2016年11月16日水曜日

ライブハウスでスローシャッター撮影時のフラッシュの強さ

以前の記述にあるように、(このブログ2016年6月8日6月18日)
nimslo 3Dカメラをバルブ露光させて、ストロボを1回だけ光らせる、そんなテクニックにあこがれてライブハウスでのミュージシャンの撮影を試行しているところですが、
露出の調整については、シャッター速度が 完全に手動な上に、フラッシュのタイミングを計るのが難しいのでシャッターを開き始めた時点ではどれくらいの露光時間になるのか予測できない、コントロール困難なので、「明るすぎる」「暗すぎる」という事を気にしてもしゃーないな、というフォトグラファーにあるまじき悟りに至ったのです。

そう至ったのは
ネガフィルムって、デジタル写真よりも補正幅が広いと言いますか、フィルムを現像して「ちょっと暗すぎるかな?」「ちょっと明るすぎるかな?」と思ってもスキャン時の補正と、その後のPCソフトでの補正で、わりと見られるようになるからで、ちょっとぐらい明るくてもいいだろう、暗くてもいいだろうと思えるようになったのです。
ちょっとぐらいです。ある程度を超えたら、こりゃどうにもならん!となります。

さてその、ネガフィルムのおかげをもって、あまり露光時間を気にしない(とは言え、1/1秒〜3/1秒ぐらいの幅で)ですむならば、気にするのはストロボの光の強さですね。

こちら、新宿レッドクロスでのJET THUNDERS



僕の評価では、人物の輪郭がはっきりしすぎていて、バルブ撮影の効果が低い。上の写真をもうちょっと炎っぽく見えるようにしたいなら、下の写真のボーカルの軌跡を見せたいなら、ストロボの光を弱くした方がよかったかも。ボーカルの向かって左はベース。うねうねしてるのはベース?おそらくストロボが光った瞬間にフレーム内にいなかったのではないかと。

ストロボの出力どれくらいが最適かって、フィルムカメラなので現像・スキャンしてみないとわからないんだけど、この時ストロボYN560Ⅲの出力は最強で1/1でした。

じゃあもっと弱く?
渋谷ギルティにてNumberClub
YN560Ⅲの出力は1/4
ストロボもっと強くてもいいな〜。表情をはっきり見せたいな〜。(バルブ撮影時にカメラをあえてゆらゆらさせるから、顔の部分に光源が重なってしまえばこうなるんだけど)
なんとなく感じてはいたけど、やっぱりギルティの方がレッドクロスよりも照明がずっと明るいんだよね。
出力1/2か1/1で良かったんじゃないか?難しいねえ。

メモ
ギルティではYN560Ⅲの出力1/2以上、ドラムを撮る時は1/1で。
(NDフィルターはフジの0.8を使用。ちなみにnimslo 3Dカメラはシャッター開放でf5.6です)
レッドクロスは1/4程度?しかしストロボ撮影はやめてくれと途中で言われたのだ!うひゃー!レッドクロスは初めて行ったんだけど、たぶんもうあんまり行かないと思う。

NumberClubこの日のベストテイク
ストロボの出力は同じだけど、上の写真よりもやや近くで撮ってるのと、おそらく露光時間もやや短いのではないかな。

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