2026年11月5日木曜日

LomogpaphyのSprocketRocketを3台、切ってつないでステレオカメラ 記述2 - フィルム送りが面倒だぜ

 LomographyのSprobketRocketを3台繋げて、3眼ステレオカメラ化した記述1のつづきです。

SprocketRocketX3のフィルム送りはどのように成されるのか。人に説明したくなるくらい面倒なので説明してみよう。

普通の、1台のみのSprocketRocketでまず説明。

フィルムを入れた状態でフィルム送りツマミをくるくる回すと、小窓に白い丸がときおり現れるので、この白い丸が現れた時点でツマミを止めて、一枚撮影。またツマミを回して白い丸が出たら、そこでちょうど画像一枚ぶんのフィルムが送られた事になる。

そうやって、普通のSprocketRocketで普通に撮られたフィルムがこちら。

画像と画像の間が3mmほど空いています。ちゃんと白丸でフィルム送りを止めて撮っているつもりなのだけれど、間隔が均一にならないのはなぜだろう。平均すると3mmぐらいかな、と。

SprocketRocketをノコギリで切るにあたって(記述1にムービーあり)、このフィルム画像と同じように3mm間隔になるように切れれば、フィルム送りはおそらく面倒なことないのですが、実際には無理。そんな綺麗にギリギリを切る技術を持っていないのと、あまりぴったりギリギリに切るとカメラの重要な機構を壊してしまう心配があったので、やらなかった、できなかった。

そしてこのような、等間隔ですらないステレオカメラが出来上がりました。せめて等間隔にしたかったのだけれど、うまく切れなかった…

なのでステレオベースは80mm、82mmです。
12mmの方と同じように切りたかったけれど、切りすぎて10mmになってしまった。
正面から光が入ってこないようにスペーサーを入れてます。

さて、フィルム送りはどれだけくるくる回せばいいのか。白い丸3回、だけではないね、プラス少々。少々ってどれくらい?とりあえず、余裕をもってワンテイクの1/3にしてみた。12mmと10mmを足して22mm、だけれど通常SprocketRocketでのフィルム送りでも3mm加わるから、すき間ふたつ分で6mmマイナスして16mm。70mmの1/3は23mm。7mmの余裕がありますね。そんなに余裕でもない?
でもワンテイクの1/2にすると余裕すぎてフィルムもったいない。だから白い丸3回と1/3をフィルム送りにしてみよう。

1テイク目
白丸で撮影、ツマミをくるくる回して→白丸→白丸→白丸→1/3進める

2テイク目
1/3進んだところで撮影、くるくる回して→白丸→白丸→白丸→2/3進める

3テイク目
2/3進んだところで撮影、くるくる回して→白丸→白丸→白丸→白丸

4テイク目
白丸で撮影、くるくる回して…の繰り返し。

さて、1/3って、どれだけくるくるすればいいの?白丸から白丸へという通常のワンテイクのためにツマミを何回転させるかはフィルムの始めと終わりで違うのだ。

最初は芯棒にただ巻いているのだけれど、だんだんフィルムの厚みが重なるので、同じワンテイクでも最初はツマミ2回転ぐらいで、フィルムの終わり頃は1回転と1/3ぐらい、かな。
ここで言う1/3と、さっきから何度も書いてる1/3は違う基準についてなので、まぎらわしいからツマミを何回転させるかは時計のように1回転60分で表現します。実際に僕は撮影時に、頭の中でそのようにカウントしてるので。2回転なら120分。2回転と1/3なら120プラス40分。

把握しやすいように、ツマミに三角のシールを貼ってます。さすがにツマミの外に目盛りは書いてないけど、書いてもいいけど、これだけでもわりといける、そんなに正確じゃなくても、40分とか25分とか把握しやすくなる。回す方向は時計と逆だけど、その点は混乱しないですね。

ワンテイク撮ってツマミをくるくる回して、次のテイクの直前の白丸から白丸まで何分(何回転)回したか。90分だったらプラス1/3は30分、2/3プラスするのだったら60分。フィルムの終わり頃は白丸から白丸まで80分だからプラス1/3は約25分、少しぐらいの誤差はいいのだ。余裕あるはずだから。もっとも、フィルムの終わり頃は次のテイク撮れないのわかってるから気にしないけど。暗室でフィルム装填して5テイクがせいぜい。5テイク撮ったら適当にくるくるして、白丸が流れていくのを見て、ああ止まったな、3枚は無理だけど普通のステレオ写真のような2枚は撮れるから撮っておく?という感じ。

おそらく、プラス1/3ではなく1/4でもフィルム上で画像が重ならずに収まりそうな気がする。70mmの1/4は17.5mm。3連にするために増えた隙間が16 mmだから本当にギリ。いや無理?どうせ端の方はトリミングしてカットされるから、1mmぐらい重なったっていいんだよ。(そうなの?)
そして、スタート時にできるだけギリギリ感光してないところから撮れば。フィルム1本で6テイク撮れるのでなはいか、とか思う。

しかしそうなると、スタート時に白丸とは限らない。撮って最初の白丸が出るまでどれだけ回すのか、それが何分の1なのか次の白丸が出るまで分からない。2/4だったら「2/4→白丸→白丸→白丸→3/4」になるのだけれど、スタート地点がもっと中途半端だったら、けっこう悩むよ。白丸で始まる・白丸で終わるというテイクがないかもしれない。それを正確に回して間違えないように集中しなければならないし、ずっと不安な気がする。ライブハウスは薄暗いから白丸を見落としそうで更に不安。

白丸で始まるか、白丸で終わるテイクが気分的に楽なので、最初は白丸で始めたい。そうなると少しはフィルムを無駄にせざるを得ないから、まあやはりプラス1/3が妥当かな。

という訳で、ライブハウスの最前列でうつむいてカメラばっかり気にして、プラス1/3で余裕あるとは言え「これでいいの?オレ間違ってないよね?」と思いながら撮った画像を次回ご披露致します。

Lomography SprocketRocketの通販ページ
https://shop.lomography.com/jp/sprocket-rocket-35-mm-film-panoramic-camera
現在、黒モデルしか売ってないみたい。

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