮りフィルムで24テイク撮れるってのはいい事なんだけど。

レンズあるいはミラーの歪みぐあいチェックとして、アニメーションGIFにもしてみました。
まあこれくらいの歪みなら、想定内でしょうか。

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