視点数が多い方がレンチキュラーレンズによる縦線が気になりにくい、かも知れない。となると10視点ぐらいあってもいいよな〜、てことは60Lpiだと600Dpi以上の解像度でプリントしないとね。倍の1200Dpiぐらいあってもいいよな、オレのプリンターは…カタログ値で横方向4800Dpiだって、すげー!充分だ!と思ってそんなようなツイートをしたら、カタログ値はあてにならない、実際にはそんな高解像度ではない、という指摘を受けまして、そうなのかー!うーん、じゃあどれくらい細かくプリントできるんだ?
テストしてみよう。
僕のプリンターはキャノンのIP2600。買ってから10年ぐらい経ってるかな。おっと検索したらこのブログに記述ありました。2008年4月、11年前だ。
https://yhmv.blogspot.com/2008/04/pixus.html
さて、どうやって検証するか。
1ピクセルのラインを引いて、色違いのラインを隣に引いて、それがクリアな縞柄に見えればいいのだ。
こんなような画像をプリントします。太さ1ピクセルで、ファイルの設定1200Dpiにしてます。太さ2ピクセルのを同じファイルに描いて、それがクリアに見えれば600Dpiのプリントができる。太さ3ピクセルのラインも描いてそれがクリアに見えれば400Dpiのプリントが可能、という事ですよね…
クリアに見えればって、見えるのかよ、肉眼では難しいし顕微鏡持ってないし。
しかしオレにはSIGMA 50mmマクロレンズがあるのだ!
プリントした用紙はキャノンの写真用紙光沢(しかし買ってから3年ぐらい経ってる気がする。袋に入れたまま日陰で保管してました。冷暗所ではないなあ)。
1200Dpiの部分。
カメラはEOS70D。この画像↑は横600ピクセルですが、撮った画像の一部分、600ピクセル部分だけ切り抜いてます。
うーん、縞柄というよりセーターの編み目みたいですね。
600Dpi相当部分。
おー、縞柄にはなってますね。3色だか2色だかわかりませんなこりゃあ。
400Dpi相当部分。
3色かな、4色かな。
変な色の違いは撮影環境やレンズに起因するものだったり、PCでデジカメ画像を補正してるからでもあります。また、ブログにアップしてるのはJPEG画像なのでその点でも本来の写真とはわずかに違うはずです。
ここで注目すべきは色の境目がクリアに見えるかです。
全然クリアじゃないけど、400Dpiは実用の範囲内だろうし、600Dpiも設定したならそれなりの効果はありそうです。1200Dpiはうーん、どうなんでしょうかねえ。1200Dpiでレンチキュラー画像作っても、細かくしたなりの効果がそれほどない、という事でしょうか。
SIGMA 50mmマクロ。これだけど、なんで11万円?他のニコン用などは普通に2、3万円
だから、アマゾンではキャノン用の在庫がないのかな。
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